JPS584747Y2 - 鉄道車両用台車の清掃装置 - Google Patents

鉄道車両用台車の清掃装置

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JPS584747Y2
JPS584747Y2 JP12594778U JP12594778U JPS584747Y2 JP S584747 Y2 JPS584747 Y2 JP S584747Y2 JP 12594778 U JP12594778 U JP 12594778U JP 12594778 U JP12594778 U JP 12594778U JP S584747 Y2 JPS584747 Y2 JP S584747Y2
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air
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JP12594778U
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赤崎建一
東中信正
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日本国有鉄道
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉄道車両用台車(以下、単に鉄道台車とい
う。
)の清掃装置に関する。一般に、鉄道台車は第1図に示
す如く、車輛本体1下面の前・後部分に、前後一対の車
輪2,3の車軸2a 、3aを連結フレーム4で軸承し
て成る鉄道台車5を着脱可能に取付けて構成、してあり
、これの検修作業は、車輛本体1から鉄道台車5を取外
し、解体して行なうが、検修すべき鉄道台車5には、塵
芥、油層、汚物等が多量に付着しているため、解体前に
これらを除去清掃する必要がある。
これまでの清掃方法は、手作業で噴射ノズルからの空気
を鉄道台車の汚れ箇所に吹き付け、塵埃等を除去してい
るが、飛散した粉塵と噴射空気の騒音とで著しく作業環
境を阻害している。
會た、ある程度自動化して、所定位置に設置した空気噴
射ノズルを遠隔操作で前後左右に首振ジさせる方法も試
みられたが、複雑に入り組んだ鉄道台車では多くの死角
が生じて十分な清掃が行えず、結局は作業員の手作業に
頼らざるを得ない実状でちった。
この考案は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、基
本的には、一対のレール上に鉄道台車を誘導し、ストン
・ζ−機構により清掃位置に正確に定位させる一方、鉄
道台車の全長にほぼ等しい長さの範囲にわたって適当な
間隔で、鉄道台車の下面および側面に向いた空気噴射ノ
ズルが、鉄道台車の下面釦よび両側面に至近距離でなら
うようにした昇降式下面・両側面清掃機構と、鉄道台車
の高さおよび全長にほぼ等イ、・長さの範囲にわたって
適当な間隔で、鉄道台車の前面または後面および上面に
向いた空気噴射ノズルが、鉄道台車の前後面釦よび上面
に至近距離でならうようにした横行式上面・前後面清掃
機構とを設け、各清掃機構の空気噴射ノズルが鉄道台車
に接近し、かつ広範囲にあらゆる方向から噴射空気を吹
き付けることにより、死角をなくして清掃の完全化ケ期
すると共に、完全自動清掃化を図った鉄道台車の清掃装
置を新規に提供するものである。
以下、この考案の一実施例を添付図面に従って詳細に説
明する。
昔ず、第2図によって装置全体の概略構成を説明すると
、鉄道台車5が走行可能な一対の誘導レール6.6を敷
設した清掃位置に、誘導レール6゜6間の前・後方で、
鉄道台車50車軸2a、3a部分を当てて、鉄道台車5
を清掃位置に定位させるストッパー機構Aと、誘導レー
ル6.6の両側方で、上下方向に昇降可能に支持された
側板部材T、7と下板部材8,8とに、鉄道台車5の全
長りにほぼ等しい長さの範囲にわたって適当な間隔で、
鉄道台車5の下面釦よび側面に向いた空気噴射ノズル9
.・・・、9を夫々設け、上昇動作時、各噴射ノズル9
.・・・、9が鉄道台車5の下面釦よび両側面に至近距
離でならうようにした昇降式下面・両側面清掃機構Bと
、誘導レール6.6の前・後方で、台車幅W方向に横行
