JPS5841521A - ダストコントロ−ル製品 - Google Patents

ダストコントロ−ル製品

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JPS5841521A
JPS5841521A JP13836281A JP13836281A JPS5841521A JP S5841521 A JPS5841521 A JP S5841521A JP 13836281 A JP13836281 A JP 13836281A JP 13836281 A JP13836281 A JP 13836281A JP S5841521 A JPS5841521 A JP S5841521A
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fiber
fibers
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cation
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千村 慶三
丸谷 裕二
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Toray Industries Inc
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Duskin Franchise Co Ltd
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は持続した抗菌性と優れたダストコントロール作
用とを有するダストコントロール製品に関し、より詳細
tこは、清掃等に際して繊維表面上壷こ吸着保持される
ダスト、汚れ中での微生物の増殖を防止し且つダスト中
汚れの吸着性及び保持性を向上せしめたダストコントロ
ール製品に関する。
古来からの水ダウキン中、所請化学ゾウキン等のダスト
コントロール製品は何れも、清掃すべき表面のダスト、
汚れ等を繊維表面に移行させ、これを繊維表面に吸着保
持せしめて清掃を行うものである。ダスト、汚れ等は適
度の湿分と微生物に対する栄養分を有しており、使用後
のダストコントロール製品は、それに付着しているダス
ト、汚れ等の存在により微生物の極めて繁殖し中すい状
態となっている。
このダストコントロール用繊維製品における微生物の増
殖を防止するために最も普通に行われる手段は、この繊
維基質を抗菌剤で処理し、或いは油剤等のダスト吸着・
捕集剤中に抗菌剤を含有させることであるが、このよう
な手段は効果の持続性に欠けるという問題がある。
本発明者等は、7キン、ゾクキン、ハタキ、モツプ、マ
ット等のダストコントロール用繊維基質に、少なくとも
0.1イリイクイバレント(seq)/2以上のカチオ
ン交換能と、500乃至600重量%の保水性と1f!
:有する合成繊維を含有せしめ、このwi雑基質を、抗
菌性を有する塩基性窒素含有化合物で処理すると、この
抗菌性M機塩基がイオン交換によりダストコントロール
用繊維基質に固定され、これにより該繊維基質に永続し
た抗菌性が付与されると共lこダストや汚れの吸着性や
ダスト保持性等の性能が顕著に向上することを見出した
即ち、本発明−こよれば、少なくとも0.1rnaq/
9以上のカチオン交換能と300乃至600重量%の保
水性とを有する合成繊維を含有するダストコントロール
用繊維基質に、抗菌性を有する塩基性窒素化合物を該合
成縁維当り0.1乃至10重量−の童で固定したこと1
−特徴とするダストコントロール製品が提供される。
本発明を以下−こ詳細に説明する。
本発明−こ用いる合成繊維は、少なくとも0.1maq
/9以上、%多こ好適すこは0.5乃至8毒aq/!1
の範囲内のカチオン交換能と300乃至600重量%、
特に350乃至500xt%の保水量と含有することが
、ダストコントロール製品として用い次ときに、持続し
九抗菌性と優れたダスト吸着性及びダスト保持性とを発
現させるために重要である。本明細書において、保水性
とは次の測定法による値として定義される。恥、試料1
に20℃の水中iこ2分間浸漬後、2分間金網に拡げて
放置し、水滴を落下させて放置する。下記式により、3
IIlの試料の平均値を求め、保水性(%)とする。
本発明に用いる合成繊維は先ず、前述した範囲内の保水
性を有することが、ダスト吸着性、ダスト保持性の点で
重要である。この保水性は水或いは油剤等のダスト吸着
用液体による繊維の濡れ乃至は保持性と密接に関連し、
この保水性が成る基準値よりも小さいような繊維素材は
