JPS5846568Y2 - 高周波トランジスタc級増幅器のバイアス回路 - Google Patents

高周波トランジスタc級増幅器のバイアス回路

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Publication number
JPS5846568Y2
JPS5846568Y2 JP2830379U JP2830379U JPS5846568Y2 JP S5846568 Y2 JPS5846568 Y2 JP S5846568Y2 JP 2830379 U JP2830379 U JP 2830379U JP 2830379 U JP2830379 U JP 2830379U JP S5846568 Y2 JPS5846568 Y2 JP S5846568Y2
Authority
JP
Japan
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bias circuit
amplifier
distributed constant
transistor
high frequency
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Expired
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JP2830379U
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JPS55127415U (ja
Inventor
禎彦 杉浦
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高周波トランジスタC級増幅器のバイアス回
路に関する。
トランジスタC級増幅器においてはトランジスタの入力
端子(トランジスタをエミッタ接地で使用する通常の場
合はベース端子)を直流的に接地し、高周波的には開放
となるようなバイアス回路が必要である。
UHFHF帯内上周波で回路が分布定数線路で構成され
る場合、このバイアス回路は第1図に示す構成で実現で
きる。
第1図で1はエミッタ接地のトランジスタ、2は長さが
1/4波長の分布定数線路である。
ベース端子9から分布定数線路2を見たインピーダンス
は直流的には接地、高周波的には開放となる。
第1図の基本構成では帯域外の低い周波数で不要発振が
起る場合が多いので実際には第2図a。
bに示す構成が用いられる。
第2図a、l)において11.21はエミッタ接地のト
ランジスタ、12,22は長さが1/4波長の分布定数
線路、13.23は抵抗である。
第1図の基本構成ではベース端子9から分布定数線路2
を見たインピーダンスは不要発振の生ずる周波数(通常
は帯域中心周波数の1/10〜1/2)で純リアクタン
スとなり、損失成分が無いが第2図の構成にすると抵抗
13.23により帯域外の低い周波数で損失成分を含む
ことになり不要発振を防止することができる。
しかしながら第2図に示す構成では以下に述べる欠点が
ある。
まず第2図aの構成ではベース端子19からバイアス回
路を見たインピーダンスは高周波的には開放となるが、
直流的には接地とならない。
そのためトランジスタ11の直流ベース電流でバイアス
点が変化する。
トランジスタの直流ベース電流は高周波入力電力の大き
さに依存するため結局高周波入力電力の大きさにより直
流バイアス点が変化する。
変化の方向は高周波入力電力が大きくなるとバイアス点
がマイナス側に大きくなる方向、すなわちトランジスタ
の利得を減少させる方向である。
利得の減少をなるべく少なくするため通常13の抵抗値
は1(l以下の小さな値に設定されるが、もちろん完全
に無くすることは不可能である。
一方第2図すの構成ではベース端子29からバイアス回
路を見たインピーダンスは直流的には接地となるが、高
周波的には開放とならない。
高周波的にも抵抗23による損失成分が含まれてしまう
ため高周波入力電力が損失する。
この損失をなるべく少なくするため通常23の抵抗値は
100Ω以上の大きな値に設定されるが、完全に損失を
無くすることは不可能である。
即ち、バイアス回路に要求されるインピーダンスは利得
を減少させないため直流的に接地となり入力電力の損失
を無くするため高周波的には開放′となり、しかも不要
発振を防止するため低い周波数で抵抗成分を含むことが
必要条件となる。
しかしながら上記3条件を同時に満足するようなバイア
ス回路は前述した従来の構成では不可能であった。
この考案の目的は上記3条件を同時に満たすバイアス回
路、いいかえれば利得の減少および入力電力の損失がな
く、シかも不要発振を防止しうる高周波トランジスタC
級増幅器のバイアス回路を提供することにある。
この考案によれば一端がトランジスタの入力端子に接続
された1/4波長分布定数線路の他端に先端接地の1/
2波長分布定数線路と抵抗が並列接続された回路が接続
されていることを特徴とする高周波トランジスタC級増
幅器のバイアス回路が得られる。
第3図はこの考案の実施例を示す図であり、31はトラ
ンジスタ、32は長さ1/4波長の分布定数線路、33
は長さ1/2波長の分布定数線路、34は抵抗である。
第3図において2つの分布定数線路の接続点38から、
分布定数線路33と抵抗34の接続回路側を見たインピ
ーダンスは直流的には接地、高周波的にも接地となるが
、低周波では抵抗34による損失成分が含まれる。
したがってトランジスタのベース端子39からバイアス
回路を見たインピーダンスは直流的に接地、高周波的に
は開放となす、シかも低周波では抵抗34による損失成
分が含まれるので所望の3条件をすべて満たすことがで
きる。
したがって従来のバイアス回路のように抵抗34の値に
制限がなく、不要発振が防止できる任意の抵抗値を選択
することができる。
以上図面を用いて詳細に説明したようにこの考案による
高周波トランジスタC級増幅器のバイアス回路によれば
利得の減少や入力電力の損失なしに低周波の不要発振を
防止することができるので実用上有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は高周波トランジスタC級増幅器のバイアス回路
の基本構成を示す回路図であり、2は1/4波長分布定
数線路である。 第2図a、l)は従来の高周波トランジスタC級増幅器
のバイアス回路の構成を示す回路図であり、12および
22は1/4波長分布定数線路である。 第3図はこの考案による高周波トランジスタC級増幅器
のバイアス回路の構成を示す回路図であり、32は1/
4波長分布定数線路、33は1/2波長分布定数線路で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端がトランジスタの入力端子に接続された1/4波長
    分布定数線路の他端に先端接地の1/2波長分布定数線
    路と抵抗が並列接続された回路が接続されていることを
    特徴とする高周波トランジスタC級増幅器のバイアス回
    路。
JP2830379U 1979-03-06 1979-03-06 高周波トランジスタc級増幅器のバイアス回路 Expired JPS5846568Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55127415U JPS55127415U (ja) 1980-09-09
JPS5846568Y2 true JPS5846568Y2 (ja) 1983-10-24

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