JPS584228B2 - オイルシ−ルの製造方法 - Google Patents
オイルシ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS584228B2 JPS584228B2 JP57036133A JP3613382A JPS584228B2 JP S584228 B2 JPS584228 B2 JP S584228B2 JP 57036133 A JP57036133 A JP 57036133A JP 3613382 A JP3613382 A JP 3613382A JP S584228 B2 JPS584228 B2 JP S584228B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil seal
- oil
- lip
- molding process
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオイルシールの製造方法に関し、詳述すれば切
削位置の変更により相手軸との接触面状態を改善し密封
性を向上させたオイルシールの製造方法に係る。
削位置の変更により相手軸との接触面状態を改善し密封
性を向上させたオイルシールの製造方法に係る。
各種回転機器の潤滑油等の漏洩防止装置としてオイルシ
ールが使用されている。
ールが使用されている。
このオイルシール1は通常合成ゴム製のリップ部2を有
しており長期間に亘って安定した密封性能が要求されて
いる。
しており長期間に亘って安定した密封性能が要求されて
いる。
該オイルシール1のリツプ部2の相手軸4に対面する面
は通常互いに逆方向に傾斜する油側面7とシール面8と
からなり、リップ部2の先端縁すなわちリップエツジ3
が相手軸4と摺動接触し潤滑油等が外部へ漏洩するのを
防止している。
は通常互いに逆方向に傾斜する油側面7とシール面8と
からなり、リップ部2の先端縁すなわちリップエツジ3
が相手軸4と摺動接触し潤滑油等が外部へ漏洩するのを
防止している。
前記リップ部2の外周にはガータースプリングを挿入す
るバネ軸6を備えている。
るバネ軸6を備えている。
第1図は従来例の製造方法によるオイルシールのリップ
部の断面図第2図は本発明の製造方法によるオイルシー
ルのリップ部の断面図であり、図においてオイルシール
1の左側が油側、右側が大気側である。
部の断面図第2図は本発明の製造方法によるオイルシー
ルのリップ部の断面図であり、図においてオイルシール
1の左側が油側、右側が大気側である。
すなわち油は図の左から右へ漏洩しようとする傾向にあ
る。
る。
オイルシールの密封性を維持するには、リップエツジ3
と相手軸4との間に介在する油膜のバランスを保つため
、摺動面が粗であること所謂梨地状であること、摩擦係
数が小さいこと、相手軸4の表面状態すなわち凹凸と容
易になじむこと等が必要である。
と相手軸4との間に介在する油膜のバランスを保つため
、摺動面が粗であること所謂梨地状であること、摩擦係
数が小さいこと、相手軸4の表面状態すなわち凹凸と容
易になじむこと等が必要である。
第1図に示す従来例のオイルシールの製造方法はオイル
シール1を金型で成形加硫する際に前記リップ部2の油
側面7の先端部に突出させて設けたバリ5を成形工程後
の仕上げ工程時にバイト等により前記バリ5を切削しリ
ップエツジ3を形成している。
シール1を金型で成形加硫する際に前記リップ部2の油
側面7の先端部に突出させて設けたバリ5を成形工程後
の仕上げ工程時にバイト等により前記バリ5を切削しリ
ップエツジ3を形成している。
したがって、成形工程において形成されたゴム表皮が仕
上げ工程時に前記バリ5として切り落される切削面9は
油側面の先端部に構成されている。
上げ工程時に前記バリ5として切り落される切削面9は
油側面の先端部に構成されている。
そのため軸4に接触する摺動面が成形工程時に形成され
たゴム表皮により構成されているため密封性能が不安定
な欠点を有している。
たゴム表皮により構成されているため密封性能が不安定
な欠点を有している。
本発明のオイルシールの実施例は第2図に示すようにリ
ップ部2を成形するに当り、リップ部先端部の金型構造
を変更してバリ5をシール面8の先端部に突出させて設
け、これを従来例とし同様に成形工程後の仕上げ工程に
てバイト等によりバリ5を切削しリップエツジ3を形成
する。
ップ部2を成形するに当り、リップ部先端部の金型構造
を変更してバリ5をシール面8の先端部に突出させて設
け、これを従来例とし同様に成形工程後の仕上げ工程に
てバイト等によりバリ5を切削しリップエツジ3を形成
する。
したがって成形工程において形成されたゴム表皮が仕上
げ工程時に前記バリ5として切落される切削面9はシー
ル面側8の先端部に構成される。
げ工程時に前記バリ5として切落される切削面9はシー
ル面側8の先端部に構成される。
切削面9を相手軸4との接触面に構成したので、摺動面
には合成ゴムに配合された充填剤の端面が露出した微細
な凹凸面を形成することができる。
には合成ゴムに配合された充填剤の端面が露出した微細
な凹凸面を形成することができる。
その結果相手軸4との間に介在する油膜のバランスが保
持され密封性能が向上する作用効果を有している。
持され密封性能が向上する作用効果を有している。
一般にオイルシールの接触巾は新品時は0.2mm程度
であり、摩耗、ナジミ変形により接触巾が増加するが、
摩耗が進行する方向と切削面とが一致するので長期に亘
って安定した密封性が維持できる。
であり、摩耗、ナジミ変形により接触巾が増加するが、
摩耗が進行する方向と切削面とが一致するので長期に亘
って安定した密封性が維持できる。
尚、実施例においては軸と接触するラジアルリップ形式
のオイルシールについて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、外周側にリップを形成する所謂
アウターシール、並びに端面で摺動接触させる所謂サイ
ドリップシールに対しても適用できることは容易に理解
できよう。
のオイルシールについて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、外周側にリップを形成する所謂
アウターシール、並びに端面で摺動接触させる所謂サイ
ドリップシールに対しても適用できることは容易に理解
できよう。
第1図は従来の製造方法によるオイルシールの断面図、
第2図は本発明の製造方法によるオイルシールの断面図
である。 1・・・・・・オイルシール、2・・・・・・リップ部
、3・・・・・・リップエッジ、4・・・・・・相手軸
、5・・・・・・バリ、6・・・・・・バネ溝、7・・
・・・・油側面、8・・・・・・シール面、9・・・・
・・切削面。
第2図は本発明の製造方法によるオイルシールの断面図
である。 1・・・・・・オイルシール、2・・・・・・リップ部
、3・・・・・・リップエッジ、4・・・・・・相手軸
、5・・・・・・バリ、6・・・・・・バネ溝、7・・
・・・・油側面、8・・・・・・シール面、9・・・・
・・切削面。
Claims (1)
- 1 成形工程時にオイルシールリツプ先端部に設けるパ
リ部をシール面側先端部に突出させて設け、成形工程後
の仕上げ工程にて前記パリ部を切削してリップエッジを
形成し、シール面の先端部に成形工程時に形成されたゴ
ム表皮を除去した面を構成したことを特徴とするオイル
シールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57036133A JPS584228B2 (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | オイルシ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57036133A JPS584228B2 (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | オイルシ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57163769A JPS57163769A (en) | 1982-10-08 |
JPS584228B2 true JPS584228B2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=12461281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57036133A Expired JPS584228B2 (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | オイルシ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584228B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3402109C2 (de) * | 1984-01-21 | 1987-01-08 | Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim | Dichtung |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP57036133A patent/JPS584228B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57163769A (en) | 1982-10-08 |
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