JPS5845416Y2 - 引違い戸の安全装置 - Google Patents
引違い戸の安全装置Info
- Publication number
- JPS5845416Y2 JPS5845416Y2 JP8001980U JP8001980U JPS5845416Y2 JP S5845416 Y2 JPS5845416 Y2 JP S5845416Y2 JP 8001980 U JP8001980 U JP 8001980U JP 8001980 U JP8001980 U JP 8001980U JP S5845416 Y2 JPS5845416 Y2 JP S5845416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- well
- rotary lock
- locking
- lock body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建物の窓や出入口の引違い戸において、肉声
と井戸の引違いの際に、不用意に指等を挾んで傷害事故
を起すのを未然に防止するための安全装置に係るもので
ある。
と井戸の引違いの際に、不用意に指等を挾んで傷害事故
を起すのを未然に防止するための安全装置に係るもので
ある。
近時、建物の窓や出入口には、軽快な開閉機能を有し、
耐久性や気密性にすぐれている等、種々の特長を備えて
いることから、アルミニウムその他の金属製建物サツシ
が普及し、一般住宅においても、従来の木製サツシを駆
逐するに至っている。
耐久性や気密性にすぐれている等、種々の特長を備えて
いることから、アルミニウムその他の金属製建物サツシ
が普及し、一般住宅においても、従来の木製サツシを駆
逐するに至っている。
ところで、アルミニウムその他の金属製サツシの引違い
戸にあっては、平行する２本のレール上を肉声と井戸と
が自由に移動する構造となっていることから、肉声と井
戸とが重なり合う際に、それからの縦框間に不用意に指
等を挾込み、思わぬ怪我をする危険があった。
戸にあっては、平行する２本のレール上を肉声と井戸と
が自由に移動する構造となっていることから、肉声と井
戸とが重なり合う際に、それからの縦框間に不用意に指
等を挾込み、思わぬ怪我をする危険があった。
殊に、幼児等では、肉声と井戸とを開閉する際に手加減
をしないことから、勢いよく引違う肉声と井戸の縦框間
に強く指等を挾込み、しばしば重傷事故を惹起すことが
あった。
をしないことから、勢いよく引違う肉声と井戸の縦框間
に強く指等を挾込み、しばしば重傷事故を惹起すことが
あった。
本考案は上記の如き実情に鑑み、肉声と井戸間の施錠装
置を外した状態にした場合には、該施錠装置で肉声と井
戸とが完全に重なり合うのを阻止し、もって、肉声と井
戸の縦框間に適度の隙間を確保せしめて、不用意に指等
を挾込み、思わぬ怪我をするのを未然に防止することが
できる引違い戸の安全装置を提供しようとするものであ
る。
置を外した状態にした場合には、該施錠装置で肉声と井
戸とが完全に重なり合うのを阻止し、もって、肉声と井
戸の縦框間に適度の隙間を確保せしめて、不用意に指等
を挾込み、思わぬ怪我をするのを未然に防止することが
できる引違い戸の安全装置を提供しようとするものであ
る。
本考案の構成を図面に示した一実施例について説明すれ
ば、１は建物の窓枠を構成する金属製サツシ、２，３は
引違い戸を構成する板ガラスを嵌込んだ肉声（内障子）
と井戸（外障子）であって、肉声２および井戸３は２本
の平行レール上に往復移動自在に嵌込まれている。
ば、１は建物の窓枠を構成する金属製サツシ、２，３は
引違い戸を構成する板ガラスを嵌込んだ肉声（内障子）
と井戸（外障子）であって、肉声２および井戸３は２本
の平行レール上に往復移動自在に嵌込まれている。
４は引違い戸の施錠装置であって、肉声２と井戸３の召
合せ椎間を連結係止して窓を閉じた状態を保持するもの
であり、次のように構成されている。
合せ椎間を連結係止して窓を閉じた状態を保持するもの
であり、次のように構成されている。
すなわち、５は肉声２の召合せ框で゛あって、該召合せ
框５には、回動式錠体６が枢支ピン７によって回動自在
に枢着されており、回動式錠体６には枢支ピン７を中心
とする円周上に係止部８と、指掛部９とが一体的に形成
されている。
框５には、回動式錠体６が枢支ピン７によって回動自在
に枢着されており、回動式錠体６には枢支ピン７を中心
とする円周上に係止部８と、指掛部９とが一体的に形成
されている。
１０は回動式錠体６が取付ベースである。
また、井戸３の召合せ框１１には上記回動式錠体６の係
止部８に対応する係止体１２が固着されている。
止部８に対応する係止体１２が固着されている。
１３は回動式錠体６の施錠状態のストッパである。
上記回動式錠体６の指掛部９には、該回動式錠体６を解
錠方向に完全に回し切った状態で井戸３の左縦框１４の
移動軌跡内に介入する引違い防止部１５が延出形成され
ている。
錠方向に完全に回し切った状態で井戸３の左縦框１４の
移動軌跡内に介入する引違い防止部１５が延出形成され
ている。
叙上の如く構成された引違い戸において、肉声２と井戸
３を窓を完全に閉めた位置に移動させ、回動式錠体６の
指掛部９を上方へ起す方向に回せば、その係止部８を井
戸３の係止体１２に係止させることか゛でき、肉声２の
召合せ框５と井戸３の召合せ框１１とを連結して施錠す
ることができる。
３を窓を完全に閉めた位置に移動させ、回動式錠体６の
指掛部９を上方へ起す方向に回せば、その係止部８を井
戸３の係止体１２に係止させることか゛でき、肉声２の
召合せ框５と井戸３の召合せ框１１とを連結して施錠す
ることができる。
ところで、上記回動式錠体６の指掛部９を施錠状態から
反対にある程度回せば、その係止部８が係止体１２から
外れるので、肉声２および井戸３を引違い移動させて窓
を適宜開くことができる。
反対にある程度回せば、その係止部８が係止体１２から
外れるので、肉声２および井戸３を引違い移動させて窓