可能に支持されたアーム部材10 、10.に、鉄道台
車5の高さHおよび全長りにほぼ等しい長さの範囲にわ
たって適当な間隔で、鉄道台車の前面筐たは後面および
上面に向いた空気噴射ノズル9.・・・、9を夫々設け
、横行動作時、各噴射ノズル9.・・・、9が鉄道台車
50前後面および上面に至近距離でならうようにした横
行式上面・前後面清掃機構Cとを備えて戊っている。
第3図、第4固転よび第5図に示すように、床面11に
上面が揃うように敷設した上記誘導レール6.6の下方
周囲3、比較的大きな正方形状に浅く、堀り込んだ段落
部1.2を設けて清掃位置を画成する。
上記段落部12内における誘導レール6゜6ば、段落部
12内に、設置した台車走行方向の受は台13,13で
下方から受は支えている。
上記ストッパー機構Aは、誘導ビール6.6間の前・後
部において、固定軸受14.・・・、14により台車走
行方向に揺動可能に支持された逆り字形のストッパ一部
材15.15を有し、該ストッパ一部材15,15を段
落部12内に設置した夫夫のエアシリンダ16.16に
連結して、該エアシリンダ16.16の作動によりスト
ッパ一部材15.15を、誘導←−ル6,6と単行に倒
れて鉄道台車50走行4阻出しない退避位置と、図示の
如く、誘導レール6.9に対して直角に立上り、鉄道台
車5の車軸2.a、3a部分を台車走行方向の両側から
夫々当て正6めて、鉄道台車5を清掃位置に正確に定位
される伴出位置とに動作する。
一方、上記空気噴射ノズル9ば、第6図および第7図に
示すように、ギヤヘッド付電動モータ20と、圧縮空気
供給源(図示せず)に連通ずる空気供給管21を介して
供給された圧縮空気を、気密的に回転可能な空気吐出管
22から吐出するロータリジヨイント23とを、支持プ
レート24に夫々固定し、電動モータ20の出力軸20
aと空気吐出管22とをギヤケース25内で夫々の歯車
26a、26bにより連結して、電動モータ20によっ
てロータリジヨイント23の空気吐出管22を一定スピ
ードで回転させるようにする。
上記ロータリジヨイント23の空気吐出管22には、大
略り字形の旋回ノズル2Tを着脱可能に固定し、該空気
吐出管220回転により旋回ノズル27を所定の半径で
旋回運動させて、噴射空気を、噴射力を弱めることなく
広範囲にわたって吹き付けるようにする。
また、第8図および第9図に示、すように、上記ロータ
リジヨイント23の空気吐出管22に、旋回ノズル27
に代えて、ゴム曽等の町撓性管でなる回転ノズル28を
着脱可能に固定して、先端部を・被清掃体29に接触さ
せるようにし、空気吐出管22の回転により回転ノズル
28を回転運動させると、該回転ノズル28は被清掃体
29に接触しながら噴射空気を吹き付け、かつ、回転力
により図中二点鎖線で示す如く、先端部があらゆる向き
に撓わんで、複雑に入り組んだ汚れ箇所にも死角を生ず
ることなく、噴射空気を゛吹き付けるようになる。
再び第3図、第4図訃よび第5図にもどって、上記昇降
式下面・両側面清掃機構Bは、誘導レール6.6の両側
部において、鉄道台車5の全長りにほぼ等しい長さの側
板部材Tと下板部材8とをL字形に一体化した昇降部材
35を、夫々の下板部材8,8どうしが内向きに対向す
るように夫々配置する。
′該昇降式下面・両側面清掃機構B
ば、第10図、第11回転よび第12図に詳細に示すよ
うに、上記段落部12内の台車走行方向の前・後部分に
設置した直立型エアシリンダ36.36を、下板部材8
0台形状立上り部8a、8b′内でヒンジ金具37.3
7に連結して、該エアシリンダ36゜36の作動により
昇降部材35を上下方向に昇降させるようにする一方、
下板部材8の下面に設けた嵌合レール38.38と、段
落部12に設けた嵌合レール39,39とに、中間部を
支ピン40つ枢着した長寸のクロスパー41,41の先
端部に取付けた転動輪42.・・・、42を夫々嵌合さ
せて、クロスパー41.41のX字形揺動作用により、
上記昇降部材35が平行に昇降動作するのを保証してい
る。
上記下板部材8上面の上面誘導レール6.6側の長子辺
縁部には、下部側をヒンジ金具43.・・・。
43により台車走行方向に揺動自在に支持し、鉄道台車
5の下面に向いた上記空気噴射ノズル9゜・・・、9を
、下板部材8の全長にわたって所定の間隔で多数台設置
