JPS5847205Y2 - 内燃機関の排気弁 - Google Patents
内燃機関の排気弁Info
- Publication number
- JPS5847205Y2 JPS5847205Y2 JP1978070778U JP7077878U JPS5847205Y2 JP S5847205 Y2 JPS5847205 Y2 JP S5847205Y2 JP 1978070778 U JP1978070778 U JP 1978070778U JP 7077878 U JP7077878 U JP 7077878U JP S5847205 Y2 JPS5847205 Y2 JP S5847205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- cover
- exhaust
- space
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関の排気弁に関し、特に排気弁の高温
化対策を施した内燃機関の排気弁に関する。
化対策を施した内燃機関の排気弁に関する。
通常の内燃機関用の排気弁および弁シートは、第１図に
示すような構造をなしている。
示すような構造をなしている。
即ち、第１図にネヘいて、排気弁１は弁ステム２と弁傘
部３とから成り、シリンダヘッド４に固着した弁ガイド
５に案内支持されて、シリンダヘッド４に形成した排気
ポート６の端部に固着した弁シート７に接・離して、排
気ポート６の開閉を行う。
部３とから成り、シリンダヘッド４に固着した弁ガイド
５に案内支持されて、シリンダヘッド４に形成した排気
ポート６の端部に固着した弁シート７に接・離して、排
気ポート６の開閉を行う。
したがって、排気弁１の開弁時に高温の排気ガスは矢印
のよう［＃、ｉｉて弁傘部３及び弁ステム２が高温ガス
に直接さらされ、特に弁傘部３は高温となる。
のよう［＃、ｉｉて弁傘部３及び弁ステム２が高温ガス
に直接さらされ、特に弁傘部３は高温となる。
その結果、排気弁は損傷、腐蝕をうけ易く、特にＢ重油
便用機関ではバナジュームによる腐蝕をうけやすく、耐
久性か悪いという欠点がある。
便用機関ではバナジュームによる腐蝕をうけやすく、耐
久性か悪いという欠点がある。
本考案は、このような従来例の欠点を解消しようとする
ものであって、本考案は、弁傘部３と弁ステム２の外周
面に断熱層となる空間１０を介してカバー１１を設け、
該カバー１１の上部を、弁閉鎖時にバルブガイド５を弁
リフトの長さよりも長い寸法の範囲に亘って覆うように
延長して、弁開時に弁ステム２の外周面を覆うことがで
きるようにし、かつカバー１１の上部内周面とバルブガ
イド５の外周面との間に間隙を設け、この間隙を介して
前記空間１０を排気ポート６に連絡せしめた点を特長と
するものである。
ものであって、本考案は、弁傘部３と弁ステム２の外周
面に断熱層となる空間１０を介してカバー１１を設け、
該カバー１１の上部を、弁閉鎖時にバルブガイド５を弁
リフトの長さよりも長い寸法の範囲に亘って覆うように
延長して、弁開時に弁ステム２の外周面を覆うことがで
きるようにし、かつカバー１１の上部内周面とバルブガ
イド５の外周面との間に間隙を設け、この間隙を介して
前記空間１０を排気ポート６に連絡せしめた点を特長と
するものである。
次に、第２図により、本考案の実施例を説明する。
第２図に訃いて、排気弁１の弁傘部３及び弁ステム部２
の外表面には、母材上に断熱層となる空間１０をあけて
カバー１１が張設されている。
の外表面には、母材上に断熱層となる空間１０をあけて
カバー１１が張設されている。
このカバー１１は、耐熱性の薄い金属板等が好芽しい。
カバー１１の上部は、弁閉鎖時にバルブガイド５を弁リ
フトの長さよりも長い寸法りの範囲に亘って覆うように
延長され、弁開時な弁ステム２の外周面を覆うことがで
きるようになっている。
フトの長さよりも長い寸法りの範囲に亘って覆うように
延長され、弁開時な弁ステム２の外周面を覆うことがで
きるようになっている。
従って、カバー１１の上部は、弁開時に訃いても、バル
ブガイド５から完全に離脱してし筐うことばなく、この
ため弁ステム２がカバー１１から露出することばない。
ブガイド５から完全に離脱してし筐うことばなく、この
ため弁ステム２がカバー１１から露出することばない。
筐た、カバー１１の下端部は、溶接等の手段で弁傘部３
に固定されている。
に固定されている。
断熱層となる空間１０ば、カバー１１の上部内周面とバ
ルブガイド５の外周面との間の間隙を介して、排気ポー
ト６に連絡している。
ルブガイド５の外周面との間の間隙を介して、排気ポー
ト６に連絡している。
従って、この間隙を通じて空間１０内にカーボンを充填
して空間１０の断熱性能を一段と向上させることができ
る。
して空間１０の断熱性能を一段と向上させることができ
る。
なお、この実施例では、断熱層となる空間１０ば、弁本
体を穿設して形成されているが、この空間１０ば、従来
の弁本体にカバー１１を空間１０に相当するだけ離して
取付けることにより形成することもできる。
体を穿設して形成されているが、この空間１０ば、従来
の弁本体にカバー１１を空間１０に相当するだけ離して
取付けることにより形成することもできる。
本考案によれば、弁傘部３と弁ステム２の外周面に断熱
層となる空間１０を介してカバー１１を設けると共に、
該カバー１１の上部を、弁閉鎖時にバルブガイド５を弁
リフトの長さよりも長い寸法に亘って覆うように延長し
たもので、弁ステム部が長くなる弁開時に訃いてもカバ
ー１１の上部がバルブガイド５から離脱することがなく
、このため弁ステム部が露出することがない。
層となる空間１０を介してカバー１１を設けると共に、
該カバー１１の上部を、弁閉鎖時にバルブガイド５を弁
リフトの長さよりも長い寸法に亘って覆うように延長し
たもので、弁ステム部が長くなる弁開時に訃いてもカバ
ー１１の上部がバルブガイド５から離脱することがなく
、このため弁ステム部が露出することがない。
