JPS584556Y2 - 玩具ミシン - Google Patents
玩具ミシンInfo
- Publication number
- JPS584556Y2 JPS584556Y2 JP1980103628U JP10362880U JPS584556Y2 JP S584556 Y2 JPS584556 Y2 JP S584556Y2 JP 1980103628 U JP1980103628 U JP 1980103628U JP 10362880 U JP10362880 U JP 10362880U JP S584556 Y2 JPS584556 Y2 JP S584556Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- pressing shaft
- cylinder
- cylindrical body
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は玩具ミシンに係り、厚紙などの板材に対して糸
を挾んだ押圧軸の先端を穴をあけつつさし込み、下糸を
用いることなく、外がら見てミシン掛けしたように見せ
かけることが出来るようにした玩具ミシンを提供するこ
とを目的とする。
を挾んだ押圧軸の先端を穴をあけつつさし込み、下糸を
用いることなく、外がら見てミシン掛けしたように見せ
かけることが出来るようにした玩具ミシンを提供するこ
とを目的とする。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説明する。
第１図は本考案に係る玩具ミシン全体の側面図を示すも
ので、図において全体を符号１で示す玩具ミシンは、ベ
ース３を有し、このベース２の一端には逆り字状に屈曲
するアーム３の脚４が固定されている。
ので、図において全体を符号１で示す玩具ミシンは、ベ
ース３を有し、このベース２の一端には逆り字状に屈曲
するアーム３の脚４が固定されている。
アーム３の先端５はベース２に対して一定間隔を保って
対向位置されている。
対向位置されている。
アーム３の先端５の下面には筒体６が垂直な状態を保っ
て、その下端がベース２の上面近傍に至るように固定さ
れており、この筒体６中には押圧軸７が昇降自在に嵌合
されている。
て、その下端がベース２の上面近傍に至るように固定さ
れており、この筒体６中には押圧軸７が昇降自在に嵌合
されている。
押圧軸７の先端は、第２図に示すように、円弧状の凹部
８となっており、その凹部の両側には先のとがった刃部
８ａ、ｇａが形成され、後記板材に切り込めるようにな
っている。
８となっており、その凹部の両側には先のとがった刃部
８ａ、ｇａが形成され、後記板材に切り込めるようにな
っている。
また、筒体６の下端近傍の側面には横孔９が形成されて
おり、この横孔９は筒体６の内部空間に連通されている
。
おり、この横孔９は筒体６の内部空間に連通されている
。
この横孔９中にはアーム３の側面に回転自在に軸承され
たボビン１０に巻回された毛糸１１が挿入され、筒体６
の下端へと導かれる。
たボビン１０に巻回された毛糸１１が挿入され、筒体６
の下端へと導かれる。
横孔９は第３図以下に示すように筒体６の中央に設けら
れた透孔６ａの下端部の内側面に形成された斜壁６ｂへ
と続いている。
れた透孔６ａの下端部の内側面に形成された斜壁６ｂへ
と続いている。
この斜壁６ｂは筒体６の下端に近づくにつれ徐々に透孔
６ａの中心部に向って傾斜しており、後述するように押
圧軸の下降時において毛糸をしごくための機能を果たす
。
６ａの中心部に向って傾斜しており、後述するように押
圧軸の下降時において毛糸をしごくための機能を果たす
。
一方、前記押圧軸７の上端はアーム３の先端の上部に昇
降自在に取り付けられた把手１２の下端に固定され、こ
の把手１２の下端と、前記筒体６の上端部に位置するば
ね受け１３との間にはばね１４が弾装されており、押圧
軸７および把手１２に対して上方への移動習性を与えて
いる。
降自在に取り付けられた把手１２の下端に固定され、こ
の把手１２の下端と、前記筒体６の上端部に位置するば
ね受け１３との間にはばね１４が弾装されており、押圧
軸７および把手１２に対して上方への移動習性を与えて
いる。
他方、ベース２には前記押圧軸７と対向した位置に開口
部１５が形成されており、この開口部１５に臨んでスト
ッパー１６が設置されている。
部１５が形成されており、この開口部１５に臨んでスト
ッパー１６が設置されている。
このストッパー１６は例えば円柱状に形成され、その中
心には押圧軸７と同一軸線上に押圧軸７が嵌合する受孔
１７が形成されている。
心には押圧軸７と同一軸線上に押圧軸７が嵌合する受孔
１７が形成されている。
このストッパー１６の上端部近傍の外周面にはフランジ
１８が形成されており、このフランジ１８とベース２の
底板との間にはスプリング１９が弾装されており、スト
ッパー１６が上昇する方向へ力を与えているが、ストッ
パー１６の上昇限はフランジ１８が開口部１５の周縁に
おけるベース２の下面に接触することにより規制され、
ストッパー１６の上端面はベース２の上面よりわずかに
突出し、前記筒体６の下端面に接触するか、或いはその
下端面近傍に至っている。
１８が形成されており、このフランジ１８とベース２の