する一方、これらの空気噴射ノズル9.二・・、9をリ
ンクレバー44.・・・、44で一連に連結し、下板部
材8上に設置して中間のリンクレバー44に連結したエ
アシリンダ45の作動により、各空気噴射ノズル9.・
・・、9を台車走行方向にいっせいに揺動(首振り)さ
せるようにする。
この空気噴射ノズル9.)・・、9には、上記した旋回
ノズル27を取付ける゛のが好1しく、この場合には、
旋回ノズル21.の旋回運動と、リックレバー44によ
る揺動運動とによって、鉄道台車5の下図全長に向けて
噴射空気を広範囲にわたって吹き付けることができるよ
うになる。
上記側板部材Tの前面上側の長子辺縁部には、台車全長
の前・後部分に・分割して、夫々台車走行方向の一対の
チェーングロケット46.46によりエンドレスチェー
ン4Tを張設すると共に、該エンドレスチェーン47の
上面の中間部と一端部および下面側の中間部と他端部に
、ブラケット48(第8図参照)を介して、鉄道台車5
の側面に向いた上記空気噴射ノズル9.・・・、9を取
付け、側板部材1上に設置し、エンドレスチェーン41
に連結したエアシリンダ49の作動により各空気噴射ノ
ズル9.・・・、9を台車走行方向に往復移動させるよ
うにする。
この空気噴射ノズル9.・・・、9には、上記した旋回
ノズル27を取付けるのが好ましく、この場合には、旋
回ノズル27の旋回運動と、エンドレスチェーン47に
よる往復運動とによって、鉄道台車5の側面全長に向け
て噴射空気を広範囲にわたって吹き付けることができる
ようになる。
上記昇降部材35,35ば、夫々のエアシリンダ36,
36とクロスパー41.41とにより、鉄道台車5の移
動時には、下面部材8の空気噴射ノズル9.・・・、9
が鉄道台車5に接触しないように下降制御されると共に
、鉄道台車5がストッパー機構Aで清掃位置に定位され
ている時には、下面部材8の空気噴射ノズル9.・・・
、9が鉄道台車5の下面に至近距離でならうように上昇
制御される。
なか、側板部材Tの空気噴射ノズル9.・・・。9ば、
常に一定の間隔を隔てて鉄道台車5の側面にならうよう
になっている。
再び第3図、第4図および第5図にもどって、上記横行
式上面・前後面清掃機構Cば、誘導レール6.6の前・
後部において、鉄道台車5の高さHおよび全長りのほぼ
半分の長さのアーム部材10.10を、夫々の先端部ど
うしが相互に対向するように、台車幅方向に横行可能に
支持した横行フレーム50,50を夫々配置する。
該横行式上面・前後面清掃機構Cの横行フレーム50は
、第15図、第16図および第17図に詳細に示すよう
に、誘導レール6.6の両側部の段落部12内に、台車
走行方向に一定の間隔で平行な一対の垂直支柱51.5
1を夫々設置し、夫夫の垂直支柱51.51の上端な横
梁52で連結すると共に、夫々の側の垂直支柱51,5
1の上端間を、誘導レール6.6の上方を直角に横切る
縦梁53,53で連結して、誘導レール6.6をlたぐ
ように、大略門型に構築する。
該横行フレーム50の一対の垂直支柱51゜51間には
、垂直支柱51,51の内面を転動する転動輪54.・
・・、54をブラケット55.・・・。
55を介して支持した昇降台56を配置し、夫々の側の
垂直支柱51,51間の昇降台5B、56を、上記縦梁
53,53と平行な一対のレールシャツ)57,57で
連結すると共に、該昇降台56.56を、一対の垂直支
柱51.51間で側出°部材58.58により固定した
エアシリンダ59.59に連結し、該エアシリンダ59
,59の作動により、昇降台56.56、レールシャフ
ト5γ、57が、転動輪54.・・・、54で案内され
ながら昇降できるようになっている。
上記アーム部材1・0は、第13回転よび第14図に詳
細に示すように、鉄道台車5の全長りのほぼ半分の長さ
の水平アーム部65と、鉄道台車5の高さHにほぼ等し
い高さの垂直アーム部66とを有する比較的偏平な逆り
字形を呈し、水平アーム部65の上面には、上記一対の
レールシャフト57.57を上下から挾持して、アーム
部材10を台車幅方向に平行に横行させるための鼓型転
動輪67、・・・、6γをブラケット68,68を介し
て取付ける一方、第17図および第18図に示すように
、上記昇降台56,56の一方に設置した電動モータ6
9のチェーンスプロケットTOと、他方に設置したチェ
