JPS58421A - 荒地走行用自動三輪車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は荒地★行用自動三輪車に関し、更に詳しく祉エ
アクリーナの外気取入口の配置構造に係るものである。

荒地走行用自動三輪車は荒地だけでなく湿地帯を走行す
る機会が多く、車輪の殆どが水没し良状態で走行する場
合もある。

この場合、自動三輪車は後輪が二輪で重心が後部にあり
しか４後輪が駆動軸であるため、その後輪ＩＩｌが沈み
込んで前輪側よりも深く水没し、前輪側が浮上がり良状
態となる。

一方、自動三輪車はそのエンジンへの吸気系にエアクリ
ーナが設けられるが、このエアクリーナは過電車体の鯖
部上方即ち後輪と近い位置に設置されている。

を九、前記エアクリーナは外気の取入口を備えるが、そ
の取入口はエアクリーナの設置場所の関係で後輪に近く
しかも後輪の上端よりも下位に開口されている。

とζろが、エアクリーナの外気取入口の開口位置が上記
のように設定されると、自動三輪車が前記の如く車輪が
水没し良状態で湿地帯を走行した場合、後輪側が前輪側
よルも深く水没する丸めその後輪とともにエアクリーナ
の外気取入口が水面下に没してそこから水が侵入し、を
喪水没しないまでも後輪からはね上げられ九本が侵入し
てその水がエアクリーナからエンジンへ送られ、エンジ
ンに悪影響を及はすヒとがあ−）え。

本発明は叙上事情に＠みてなされえもので、その目的と
する処はエアクリーナの外気取入口を後輪よりも上方且
つ前方に離れて位置するようシー）＃ｓＯ底面部へ導い
て開口させることＫよ如、自動三輪車が湿地帯を走行し
九場合における外気取入口からの水の侵入を有効に防止
できるようにすることにある。

また、他の目的とする処は外気取入口の開口端をシート
で遮るように覆うことによシ、雨水及び車輪からはね上
げられた水の外気取入口からの侵入を有効に防止するこ
とにある。

本発明！Ｊ！施の一例を図面によシ説明すると、自動三
輪＊（４）は１つの前輪（１）と２つの後輪（２）を備
えている。

（＆）は車体、缶）はエンジン、（Ｃ）は゛シートであ
る。

上記車体（ａ）はその構成部材としてヘッドパイプ（３
）、メインパイプ（４）などを備えると共に、側面がカ
バー（５）で覆われている。

前記メインパイプ（４）はその一端がヘッドパイプ（３
）に接合され、皺ヘッドパイプ（３）から後方へ下向き
傾斜状に砥びている。

一方、上記シー）　（ｅ）は夛ツシ冒ン材（ｃｘ）とそ
の底面を覆う底板（Ｃ２）とからなシ、車体（＆）の上
面に設置されその長さが比較的長く設定されている。

即ち、シート（ｃ）は車体（ａ）の後部から中間部より
前方へ渉る長さを有し、その前部が車体←）即ちメイン
パイプ（４）に沿ってゆるやかに立上る形態とされ・て
いる。

（６）は上記エンジン（ｂ）への吸気系に設けられ九気
化器、（７）はその気化器（６）よ〕上流側に設けられ
たエアクリーナである。

前記エアクリーナ（７）は後輪（２）の間に挾まれ九車
体葎）の後部上方に設けられるが、その構造を第２図に
示す。

エアクリーナ（７）はケース（１１）内にニレメン）　
（ｉｂ）を収容してな）、そのケース（７ａ）が車体−
）Ｋ取付固定されるようになっている。

（８）は前記ケース（１１）の底面に設けられえ出口で
あｐ１ζＯ出口（８）Ｋ連結管（９）を介してエアクリ
ーナ（ηが気化器（６）と接続され、これら出口（８）
及び連結管（９）を介してエレメント（５）で濾過され
た外気が気化器（６）へ送られるようになっている。

（イ）は前記ケース（７ａ）の前部側面即ち図面上左個
の側面に設けられ九外気取入口である。

この外気取入口（７）はケース（７ａ）内に外気を織入
れるためのものであるが、該取入口（イ）にはそれを後
輪（２）よりも上方且つ前方に離れ九位置、即ちシー）
（ｅ）前部の底面部へ導いて開口させるべくダクト管Ｉ
が接続されている。

