JPS5846823B2 - アルカリ電池の製造方法 - Google Patents
アルカリ電池の製造方法Info
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- JPS5846823B2 JPS5846823B2 JP53101051A JP10105178A JPS5846823B2 JP S5846823 B2 JPS5846823 B2 JP S5846823B2 JP 53101051 A JP53101051 A JP 53101051A JP 10105178 A JP10105178 A JP 10105178A JP S5846823 B2 JPS5846823 B2 JP S5846823B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
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- H01M50/186—Sealing members characterised by the disposition of the sealing members
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐漏液性に優れたアルカリ電池の製造方法に関
するものである。
するものである。
一般に、ボタン型のアルカリ電池は第１図に示す如く組
立てられ、１は正極端子を兼ねる正極缶、２は正極活物
質、３はセロハン、不織布、微孔性膜などを適宜組合せ
たセパレータ群、４は亜鉛粉にＣＭＣなどのゲル化剤を
加えたいわゆるペースト式負極活物質、５は負極端子を
兼ねる負極毎で、通常外面はステンレス、内面は銅より
なるクラツド板などを加工したもの、６は断面がはｘＬ
型のリング状バッキングで、ナイロン６．６６又は１２
などが一般的な材質である。
立てられ、１は正極端子を兼ねる正極缶、２は正極活物
質、３はセロハン、不織布、微孔性膜などを適宜組合せ
たセパレータ群、４は亜鉛粉にＣＭＣなどのゲル化剤を
加えたいわゆるペースト式負極活物質、５は負極端子を
兼ねる負極毎で、通常外面はステンレス、内面は銅より
なるクラツド板などを加工したもの、６は断面がはｘＬ
型のリング状バッキングで、ナイロン６．６６又は１２
などが一般的な材質である。
このような封口構造を持つ電池においては主に負極側で
の漏液又はツルティングの発生をさげることができない
欠点を有していた。
の漏液又はツルティングの発生をさげることができない
欠点を有していた。
これを改良するために、パラ毛フグに撲水処理を施した
り、液体バッキングをバッキングと缶との間隙に充填し
たり、缶とバッキングを一体成型するなど、かしめ部分
に種々の対策を施こすことが提案され、それぞれに相応
の効果を収めているが、それでもなお満足する水準の耐
漏液性が得られない欠点を有していた。
り、液体バッキングをバッキングと缶との間隙に充填し
たり、缶とバッキングを一体成型するなど、かしめ部分
に種々の対策を施こすことが提案され、それぞれに相応
の効果を収めているが、それでもなお満足する水準の耐
漏液性が得られない欠点を有していた。
本発明は上記の欠点を解消したものであり、以下一実施
例により詳細に説明する。
例により詳細に説明する。
第２図は本発明の方法により製造した電池であり、図に
おいて１〜６は第１図と同じ部材であるが、７は本発明
による耐アルカリ性で疎水性の絶縁被膜、８は親水性ゲ
ル層である。
おいて１〜６は第１図と同じ部材であるが、７は本発明
による耐アルカリ性で疎水性の絶縁被膜、８は親水性ゲ
ル層である。
この種電池の負極活物質は、前記のようにゲル化剤を添
加したペースト式の亜鉛極である。
加したペースト式の亜鉛極である。
この部分は放電に際してイオンが通過するべき場所のた
めに、ゲル濃度も比較的低くしなげればならない。
めに、ゲル濃度も比較的低くしなげればならない。
これに対し、ゲル層８０部分は放電性能には関係のない
部分であるから、できる限り高粘度のゲルを形成しても
さしつかえがない。
部分であるから、できる限り高粘度のゲルを形成しても
さしつかえがない。
つまり高粘度ゲルは電池の耐漏液性向上に対して極めて
有効に働らくものである。
有効に働らくものである。
このような高粘度のゲルを形成するには、ＣＭＣ，ＰＶ
Ａあるいはポリアクリル酸ナトリウムなど通常の耐アル
カリ性ゲル化剤と水とで形成すればよく、又、第２図に
示す特定の場所に配置する方法としては、負極活物質４
を充填する前後又は同時の工程において、特定のノズル
から注入してもよいが、粘稠なゲルを一定量定まった形
で注入することは極めて困難であり、不良電池を発生す
る率が高い。
Ａあるいはポリアクリル酸ナトリウムなど通常の耐アル
カリ性ゲル化剤と水とで形成すればよく、又、第２図に
示す特定の場所に配置する方法としては、負極活物質４
を充填する前後又は同時の工程において、特定のノズル
から注入してもよいが、粘稠なゲルを一定量定まった形
で注入することは極めて困難であり、不良電池を発生す
る率が高い。
このために耐漏液性とは直接に関係のない疎水性の被膜
７をあらかじめ形成しておき、その後、親水性のゲルを
塗布して乾燥する予備工程を負極毎単体に施こし、電池
組立の主ラインには何等の変更を加えることなく、耐漏
液性の優れた電池を組立てるものである。
７をあらかじめ形成しておき、その後、親水性のゲルを
塗布して乾燥する予備工程を負極毎単体に施こし、電池
組立の主ラインには何等の変更を加えることなく、耐漏