ーンスプロケット71に張設したエンドレスチェーン7
2を、上記水平アーム部65の上面に取付けた金具73
に連結して、電動モータ69の駆動によυ、エンドレス
チェーン72を介してアーム部材10を横行させるよう
にしている。
第13図ネ・よび第14図にもどって、上記アーム部材
10の一側面には、アーム部材10の外周縁に沿って、
各角部に設けたチェーンスプロケツ)75 、・・・、
75にエンドレスチェーン76を張設すると共に、該エ
ンドレスチェーンT6の下面側に上記水平アーム部65
および垂直アーム部66に対し、ブラケット48(第8
図参照)を介して、鉄道台車5の上面および前・後面に
向いた適当数の上記空気噴射ノズル9.・・・、9を取
付け、エンドレスチェーン76に連結し、アーム部材1
0上に設置したエアシリンダ7Tの作動により、各空気
噴射ノズル9.・・・、9を、湾曲ガイドレールT8で
案内しながら台車走行方向訃よび高さ方向に連続的に往
復移動させるようにする。
なお、アーム部材10の他側面の垂直アーム部66には
、固定式の空気噴射ノズル9′を設置している。
この空気噴射ノズA/′9.・・・、9には、上記した
旋回ノズル21−よび回転ノズル28を、鉄道台車5の
外形状に応じて適宜選択使用すればよく、この場合には
、旋回ノズル2Tの旋回運動、回転ノズル28の接触、
撓み運動と、エンドレスチェーンT6による往復運動、
並びにアーム部材10゜100横行運動とによって、鉄
道台車5の上面および前・後面に向けて噴射空気を広範
囲にわたって、かつ至近距離から吹き付けることができ
るようになる。
二、、上記アーム部材10.10は、夫々の電
動モータ69とエンドレスチェーン72とにより、鉄道
台車5の移動時に、ば、鉄道台車5に接触しないように
、誘導レール6.6の一方側の退避位置に停止されると
共に、鉄道台車5がストッパー機構Aで清掃位置に定位
されている時には、各空気噴射ノズル9.・・・、9が
鉄道台車5の上面訃よび前・後面に至近距離でならうよ
うに横行制御される。
なお、上記昇降台56,56の昇降は、鉄道台車5の種
類によって高さHが異なる場合にアーム部材10,10
0高さを調節するときに使用するもので、常時は一定位
置にロックしておけばよい。
第1図、第2図および第3図において、上記ストッパー
機構Aのストッパ一部材15に、鉄道台車5の下面に向
いた空気噴射ノズル9.・・・、9を設けると、鉄道台
車5の前・後部の下面の清掃が完全に行え、また、図示
しないが、一対の誘導レフ用6,6間の下方にも、鉄道
台車5の下面に向いた空気噴射ノズル9.・・・、9を
設けると、鉄道台車5の真下面の清掃が完全に行える。
さらに、上記床面11上に、上記段落部12を取り囲ん
で密閉する清掃室80を形威し、該清掃室80の天井に
設けたダクト81を集塵装置(図示せず)に連通ずると
、吹き飛ばされた粉塵が周囲に飛散することなく回収さ
れるようになり、また噴射空気による騒音も減少される
から、作業環境が良好となる。
さらにまた、ストッパー機構Aによって清掃位置に定位
された鉄道台車5を、清掃終了後、清掃位置から清掃室
80外に移動させるために、鉄道台車5の一部に係当可
能なけり出しレバー83を有するエアシリンダ84を設
け、・該エアシリンダ84の作動により鉄道台車5を清
掃室80の外部にけり出すようにする。
なお、第5図に釦いて、段落部12内の適当な箇所に、
手吹き用空気噴射ノズル84と床面洗浄ノズル85とを
設けると便利である。
上記のように構成した鉄道台車の清掃装置の作用をつぎ
に説明する。
ストッパー機構Aのストッパ一部材10を退避位置に則
し、下面・両側面清掃機構Bの昇降部材35を下降位置
に降下させ、上面・前後面清掃機構Cのアーム部材10
を誘導レール6.6の一方側の退避位置に停止させた状
態セ、第5図において左方向から清掃すべき鉄道台車5
を誘導レール6.6上を走行させて、開閉扉を有する入
口86から清掃室80内に誘導する。
清掃室80内のほぼ中央1で鉄道台車5が誘導走行され
ると、ストッパー機構Aのエアシリンダ16.16を作
動させてストッパ一部材15゜15を停止位置に揺動さ
せ、鉄道台車50車軸2a、3a部分を両側から当てた
めて鉄道台車5を清掃位置に正確に定位させる。
ストッパ一部材15.15に設けた空気噴射ノズル9.
