JPS5847486Y2 - 情報入力用台帳 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種事務管理用計算機装置等に対して、効
果的に情報入力操作が行なわれるようにする情報入力用
台帳に関する。

例えば、事務用の計算機装置において、物品管理、人事
管理、各種伝票発行、帳票整理等を行なう場合、その入
力対象においてタイトル分けされた情報を入力する必要
がある。

例えば、請求書を発行しようとする場合には、その請求
先名、請求先名の住所、電話番号、請求光コード、その
他の請求光それぞれに対応した関連情報を入力する必要
のあるもので、従来にあっては例えばさん孔でその関連
情報を記録したエツジカード等が用いられる。

しかし、このようなカードを用いるものにあっては、比
較的大型化するカードファイル装置が必要であり、計算
機操作する場合にはそのカードファイルから特定のカー
ドを引き出し、読み取り装置に装填しなげればならず、
多くの手数と時間を必要とする。

この考案は上記のような欠点を改善し、効果的に請求光
関連情報等の限定情報を入力することができ、事務処理
能率を効果的に向上させることができるようにする情報
入力用台帳を提供しようとするものである。

以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。

第１図は台帳を構成する台紙１１を取り出して示したも
ので、この台紙１１の左側辺に沿って、縦方向に複数に
分割するようにしてタイトル欄１２が形成されろ。

そして、このタイトル欄１２のそれぞれ分割された欄に
それぞれ対応して、その右側に第２図に取り出して示す
ようなテープ添着部１３を構成し、このテープ添着部１
３にバーコード１４を描いたデータテープ１５を差し込
み装着するようにする。

この場合、テープ１５には例えばタイトル欄１２に取引
売名がある場合には、その取引先に対応する住所、電話
番号、取引先コード等の関連情報カバーコード１４で記
録されるもので、このバーコード１４は例えばペン型に
した光学的な検出器により読み取られるようにする。

また、人事用に用いる場合には、タイトル欄１２に氏名
を記入し、テープ１５には管理番号、住所、氏名、電話
、生年月日、入社年月日、配属部所、職階、実績、給与
等の管理データがバーコード１４で記録され、さらに商
品管理に使用する場合にはタイトル欄の商品名に対応し
て商品コード、商品名、売場コード、定価、原価等がバ
ーコード１４で記録されるものである。

台紙１１のテープ添着部１３はポリエチレン等の透明体
でなる袋状体で構成するもので、その開口部からテープ
１５を挿入する。

そして、このようにバーコードを有するテープ１５を装
着した台紙１１は、第３図に示すように台帳１８状とす
るもので、その各タイトル欄１２に対応してバーコード
１４部を例えばペン型の光学的検出器１９で走査するよ
うにする。

そして、この検出器１９からの検出信号は光学的検出装
置２０で読み出し、適宜バッファレジスタ２１に記憶さ
せ、記憶装置２２、印字装置２３等を備えた電子式計算
機装置の制御部２４に結合し、キー人力部２５からの指
令、あるいは入力情報に対応して情報処理するものであ
る。

すなわち、上記のような台帳を用いれば、エツジカード
等を機械に装填することな（、簡単な検出器の操作で特
定される情報の入力操作が行なえるもので、各種事務管
理、商品管理、請求業務等を非常に簡略化して行なえる
。

そして、その台帳に記録される内容も種々組み合せ、例
えば取引先情報、商品情報等を組み合せ用いれば、計算
機操作をさらに簡易化でき、タッグカード等の併用も非
常に効果的に実行し得、キー人力は数量のみとすること
も充分可能となる。

尚、実施例ではテープに対してバーコードのみを描くよ
うにして示したが、テープをタイトル欄まで延ばし、テ
ープの余白を用いて取引売名、商品名等のタイトルを描
くようにしてもよいもので、このようにすればテープ交
換のみにより台帳整理が非常に簡易化されるものである
。

以上のようにこの考案によれば、台帳として使用し得る
ように薄型軽量の状態でありながら、例えば取引先情報
を光学的ディジタルデータとして読み取り可能な状態で
構成し得ろものであり、さらにこの台帳上の情報は適宜
交換、訂正等が容易とされるものである。

したがって、この台帳は、事務処理用計算機装置を非常
に簡単に且つ高能率で使用し得るようになるもので、事
務処理能率の向上に非常に大きな効果を発揮するもので
ある。

以上、この考案は上述記載の事項に限らず、その要旨を
逸脱しないで種々の応用が可能であることは勿論である
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例に係る台帳の台紙を取り出
して示す正面図、第２図上記台帳におけるテープ添着部
の構成を説明する図、第３図は上記台帳の使用状態を説
明する構成図である。 １１・・・・・・台帳、１２・・・・・・タイトル欄、
１３・・・・・・テープ添着部、１４・・・・・・バー
コード、１５・・・・・・テープ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 台紙の面の一側方向を、辺に沿って複数に分割して複数
   のタイトル欄を形成すると共に、その各タイトル欄それ
   ぞれに対応して透明体でなる少なくとも一側を開口した
   袋状体によるテープ添着部を形成し、このテープ添着部
   には、それぞれタイトルに対応する関連情報をバーコー
   ドで記録した記録テープを上記開口部から挿入設定し得
   るようにした情報入力操作帳。