JPS5845966B2 - ペ−スト化可能な塩化ビニルポリマ−の製法 - Google Patents

ペ−スト化可能な塩化ビニルポリマ−の製法

Info

Publication number
JPS5845966B2
JPS5845966B2 JP51084918A JP8491876A JPS5845966B2 JP S5845966 B2 JPS5845966 B2 JP S5845966B2 JP 51084918 A JP51084918 A JP 51084918A JP 8491876 A JP8491876 A JP 8491876A JP S5845966 B2 JPS5845966 B2 JP S5845966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
vinyl chloride
paste
emulsifier
dispersion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51084918A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5212292A (en
Inventor
アルフレート・カニア
ヘルマン・ヴインテル
ヨーゼフ・カルカ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huels AG
Original Assignee
Chemische Werke Huels AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chemische Werke Huels AG filed Critical Chemische Werke Huels AG
Publication of JPS5212292A publication Critical patent/JPS5212292A/ja
Publication of JPS5845966B2 publication Critical patent/JPS5845966B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F14/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F14/02Monomers containing chlorine
    • C08F14/04Monomers containing two carbon atoms
    • C08F14/06Vinyl chloride

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は水溶性触媒及び乳化剤としてカルボン酸
塩の存在で重合することによりペースト[ヒ可能な塩化
ビニルポリマーを製造する方法に関する。
ペースト製造に好適な塩化ビニルの重合体を乳fヒ剤と
して脂肪酸のアルカリ塩の存在で製造することは既に公
知であり、その際重合はアルカリ性媒体中で実施される
、それというのも脂肪酸のアルカリ塩は水性媒体中で少
なくともpH9,5を有しかつ従ってかかるpH値での
み乳化剤として完全に有効であるからである。
乳化剤として脂肪酸のアルカリ塩の存在で重合すること
により、アルキルスルフェート並びにアルキル−及びア
ルキルアリールスルホネート及び他の常用の乳化剤の存
在で重合することにより得られる重合体と比較して若し
く改良された熱安定性の重合体が得られる(族2参照)
しかしながら脂肪酸のアルカリ塩を用いて製造される重
合体はプラスチゾル材料として使用する際に不満足な高
い粘度のペーストを与える(比較例1)。
従って乳化剤として脂肪酸のアルカリ塩を用いて製造さ
れた塩化ビニルポリマーのプラスチゾル性質を改良する
ことが本発明の課題であり、その際現代テクノロジーの
要求により重合はモノマーを少なくとも45重量%含有
するエマルジョンを不連続的にポリ塩化ビニルに対して
最高1重量%の乳化剤含量で少なくとも6 m”容積の
重合単位で又は連続的にポリ塩化ビニルに対して最高2
重量%の乳化剤の存在で実施しなげればならない。
所で水性エマルジョン中で水溶性触媒及び乳化剤として
カルボン酸塩の存在でpH8,5〜11で重合しかつ得
られるラテックスを噴霧乾燥することによるペースト化
可能な塩化ビニルのポリマーの製法が判明し、該方法に
よればモノマーを少なくとも45重量%含むエマルジョ
ンを乳化剤としてC二原子数8〜18の脂肪酸のナトリ
ウム又はカリウム塩の存在で a、不連続的に少なくとも6m°容積の釜中でポリ塩化
ビニルに対して1重量%以下の乳化剤の存在でpH9,
5〜11.5で変換率30%を上回り、少なくとも変換
率80%まで重合するか、又はす、連続的にポリ塩化ビ
ニルに対して2重量%以下の乳化剤の存在でpH9,5
〜11.5で少なくとも変換率80%まで重合し、かつ
次いでa又はbにより得られる重合体−分散液を噴霧乾
燥前にpH6〜7.5に又は噴霧乾燥間にpH4〜7.
