JPS5846920Y2 - 自動車用バンパ−サイドの取付構造 - Google Patents
自動車用バンパ−サイドの取付構造Info
- Publication number
- JPS5846920Y2 JPS5846920Y2 JP6482879U JP6482879U JPS5846920Y2 JP S5846920 Y2 JPS5846920 Y2 JP S5846920Y2 JP 6482879 U JP6482879 U JP 6482879U JP 6482879 U JP6482879 U JP 6482879U JP S5846920 Y2 JPS5846920 Y2 JP S5846920Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- bracket
- vehicle body
- bumper side
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のバンパーに関し、特に衝撃吸収式
バンパーのバンパーサイドの取付構造に関するものであ
る。
バンパーのバンパーサイドの取付構造に関するものであ
る。
従来、自動車に用いられる衝撃吸収式バンパーは、ショ
ックアブソーバ等を介して車体の前後に装着されており
、その両端部は一般に、弾性材で形成されるサイドプロ
テクタを車体の側面までまわりこませて取付られている
。
ックアブソーバ等を介して車体の前後に装着されており
、その両端部は一般に、弾性材で形成されるサイドプロ
テクタを車体の側面までまわりこませて取付られている
。
この場合、サイドプロテクタと車体とが振動等により干
渉して車体への傷付きを防止するために、サイドプロテ
クタの端部をブラケットを介して車体にボルト・ナツト
で固定するようにしている。
渉して車体への傷付きを防止するために、サイドプロテ
クタの端部をブラケットを介して車体にボルト・ナツト
で固定するようにしている。
しかしながら、衝撃吸収式のバンパー装置においては、
前記のようにサイドプロテクタの端部をボルト・ナツト
で固定すると、衝撃吸収時にバンパーサイドが変形する
という欠点があり、このため、サイドプロテクタと車体
との間に介接されるブラケットを、衝撃吸収時に摺動さ
せてバンパーサイドの変形を防止するようにしているか
、この場合にあっては、前記ブラケットが摺動しやすく
なって位置ずれを起し、その取付けが難しくなり、しか
も、サイドプロテクタと車体との間は間隙が狭いため作
業性が悪いなどの欠点を有していた。
前記のようにサイドプロテクタの端部をボルト・ナツト
で固定すると、衝撃吸収時にバンパーサイドが変形する
という欠点があり、このため、サイドプロテクタと車体
との間に介接されるブラケットを、衝撃吸収時に摺動さ
せてバンパーサイドの変形を防止するようにしているか
、この場合にあっては、前記ブラケットが摺動しやすく
なって位置ずれを起し、その取付けが難しくなり、しか
も、サイドプロテクタと車体との間は間隙が狭いため作
業性が悪いなどの欠点を有していた。
この考案は、かかる欠点に鑑みてなされたもので、バン
パーサイドの内側に、長孔を設けた取付部を一体成形す
る一方、車体側に取付られる基部より曲折して、前記長
孔に係合する保合部を形成したブラケットを設け、この
ブラケットの係合部を、前記長孔の途中に設けられる隔
壁で位置決めして、前記基部を車体に固定するとともに
、衝撃吸収時に、前記隔範を切断もしくは押し拡げてバ
ンパーサイドを摺動させるようにしたもので、バンパー
サイドの振動を防止し、その取付けを簡単にするととも
に、衝撃吸収時には、摺動させることによりバンパーサ
イドの変形を防止するようにしたものである。
パーサイドの内側に、長孔を設けた取付部を一体成形す
る一方、車体側に取付られる基部より曲折して、前記長
孔に係合する保合部を形成したブラケットを設け、この
ブラケットの係合部を、前記長孔の途中に設けられる隔
壁で位置決めして、前記基部を車体に固定するとともに
、衝撃吸収時に、前記隔範を切断もしくは押し拡げてバ
ンパーサイドを摺動させるようにしたもので、バンパー
サイドの振動を防止し、その取付けを簡単にするととも
に、衝撃吸収時には、摺動させることによりバンパーサ
イドの変形を防止するようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は、バンパー装置の一部斜視図であり、１はバン
パ一本体で、ショックアブソーバ２を介して車体フレー
ム３に取付られている。
パ一本体で、ショックアブソーバ２を介して車体フレー
ム３に取付られている。
寸た、バンパ一本体１の端部にはゴム、合成樹脂等の弾
性材で形成されるサイドプロテクタ４がボルト５で固定
されて釦り、このサイドプロテクタ４の内側には、上下
に取付部６，６が一体成形され、該取付部５，５には長
