JPS5842382B2 - トロコイドケイハガタハグルマオ ユウセイハグルマトシタ ゲンソクキ - Google Patents

トロコイドケイハガタハグルマオ ユウセイハグルマトシタ ゲンソクキ

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Publication number
JPS5842382B2
JPS5842382B2 JP49068668A JP6866874A JPS5842382B2 JP S5842382 B2 JPS5842382 B2 JP S5842382B2 JP 49068668 A JP49068668 A JP 49068668A JP 6866874 A JP6866874 A JP 6866874A JP S5842382 B2 JPS5842382 B2 JP S5842382B2
Authority
JP
Japan
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gear
teeth
tooth profile
curves
curve
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Expired
Application number
JP49068668A
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English (en)
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JPS50158763A (ja
Inventor
正昭 芝
清次 峰岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP49068668A priority Critical patent/JPS5842382B2/ja
Publication of JPS50158763A publication Critical patent/JPS50158763A/ja
Publication of JPS5842382B2 publication Critical patent/JPS5842382B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Gears, Cams (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外歯車と内歯車との歯数差を複数としたトロコ
イド系歯形歯車を遊星歯車とした減速機に関する。
従来のトロコイド系歯形歯車を遊星歯車とした減速機は
第1図に示すように、内周に転動体10を等ピッチに設
けた円弧歯形からなる固定内歯車1内をローラベアリン
グ11を介して偏心輪2により保持され転円と基円との
半径比が整数であるエビトロコイド曲線をその歯形曲線
とした外歯車3が偏心回転させられ、偏心輪2の回転角
速度をω1としたとき外歯車3がω2で逆方向に回転す
るものである。
即ち、外歯車3は高速ω1で公転しながら、同時に低速
ω2で自転する。
このトロコイド系歯形歯車を遊星歯車とした減速機では
外歯車に対して内歯車の歯数は歯形干渉のないように1
枚多くされる。
したがって、変速比には (負の符号は回転方向が逆であるため) ただし、P:外歯車の歯数 S二内歯車の歯数そして、
外歯車3の自転ω2を回転取出手段により取出すことに
より減速を行わせるものである。
以上のような従来公知のトロコイド系歯形歯車を遊星歯
車とした減速機においては次の条件が満たされなければ
ならない。
1、外歯車の歯数が内歯車の歯数より常に1歯少ない。
2、外歯車のエビトロコイド曲線を創成する円の半径d
と、内歯車の歯(通常はピンを設けた外ピンあるいは該
ピンにローラを設けた外ローラとして構成されている)
の半径が等しい。
3、外ピン列のピッチ円半径と、外歯車のエビトロコイ
ド創成基円および転円の半径の和とが等しくなければな
らない。
このような条件が満たされるとすると、内歯車の歯であ
る外ピンおよび偏心輪の組合せが定まるとこれと噛み合
う外歯車の形状は一義的に決定されてしまう。
しかして、低減速域においては、外歯車と内歯車の有効
噛合数が少なく、このため低減速比且つ小型で伝達容量
の大きい減速機の要求には応じられなかった。
本発明は上記欠点を改良し、全く新規な外歯車の歯形曲
線を与えるものである。
第2図によりその一実施例を説明すると、偶数個の山部
を有するエビトロコイド曲線4と5を位相を1800(
歯のピッチに対して1/2ピツチ)ずらせて重ね合わせ
る。
そして、重なり合った曲線部分の内側にある曲線部分6
(図の斜線の部分)を外歯車の歯形曲線とするものであ
る。
第3図は本発明の別の実施例を示すもので奇数個の山部
を有するエビトロコイド曲線7,8を、同様に位相を1
80’(歯のピッチに対してV2ピッチ)ずらせて重ね
合せ、曲線部分9を外歯車の歯形曲線としたものである
該第3図の曲線部分9を外歯車の歯形曲線として採用し
た減速機の一例を第6図に示す。
第6図は第4図と第5図(第4図および第5図は前記位
相が1800ずれたエビトロコイド曲線7,8を夫々外
歯車の歯形とした減速機)を外歯車、内歯車ごと重ね合
わせ、外歯車については重なり合った曲線部分の内側に
ある曲線部分9を歯形曲線とする即ち重なり合った外側
の曲線部分を除いたものである。
以下第6図の減速機を説明すると、2個のエビトロコイ
ド曲線7,8の各々は転円と基円の半径比が整数である
ので閉塞しており、従って第6図において24個の円弧
歯形の1つに注目すると、一方のエビトロコイド曲線7
と噛合う円弧歯形は他方のエビトロコイド曲線8とは噛
合わない。
即ち、第6図の24個の円弧歯形は1つおきに同じエビ
トロコイド曲線(7又は8)と噛合い、隣り合った円弧
歯形が同じエビトロコイド曲線と噛合うことはない。
ここで、エビトロコイド曲線を重ね、重なり合った外側
部分を除くという事を第3図で見ると、一方のエビトロ
コイド曲線8の他方のエビトロコイド曲線7と重なり合
った外側部分は、エビトロコイド曲線7と噛合い、これ