5に調節する。
方法の特別な実施形においてaにより操作し、その際全
重合をpH9,5〜11,5で実施する。
方法の優れた実施形においてaにより操作し、その際重
合をpH6〜6.5で変換率15%までかつpH6,5
〜7.5で変換率30%まで実施する。
水性エマルジョン中で乳化剤として脂肪酸塩の存在で比
較的低いpH−範囲(8,0〜9.0)で塩化ビニルを
重合しかつ引続き噴霧乾燥してペースト化可能な塩化ビ
ニルの重合体を製造することは公知である(西ドイツ国
特許第1051505号明細書、特許請求の範囲第1項
、例2、米国特許第2957858号明細書特許請求の
範囲第1項)しかしながら比較例2.3及び5から分る
様にこのpH−範囲での重合を、現代の技術的方法、従
って本発明方法に緊急に要求されている二つの要求、即
ち高いモノマー濃度(少なくとも45重量%)、同時に
低い乳化剤濃度を維持しつつ実施することはできない。
分散液は既に比較的小さな3007−釜(その攪拌機は
比較的小さな剪断力作用を有する)中で重合する間に不
安定となり、既に固体濃度35〜40%を下回っている
際に凝集する。
本発明の詳細な実施形により全重合を不連続的にpH9
,5〜11.5で実施し、得られるラテックスを噴霧乾
燥前にpH6〜7.5に調節すると、非常に良好な粘度
挙動のペーストに加工することのできる重合体が得られ
る(例1)。
この効果は本発明の最適な実施形により重合を変換率1
5%までpH6〜6.5でかつ変換率30%までpH6
,5〜7.5で実施し、かつ変換率30%の際にpH1
0〜11.5に高め、次いでこのpH範囲で重合を最後
まで行なうことにより著しく改良することができる(例
2)。
重合中又は初期の段階での低いpH値の調節は最終生成
物の熱安定性を損わない酸、酸性作用の塩又は酸形成化
合物の配量(徐徐に添加)により行なうことができる。
例えば酸、例えば塩酸、蓚酸、蟻酸、硫酸、更に酸性反
応の塩、例えば硫酸水素ナトリウム又は重合媒体中で活
性剤の作用下に酸化されて酸となる7/I’コール、例
えばグリセリン及びグリコールが好適である。
同時に酸官能性を有しかつ共活性剤として作用する化合
物、例えばアスコルビン酸も使用スルコとができる。
変換率30%の際のアルカリ化は水溶液として必要量の
NaOH,KOHの添加により達成することができる。
乳化剤を重合中に連続的に又は一定のプログラムに従っ
て添加する場合には必要なアルカリ量を乳化剤溶液と一
緒に添加することも可能である。
ラテックスの噴霧乾燥前のpH6〜7.5、又は噴霧乾
燥中のpH4〜7.5の調節は重合中のpH低下に使用
されるものと同じ酸性化合物を用いて行なうことができ
る。
噴霧乾燥前のラテックスのpH−低下の際の酸性化合物
の濃度は局部的な過酸性化が生じない様に選択する、そ
れというのも瞬間的な凝集を惹起せしめるからである。
噴霧乾燥前にアルカリ性分散液に酸性化合物の水溶液を
混入することは攪拌釜中で不連続的に行なってもまた、
連続的に駆動される攪拌釜中で分散液を酸性化合物の溶
液と混合するか、又は必要な混乱流を供給する装着装置
を具備する管中で混合することにより連続的に実施する
こともできる。
分散碇のpH値低下の工程はノズル噴射の直前に行なう
分散液の噴霧乾燥前にpH−低下のために酸性性化合物
を供給するための有利な実施形は酸性化合物を混合装置
を備えた分散液導管中に噴霧乾燥の直前に装入すること
である。
得られるペーストの低粘度の点についてはpH値を熱時
に低下させることが特に有効である。
分散液(ラテックスの)はそのために酸性化合物の混入
前に30〜60℃に加温し又は重合釜と噴霧乾燥器との
間に長い道程及び時間がないならば重合工程から熱いま
ま酸性化合物で処理する。
重合分散液のpH−低下の最適な実施形は、表1の例4
〜6の結果が示す様に噴霧乾燥中に必要量の酸性化合物
を供給することである。
酸性化合物の水溶液を重合体−分散液と一緒に噴霧乾燥
器中にノズル噴射することが可能であり、その際付加的
に具備するノズルを用いて酸性水溶液を分散液と一緒に
噴霧塔中に噴入させる。
その際噴霧乾燥中に分散液中の酸性化合物の均質な分配
が達成されることが重要である。
ノズルはこの理由から塔中で均等に配分されるべきであ
る。
二成分ノズルも一成分ノズルも使用することができる。
温乾燥空気に水性媒体中で酸性溶液を形成するガス、例
えばHCI、S03、SO2、CO2を供給することも
可能である。
本発明の方法はペースト化可能な塩化ビニルのホモポリ
マー及びコポリマーの製造に使用することができる。
コモノマーとしては主としてモノオレフィン性不飽和化
合物、例えば塩化ビニリデン又はC−原子数2〜20、
有利に2〜4の直鎖又は分枝鎖カルボン酸のビニルエス
テル、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ブチル
酸ビニル;更に不飽和酸、例えばマレイン−、フマル−
、イタコン−、クロトン−、アクリル−、メタクリル酸