・・・、9ば、鉄道台車5の前・後部の下面に向いて至
近距離でならうようになる。
つぎに、下面・両側面清掃機構Bのエアシリンダ36.
・・・、36を作動させて昇降部材35゜35を上昇位
置に上昇させると、下板部材8,8の空気噴射ノズル9
.・・・、9が鉄道台車5の下面に向いて至近距離でな
らうと共に、側板部材T。
γの空気噴射ノズル9.・・・、9が鉄道台車50両側
面に向いて至近距離でならうようになる。
さらに、上面・前後面清掃機構Cの電動モータ69を正
逆駆動させてアーム部材10.10を往復横行させると
、空気噴射ノズル9.・・・、9が鉄道台車5の上面お
よび前後面に向いて至近距離でならい、回転ノズル28
が上面および前後面に接触するようになる。
酊して、各空気噴射ノズル9.・・・、9に圧縮空気を
供給すると同時に電動モータ20を駆動すると、旋回ノ
ズル27は旋回運動して鉄道台車5の各面に向けて噴射
空気を広範囲にわたって吹き付けると共に、回転ノズル
28は接触・撓み運動しながら各面の部分に向けて噴射
空気を吹き付けるようになる。
ストッパ一部材15,150空気噴射ノズル9゜・・・
、9は、旋回ノズル27の旋回運動により鉄道台車5の
前・後部の下面に噴射空気を吹き付け、こびりついた塵
埃等を吹き飛ばし、昇降部材35゜35の下板部材8,
8の空気噴射ノズル9.・・・。
9は、エアシリンダ4・5,45とリンクレバー44、
・・・、44とで台車走行方向に揺動(首振り)しなが
ら、旋回ノズル270回転運動により鉄道台車5の下面
全長にわたって噴射空気を吹き付け、こびりついた塵埃
等を吹き飛ばすと共に、昇降部材35,35の側板部材
7.7の空気噴射ノズル9、・・・、9は、エアシリン
ダ49,49とエンドレスチェーン47.・47とで台
車走行方向に往復移動しながら、回転ノズル28の旋回
運動により鉄道台車50両側面の全長にわたって噴射空
気を吹き付け、こびりついた塵埃等を吹き飛ばすように
なる。
一方、アーム部材10,10の空気噴射ノズル9、・・
・、9は、エアシリンダ77.77と二ン・ドレスチェ
ーン76.76とで台車走行方向および高さ方向に往復
移動しながら、かつ、電動モータ69とエンドレスチェ
ーン72とによって往復横行され、旋回ノズル27の旋
回運動により鉄道台車5の上面および前後面の全幅にわ
たって噴射空気を吹き付け、こびりついた塵埃等を吹き
飛ばすと共に、回転ノズル28の接触・撓み運動により
、複雑に入シ゛組んだ箇所にも死角を生ずることなく至
近距離から噴射空気を吹き付け、こびりついた塵埃等を
吹き飛ばすようになる。
かくして、清掃位置に定位した鉄道台車5は、上・下面
、両側面および前・後面に、六方から、かつ至近距離か
ら噴射空気を吹き付けられて、台車全体が自動的に、か
つ短時間で完全に清掃されることになる。
各空気噴射ノズル9.・・・、9によって吹き飛ばされ
た粉塵は、清掃室80内において、ダクト81を介して
外部の集塵装置に吸引回収され、清掃室80内、および
清掃室8.0の外部は常に衛生的に維持されると共に、
各噴射ノズル9.・・・、9から発生する騒音は、清掃
室80内で遮蔽され、清掃室80の外部に漏れることが
なくなり、作業環境が良好となる。
鉄道台車5の清掃終了後、再びストッパー機構Aのスト
ッパ一部材10を退避位置に則し、下面・両側面清掃機
構Bの昇降部材35を下降位置に降下させると共、に、
上面・前後面清掃機構Cのアーム部材10を誘導レール
6.6の一方側の退避位置に停止させた状態で、エアシ
リンダ84を作動させてけり出しレバー83により第5
図において右方向へ清掃済の鉄道台車5をけり出し、誘
導レール6.6を走行させて開閉扉を有する出口81か
ら清掃室80外に誘導して、清掃作業が完了する。
上記実施例では、空気噴射ノズル9.・・・、9から圧
縮空気のみを噴射するようにしたが、場合によっては、
噴射空気とともに、木材チップやくるみチップ等を投射
して、清掃効果を上げるようにもできる。
この場合には、段落部12内に木材チップ等の回収ホッ