に沿って運動する円弧歯形に干渉するので、この干渉部
分を取除く事である。
このように一方のエビトロコイド曲線7およびこれと噛
合う円弧歯形にとって、他方のエビトロコイド曲線8は
、どこで干渉するかだけが問題であり、噛合う歯車対と
しての両者(エビトロコイド曲線7とこれに噛合う円弧
歯形)の相対運動には無関係である。
以上のようlこして、第6図のものは歯車としての正常
な噛合いが行われ、減速比は従来の第4図、第5図のも
のと同じ1/11であるが、有効噛台数が従来のものに
比較して増加するという極めて優れた効果を有している
ものである。
以上2個のエビトロコイド曲線の位相のずれが1/2ピ
ツチのものについて説明したが、位相のずれを1/3ピ
ツチとするものも前記1/2ピツチのものと同様に可能
であり、従来の外歯車、内歯車を夫々1/3ピツチずら
せて重ね合わせて形成することにより、歯車としての噛
合いも前記1/2ピツチの場合で説明した如く正常な噛
合いが行われ、減速比は従来のものと同じで、有効噛台
数を増加させた減速機を得ることができる。
第8図は奇数個の山部を有するエビトロコイド曲線12
.13を歯のピッチに対して1/3ピツチずらせて重′
ね、内側の曲線部分14を外歯車の歯形曲線とするもの
を示し、第9図に該歯形曲線14を外歯車の歯形として
採用した減速機の一例を示す。
本発明の第2〜6図および8〜9図に示された実施例に
おいては2個のエビトロコイド曲線を重ね合せたが、一
般に歯数n個のトロコイド曲線を位相のずれがそれぞれ
等位相角(歯のピッチに対して等間隔)になるようにず
らせて重ね合せることができるものであり、更には不等
位相角(歯のピッチに対して不等間隔)になるようにず
らせてもよいものである。
この場合重ね合わされた曲線の山部(歯数)はin個(
iは重ね合せ数)となり、ざらに内歯の数はi(n+1
)個となっている。
故に歯数差はi(n+1)−in=i。
となる。
即ち、i個の歯数差を任意に選択できるものである。
設計上は外ピン或は外ローラー数を偶数とするのが実用
的であり、この場合には外ピン列を直径で分割した場合
重に対称となる。
従って、回転力の伝達にバランスがとれたものとなる。
なお、外ローラーは外ピンと比べて耐摩耗性がよく、機
器の耐久性を増大させるものである。
本発明は以上のように、転円と基円との半径比が整数で
あるエビトロコイド曲線の複数個を位相をずらせて重ね
合せ、重なり合った個々の曲線のうち最も内側にある曲
線部分を外歯車の歯形曲線とすることによリ、第4〜6
図(第6図は第4図と第5図を重ね合せて形成したもの
である。
)から明らかなように、歯数差が1の従来のものと比べ
て同一径、同一減速比の下で動力伝達に有効な噛合歯数
が増え、同一歯巾であるにも拘わらず、歯巾がi倍にな
ったと同様になり、歯面強度が向上上、伝達容量が搾功
目する。
したがって、低減速比、小型で伝達容量の十分大きな減
速機を提供できるという優れた効果を有するものである
さらにまた、内歯車側を変更することなく、外歯車を取
り換えるだけで変速比の異なるトロコイド系歯形歯車を
遊星歯車とした減速機を得ることができるものである(
第6〜7図参照)。
なお、本発明によるエビトロコイド曲線の重ね合せ時の
ずれは、等位相角(歯のピッチに対して等間隔)とする
ことが設計上好ましく、かつ伝達トルクのバランス、外
ピンあるいは外ローラの配置などからみて実用的である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトロコイド系歯形歯車を遊星歯車とした
減速機を説明するための概略図、第2図は偶数個の山部
を有する外歯の歯形曲線を180゜ずらせて重ね合せた
線図、第3図は寄数個の山部を有する外歯の歯形曲線を
180°ずらせて重ね合せた線図、第4図、第5図、第
7図は夫々従来形の減速機を示す要部説明図、第6図は
本発明の減速機を示す要部説明図、第8図は寄数個の山
部を有する外歯の歯形曲線を1200ずらせて重ね合せ
た線図、第9図は本発明の減速機を示す要部説明図、で
ある。 符号の説明、1:内歯車、2:偏心輪、3:外歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定内歯車の歯形に円弧歯形を、遊星外歯車の歯形
    にトロコイド系歯形を用いた内接噛合形遊星歯車減速機
    lこおいて、前記遊星外歯車が転円と基円との半径比が
    整数であるエビトロコイド曲線の複数個を位相をずらせ
    て重ね合わせ、重なり合った個々の曲線のうち最も内側
    にある曲線部分を歯形曲線とする内M金形遊星歯車減速
    機。
JP49068668A 1974-06-18 1974-06-18 トロコイドケイハガタハグルマオ ユウセイハグルマトシタ ゲンソクキ Expired JPS5842382B2 (ja)

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JPS50158763A JPS50158763A (ja) 1975-12-22
JPS5842382B2 true JPS5842382B2 (ja) 1983-09-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992012360A1 (fr) * 1989-12-08 1992-07-23 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Boite de changement de vitesses a engrenages planetaires

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2808306B2 (ja) * 1989-06-05 1998-10-08 住友重機械工業株式会社 遊星歯車増減速機

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COMPLICATED WATCHES AND THEIR REPAIR *

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