並びにそのC−原子数1〜10のモノ〜又はジアルコー
ルとのモノ又はジエステル;α−オレフィン、例工ばエ
チレン、プロピレン、インブチレン、スチレン、アクリ
ルニトリル、また数個不飽和の化合物が該当する。
コモノマーは重合バッチ中に30重量%まで存在してい
て良い。
触媒としては塩化ビニルをエマルジョン重合する際に常
用の水溶性化合物、例えば水溶性ベルスルフェート、例
えば過硫酸ナトリウム又はカリウム(場合により還元性
成分、例えば水溶性重亜硫酸塩、ハイドロスルファイト
、ヒドラジン、チオスルフェート、ホルムアルデヒドス
ルホキシレートと組合せて);還元性成分、例えば重亜
硫酸塩、ヒドラジン、ヒドロキシルアミノ又はアスコル
ビン酸と組合せた過酸化水素、更に過酸化水素及び活性
化成分、例えば銅塩(これはアルカリ媒体中で錯化剤、
例えばピロ燐酸塩とともに使用すべきである)と組合せ
た水溶性過硫酸塩が該当する。
これは常用の濃度を使用する。
水性エマルジョン中での塩化ビニルの重合の際に使用し
得る他の触媒は例えばコルンフ(Bovey Kolt
hoff >他藩′°エマルジョンスポリメリゼーショ
ン (Emulsionspolymerisation
)”(59〜93頁、1955年、N1Y)に記載され
ている。
乳化剤としてはC−原子数8〜18の非分枝鎖及び分枝
鎖脂肪酸のNa−又はに一塩、例えばカプリン酸ナトリ
ウム又は〜カリウム、ラウリン酸ナトリウム又は−カリ
ウム、ミリスチン酸ナトリウム又はカリウム、パルミチ
ン酸ナトリウム又はカリウム、ステアリン酸ナトリウム
又はカリウムを使用する。
ラウリン酸ナトリウム及びミリスチン酸ナトリウムが優
れている。
不連続的重合により得られる分散液(ラテックス)はポ
リ塩化ビニルに対して乳化剤を1.0重量%を、また連
続的重合により得られる分散液は2重量%を越えてはな
らない、それというのも高い乳化剤濃度は最終生成物中
でかつ加工の際に不利な作用を与えるからである。
これは透明性を損い、重合体及びこれから製造される製
品の水散感性並びに電気性値を高める。
更にペースト化可能な重合体の製造は、現代の技術的方
法に課せられている経済性という要求に応じるために、
高い割合で、少なくとも45重量%のモノマーを含むエ
マルジョン中で実施しなげればならない。
高いモノマー濃度は重合釜並びに噴霧乾燥塔中の高い空
時収量を保証しかつその上に噴霧乾燥工程の際にエネル
ギー費用を節約する。
特に高割合で、乳化剤の少ない重合体分散液の製造を可
能にする不連続的方法は西ドイツ国特許出願公告第19
64029号に記載されており、それによれば乳化剤を
重合工程中に一定のプログラムに従って添加する。
重合は常用温度35〜70℃、圧力5.5バールから1
3バールで行なうことができる。
重合釜は容積少なくとも6m°、有利に少なくとも40
m”、特に200 m3を有する。
ペースト化可能なポリマーとは40μmよりも大きい粒
分を約2重量%よりも多(ない割合で含むペースト化可
能な粉末である。
噴霧乾燥は例えばウルマンの゛°エンシクロペディー・
デア・テヒニツシエン・ヒエミー (EncyclopKdie der Techni
schen Chemie)”〔第1巻、602頁以下
(1951年)〕に記載されている様な常用の噴霧乾燥
装置内で行なうことができる。
ペーストに好適な粒径を当初から有する粉末にするため
の塩化ビニル重合体分散液の噴霧乾燥の好適な方法は西
ドイツ国特許出願公告第2146753号明細書に記載
されている。
次に実施例につき本方法を詳説する。
比較例 1 6.1−圧力容器中で空中酸素の排除下に脱塩水220
07並びに予め製造した。
水500(l中のレドックス成分としての硝酸銅601
及びピロ燐酸ナトリウム(硝酸銅の錯化剤として)14
40iの溶液を装入する。
装入物をpH11,0に調節する。
反応容器を約56℃に加熱し、かつ攪拌下に塩化ビニル
700kg及び活性剤溶液(水中のに2820g )3
% ’Fl液)20.eを添加スル。
重合開始後乳化剤溶液(ラウリン酸に対して0.15当
量過剰のNaOHを有する水中のラウリン酸ナトリウム
の3.5%〜溶液)、塩化ビニル及び1.5%一過酸化
水素溶液を次のプログラムに従って添加する。
重合は約6〜7時間後に終了する。
乾燥含量48%のラテックスを得る。
K−値は70である(フイケンチャーのに一位測定方法
:カイナー(Kainer )著、ポリビニルクロリド
・ラント・ビニルクロリドーミツシュポリメリザーテ (Po1yvinylchlorid und Vi
nylchloridMischpolymerisa
te )、Springer −Verlag 。
ベルリン/ケッチンダン/ハイデルベルグ、238/2
39頁(1951年))、最終pH値= pH11,0
、表面張カニ 4 B dyn 76m:乳化剤含量は
ポリ塩化ビニルに対して0.75重量%である。
この様にして得られる分散液を西ドイツ国特許公開公報
第2146753号により噴霧乾燥し、フタル酸ジオク
