JPS5844499Y2 - スイッチの動作点の微調整機構 - Google Patents

スイッチの動作点の微調整機構

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JPS5844499Y2
JPS5844499Y2 JP12011278U JP12011278U JPS5844499Y2 JP S5844499 Y2 JPS5844499 Y2 JP S5844499Y2 JP 12011278 U JP12011278 U JP 12011278U JP 12011278 U JP12011278 U JP 12011278U JP S5844499 Y2 JPS5844499 Y2 JP S5844499Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fine adjustment
operating point
screw
adjustment
fine
Prior art date
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Expired
Application number
JP12011278U
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English (en)
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JPS5536570U (ja
Inventor
俊公 山下
正三 浜野
Original Assignee
東洋通信機株式会社
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Publication date
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 各種制御装置では(電気)スイッチの動作点を所望位置
に精密に固定(完全に固めるのではなく、再調整可能な
状況に固定することを意味する)することは重要である
この考案はスイッチ(殊にマイクロスイッチ)の動作点
を精密に微調整し且それを固定する有能な機構を提供す
ることを目的とする。
従来のマイクロスイッチの動作点の微調整機構では一度
調整を完了したのち、あらためてその状態をロックする
という二段操作の方法をとるものが一般的である。
そして、調整の精度を増すためには、調整ネジのバック
ラッシュを除去するため、強いばね等を用い、このネジ
を回転していったん動作点を最適位置に調整したのち、
あらためてその状態を機械的にロックすることを行って
いるが、このロック操作の際に僅少の調整ズレを生ずる
ことが問題となっている。
これを図にて説明すると、第4図は従来の典型的な微調
整機構の正面図、第5図はその側面図であり、51は固
定金具であって、ベース(又は筐体壁面)50に、締め
付はネジ55を用いて締め付けられ固定されており、こ
の固定金具51の孔52を微調整ネジ42が貫通してい
る。
53は圧縮バネであって、ばねの一端は固定金具51を
、他端は、微調整ネジ42に螺合するスライダー54を
、押圧している。
スライダー54に被調整物であるマイクロスイッチ57
が固定されており、微調整時には一失づロックネジ56
をゆるめてスライダ゛−54を自由にし、微調整ネジ4
2を回してスライダー54、被調整マイクロスイッチ5
7の双方を矢印59の方向へ微移動して微調整を行い、
(この取付けられたマイクロスイッチ57には、これに
対抗する固定レバー(図示しない)が存在し、マイクロ
スイッチ57の上下位置を微調整することによって、マ
イクロスイッチ57の押釦がその固定レバーに当りスイ
ッチの動作点が微調整されるものである。
)この微調整完了後に、ロックネジ56でスライダー5
4を締め付け、その位置を固定するものである。
しかし、上記の機構ではロックネジ56、スライダー5
4及びベース50の間にそれぞれの材料及びその形状に
特有の微小の変形歪が発生する。
そしてこの歪により、ロックネジ56、スライダー54
及びベース50の各接触面41.40にて微移動を生じ
折角の微調整を徒労に終らせる結果となる。
またロックネジ56の締め付けのトルク(例えば矢印5
8)がスライダー54(及被調整マイクロスイツチ)を
第4図の角θだけ傾斜させる(図の点線)という微移動
も存在し、殊にこの傾斜角θにはバラツキが生じ易い。
結局これらのズレによって高精度の微調整が不可能にな
る欠点がある。
本願の考案は、この種のズレをゼロにすることを目的と
して生れたものであり、構造及操作が簡単で、製作容易
にも拘らず、極めて優れた、微調整機能を発揮するもの
である。
図の実施例により、この考案を説明すると、第1図(正
面図)でベース1には微調整ネジ3に螺合するネジ7が
切られている。
また、ベース1の穴9゜10には主調整ネジ4が精度よ
く遊挿されている。
但し、この主調整ネジ4の上下動はE型止め輪5でベー
ス1に対し固定(抑止)されている。
第1図2は被調整マイクロスイッチ6の取付板であり、
これは、主調整ネジ4に8と8′の2ケ所で螺合するほ
か、微調整ネジ3の先端を受止める皿穴11をもってい
る。
いま、主調整ネジ4を回して取付板2を矢印15の方向
へ移動させて粗調整を行い、その変更に微調整ネジ3を
回して皿穴11を圧して取付板2を傾け、微移動させる
ことで、微調整を完了するときは、第3図に誇張して描
いたように、主調整ネジ4及び微調整ネジ3には12.
13及び14部に弾性変形を生し、その反力が各ネジ部
8.8’、7に之に対応する弾性歪を生ずる。
そしてこれらの歪が、微調整と同時にその微調整位置を
ロックすることになる。
即ち、本考案では、別設のロック操作の追加を必要とし
ない。
上記の微調整及びロック動作を理想的なものにするため
には、弾性変形を起す部分12.13及び14の長さ・
弾性率及び二つのネジ3,4間の距離を(殊にネジ3,
4の螺合長さ、及び材質、形状に見合って)適当にする
必要があるが、実験によれば、その最適値にはかなりの
巾があり、良好な設計点を見出すことは比較的容易であ
った。
この考案の機構によれば、マイクロスイッチの動作点の
微調整は粗・機工つの調整ネジ3,4の回動のみで極め
て能率よく行われ、且微調整と同時にロックが終了する
このため、従来の機構によって、再三、再四調整を繰返
(やり直)して、ようやく0.2〜Q、3mmの精度の
微調整を得ていたものが、この考案のものでは只−回の
調整で0.1mmの精度を得ることができるようになり
、その固定状況もまた確かであった。
実用上極めて有益である。なお、上記の説明では、取付
板2にマイクロスイッチ6を取付け、2を昇降させるこ
とで微調整を行ったが、マイクロスイッチを本案の機構
の外部に固定し、取付板2にはこのマイクロスイッチを
押圧動作させるレバーの方を取付けても等価の微調整機
構かえられる。
このときはレバーが被調整物となる。
このほか、本案の機構はこれを類似相当の構造によって
変更することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機構の正面図。 第2図はそのA−A断面側面図。 第3図は微調整及びロック状態を誇張して示す正面図。 第4図は従来の装置の正面図。 第5図はその側面図。1・・・・・・ベース、2・・・
・・・被調整物取付板、3・・・・・・微調整ネジ、4
・・・・・・主調整ネジ、6・・・・・・被調整物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被調整物6の取付板2の一方の端部を、ベース1に回転
    可能に固挿された主調整ネジ4に螺合させると共に、 該ベース1に螺合する微調整ネジ3で、該取付板2の他
    方の端部を押圧し、 該主・微雨調整ネジ4,3の回転調整によってスイッチ
    の動作点の微調整を行うと同時に、その微調整位置のロ
    ックをも完了する如くしたことを特徴とするスイッチの
    動作点の微調整機構。
JP12011278U 1978-08-31 1978-08-31 スイッチの動作点の微調整機構 Expired JPS5844499Y2 (ja)

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JP12011278U JPS5844499Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 スイッチの動作点の微調整機構

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Publication Number Publication Date
JPS5536570U JPS5536570U (ja) 1980-03-08
JPS5844499Y2 true JPS5844499Y2 (ja) 1983-10-08

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ID=29076007

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JP12011278U Expired JPS5844499Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 スイッチの動作点の微調整機構

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