底板との間にはスプリング１９が弾装されており、スト
ッパー１６が上昇する方向へ力を与えているが、ストッ
パー１６の上昇限はフランジ１８が開口部１５の周縁に
おけるベース２の下面に接触することにより規制され、
ストッパー１６の上端面はベース２の上面よりわずかに
突出し、前記筒体６の下端面に接触するか、或いはその
下端面近傍に至っている。
次に、以上のように構成された本考案の実施例の動作に
つき説明する。
つき説明する。
まず、筒体６の横孔９がら透孔６ａに毛糸・１１を通し
てから、厚紙等からなる板材２０を筒体６の下端とベー
スよりわずかに突出したストッパー１６との間に挿入す
る。
てから、厚紙等からなる板材２０を筒体６の下端とベー
スよりわずかに突出したストッパー１６との間に挿入す
る。
この状態で把手１２を下方に押すと、抑圧軸７か下降し
、筒体６の透孔６ａの下端付近に位置する毛糸１１は押
圧軸７の凹部８中に嵌入した状態で斜壁６ｂに沿ってし
ごがれっつ、板材２０を貫通してストッパー１６０受孔
１７中に押し込まれ、この動作中毛糸１１はストッパー
１６の上端と筒体６の下端との間で挟持されるため、板
材２０の上面側にはたるみができず、縫われた側の糸は
引っ張られず、ストッパー１６の受孔１７中に押し込ま
れた毛糸１１のみがたるむ。
、筒体６の透孔６ａの下端付近に位置する毛糸１１は押
圧軸７の凹部８中に嵌入した状態で斜壁６ｂに沿ってし
ごがれっつ、板材２０を貫通してストッパー１６０受孔
１７中に押し込まれ、この動作中毛糸１１はストッパー
１６の上端と筒体６の下端との間で挟持されるため、板
材２０の上面側にはたるみができず、縫われた側の糸は
引っ張られず、ストッパー１６の受孔１７中に押し込ま
れた毛糸１１のみがたるむ。
次に把手１２を離せば、スプリング１４の弾発力により
、把手１２及び押圧軸７が上昇し、毛糸１１のみが厚紙
２０の貫通孔中に押し込まれたまま残る。
、把手１２及び押圧軸７が上昇し、毛糸１１のみが厚紙
２０の貫通孔中に押し込まれたまま残る。
以下同様にして所定ピッチづつ板材２０を送って押圧軸
７を下降させれば、板材２０にはきれいなミシン目が出
来る。
７を下降させれば、板材２０にはきれいなミシン目が出
来る。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、毛糸を
ストッパーと筒体との間に挟持した状態で押圧軸の先端
の凹部と透孔の斜壁との間でしごきつつ毛糸をたるませ
ると共に、毛糸をストッパーと筒体との間で挾んで板材
を貫通し、ストッパーの透孔中に導く構成とされている
ため、縫い込まれる毛糸は十分にたるむが、ミシン目と
なる側の毛糸はたるまず、きれいなミシン目とすること
ができ、毛糸が抜けることのない今までにない玩具ミシ
ンを提供することができる。
ストッパーと筒体との間に挟持した状態で押圧軸の先端
の凹部と透孔の斜壁との間でしごきつつ毛糸をたるませ
ると共に、毛糸をストッパーと筒体との間で挾んで板材
を貫通し、ストッパーの透孔中に導く構成とされている
ため、縫い込まれる毛糸は十分にたるむが、ミシン目と
なる側の毛糸はたるまず、きれいなミシン目とすること
ができ、毛糸が抜けることのない今までにない玩具ミシ
ンを提供することができる。
図は本考案の１実施例を示すもので第１図は側面図、第
２図は要部の縦断側面図、第３図〜第５図は動作を示す
縦断側面図である。 １・・・・・・玩具ミシン、２・・・・・・ベース、３
・・・・・・アーム、６・・・・・・筒体、７・・・・
・・押圧軸、９・・・・・・横孔、１０・・・・・・ボ
ビン、１１・・・・・・毛糸、１２・・・・・・把手、
１４・・・・・・スプリング、１６・・・・・・ストッ
パー、１７・・・・・・透孔。
２図は要部の縦断側面図、第３図〜第５図は動作を示す
縦断側面図である。 １・・・・・・玩具ミシン、２・・・・・・ベース、３
・・・・・・アーム、６・・・・・・筒体、７・・・・
・・押圧軸、９・・・・・・横孔、１０・・・・・・ボ
ビン、１１・・・・・・毛糸、１２・・・・・・把手、
１４・・・・・・スプリング、１６・・・・・・ストッ
パー、１７・・・・・・透孔。
Claims (1)
- ベースの一側に固定され、端部が屈曲してベースと所定
間隔おいて張出したアームと、このアームの端部に装着
され下端をベースに対し所定間隔離して対向して配置さ
れた筒体と、前記アーム、筒体およびベースを貫通して
上下に摺動自在に、かつ、ばねによって常時上方への移
動習性を与えられた状態に装設された押圧軸とを備えて
なる玩具ミシンにおいて前記筒体の下端近傍の側壁に糸
を通すための横孔とその横孔から下の同横孔側の前記筒
体の内側面をその下端に近づくにつれ中心部に向って傾
斜させた斜壁とを形成するとともに、前記押圧軸の上部
に把手、同下端に糸を保持する凹部とその凹部の両側に
被縫板材に切込むための刃部とを設け、一方、前記筒体
と対向した前記ベースの部分位置に開口部を形成し、そ
の開口部に臨んで常時上方への移動習性を与えられ、そ
の上端部が前記筒体の下端部に接して或いは近接して設
けられ、その中央部に前記押圧軸を通す受孔が形成され
ているストッパーを設けたことを特徴とする玩具ミシン