チル40重量部を有する粉末60重量部をペーストにし
、2時間後のペーストの粘度をハーケ回転粘度計で測定
する。
表1に種々の剪断速度に関する粘度を記載する。
比較例 2 圧力容器3001中で空中酸素の排除下に脱塩水100
7並びに予め製造した。
水100グ中のピロ燐酸ナトリウム33P中の硝酸銅1
.37fの溶液並びに5%−ラウリン酸アンモニウム溶
液0.11を装入する。
オートクレーブを40回転/分で攪拌下に56℃に加熱
し、次いで塩化ビニル1001並びに3%一過硫酸カリ
ウム溶液1.51を添加する。
重合開始後乳化剤溶液(ラウリン酸に対して15%の過
剰でNa20Hを有する5%−ラウリン酸アンモニウム
溶液)、塩化ビニル及び0.5%一過酸化水素溶液を次
のプログラムに従って添加する。
4〜4.5時間後に重合を中断しなければならなかった
、それというのも分散液が凝集したからである。
実験を繰り返したにもかかわらずポリ塩化ビニルに対し
てラウリン酸アンモニウム1%を有する安定な分散液を
得ることはできなかった。
凝集した分散液のpH値は8.6であった。
比較例 3 圧力容器63中で空中酸素の排除下に脱塩水220Mを
装入する。
反応容器を約56℃に加熱しかつ塩化ビニル700kg
及び活性剤として3%一過硫酸カリウム溶液201並び
に乳化剤として3.5%−ラウリン酸ナトリウム溶液1
07を装入する。
重合開始後活性剤として1.5%−過酸化水素溶液及び
pH調節用及び還元剤として0.8%アスコルビン酸溶
液並びに塩化ビニルを次のプログラムに従って配量する
ギ M合はF15.5〜6時間欽に梃子する。
最終pH値は8.8である。
分散液の一部は既に重合中に凝集し、残りはもはやポン
プ送り不可能であったので、分散液はノズル噴射できな
かった。
乳化剤含量はポリ塩化ビニルに対して0.75重量%で
あった。
例1 比較例1により製造しかつ依然として45℃の熱い分散
液1001に0.4%−蟻酸201を混合すると、分散
液のpH値がpH7,5に下がる。
酸の添加は、分散液を攪拌釜中に装入し、蟻酸を攪拌下
に混合するか又は攪拌釜に分散液及び0.4%蟻酸を比
10:2で平均滞留時間15分で連続的に導通させるこ
とにより行なうことができる。
pH7,5の分散液をpH値低下直後に西ドイツ国特許
出願公告第2146753号に記載されている様にして
噴霧乾燥する。
粉末60重量部をフタル酸ジオクチル40重量部ととも
にペーストにしたペーストの粘度を表1に記載する。
例2 6 m”−圧力容器中に空中酸素の排除下に脱塩水22
00/?並びに予め製造した水500M’中の硝酸銅6
0P及びピロ燐酸す) IJウム144C1の溶液を装
入する。
反応容器を約56°Cに加熱しかつ塩化ビニル700k
g及び活性剤として3%過硫酸カリウム溶液201を添
加し、並びに乳化剤として3.5%−ラウリン酸ナトリ
ウム溶液101、活性剤として1.5%−過酸化水素溶
液及びpH−調節のために0.8%−アスコルビン酸溶
液並びに塩化ビニルを次のプログラムに従って配量する
: 25時間後50%−苛性ソーダ溶液100CIを重合混
合物に添加する。
重合時間3時間後に添加する乳化剤溶液は50%−苛性
ソーダ溶液250?を含有する。
重合は約5.5〜6時間後に終了する。
分散液は乾燥含量48%を有し、K−値は70であり、
表面張力は48 dyn /cmであり、乳化剤濃度は
固体に対して0.75%である。
分散液の噴霧乾燥前に例1の様にしてpH値をpH7,
5に下げる。
噴霧乾燥した粉末からフタル酸ジオクチルを有するペー
ストを製造しく比60:40)かつ貯蔵2時間後の粘度
を測定する。
表1から明らかである様に、得られるペーストは比較例
1により製造されるペーストと比較して係数12改良さ
れた粘度を有する。
例3 比較例1で製造した分散液をノズル35個を備えた噴霧
塔内で噴射する。
ノズルは西ドイツ国特許公開公報第2146753号に
記載されている様な種類のものである。
35のノズルは1時間当り分散液1800kgを噴霧す
る。
更に3個の同種のノズルにより2.5%−蟻酸36kg
を塔内に噴霧する。
ノズルは均等に噴霧乾燥器の周囲に配置されている。
ノズルは0.6 mm開口のニップル装入体及び吸い上
げ高さ1.2mを有する。
塔内にある混合物のpH値はpH7,3である。
粉末を用いて比60:40でペースト化されたペースト
の粘度を表1に挙げる。
ペースト粘度は比較例1に対して係数40改良されてい
る。
例4 例3の様にして操作するが、5%−塩酸36kgととも
に1時間当り分散液1800に9を噴霧する。
塔内にある混合物のpH値はpH4,8である。
比60 : 40でペースト化される粉末のペースト粘
度を表1に記載する。
比較例1に対して係数60の粘度の改良が達成される。
例5 40m°−反応容器中で空中酸素の排除下に脱塩水12
6001.50%−苛性ソーダ溶液6.2 kg、ピロ
燐酸ナトリウム3.3 kg、硝酸銅135グ及び37