パや、これら木材チップ等の循環供給装置等を別途設け
るようにする。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、清掃す
べき鉄道台車を、ストッパー機構により清掃位置に正確
に定位させた後、昇降式下面・両側面清掃機構の多数の
空気噴射ノズルが、鉄道台車の下面および両側面になら
うようにして、至近距離から、かつ広範囲にわたって噴
射空気を吹き付け、下面および両側面の塵埃等を吹き飛
ばすと共に、横行式上面、前後面清掃機構の多数の空気
噴射ノズルが、鉄道台車の上面および前後面にならうよ
うにして、至近距離から、かつ広範囲にわたって噴射空
気を吹き付け、上面釦よび前後面の塵埃等を吹き飛ばす
ようにした清掃装置である。
従って、この考案によれば、鉄道台車は、上・下面、両
側面および前後面に、六方から、かつ至近距離から噴射
空気が吹き付けられ、台車全体を自動的に、かつ短時間
で完全に清掃することができるようになる。
また、上記空気噴射ノズルを旋回ノズルにすると、旋回
運動により噴射力を弱めることなく広範囲にわたって噴
射空気を吹き付けることができ、上記空気噴射ノズルを
可撓性回転ノズルにすると、接触・撓み運動により死角
を生ずることなくあらゆる方向から噴射空気を吹き付け
ることができるようになる。
さらに、各機構の空気噴射ノズルを、エアシリンダに連
通ずるエンドレスチェーンで往復移動させ、あるいはエ
アシリンダに連動するリンクレバーで往復揺動させると
、数少ない空気噴射ノズルで各面を効率よく清掃するこ
とができる。
さらにlた、昇降式下面・両側面清掃機構の側板部材の
空気噴射ノズルを台車全長の前・後部に分割して配置し
、あるいは、横行式上面・前後筒清掃機構のアーム部材
を、鉄道台車の全長のほぼ半分の長さで相互に独立して
設け、空気噴射ノズルを夫々のアーム部材に分割して配
置すれば、とくに汚れが激しい箇所に対応する空気噴射
ノズルのみで繰返して清掃することができ、清掃効率が
向上する。
また、ストッパー機構、下面・両側面清掃機構釦よび上
面・前後面清掃機構を、集塵装置に連通ずる密閉清掃室
内に配置すれば、各空気噴射ノズルで吹き飛ばされた粉
塵は、清掃室内において集塵装置に吸引回収することが
でき、さらに空気噴射ノズルから発生する騒音は清掃室
内で遮蔽されるから、夫々外部に漏れることがなく、作
業環境を良好に維持できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は鉄道台車の側面図、第2図はこの考案に係る清
掃装置の基本構成を示す斜視図、第3図は、清掃装置の
側面図、第4図は清掃装置の正面図、第5図は清掃装置
の平面図、第6図は旋回ノズルを取付けた空気噴射ノズ
ルの側面図、第7図は第6図の正面図、第8図は可撓性
回転ノズルを取付けた空気噴射ノズルの側面断面図、第
9図は第8図の正面図、第10図は昇降式下面・両側面
清掃機構の平面図、第11図は第10図の正面図、第1
2図は第10図の側面図、第13図はアーム部材の正面
図、第14図は第13図の側面図、第15図は横行式上
面・前後面清掃機構の正面図、第16図は第15図の側
面図、第17図は第15図の平面図、第18図は横行用
電動モータの要部側面図である。 A・・・ストッパー機構、B・・・昇降式下面・両側面
清掃機構、C・・・横行式上面・前後面清掃機構、2a
、3a・・・車軸、5・・・鉄道台車、6・・・誘導レ
ール、7・・嘴板部材、8・・・下板部材、9・・・空
気噴射ノズル、10・・・アーム部材、15・・・スト
ッパ一部材、16.36.45.49,77.83・・
・エアシリンダ、20,69・・・電動モータ、23・
・・ロータリジヨイント、2γ・・・旋回ノズル、28
・・・回転ノズル、35・・・昇降部材、41・・・り
Uスパー、44・・・リンクレバー、47.T6・・・
エンドレスチェーン、50・・−横行7V−ム 56・
・・昇降台、57・・・レールシャフト、80・・・清
