JPS5847309B2 - ロボツト等の自動追従制御方式 - Google Patents

ロボツト等の自動追従制御方式

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JPS5847309B2
JPS5847309B2 JP53110686A JP11068678A JPS5847309B2 JP S5847309 B2 JPS5847309 B2 JP S5847309B2 JP 53110686 A JP53110686 A JP 53110686A JP 11068678 A JP11068678 A JP 11068678A JP S5847309 B2 JPS5847309 B2 JP S5847309B2
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JP
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control device
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actuating
drive
gravity
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JP53110686A
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謙郎 元田
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Motoda Electronics Co Ltd
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Motoda Electronics Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水平位置合わせ機構を備えて自動化した装置
であるロボット等において、その作動部の水平移動を水
平位置制御装置の作動に自動追従させるようにしたロボ
ット等の自動追従制御方式近年、所定位置に荷を正確に
搬送し荷搬送の自動化を図るため、また種々の自動加工
作業をするために、ロボットやジブクレーン等に対し水
平位置制御装置を対応させて設け、水平移動における位
置合わせを分離制御する方式が提案されている。
この分離制御方式は、ロボット等には荷重吊り上げのた
めの重力を分担させて上下位置の制御をなさしめると共
に、位置制御装置にはロボット等の作動先端部の水平移
動を制御させて該先端部の水平位置合わせを行うように
して戒り、そのためロボット等の作動先端部は、位置制
御装置の水平移動に追従して水平作動することが必要と
なっている。
この追従方式としては、重力制御装置の作動部を位置制
御装置の駆動体が連係具を介し下方から水平牽引して水
平移動なさしめるようにした、移動動力を直接伝達する
直接制御方式が考えられる。
ところが、重力制御装置の作動部には、自重及び吊下す
る荷重による慣性、摺動部等の摩擦、及び作動部自体を
一方に移動させようとする諸々の外力が生じている。
そのため、上記作動部を水平移動させるには大きなエネ
ルギを必要とし、これを所定の間隔を隔てた位置制御装
置において移動動力を直接伝達して水平移動させると、
大エネルギに対応する慣性によって位置制御装置自体が
大きな反動を受け、本来の正確な水平位置合わせを行う
機能が損なわれてしまい、かつ応答性の良い位置制御を
期待することが困難となる。
また、更に連係具を介して水平牽引することは、作動部
自体(こ存する摩擦によって連係具の腕長さに比例した
回転モーメントを生じて大きなエネルギ損失をもたらす
ことにもなる。
そこで本発明は、位置制御装置の駆動体とこの水平移動
に追従すべき重力制御装置との間で、移動動力を直接伝
達する直接制御方式が、上記したような慣性による正確
な位置合わせの毀損と位置制御の応答性の不良、及び摩
擦によるエネルギ損失等をもたらす欠点があることに鑑
み、重力制御装置の作動部には自刃による水平移動を可
能にしておいて、該作動部と位置制御装置の駆動体との
間では、水平移動のための移動信号のみを伝達する、制
御系を異にする間接、駆動制御方式とすることによって
、上記欠点を生じることなく円滑な自動水平追従をなし
うるようにしたロボット等の自動追従制御方式を提案す
るものである。
上記目的を達成するため本発明は、任意の作動部を有す
る重力制御装置にこの作動部に連係する駆動体を備えた
位置制御装置を対応させて設けて威り、上記駆動体の水
平移動によって生じる上記作動部間との位置偏差を移動
指令信号として検出し、この信号fこ基づき重力制御装
置の水平駆動部を駆動制御して作動部を水平移動せしめ
ることにより、上記駆動体の水平移動に対し作動部が同
方向に自動追従するようにしたロボット等の自動追従制
御方式を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
第1A図乃至第1C図は、本発明方式を用いた自動化装
置の概略図を示す。
同図において、重力制御装置10に水平方向の位置制御
装置20を対応させて設けて自動化装置を構成するよう
にしである。
上記重力制御装置10は、荷を所定位置に搬送したり、
任意の加工具を支持操作するジブクレーンやロボット等
から構成される。
また重力制御装置10の作動部13と位置制御装置20
の駆動体22とは、所定の連係具14を介して連係され
ている。
上記構成を採ることによって、重力制御装置10には荷
重吊り上げのための重力荷重を分担させて上下方向位置
の制御をなさしめると共に、位置制御装置20には重力
制御装置10の作動部13の水平移動を制御させて作動