5%−ラウリン酸ナトリウム溶液1851を装入する。
装入物のpH値はpH12,2である。反応容器を35
回回転弁で攪拌下に56℃に加熱し、同時に塩化ビニル
63501を入れる。
次いでラウリン酸に対してNaOHを0.15当量過剰
に有する3、70%−ラウリン酸ナトリウム溶液、塩化
ビニル、水中に2S208の3%−溶液及び20%−H
2O2−溶液を次のプログラムにより添加する: 重合は約6時間後に終了する。
得られるラテックスは乾燥含量48%及びpH11,5
を有する。
ポリ塩化ビニルの乳化剤含量は0.75%である。
分散液は例3の様にして噴霧乾燥する。
塔内にある混合物のpH値はpH7,0である。
粉末を用いて得られるペースト(比60:40でペース
ト化したもの)のペースト粘度を表1に記載する。
例6 比較例1の様にして重合するが、塩化ビニル95%及び
酢酸ビニル5%から成る混合物を重合する。
固体48%を有する、得られる分散液を例3の様にして
後処理する。
塔中の混合物のpH値はpH7,0である。
粉末を用いて得られるペースト(比60 : 40でペ
ースト化したもの)のペースト粘度を表1に記載する。
比較例 4 ジャケット冷却器及び葉状攪拌機を備えた3001−容
積のオートクレーブ中に毎時次のものを装入する。
塩化ビニル 14 l水性
2.0%−ラウリン酸ナトリウム 11.67(ポリ
塩化ビニルに対して2重量%) 3%−水性過硫酸カリウム溶液 0.27及び
0.5%−水性過酸化水素溶液 0.21オート
クレーブの充填塵は90%である。
重合温度を46℃に保持する。
変換率は約90%である。
容器の底部から固体含量49%、pH9,5〜9.7及
び表面張力37、4 dyn /CTLを有する分散液
を連続的に取り出す。
分散液を比較例1の様にして噴霧乾燥する。
比60:40でツタル酸ジオクチルとともにペースト化
される粉末のペースト粘度を表2に挙げる。
比較例 5 比較例4の様にして操作したが、pH<9.3に調節す
る様にし、かつラウリン酸ナトリウム溶液の製造の際に
過剰のラウリン酸を使用した。
pH値がpH9,3を下回ると直ちに分散液は不安定に
なり、凝集し始めた。
例7 比較例4で連続的に重合した分散液を噴霧乾燥の開側3
の様にしてノズル噴射するが、1時間当り同量の分散液
に対して50%−蟻酸36kgを塔中に噴霧する。
塔内の混合物のpH値はp H7、2である。
ペースト粘度を表1に挙げる。比較例4に対して係数4
0改良される。
例8 例7の様にして噴霧乾燥するが、蟻酸の代わりに5%−
塩酸18kgを使用する。
pH値はpH6,0である。
ペースト粘度を表1に挙げる。比較例4に対して係数1
50改良される。
異なるタイプの乳化剤使用下に製造したエマルジョン−
ポリ塩化ビニルの熱安定性の試験 実験すべきポリ塩化ビニル粉末を磁製皿中で次の割合で
柔軟剤及び安定剤と混合する: ポリ塩化ビニル 100重量部フタル
酸ジオクチル 30 M置部Ba−Cd
−安定剤〔ベルロツ・・−1重量部(BMrloche
r )社〕 回転台上で混合物を5分間回転させ、次いで厚さ1.0
mmのシートに引延ばす。
シートから、18X18mmの方丈を打抜き、カルツセ
ルーブラベンダ(Karussel −Brabend
er )−加熱P中で温度180℃を負荷する。
試験片を5分の時間間隔で取出す。
熱的負荷は変色で認めることができる。黒変の直前まで
の経過時間を熱安定性の基準として表2に記載する。
表2から明白である様に、乳化剤としてカルボン酸のア
ルカリ塩を使用する際に他の公知の乳化剤タイプを使用
する際よりも著しく良好な熱安定性を有する塩化ビニル
重合体を製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶性触媒及び乳化剤としてのカルボン酸塩の存在
    でpH8,5〜11の水性エマルジョン中で重合しかつ
    得られるラテックスを噴霧乾燥することによりペースト
    化可能な塩化ビニルポリマーを製造するに当り、モノマ
    ーを少なくとも45重量%含有するエマルジョンを乳化
    剤としてC−原子8〜18の脂肪酸のナトリウム−又は
    カリウム塩の存在で a、少なくとも6m°容積の釜中でポリ塩化ビニルに対
    して1重量以下の乳化剤の存在でpH9,5〜11.5
    で変換率30%を上回り、少なくとも80%の変換率ま
    で不連続的に重合するか又はす、ポリ塩化ビニルに対し
    て2重量以下の乳化剤の存在でpH9,5〜11.5で
    少なくとも80%の変換率まで連続的に重合し、次いで
    a又はbにより得られる重合体分散液を噴霧乾燥前にp
    m 6〜7.5に又は噴霧乾燥間に4〜7.5に調節す
    ることを特徴とする、ペースト化可能な塩化ビニルポリ
    マーの製法。 2 aにより操作しかつその際全重合をpH9,5〜1
    1.5で実施する特許請求の範囲第1項記載のペースト