前記ダクト管鵠紘その一端が外気取入口（転）の外周に
嵌め合わせて連結されると共に、車体（ａ）　Ｋ固定さ
れたブラケット（２）に嵌め合い支持されている。

そして、ダクト管Ｉは前記取入口（転）からシート（ｃ
）の底板（旬）下部に沿って前方即ち曲軸（１）側へ延
長されると共に、中途部からゆるやかな上向き傾斜状に
屈曲され、シー）（ｃ）ｍ部の底板（ａｘ）とその下方
に□対応する車体葎）のメインパイプ（４）との間に挿
入されている。

０は前記シート（ｃ）前部の底板（ｅｇ）下方に対応す
るメインパイプ（４）に壇友がって固定された保持部材
である。

この保持部材−紘上部に設けられた筒状部（１３１）が
その後部内周に嵌め合う短かい接続管α◆を介して上記
ダクト管Ｉと接続され、該ダクト管軸を保持するようＫ
　ｔｋ　ｖている。

まえ、保持部材（２）はその材質がゴム材とされてお）
、比験的長いダクト管ＩＩを車体−）に弾性的に支持し
て該ダクト管Ｉの振動を防止する機能も果している。

そして、保持部材（２）はその筒状ＩＩ　（ｌｋ）の前
端郁が上向きにＪ［―され、それに対面するシート（Ｃ
）０底板（ｅ意）を貫通して骸シート（＠）藺端部にお
けるクッション材（Ｃ１）と底板（旬）との間に臨んで
開口されている。

従って、上記保持部材（２）の筒状部（１麺）及びダク
ト管（ロ）を介してエアクリーナ（７）の外気取入口（
至）がシート（Ｃ）前部の底面部へ導かれてそζで開口
されると共に、その開口端（ｌｅｍ）がシー）　（ｅ）
前端のクッシ冒ン材（Ｃ１）で纏られて緩われる。

しかして、外気取入日韓の開口ｊｌｌｌ　（１０ｍ）が
位置するシート（Ｃ）前部の底面部は後輪悸）よ如も上
方で且つ後輪（２）から離れておシ、自動三輪車（２）
が湿地帯を走行して前後輪（１）（２）が水没しても、
外気取入口叫の開口端（ト）は水面より上方に位置しそ
ζから水が侵入する仁とがない。

また、自動三輪車■は前後輪（１）（２）が水没した状
態で走行すると、重心の関係で後輪（２）側が沈んで前
輪（１）＊が浮上るから、その前輪（１）側に位置する
外気取入口（至）の開口端（ＩＱｍ）が水面から吏に離
れて上方に付値することになシ、水の侵入が確１１に防
止される。

一方、外気取入口（２）の開口端（ｔｅａ）はシート（
ｃ）のクツシラン材（Ｃ１）て連られるように榎われて
いるから、雨水及び＃ｉ後輪（す（２）からはね上げら
れた水が侵入することもない。

本発明は叙上の如くエアクリーナの外気取入口をそれが
後輪よりも上方且グ前方に離れて位置するようシート前
部の底面部へ導いて開口させたので、自動三輪車が湿地
帯においてその車輪が水没した状態で走行しても、外気
取入口の開口端を水面より上方に位置させてそこからの
水の侵入を有効に防止できる。

そして、自動三輪車はその車輪が水没した状態で走行す
ると後輪側が沈んて前輪側が浮上るので、外気取入口が
後輪よシ前方に離れて開口していれば、その開口端が前
記前輪＠０浮上る動作に伴って水面から更に離れて上方
に位置され、よりｍ実に水の侵入を防止できる。

また、外気取入口の開口端をシートで纏るように覆った
ので、雨水及び車輪からはね上げられた水の侵入をも有
効に防止で龜る。

依って所期の目的を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明自動三輪車を示す一部切欠側面図、第２
図は要部を拡大して示す一部切欠側面図である。 尚図中 Ｑ・・・自動三輪車　　　　　（Ｊｌ）・・・車　体伽
）・−エンジン　　　　　　（６）・・・シート（１）
−・・前　輪　　　　　　（２）・・・後　輪（７）−
・・エアクリーナ　　　　αＱ・・・外気取入口（ＩＧ
ｍ）・・・外気取入口の開口端

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 荒地走行用自動三輪車において、そのエンジンへの吸気
   系に設けられるエアクリーナの外気取入口を、それが後
   輪よ）も上方且つ前方に離れて位置するようシート前部
   の底面部へ導いて開口させ、除取入口の開口端をシート
   で纏るように薯っ九構造。