JPS5845833Y2 - 輸送管洗浄装置 - Google Patents

輸送管洗浄装置

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JPS5845833Y2
JPS5845833Y2 JP1980162177U JP16217780U JPS5845833Y2 JP S5845833 Y2 JPS5845833 Y2 JP S5845833Y2 JP 1980162177 U JP1980162177 U JP 1980162177U JP 16217780 U JP16217780 U JP 16217780U JP S5845833 Y2 JPS5845833 Y2 JP S5845833Y2
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JP
Japan
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transport pipe
sponge
pipe
water
lid
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Expired
Application number
JP1980162177U
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JPS5786681U (ja
Inventor
新太郎 千田
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、生コンクリートの圧送に使われた輸送管の
内孔部を清浄化するための輸送管洗浄装置に関するもの
である。
コンクリートミキサ車によって現場に運搬された生コン
は、現場に駐車するコンクリートポンプによって打設個
所に圧送されるが、一般には第1図に示すように、コン
クリートポンプ1から吐出された生コンは、多数の接続
された輸送管2A、2B、2C・・・・・・を通って打
設個所に送出されるようになっている。
しかして生コンの圧送作業終了後は、管内に残った生コ
ンの固着を防止する目的から、これらの輸送管の内孔を
洗浄して残存生コンを管外に排出させる作業が行われる
ここで、従来行われていた洗浄方法につき、第2図を参
照し手順に従い説明する。
(1)輸送管の途中3を切離す。
・・・・・・第2図a(2)管2Bの端部にある生コン
Mを手作業で掻き出す。
・・・・・・第2図b(3)洗浄用スポンジ4を、押棒
を使い手作業で管端の空部に詰める。
・・・・・・第3図C(4)ノズル5付きの蓋6を、ジ
ヨイント7によって管2 Bに接合させた後、ノズル5
のコック8に、圧縮空気の供給パイプ9を接続させる。
・・・・・・第3図d (5)コック8を開いて管2B内に高圧気を送気する。
これにより、スポンジ4がピストンの作用を行い、管2
B内の生コンMを押出して、反対側の端面開口から外部
に排出させ、最後に、スポンジ4も管2Bから抜は出す
(6)その後、コック8を閉めた上で、蓋6のジヨイン
ト7を外す。
なお、以上の作業で生コンMの排出は終るが、管2Bの
内孔には、末だ生コンのペースト分が粘着、残存してい
るので、引続き次項以下の水洗浄作業に移行する。
(7)下達する各操作により、第2図eに示す組付状態
にする。
(7−1)管2Bに作業用のベント管10を接続する。
(7−2)洗浄水Wを管2B内に注入する。
(7−3)前項3と同様にして再度スポンジ4をベント
管10に詰める。
(7−4)前項4と同様にして蓋6をベント管10に取
付ける。
(8)コック8を開いて高圧気をベント管10に送気す
る。
これにより、輸送管2B内壁の付着ペースト分は、洗浄
水Wの作用により流動化された上で、スポンジ4に摺り
送られ、最後にスポンジ4は、水Wと共に反対側の端面
開口から外部に排出される。
(9)作業用具(ベント管10、蓋6、スポンジ4)を
復I8.格納する。
ところで、このような従来の洗浄方法によると、次のよ
うな不具合がある。
(a)作業者が生コンMを掻き出す際に、身体や衣服の
汚れが著しい。
(b)生コンM掃き出し作業と、スポンジ4の詰め作業
には、かなりの時間がかかることから、輸送管2Bに下
り勾配が付いている場合には、作業中に生コンMが操作
側に逆流して、作業が著しく困難になる。
(C)スポンジ4の摺擦時の空気漏れを防止するために
、スポンジ4の圧入代を十分に大きく採っであることか
ら、スポンジ4を詰める時の棒押しに大きな力が必要で
、その労力が大変であるばかりでなく、棒突きによって
スポンジ4が破損され易い。
(d)水洗い前後のベント管10の着脱操作や、注水操
作が非常に面倒である。
本考案は、上記不具合を解消するためになされたもので
あって、すなわち、本考案の目的は、洗浄操作が容易で
、かつ洗浄の作業性が良い輸送管洗浄装置を提供するこ
とにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の洗浄装置は、第3図ないし第5図に示すように