手方向に長孔７，７が形成されている。
性材で形成されるサイドプロテクタ４がボルト５で固定
されて釦り、このサイドプロテクタ４の内側には、上下
に取付部６，６が一体成形され、該取付部５，５には長
手方向に長孔７，７が形成されている。
一方、前記長孔７，７には、第２図および第３図に示す
ように、車体８に取付られるブラケット９の基部９ａよ
り曲折されて形成した上下の係合部９ｂ 、９ｂがそれ
ぞれ係合されており、この係合部９ｂ、９ｂば、長孔７
，７の途中で、かつ前記係合部の前側に設けられる隔壁
１０．１０で位置決めされて、前記ブラケット９の基部
９ａがボルト１１で車体８に固定されている。
ように、車体８に取付られるブラケット９の基部９ａよ
り曲折されて形成した上下の係合部９ｂ 、９ｂがそれ
ぞれ係合されており、この係合部９ｂ、９ｂば、長孔７
，７の途中で、かつ前記係合部の前側に設けられる隔壁
１０．１０で位置決めされて、前記ブラケット９の基部
９ａがボルト１１で車体８に固定されている。
なお、１２は前記基部に溶着されたナンドである。
上記のように構成されたバンパーサイドの取付けは、ま
ず、サイドプロテクタ４に一体成形された取付部６，６
の長孔７，７に、ブラケット９の係合部９ｂ、９ｂを嵌
入し係合させて隔壁１０゜１０でブラケット９を位置決
めしておき、車体８の内側からボルト１１を挿通させ、
ブラケット９に溶着されたナツト１２との螺合によりサ
イドプロテクタ４を車体８に固定するものである。
ず、サイドプロテクタ４に一体成形された取付部６，６
の長孔７，７に、ブラケット９の係合部９ｂ、９ｂを嵌
入し係合させて隔壁１０゜１０でブラケット９を位置決
めしておき、車体８の内側からボルト１１を挿通させ、
ブラケット９に溶着されたナツト１２との螺合によりサ
イドプロテクタ４を車体８に固定するものである。
このように取付られたバンパーサイドにおいて、車両前
方より、バンパ一本体１に衝撃力Ｐが作用すれば、車体
８に取付られているブラケット９の係合部９ｂ 、９ｂ
で、該係合部の前側に位置する隔壁１０．１０を切断し
て、バンパ一本体１とともにサイドプロテクタ４が後方
に摺動してバンパーサイドの変形を防止し、ショックア
ブソーバ２により衝撃力吸収後は、ブラケット９の係合
部９ｂ 、９ｂでサイドプロテクタ４の長孔７，７が案
内されてバンパ一本体１とともに前方に復帰する。
方より、バンパ一本体１に衝撃力Ｐが作用すれば、車体
８に取付られているブラケット９の係合部９ｂ 、９ｂ
で、該係合部の前側に位置する隔壁１０．１０を切断し
て、バンパ一本体１とともにサイドプロテクタ４が後方
に摺動してバンパーサイドの変形を防止し、ショックア
ブソーバ２により衝撃力吸収後は、ブラケット９の係合
部９ｂ 、９ｂでサイドプロテクタ４の長孔７，７が案
内されてバンパ一本体１とともに前方に復帰する。
上記の実施例では、ブラケット９の係合部９ｂ。
９ｂは外方に上下に設けているが第４図に示すように内
方に上下に形成してもよく、さらに取付部６．６は上下
に２つ形成しているが第５図に示すように１つでもよい
ものである。
方に上下に形成してもよく、さらに取付部６．６は上下
に２つ形成しているが第５図に示すように１つでもよい
ものである。
斗た、隔壁ｉｏ、ｉｏにおいても種々変形可能であり、
第６図ａ、ｂに示すように溝１３を設ければ、ブラケッ
ト９の係合部９ｂ 、９ｂで隔壁１０．１０を押し拡げ
て、サイドプロテクタ４を後方に摺動させるようになり
、その摺動が一層容易になる。
第６図ａ、ｂに示すように溝１３を設ければ、ブラケッ
ト９の係合部９ｂ 、９ｂで隔壁１０．１０を押し拡げ
て、サイドプロテクタ４を後方に摺動させるようになり
、その摺動が一層容易になる。
なお、上記実施例は前部のバンパーサイドについて説明
したが後部バンパーサイドについても、隔壁１０．１０
をブラケット９の後側に位置させれば前記同様に実施可
能である。
したが後部バンパーサイドについても、隔壁１０．１０
をブラケット９の後側に位置させれば前記同様に実施可
能である。
以上のように本考案によれば、バンパーサイドの内側に
、長孔を設けた取付部を一体成形する一方、車体側に取
付られる基部より曲折して、前記長孔に係合する係合部
を形成したブラケットを設け、このブラケットの係合部
を前記長孔の途中に設けられる隔壁で位置決めして、前
記基部を車体に固定するとともに、衝撃吸収時に、前記
隔壁を切断もしくは押し拡げてバンパーサイドを摺動さ
せるようにしたものであるから、その取付けにおいては
、ブラケットが隔壁で位置決めされ、位置ずれを起すこ
となく、しかも、車体内側から１つのボルトで簡単に取
付けることができ、その作業性が大幅に向上するととも
に、衝撃吸収時には、サイドプロテクタが容易に隔壁を
切断あるいは押し拡げて摺動するためバンパーサイドの
変形が防止されるなどの優れた効果を有するものである
。
