JPS5842710Y2 - 支持台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は簡単な構造で照明器具等を机或は壁に対し、簡単
に支持し得るようにした支持台に関する。

従来複数本の相互に屈曲自在に連結されたアームの先端
に燈具を設けた照明器具には支持台が必要であり、この
支持台を用いて机或は壁等に支持していたが、特に壁に
取付ける場合は強度的に弱く、長時間の使用に耐えられ
ないものが多かった。

本案は以上の点に鑑み考案されたもので、本案に依れば
、机等の平面状の被取付部でも又壁のような垂直状の被
取付部でも強固に取付けられ、長時間の使用に十分耐え
得る支持台を提供するものである。

以下本案を図面に示す一実施例に就いて説明すると、１
は垂直部で断面が角或は円形（図示の場合は円形）をな
し、軸方向に被支持体の脚部（図示しない）を嵌合支持
する支持孔２を有する。

３はこの垂直部の一端近くに支持孔と直交するように穿
設された小孔を示す。

４．５は前記垂直部の両端に垂直部に直交するように一
体成形された腕で各腕の端部には互に垂直方向に離間し
、且各腕に対して直交するように耳部６，７を有する。

各耳部には被取付面取付用の取付孔８，９を設けている
。

１０はＬ字形に彎曲したアームで使用時にはその一端を
前記小孔３内に嵌合する。

然して、その端部附近にはねじ部１１を有する。

１２はこのねじ部に螺合する蝶ナツトのような締付具を
示す。

１３は固定部で一端には前記ロッドが貫通する嵌合孔１
４を有し、締付具に依り垂直部１及び腕５と共同して机
等の被取付部Ａに固定する。

本案支持台は以上のように構成されているから、この支
持台を机等の被取付部Ａに取付ける場合は、Ｌ字形のア
ーム１０に固定部１３を嵌合孔１４を介して嵌み込み、
このアーム１０の先端を垂直部１の小孔３内に嵌合し、
ロッドと耳部Ｉとを接触せしめ固定部１３と、垂直部１
との間に被取付部Ａを挾持し次で締付具１２を回転する
ことに依り被取付部Ａに対し垂直部を強固に取付ける事
が出来る。

従で、複数本の屈曲自在に連結されたアームの先端に燈
具を有するような照明器具はその下端の脚部を支持孔２
内に挿入する事に依り簡単に机等に設置し得るものであ
る。

又本案支持台を壁等直立した被取付面に取付ける場合は
、Ｌ字形のアーム１０、固定部１３を除去し、耳部６，
７の各取付孔８，９を利用してねじ等で被取付面に固定
すれば良い。

この場合取付孔８，９は図示のように垂直方向に離間し
て配置されている為、相当の強度で垂直部を支持し得る
ものである。

以上のように本案支持台に依れば机等の平面に於ても又
壁のような垂直面に於ても容易に然も強固に取付ける事
が可能であり、極めて便利である。

又被支持部は上記説明では照明器具を例にしたが、之に
限定されるものでない事は云う迄もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案支持台の概略の側面図で、第２図はその斜
視図である。 １・・・・・・垂直部、２・・・・・・支持孔、３・・
・・・・小孔、４゜５・・・・・・腕、６，７・・・・
・・耳部、８，９・・・・・・取付孔、１０・・・・・
・Ｌ字形のアーム、１１・・・・・・ねじ部、１２・・
・・・・締付具、１３・・・・・・固定部、１４・・・
・・・嵌合孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 軸方向に支持孔を、一端近くにこの支持孔と直交する小
   孔を有する垂直部と、この垂直部の両端に於て垂直部と
   一体に形成され、且垂直部と直交する腕と、これら各腕
   の端部に於て各腕と直交し、且互いに垂直方向に離間し
   て突設され、夫々取付孔を有する耳部と、一端を前記小
   孔に取外し自在に嵌合し、他端附近にねじ部を有するＬ
   字形のアームと、端部近くにアームが貫通する兼合孔を
   有し、且自由端は支持部方向に延在する固定部と、前記
   ねじ部と螺合する締付具とよりなる支持台。