    化可能な塩化ビニルポリマーの製法。 3 aにより操作しかつその際重合を変換率15Aまで
    pH6〜6.5でかつ変換率30%までpH6,5〜7
    .5で実施する特許請求の範囲第1項記載Oペースト化
    可能な塩化ビニルポリマーの製法。
JP51084918A 1975-07-16 1976-07-16 ペ−スト化可能な塩化ビニルポリマ−の製法 Expired JPS5845966B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2531780A DE2531780C3 (de) 1975-07-16 1975-07-16 Verfahren zur Herstellung von verpastbaren Polymeren des Vinylchlorids

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5212292A JPS5212292A (en) 1977-01-29
JPS5845966B2 true JPS5845966B2 (ja) 1983-10-13

Family

ID=5951665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51084918A Expired JPS5845966B2 (ja) 1975-07-16 1976-07-16 ペ−スト化可能な塩化ビニルポリマ−の製法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US4133947A (ja)
JP (1) JPS5845966B2 (ja)
BE (1) BE844171A (ja)
CA (1) CA1092292A (ja)
CH (1) CH601361A5 (ja)
DE (1) DE2531780C3 (ja)
FR (1) FR2318180A1 (ja)
GB (1) GB1547274A (ja)
IT (1) IT1062611B (ja)
NL (1) NL7607850A (ja)
NO (1) NO145166C (ja)
SE (1) SE431096C (ja)
YU (1) YU39040B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608474A (ja) * 1983-06-29 1985-01-17 Fuji Electric Co Ltd S形チユ−ブラ水車

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2543823C2 (de) * 1975-10-01 1982-10-21 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verfahren zur Herstellung von Polymeren des Vinylchlorids
US4276138A (en) * 1978-06-27 1981-06-30 Agency Of Industrial Science & Technology Method for reducing electrostatic charging on shaped articles of polyvinyl chloride resins
US4299952A (en) * 1980-03-24 1981-11-10 The Dow Chemical Company Method for recovering synthetic resinous latex solids
DE3034983C2 (de) * 1980-09-17 1982-06-16 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verfahren zur thermischen Nachbehandlung von verpastbaren Polymerisaten des Vinylchlorids
DE3303816A1 (de) * 1982-02-05 1983-08-18 Výzkumný ústav bavlnářský, Ustí nad Orlicí Spinnrotor von offenendspinneinheiten
US4775742A (en) * 1985-12-23 1988-10-04 Occidental Chemical Corporaton Production of vinyl halide resins for clear solutions
DE3605801A1 (de) * 1986-02-22 1987-08-27 Bayer Ag Polymerisataufarbeitung durch spruehtrocknung