、長孔を設けた取付部を一体成形する一方、車体側に取
付られる基部より曲折して、前記長孔に係合する係合部
を形成したブラケットを設け、このブラケットの係合部
を前記長孔の途中に設けられる隔壁で位置決めして、前
記基部を車体に固定するとともに、衝撃吸収時に、前記
隔壁を切断もしくは押し拡げてバンパーサイドを摺動さ
せるようにしたものであるから、その取付けにおいては
、ブラケットが隔壁で位置決めされ、位置ずれを起すこ
となく、しかも、車体内側から１つのボルトで簡単に取
付けることができ、その作業性が大幅に向上するととも
に、衝撃吸収時には、サイドプロテクタが容易に隔壁を
切断あるいは押し拡げて摺動するためバンパーサイドの
変形が防止されるなどの優れた効果を有するものである
。
図面は本考案の実施例を示すものであり、第１図はバン
パー装置の一部斜視図、第２図はバンパーサイドの平断
面図で、第３図はその縦断面図、第４図ａはブラケット
の斜視図で、ｂは他の変形例を示すブラケットの斜視図
、第５図ａは他の実施例を示すバンパーサイドの縦断面
図、ｂばそのブラケットを示す斜視図、第６図ａ、ｂは
長孔に設けられる隔壁の変形例を示す一部斜視図である
。 １・・・バンパ一本体、４・・・サイドプロテクタ、６
・・・取付部、７・・・長孔、８・・・車体、９・・・
ブラケット、９ａ・・・基部、９ｂ・・・係合部、１０
・・・隔壁。
パー装置の一部斜視図、第２図はバンパーサイドの平断
面図で、第３図はその縦断面図、第４図ａはブラケット
の斜視図で、ｂは他の変形例を示すブラケットの斜視図
、第５図ａは他の実施例を示すバンパーサイドの縦断面
図、ｂばそのブラケットを示す斜視図、第６図ａ、ｂは
長孔に設けられる隔壁の変形例を示す一部斜視図である
。 １・・・バンパ一本体、４・・・サイドプロテクタ、６
・・・取付部、７・・・長孔、８・・・車体、９・・・
ブラケット、９ａ・・・基部、９ｂ・・・係合部、１０
・・・隔壁。
Claims (1)
- バンパーサイドの内側に、長孔を設けた取付部を一体成
形する一方、車体に取付られる基部より曲折して、前記
長孔に係合する係合部を形成したブラケツチを設け、こ
の係合部を、前記長孔の途中に設けられる隔壁で位置決
めして、前記基部を車体に固定するとともに、衝撃吸収
時に、前記隔壁を切断もしくは押し拡げてバンパーサイ
ドを摺動させることを特徴とする自動車用バンパーサイ
ドの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6482879U JPS5846920Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 自動車用バンパ−サイドの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6482879U JPS5846920Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 自動車用バンパ−サイドの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55163251U JPS55163251U (ja) | 1980-11-22 |
| JPS5846920Y2 true JPS5846920Y2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=29298845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6482879U Expired JPS5846920Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 | 自動車用バンパ−サイドの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846920Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10114250A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Komatsu Ltd | 対物検出器付き車両 |
| KR100783439B1 (ko) | 2006-12-07 | 2007-12-07 | 기아자동차주식회사 | 차량용 범퍼빔의 상방 슬라이딩 장치 |
-
1979
- 1979-05-14 JP JP6482879U patent/JPS5846920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55163251U (ja) | 1980-11-22 |
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