、被洗浄輸送管11に接続される管体12と、同管体1
2に付設された蓋13および各ノズル14゜15とによ
り形成されると共に、従来と同様な洗浄用スポンジ4が
付属されている。
しかして管体12は、直管形をなし、輸送管11の内径
と同一の内径を有する接続側部分16及び中間部分17
と漏斗状に拡径成形された操作側部分18とにより形成
されていて、接続側開口端のフランジ16aは、ジヨイ
ント7で輸送管11に接合されており、かつ中間部分1
7の軸方向の長さは、スポンジ4を填装し得る長さが採
られている。
次に、操作側部分18のフランジ18 aと、同フラン
ジ18 aに重合する蓋13の平面形状は、夫々菱形に
形成されていて、同フランジ18 aの頂部には、ヒン
ジアーム18 bがひれ状に突設されており、また、フ
ランジ18aの左右両側の内面に突設された耳板18
Cには、クランプボルト19が軸受されると共に、クラ
ンプボルト19が嵌入する切込が水平に凹入形成されて
いる。
更に、蓋13の頂部の外側面には、フォーク状のヒンジ
板13 aが上方に立上って固着されていて、同ヒンジ
板13aは、ヒンジ軸20でヒンジアーム18 bに枢
着されている。
また、蓋13の左右両側には、クランプボルト19が嵌
入する切込13bが凹入形成されていて、閉成された蓋
13は、クランプボルト19のナツト21の螺締により
、フランジ18 Hに圧締され、かつその締着面は、O
リング22により気密化されている。
次に、蓋13の中心に固設された第1の外部連通路とし
てのノズル14には、コック23が介設されていて、同
コック23の外方通口には、圧縮空気供給パイプ9が接
続されている。
このノズル14は蓋13に固設する代りに、前記管体1
2の操作側部分18のフランジ18 a近傍に固設して
もよい。
そのほか、接続側部分16の頂部に固設された第2の外
部連通路としてのノズル15には、コック24が介装さ
れていて、同コック24の外方通口には、コツプ形の水
受け25が取付けられている。
ここで、このように構成された実施例の洗浄装置の操作
と作動につき、操作の順序に従って説明する。
(1)蓋13を開いた状態にした管体12を、圧送作業
に使用した輸送管11の端部にジヨイント7で接続させ
る。
(2)ノズル15のコック24を開いた状態に置いて、
手操作でスポンジ4を管体中間部分17に圧入する。
この時、接続側部分16の内圧がコック24を介して外
気に逃げることと、操作側部分18の内壁にテーパ曲面
が付けられていることがら、スポンジ4の圧入操作は極
めて容易で、かつ短時間で圧入が可能である。
(3)蓋13を閉めてクランプボルト19を緊締する。
(4)ノズル14のコック23を開いて圧縮空気を管体
12内に送気する。
この送気と同時にスポンジ4が空気圧に押されて輸送管
11側に移動し、その直後に水受け25から圧縮空気が
吹出し、その時点でコック24を閉めると、スポンジ4
は引続き輸送管11内の生コンを押しながら進む。
(5)生コンとスポンジ4が、輸送管11の他端開口か
ら抜は出した処で、コック23を閉め、かつ、蓋13を
開く。
(6)更に、排出されたスポンジ4を再度用い、上記と
同様に操作して、第5図に示すようにスポンジ4を管体
12内に填装する。
この時ノズル15のコック24は用いておく。
(7)給水ホースから水受け25に洗浄水を流し込むこ
とにより、接続側部分16の内孔と、輸送管11の内孔
とに洗浄水を注水する。
(8)ノズル15のコック24を閉めた後、ノズル14
のコック23を開く。
これにより、圧縮空気に押されるスポンジ4は、洗浄水
を押しながら輸送管11の内孔を摺擦し、最後に、洗浄
水とスポンジ4は、輸送管11の他端から排出され、水
洗浄作業を終る。
(9)装置を輸送管11から外す。
このように、実施例の装置を用いた洗浄作業では、生コ
ンの掻き出し作業と、スポンジ4の無理な圧入作業との
両作業が必要ないので、作業者が汚れたり、労力を使っ
たりすることがなく、また、水洗浄に伴う余計な組付操
作が解消するほか、スポンジ4の無用な破損が防止され
る。
以上述べたように、本考案に係る輸送管洗浄装置によれ
ば、装置の主体をなす管体の漏斗状に拡径された一端操
作側部分に通水又は通気用の第1の外部連通路を設け、
被洗浄輸送管に接続される上記管体他端の接続側部分に
は通水又は通気用の第2の外部連通路を設けたので、洗
浄用スポンジの装置内への挿入が容易となり、スポンジ
挿入後上記第2の外部連通路を大気中に開放させて被洗
浄輸送管の内圧を抜くことにより第1の外部連通路から
の送圧気による上記スポンジの移動も容易となり、また
上記スポンジの挿入徒弟2の外部連通路から水を管内に
供給せしめた後にスポンジを移動させることにより上記
管内の水洗い洗浄が効率化し、短時間の軽易な操作で能
率良くこと移生コン輸送管の洗浄作業を行わせることが