部13に吊下した連係具14の先端部の水平位置合わせ
を行うようにしである。
上記した重力制御装置10は、第1A図の場合はジブク
レーンから成るもので、支柱から成る支持体11にアー
ム12を旋回自在に取付け、該アーム12に摺動自在の
スライダから成る作動部13を設け、この作動部13に
ワイヤーロープより成る吊下具14(上記連係具)を設
け、且つ作動部13のアーム12上の摺動とアーム12
の旋回駆動を制御する水平駆動部15をアーム12の基
部に設けて構成される。
上記アーム12は旋回構造としたが、複数の支柱間をガ
イドレールに沿って摺動する構成としてもよく、また支
柱に固定的に取付けられていてもよい。
第1B図の重力制御装置10は、支持体11が壁体にて
構成され、該壁のカイトレールにアーム12が摺動自在
に取付けられており、このアーム12にスライダから成
る作動部13が設けられていると共に、該作動部13に
吊下具14が吊下され、且つアーム12と作動部13の
摺動をアーム12の基部にある水平、駆動部15にて駆
動制御するようにしである。
第1C図の重力制御装置10は、主として荷を自動搬送
するいわゆるロボットにて構成されるもので、伸縮・起
伏自在としたアーム12が支持体11に旋回自在に取付
けられ、この伸縮アーム12の先端部が上下動及び平面
移動をする作動部13となり、この作動部13に昇降杆
より戒る吊下具14が垂設され、且つ伸縮アーム12の
伸縮・起伏・旋回動作の駆動制御をアーム基部の水平駆
動部15が行うようにしである。
上記各図の重力制御装置10に対応して水平方向の位置
制御装置20が設けられている。
この位置制御装置20は、水平面上において任意にガイ
ドレールを配設して構成した案内装置21をこ、そのガ
イドレールに沿って一軸もしくは二軸方向に水平移動す
る駆動体22を装着して構成される。
上記位置制御装置20の7駆動体22に、重力制御装置
10の吊下具である連係具14が連係されて、重力制御
装置10は垂直荷重を分担して上下刃向の位置制御を行
うと共に、水平位置制御装置20はその駆動体22を介
して作動部13を水平移動させて、作動先端部の水平方
向の位置合わせを正確に行う。
なお、第1A図に示す23は平行リンクアームで、駆動
体22より下方における吊荷の横振れを防止するために
取付けである。
上記した重力制御装置10と位置制御装置20との間に
移動指令信号を発信し受信する検出装置1を取付けて、
駆動体22の水平移動(こよって生じる作動部13間と
の位置偏差を機械的変位量に置き替えこれを電気的信号
として検出し、この信号に基づき水平駆動部15を駆動
制御して作動部13を駆動体22の水平移動に自動追従
させるようにする。
上記検出装置1は、検出器2と作動子3とから成り、こ
れらを重力制御装置10の作動部13と、位置制御装置
20の1駆動体22との間Qこ取付けることによって、
駆動体22の水平移動を作動子3を介して検出器2が直
接検出し、この移動指令信号をこよって駆動体22の真
上に位置する作動部13に、駆動体22と同一方向に追
従移動するよう水平駆動部15を駆動制御せしめるもの
である。
すなわち、検出装置1による1駆動体22と作動部13
間の位置偏差による電気信号を、プログラム制御して水
平駆動部15(こ送出することにより、アーム12と作
動部13とを適宜に駆動制御して作動部13の自動追従
制御を行うものである。
第2図から第5図には、上記検出装置1の具体的な実症
例が示されている。
第2図における検出装置は、X軸方向の摺動子30が内
枠の内部にスプリングを介在して収められ、この内枠が
y軸方向の摺動子31となるべく固定枠32内にスプリ
ングを介在して収められ、−上記摺動子30内の通孔に
作動子3を嵌入して該作動子3の取付側の水平移動によ
って上記各摺動子30,31がX軸及びy軸方向に摺動
するもので、その移動量をポテンショメータ等から成る
読取器33,34が検出するようにして成る検出器2と
、これに連係する棒状の作動子3とから構成される。
X軸変位の読取器33は摺動子31に、y軸変位の読取
器34は固定枠32に取付けられている。
上記各摺動子30.31はスプリングによって中立点に
支承されるものである。
上記した検出器2と作動子3を前記した重力制御装置1
0の作動部13と位置制御装置20の駆動体22に連係
させて取付けるものである。
第2図の場合は原則として検出器2を作動部13に、作
動子3を駆動体22に取付けることとなる。
なお、重力制御装置10の吊下具14となるワイヤーロ
ープを上記検出器2の摺動子30内に連係させて作動子
とすることもできる。
その場合、ワイヤーロープは昇降摺動するので摺動子3
0内には滑車を設けることが必要となる。
第3図の検出装置は、X軸とy軸方向の変位を角変位と
して検出するよう(こ構成されている。
すなわち、枠体から成るy軸方向の回転子35とこの内
側に回転自在に設けたX軸方向の回転子36とから成り
、この回転子36iこ作動子3が固着されて該作動子3
が水平板37によってX軸もしくはy軸方向に振られる
ことにより回転子35゜36が回動し、この回動量を読
取器33,34がそれぞれ軸方向変位として読取るもの
である。
第4図の検出装置6ゴ、中央部にスリットを設けたX軸
方向の摺動子38とy軸方向の摺動子39とを十字状に
交差させてそれぞれを枠体40(こ摺動6在に取付けて
戒り、上記交差中心部に作動子3を挿通し、該作動子3
の水平移動もしくは、作動子がワイヤーロープからなる
ときは該ロープの傾斜によって生ずる各摺動子38,3
9の軸方向変位を読取器33,34が検出するように構
成されている。
もつとも、読取器は軸方向の移動のみを検知するオン・
オフ信号の読取りであってもよい。
第5図の検出装置は、通孔内にX軸及びy軸方向の移動