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980103628U JPS584556Y2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | 玩具ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980103628U JPS584556Y2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | 玩具ミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726300U JPS5726300U (ja) | 1982-02-10 |
| JPS584556Y2 true JPS584556Y2 (ja) | 1983-01-26 |
Family
ID=29465016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980103628U Expired JPS584556Y2 (ja) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | 玩具ミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584556Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042539A1 (en) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing apparatus and sewing cartridge |
| JP2003053072A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
| JP2003053069A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
| JP2003053071A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
-
1980
- 1980-07-22 JP JP1980103628U patent/JPS584556Y2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002042539A1 (en) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sewing apparatus and sewing cartridge |
| JP2003053072A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
| JP2003053069A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
| JP2003053071A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-25 | Brother Ind Ltd | 縫製装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726300U (ja) | 1982-02-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS584556Y2 (ja) | 玩具ミシン | |
| US2974354A (en) | Sewing machine hinges with releasable latches | |
| US2723638A (en) | Sewing machine | |
| JPH0232654Y2 (ja) | ||
| JPS5932391Y2 (ja) | カッタ−付きトイレットペ−パ−ホルダ−用カバ− | |
| JPS588317Y2 (ja) | 玩具ミシン | |
| KR890005729Y1 (ko) | 접착 테이프 부착기 | |
| JPS6020388Y2 (ja) | 裁縫箱の針山保持構造 | |
| JPS5884086U (ja) | 刺繍用ミシンに於ける糸端の繰出切断装置 | |
| JPH0223249Y2 (ja) | ||
| JPH0261986U (ja) | ||
| JPS6057370U (ja) | ミシンにおける縫糸切断装置付押え金 | |
| JPS6010485Y2 (ja) | コンパクト | |
| JPH0217570Y2 (ja) | ||
| JPS609486U (ja) | ミシンの全回転釜装置 | |
| JPS62857Y2 (ja) | ||
| JPS58181384U (ja) | ミシンの糸切り装置 | |
| JPS6342556U (ja) | ||
| JPH0322898U (ja) | ||
| JPH04375U (ja) | ||
| JPH0464374U (ja) | ||
| JPS59119277U (ja) | ミシンの押え金連結装置 | |
| JPS6440477U (ja) | ||
| JPS6353698U (ja) | ||
| JPS61138066U (ja) |