出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、生コン輸送管の概略図、第2図aないし第2
図eは、従来の洗浄方法の各工程における輸送管の断面
図、第3図は、本考案の一実施例を示す輸送管洗浄装置
の正面図、第4図は、同側面図、第5図は、同側断面図
である。 4・・・・・・スポンジ、9・・・・・・圧縮空気供給
ポンプ、13・・・・・・蓋、14・・・・・・第1の
外部連通路を形成するノズル、15・・・・・・第2の
外部連通路を形成するノズル、16・・・・・・接続側
部分、17・・・・・・中間部分、18・・・・・・操
作側部分、23.24・・・・・・操作開閉コック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作側部分、中間部分、および、開口端面が被洗浄輸送
    管に接続し得るように形成された接続側部分との3つの
    部分から戒る管体であって、その上記操作側部分は漏斗
    状に拡径した形状となっており、かつ、開閉自在の蓋が
    設けられており、また上記操作側部分には管体内に通気
    あるいは通水を行うと共に操作開閉自在に形成されてい
    る第1の外部連通路が開口形成されており、また上記接
    続部分には管体内に通気あるいは通水を行うと共に操作
    開閉自在に形成されている第2の外部連通路が開口形成
    されていることを特徴とする輸送管洗浄装置。
JP1980162177U 1980-11-14 1980-11-14 輸送管洗浄装置 Expired JPS5845833Y2 (ja)

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JP1980162177U JPS5845833Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 輸送管洗浄装置

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JP1980162177U JPS5845833Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 輸送管洗浄装置

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JPS5786681U JPS5786681U (ja) 1982-05-28
JPS5845833Y2 true JPS5845833Y2 (ja) 1983-10-18

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ID=29521065

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JP1980162177U Expired JPS5845833Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 輸送管洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5296498B2 (ja) * 2008-11-07 2013-09-25 株式会社ブリヂストン 継手管及び洗浄方法
JP6049406B2 (ja) * 2012-11-08 2016-12-21 鈴木 宏 伏越管路の洗浄方法及び洗浄システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610383A (en) * 1979-07-06 1981-02-02 Schwing Friedrich Wilh Conduit attachment with casing for replacing cleaning member which can be incorporated into conduit for pressureesending muddy substance* particularly* concrete

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JPS5610383A (en) * 1979-07-06 1981-02-02 Schwing Friedrich Wilh Conduit attachment with casing for replacing cleaning member which can be incorporated into conduit for pressureesending muddy substance* particularly* concrete

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JPS5786681U (ja) 1982-05-28

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