を適宜開くことができる。
そして、この状態では回動式錠体６の引違い防止部１５
は井戸３の左縦框１４の移動軌跡内に介入していないの
で、肉声２と井戸３はそれらを完全に重なり合う状態に
して窓を全開することは自由である。
は井戸３の左縦框１４の移動軌跡内に介入していないの
で、肉声２と井戸３はそれらを完全に重なり合う状態に
して窓を全開することは自由である。
回動式錠体６を解錠方向に完全に回し切ってしまえば、
その引違い防止部１５は井戸３の左縦框１４の移動軌跡
内に介入するので、肉声２と井戸３を重なり合う状態に
まで引違い操作をしようとしても、回動式錠体６の引違
い防止部１５が肉声２の召合せ框５と井戸３の左縦框１
４間に介入し、それらの間に適度の隙間が確保されるの
で、不用意に指等を挾み、思わぬ怪我をする事故を未然
に防止でき、引違い戸の完全が確保される。
その引違い防止部１５は井戸３の左縦框１４の移動軌跡
内に介入するので、肉声２と井戸３を重なり合う状態に
まで引違い操作をしようとしても、回動式錠体６の引違
い防止部１５が肉声２の召合せ框５と井戸３の左縦框１
４間に介入し、それらの間に適度の隙間が確保されるの
で、不用意に指等を挾み、思わぬ怪我をする事故を未然
に防止でき、引違い戸の完全が確保される。
これを要するに、本考案は、窓あるいは出入口の引違い
戸を構成する肉声の召合せ框に、係止部と指掛部を形成
してなる回動式錠体を枢着し、井戸の召合せ框に、上記
回動式錠体に対する係止体を取付けて引違い戸の施錠装
置を構成すると共に、前記回動式錠体の指掛部には、解
錠状態で井戸の縦框移動軌跡内に介入する引違い防止部
を延出形成したから、肉声と井戸間の施錠装置を外した
状態にした場合には、該施錠装置によって肉声と井戸と
が完全に重なり合うのを阻止し、もって、肉声と井戸の
縦框間に適度の隙間を確保せしめて、不用意に指等を挾
込み、思わぬ怪我をするのを未然に防止することができ
る極めて有用な実用的効果を奏するものである。
戸を構成する肉声の召合せ框に、係止部と指掛部を形成
してなる回動式錠体を枢着し、井戸の召合せ框に、上記
回動式錠体に対する係止体を取付けて引違い戸の施錠装
置を構成すると共に、前記回動式錠体の指掛部には、解
錠状態で井戸の縦框移動軌跡内に介入する引違い防止部
を延出形成したから、肉声と井戸間の施錠装置を外した
状態にした場合には、該施錠装置によって肉声と井戸と
が完全に重なり合うのを阻止し、もって、肉声と井戸の
縦框間に適度の隙間を確保せしめて、不用意に指等を挾
込み、思わぬ怪我をするのを未然に防止することができ
る極めて有用な実用的効果を奏するものである。
図面は本考案に係る引違い戸の安全装置の一実施例を示
すものであって、第１図は全体の正面図、第２図は肉声
と井戸の平面図、第３図は要部の側面図、第４図は同上
正面図、第５図は一部の斜視図である。 図中、２は肉声、３は井戸、４は施錠装置、５は肉声２
の召合せ框、６は回動式錠体、８はその係止部、９は指
掛部、１１は井戸３の召合せ框、１２は係止体、１４は
井戸３の左縦框、１５は引違い防止部である。
すものであって、第１図は全体の正面図、第２図は肉声
と井戸の平面図、第３図は要部の側面図、第４図は同上
正面図、第５図は一部の斜視図である。 図中、２は肉声、３は井戸、４は施錠装置、５は肉声２
の召合せ框、６は回動式錠体、８はその係止部、９は指
掛部、１１は井戸３の召合せ框、１２は係止体、１４は
井戸３の左縦框、１５は引違い防止部である。
Claims (1)
- 窓あるいは出入口の引違い戸を構成する肉声の召合せ框
に、係止部と指掛部を形成してなる回動式錠体を枢着し
、井戸の召合せ框に、上記回動式錠体に対する係止体を
取付けて引違い戸の施錠装置を構成すると共に、前記回
動錠体の指掛部には、解錠状態で井戸の縦框移動軌跡内
に介入する引違い防止部を延出形成したことを特徴とす
る引違い戸の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8001980U JPS5845416Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | 引違い戸の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8001980U JPS5845416Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | 引違い戸の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574566U JPS574566U (ja) | 1982-01-11 |
| JPS5845416Y2 true JPS5845416Y2 (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=29442474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8001980U Expired JPS5845416Y2 (ja) | 1980-06-09 | 1980-06-09 | 引違い戸の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845416Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08573B2 (ja) * | 1986-09-10 | 1996-01-10 | 株式会社東芝 | 結束装置 |
-
1980
- 1980-06-09 JP JP8001980U patent/JPS5845416Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574566U (ja) | 1982-01-11 |
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