FR2603890B1 (fr) * 1986-09-12 1988-11-18 Atochem Procede de preparation d'homo- et copolymeres du chlorure de vinyle aptes a donner des plastisols
DE4012446A1 (de) * 1990-04-19 1991-10-24 Basf Ag Verfahren zur herstellung einer thermostabilen polyvvinylhalogenidharzmasse
KR100789249B1 (ko) * 2005-10-31 2008-01-02 주식회사 엘지화학 낮은 점도를 갖는 플라스티졸을 제공할 수 있는 염화비닐계수지의 제조 방법 및 그로부터 제조된 염화비닐계 수지
EP1943279A4 (en) * 2005-10-31 2011-08-03 Lg Chemical Ltd METHOD FOR PRODUCING RESIN ON VINYL CHLORIDE BASE FOR MAKING LOW VISCOSITY OF PLASTISOL, VINYL CHLORIDE BASE RESIN PRODUCED BY THE METHOD AND METHOD FOR PRODUCING PLASTISOL ON VINYL CHLORIDE BASE AND PLATISOL PRODUCED ON VINYL CHLORIDE BASE
CN104959087B (zh) 2010-04-09 2017-08-15 帕西拉制药有限公司 用于配制大直径合成膜囊泡的方法
KR102004734B1 (ko) * 2015-10-20 2019-07-29 주식회사 엘지화학 폴리염화비닐중합체의 제조방법
KR102010025B1 (ko) 2016-10-12 2019-08-12 주식회사 엘지화학 염화비닐계 중합체 조성물 및 이의 제조방법
CN109957055B (zh) * 2019-04-05 2021-06-18 唐山三友氯碱有限责任公司 用于制备劳保手套浸渍层的聚氯乙烯糊树脂的生产方法
WO2024069235A2 (en) 2022-09-30 2024-04-04 Sixfold Bioscience Ltd. Compositions containing oligonucleotides with theranostic applications

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB724558A (en) * 1952-03-11 1955-02-23 Solvic Sa A process for the production of vinyl chloride polymers
NL87004C (ja) * 1953-03-31
US2721859A (en) * 1954-08-16 1955-10-25 Us Rubber Co Spray-drying process for making plastisol grade vinyl chloride polymers
NL196552A (ja) * 1955-04-19 1955-04-19
FR1153895A (fr) * 1955-05-13 1958-03-28 Wacker Chemie Gmbh Procédé de polymérisation de composés vinyliques et acryliques
FR1329254A (fr) * 1961-07-20 1963-06-07 Wacker Chemie Gmbh Procédé de préparation de polymères du chlorure de vinyle
US3840507A (en) * 1971-05-25 1974-10-08 Bp Chem Int Ltd Polymer recovery process
DE2146753A1 (de) * 1971-09-18 1973-03-29 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur herstellung von emulgatorhaltigen kunststoffpulvern auf der basis von polyvinylchlorid oder vinylchlorid-copolymerisat

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608474A (ja) * 1983-06-29 1985-01-17 Fuji Electric Co Ltd S形チユ−ブラ水車

Also Published As

Publication number Publication date
IT1062611B (it) 1984-10-20
SE431096B (sv) 1984-01-16