をオン・オフ信号で読取るリング状の接触端子から戒る
読取器41を備えて検出器2を形成すると共に、該器2
の円形読取器41内に駆動体22に起立させた作動子3
を挿通して構成される。
上記した検出装置1を重力制御装置10と位置制御装置
20とに連係させて取付けることにより、重力制御装置
10の作動部13と位置制御装置20の1駆動体22と
の間で、相対位置変位を電気的信号として読み取って、
該信号によって重力制御装置10を作動させることによ
り、駆動体22の移動に対し作動部13を同一方向に自
動追従移動させるものである。
上記検出装置1による電気的信号は、方向性のみ有する
駆動信号として、あるいは方向性fこ速度性を加味した
駆動信号としてもプログラムできるものである。
また方向性としては、重力制御装置10の複数の駆動部
分を全て駆動制御して水平面における2軸方向の組合せ
制御をなし、位置制御装置20の、駆動体22の移動方
向に自刃によって合致させる場合と、複数の駆動部分の
うち主要部のみを駆動制御し他の駆動部分は自由移動可
能な状態にして、作動部13には概略的な方向性を有し
た移動制御を行い、厳密な方向性の規制を、駆動体22
の移動によって吊下具である連係具14を介して行う場
合等がある。
なお、作動部13の水平移動動作は、慣性(こよって駆
動体22の動きより僅な動作遅れを生ずるので、予め初
期動作の速度を駆動体22のものよりやや早くなるよう
プログラムしておくとよい。
次tこ本発明の制御方式の動作説明をする。
まず、ロボット・ジブクレーン等から成る重力制御装置
10に荷搬送等の作業をなさしめるには、その作動部1
3の吊下具14によって該作動部13と連係した位置制
御装置20の駆動体22を目標位置に駆動走行させるL
とによって行う。
すなわち、駆動体22を目標位置に移動開始させること
により、該移動(こよって作動部13間に設けた検出装
置1が作動して両者間の位置偏差を電気的信号として検
出し、この信号によって重力制御装置10の水平駆動部
15を駆動制御することにより、作動部13を1駆動体
22の移動に自動追従して同方向に移動させて、該作動
部13の吊下具14を目標位置に移動させ、そこで荷把
持もしくは荷載層等の作業をなさしめるものである。
本発明は以上のように、荷重を吊下して搬送等する重力
制御装置の作動部と、この作動部の水平位置合わせを行
う位置制御装置の駆動体との間において、1駆動力を直
接伝達する直接制御方式に代え、両者間においては単な
る移動指令信号を伝達する間接駆動制御方式により作動
部を駆動制御するようにしたので、荷重を直接制御する
重力制御装置とはその制御系を異にすることとなり、作
動部における慣性や摩擦による悪影響を受けることなく
、作動部を、駆動体の水平移動に対し円滑に自動追従さ
せることができ、作動部に応答性の良好な位置制御をな
さしめることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1C図は本発明制御機構を備えた自動化
装置の概略図、第2図乃至第5図は第1図の自動化装置
に用いる検出装置の各実症例図である。 1・・・・・・検出装置、2・・・・・・検出器、3・
・・・・・作動子、10・・・・・・重力制御装置、1
1・・・・・・支持体、12・・・・・・アーム、13
・・・・・・作動部、14・・・・・・吊下具(連係具
)、15・・・・・・水平駆動部、20・・・・・・位
置制御装置、21・・・・・・案内装置、22・・・・
・・駆動体、30゜31.38,39・・・・・・摺動
子、35、36・・・・・・回転子、33,34,41
・・・・・・読取器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アーム12と水平移動自在の作動部13を有し荷重
    を吊下して搬送等する重力制御装置10に、この作動部
    13に連係具を介して連係する駆動体22を備えた位置
    制御装置20を対応させて設けて成り、 上記、駆動体22の水平移動によって生じる上記作動部
    13間との位置偏差を、駆動体22と作動部13との間
    で機械的変位量を電気的信号として読み取ることによっ
    て検出し、この移動指令信号を増幅して重力制御装置1
    0の水平駆動部15に送出するようにし、 この移動指令信号に基づき重力制御装置10の水平駆動
    部15を駆動制御して作動部13を水平移動せしめるこ
    とにより、上記駆動体22の水平移動に対し作動部13
    が同方向に自動追従するようにしたことを特徴とするロ
    ボット等の自動追従制御方式。
JP53110686A 1978-09-11 1978-09-11 ロボツト等の自動追従制御方式 Expired JPS5847309B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114005A (en) * 1974-07-25 1976-02-04 Nippon Musical Instruments Mfg Toonaamuno dosakirikaehoshiki

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114005A (en) * 1974-07-25 1976-02-04 Nippon Musical Instruments Mfg Toonaamuno dosakirikaehoshiki

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JPS5537277A (en) 1980-03-15

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