従って、排気弁の弁開時に排気ポート６に流出した高温
の排気ガスは、カバー１１の外面と接触することになる
ので、弁傘部３と弁ステム２の外表面が高温ガスに直接
さらされることがない。
の排気ガスは、カバー１１の外面と接触することになる
ので、弁傘部３と弁ステム２の外表面が高温ガスに直接
さらされることがない。
このためカバーを設けない場合は勿論のこと、弁傘部に
のみカバーを設ける場合に比しても、排気弁の高温化を
一層防止でき、排気弁の高温化による不都合を解消し得
て、排気弁の耐久性を向上させることができる。
のみカバーを設ける場合に比しても、排気弁の高温化を
一層防止でき、排気弁の高温化による不都合を解消し得
て、排気弁の耐久性を向上させることができる。
また、カバー１１の上部内周面とバルブガイド５の外周
面との間に間隙を設け、この間隙を介して、断熱層とな
る空間１０を排気ポート６に連絡するようにしたので、
その間隙を通じて空間１０内へカーボンを堆積させるこ
とができ、カーボンの堆積により空間１０の断熱性能を
一段と向上させることができる。
面との間に間隙を設け、この間隙を介して、断熱層とな
る空間１０を排気ポート６に連絡するようにしたので、
その間隙を通じて空間１０内へカーボンを堆積させるこ
とができ、カーボンの堆積により空間１０の断熱性能を
一段と向上させることができる。
昔た、排気弁の高温化を防止できることから〜排気ガス
の温度を低下させずにすみ、このため再燃焼等の後処理
を有利に行なうことができる。
の温度を低下させずにすみ、このため再燃焼等の後処理
を有利に行なうことができる。
第１図は従来の排気弁装置の側断面図、第２図は本考案
による排気弁の要部側断面図である。 １・・・・・・排気弁、２・・・・・・弁ステム部、３
・・・・・・弁傘部、４・・・・・・シリンダヘッド、
５・・・・・・バルブガイド、６・・・・・・排気ポー
ト、Ｉ・・・・・・弁シート、１０・・・・・・空間、
１１・・・・・・カバー。
による排気弁の要部側断面図である。 １・・・・・・排気弁、２・・・・・・弁ステム部、３
・・・・・・弁傘部、４・・・・・・シリンダヘッド、
５・・・・・・バルブガイド、６・・・・・・排気ポー
ト、Ｉ・・・・・・弁シート、１０・・・・・・空間、
１１・・・・・・カバー。
Claims (1)
- 弁傘部３と弁ステム２の外周面に断熱層と７よる空間１
０を介してカバー１１を設け、該カバー１１の上部を、
弁閉鎖時にバルブガイド５を弁リフトの長さよりも長い
寸法の範囲に亘って覆うように延長して、弁開時に弁ス
テム２の外周面を覆うことができるようにし、かつカバ
ー１１の上部内周面とバルブガイド５の外周面との間に
間隙を設け、この間隙を介して前記空間１０を排気ポー
ト６に連絡せしめてなる内燃機関の排気弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978070778U JPS5847205Y2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 内燃機関の排気弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978070778U JPS5847205Y2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 内燃機関の排気弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54172112U JPS54172112U (ja) | 1979-12-05 |
| JPS5847205Y2 true JPS5847205Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=28980904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978070778U Expired JPS5847205Y2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 内燃機関の排気弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847205Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012149589A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Toyota Motor Corp | エキゾーストバルブ |
| CN104995377B (zh) | 2013-02-15 | 2018-01-02 | 丰田自动车株式会社 | 提升阀 |
| WO2015037075A1 (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-19 | 日鍛バルブ株式会社 | エンジンバルブ及びエンジンバルブの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504888U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5273306U (ja) * | 1975-11-29 | 1977-06-01 |
-
1978
- 1978-05-25 JP JP1978070778U patent/JPS5847205Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504888U (ja) * | 1973-05-14 | 1975-01-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54172112U (ja) | 1979-12-05 |
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