掃室。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)鉄道車両用台車が走行可能な一対の誘導レールを
    敷設した清掃位置に、 上記誘導レール間の前・後方式上記鉄道台車の車軸部分
    を当てて、該鉄道台車を清掃位置に定位させるストッパ
    ー機構と、 上記誘導レールの両側方や、上下方向に昇降1\ 可能に支持された側板部材左下板部材とに、鉄道台車の
    全長にほぼ等しい長さめ範囲にわたりて適当な間隔で、
    鉄道台車の下館および側面に向いた空気噴射ノズルを夫
    々設け、上昇動作時、各噴射ノズルが鉄道台車の下面お
    よび両側面に至近距離でならうよつ*シt4昇降式下面
    ・両側面清掃機構と、 上記誘導レールの前・後男モ、台車幅方向に横行可能に
    支持されたアーム甲材に、鉄道台車わ高さ釦よび全長に
    ほぼ等しt\長さの範囲にわたって適当な間隔で、鉄道
    台車の前面または後面釦よび上面に向いた空気噴射ノズ
    ルを夫々設け、癲行動作時、各噴射ノ妾ルが鉄蓬台車の
    前□□□ 後面□よび上面に至近距離上すらうようにした横行式上
    面・前後面清掃機構とを備えた”ことを特徴とする鉄道
    車両用台車の清掃装置。
  2. (2)上記空気噴射ノズルが、電動モータに連動する旋
    回ノズル、または電動モータに連動する可撓性回転ノズ
    ルで成ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    瑣記載の鉄道車両用台車の清掃装置。
  3. (3)上記昇降式下面・両側面清掃機構の側面部材に設
    けた空気噴射ノズルが、エアシリンダに連動するエンド
    レスチェーンで支持され、台車走行方向に往復移動する
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載の鉄道車両用台車の清掃装置。
  4. (4)上記空気噴射ノズル、エアシリンダおよびエンド
    レスチェーンのユニットを、台車全長の前・後部分に分
    割して配置したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第3項記載の鉄道車両用台車の清掃装置。
  5. (5) 上記昇降式下面、両側面清掃機構の下面部材
    に設けた空気噴射ノズルが、エアシリンダに連動するリ
    ンクレバーで支持され、台車走行方向に往復揺動される
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項艷載め
    鉄道車両用台車の清掃装置。
  6. (6)上記横行式上面、前後面清掃機構のアーム部材に
    設けた空気噴射ノズルが、エアシリンダに連動するエン
    ドレスチェーンで支持され、台車走行方向に往復寝動す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項また
    は第5項記載の鉄道車両用台車の清掃装置。
  7. (7)上記前・後のアーム部材を、鉄道台車の全長のほ
    ぼ半分の長さで相転に独立して設け、空気噴射ノズル、
    エアシリ゛〉ダおよ6エンドレスチエーンのユニットを
    、夫々のアーム部材に分割して配置したごとを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第6項記載の鉄道車両用台車
    の清掃装置。
  8. (8)上記ストッパー機構が、台車走行方向に揺動可能
    に支持されたストッパ一部材を有し、該ストッパ一部材
    が、エアシリンダに連動して揺動されることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の鉄道車両用台車
    の清掃装置。
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