液性の優れた電池を組立てるものである。
本発明の製造方法をＪＩＳＧ−１３型酸化銀電池に適用
する場合について、第３図の一実施例により示す。
する場合について、第３図の一実施例により示す。
第３図は電池の負極端子を兼ねる負極毎５であり、ａの
ような形状で、外面よりニッケル、ステンレス、銅の３
層クラツド板である。
ような形状で、外面よりニッケル、ステンレス、銅の３
層クラツド板である。
第一工程としてはｂのように組立後、バッキングに当接
するべき部分に脂肪族ポリアミドの溶液を塗布して乾燥
させ、薄い疎水性の被膜７を形成する。
するべき部分に脂肪族ポリアミドの溶液を塗布して乾燥
させ、薄い疎水性の被膜７を形成する。
この被膜ｒの役割は、次の工程で塗布する親水性ゲル層
８が蓋の外側面（銅の面）に直接付着するのを防止する
ためである。
８が蓋の外側面（銅の面）に直接付着するのを防止する
ためである。
第二工程において、ＣのようにＰＶＡの４０％水溶液の
ゲル層８を塗布して乾燥する。
ゲル層８を塗布して乾燥する。
塗布する位置は第一工程の疎水性被膜７に隣接して缶の
内側寄りの位置であるが、第一工程にて外側面は被覆さ
れているので多少のはみ出しがあってもさしつかえない
。
内側寄りの位置であるが、第一工程にて外側面は被覆さ
れているので多少のはみ出しがあってもさしつかえない
。
このような事前処理を施こした蓋を用いて通常の組立工
程により製造すれば、負極缶内面のＰＶＡのゲル層８の
乾燥膜は、電解液により再び膨潤して親水性の高粘度の
ゲルを形成するものである。
程により製造すれば、負極缶内面のＰＶＡのゲル層８の
乾燥膜は、電解液により再び膨潤して親水性の高粘度の
ゲルを形成するものである。
上記した如く本発明の方法によれば、負極毎へのゲル層
の形成が容易であり、親水性の高粘度のゲル層によって
アルカリ電解液の透過を阻止することはできないが、透
過速度を確実に低下させることができて電池の耐漏液性
を向上させることができるものであり、その工業的価値
は犬である。
の形成が容易であり、親水性の高粘度のゲル層によって
アルカリ電解液の透過を阻止することはできないが、透
過速度を確実に低下させることができて電池の耐漏液性
を向上させることができるものであり、その工業的価値
は犬である。
第１図は従来のボタン型アルカリ電池の縦断面図、第２
図は本発明によるボタン型アルカリ電池の縦断面図、第
３図は本発明の一実施例による製造工程図である。 １・・・・・・正極缶、５・・・・・・負極毎、６・・
・・・・バッキング、７・・・・・・絶縁被膜、８・・
・・・・ゲル層。
図は本発明によるボタン型アルカリ電池の縦断面図、第
３図は本発明の一実施例による製造工程図である。 １・・・・・・正極缶、５・・・・・・負極毎、６・・
・・・・バッキング、７・・・・・・絶縁被膜、８・・
・・・・ゲル層。
Claims (1)
- １ バッキングと当接する負極毎の周縁部分に耐アルカ
リ性で疎水性の絶縁被膜を形成し、絶縁被膜に隣接する
負極毎の内面周囲に親水性のゲル層を形成して乾燥させ
た後、電池要素を収納しバッキングを介して正極缶とに
より封口するアルカリ電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53101051A JPS5846823B2 (ja) | 1978-08-19 | 1978-08-19 | アルカリ電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53101051A JPS5846823B2 (ja) | 1978-08-19 | 1978-08-19 | アルカリ電池の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5528249A JPS5528249A (en) | 1980-02-28 |
| JPS5846823B2 true JPS5846823B2 (ja) | 1983-10-19 |
Family
ID=14290313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53101051A Expired JPS5846823B2 (ja) | 1978-08-19 | 1978-08-19 | アルカリ電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846823B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5879323A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置の等化回路 |
| US4999264A (en) * | 1989-11-24 | 1991-03-12 | Duracell Inc. | Aqueous electrochemical cell |
| JP6986924B2 (ja) * | 2017-10-17 | 2021-12-22 | セイコーインスツル株式会社 | 電気化学セル |
-
1978
- 1978-08-19 JP JP53101051A patent/JPS5846823B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5528249A (en) | 1980-02-28 |
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