FR2318180A1 (fr) 1977-02-11
YU138676A (en) 1982-06-30
NL7607850A (nl) 1977-01-18
BE844171A (fr) 1977-01-17
SE431096C (sv) 1985-09-09
US4133947A (en) 1979-01-09
DE2531780B2 (de) 1979-05-23
DE2531780A1 (de) 1977-01-20
FR2318180B1 (ja) 1980-02-22
NO762432L (ja) 1977-01-18
CA1092292A (en) 1980-12-23
NO145166B (no) 1981-10-19
JPS5212292A (en) 1977-01-29
CH601361A5 (ja) 1978-07-14
DE2531780C3 (de) 1980-02-07
NO145166C (no) 1982-01-27
SE7608023L (sv) 1977-01-17
GB1547274A (en) 1979-06-06
YU39040B (en) 1984-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5845966B2 (ja) ペ−スト化可能な塩化ビニルポリマ−の製法
CA1056997A (en) Process for the production of vinyl chloride polymerizates
US3297613A (en) Vinylidene chloride-acrylate-amide interpolymer
US4071675A (en) Emulsion polymerization of vinyl chloride using mixed emulsifier system in a single step in the absence of seed formation
US2400957A (en) Manufacture of polyvinyl acetal resins
US4207412A (en) Aftertreatment of spray dried, powdered vinyl chloride emulsion polymerizates
US4115640A (en) Aftertreatment of spray dried, powdered vinyl chloride emulsion polymerizates
JP3998762B2 (ja) ペースト加工用塩化ビニル系樹脂顆粒およびその製造方法
US4184029A (en) Process for the production of high-durometer polymers of vinyl chloride with pH control
CN113698517A (zh) 一种聚氯乙烯糊树脂及其制备方法
JPH0656915A (ja) ペースト加工用ポリ塩化ビニル樹脂の製造方法
JPS5834484B2 (ja) ポリフツ化ビニリデン粉末の製造方法
JPS5950161B2 (ja) ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造方法
US2921046A (en) Process for preparing stable vinyl chloride polymers
EP3865518B1 (en) Method for preparing polymerization initiator composition
US3696079A (en) Process for the preparation of polyvinyl chloride polymerizates suitable for vinyl pastes
JPH0867705A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPS5820965B2 (ja) ビニルクロライドの重合方法
JPH0465102B2 (ja)
JP3344031B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂の製造方法
US2555286A (en) Polymerization of vinyl acetate in granular form
JPS6253018B2 (ja)
US3776894A (en) Process for the manufacture of suspension polyvinyl chloride of porous structure and high apparent density
JP3419096B2 (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPS61188402A (ja) 粒状ペ−スト用塩化ビニル樹脂の製造法