、ダスト吸着性中ダスト吸着性に劣る。従来、ダストコ
ントロール用繊維基質として最も一般的tこ用いられて
いる木綿繊維は約450%の保水性を有するのに対して
、通常のナイロン等の合成繊維は200囁以下の保水性
を有するlこすぎず、本発明に用いる合成繊維は木綿に
近い保水性を有することが理解されよう。この保水性は
、後−こ詳述する通り合成繊維の親水性基即ちカチオン
交換性基の存在量と、繊維の表面組繊乃至は構造とによ
り影響される。
更に、この合成繊維は抗菌性の塩基性窒素含有化合物全
イオン交換φこより化学結合させるためlこ、上記範囲
の濃度のカチオン交換性基を有するものでなければなら
ない。カチオン交換性基を有しない繊#iを抗菌性の塩
基性窒素含有化合物で処理して本勿険この化合物の繊維
への吸着、保持は生ずるが、通常の繊維ではこの吸着保
持量そのものが小さいと共に、処理後の繊維は抗菌性を
示すとしても、その効果が比較的短期間の内に失われる
ことlこなる。本発明によれば、上述した濃度のカチオ
ン交換性基を有する繊維を、抗菌性の塩基性窒素含有化
合物で処理することにより、塩基性窒素含有化合物を繊
維中に高濃度で固定することが可能となり、しか賜この
繊維−こ固定され念塩基性窪素化合物は、徐放性、即ち
繊維から極めて徐々tこ放出される性質を有するように
なり、永続した抗菌性が得られるようになる。
本発明に用いる合成繊維は、このように、水或いは油剤
等のダスト吸着用液体管吸着保持する性質が大であり、
しかもこれらのダスト吸着用液体が常に含浸されている
状態においても、抗菌性の塩基性窒素化合物が極めて徐
々に放出されることが顕著な特徴であり、しかもこの製
品を苛酷な洗濯に反復して付した場合にも、抗菌性が失
われ逢いことも重要な特徴である。
のみならず、本発明において、抗菌性塩基性窒素化合物
を、繊維基質上にイオン結合により固定することは、ダ
スト吸着性及びダスト保持性の点でも顕著な利点をも九
らす、即ち、これらの抗菌性塩基性窒素化合物は陽イオ
ン(カチオン)の形で繊維基質に固定されている。一方
、ダストや汚れは一部疹こ負(マイナス)に帯電した状
態で払拭面に付着している本のとwtめられる。本発明
のダストコントロール繊維製品が、優れたダス)il1
着性及び保持性を示すのは、繊維上に固定された前記カ
チオンが静電的Iこダストや汚れ等を吸着するように作
用する念めと思われる。
本発明に用いるカチオン交換性合成繊維は、合成繊維を
構成する高分子重合体に、カルボン酸基、スルホン酸基
、リン酸基等のカチオン***換基を有するエチレン系不
飽和単量体をグラフト重合させる方法、或いはこれらの
カチオン***換基を有する重合体を合成繊維構成高分子
重合体にポリマーブレンドする方法等ζこより製造され
る。
合成繊維を構成する幹高分子重合体としては、ナイロン
6、ナイロン6.6等のポリアミド類;ポリエチレン・
テレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イン7
タレート等のポリエステル@:ポリアクリロニトリル等
のアクリル重合体、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン等が挙げられる。
グラフト重合によりカチオン交換基を導入するのに使用
する単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸
、クロトン酸、フマル酸、無水マレイン酸、無水イタコ
ン酸、テトラヒドロフタル酸のようなエチレン系不飽和
カルボン酸乃至はその無水物や、スチレンスルホン醸の
ようなエチレン系不飽和スルホン陵が使用される。
これらの単量体の繊維構成重合体へのグラフト重合は、
それ自体公知の手段、例えばイオン化放射りIl照射、
紫外線照射、オゾン酸化、または過酸化物或いはアゾ化
合物のような開始剤の作用により該重合体中に重合活性
中心を形成させ、この活性中心に単量体をグラフト重合
させることにより一般に行われる。
また、グラフト重合の代りに、前述したカチオン交換性
基を有する重合体、例えばカルボン酸乃至は酸無水物基
を含有する熱可塑性重合体、スルホン酸基含有熱可塑性
重合体、リン酸基含有熱可塑性重合体を、合成繊維用重
合体にポリff−ブレンドし、このブレンド物をそれ自
体公知の溶融紡糸法、乾式紡糸法或いは湿式紡糸法で繊
維とする。
淘、カチオン交換性熱可塑性樹脂をブレンドする代りに
、それ自体公知のスルホン酸型或いはカルボン酸型イオ
ン交換樹脂を微細な粉末の形で、合成繊維形成用重合体
lこ配合し、これを前述した手段で繊維に防止してもよ
い。
更番こ、直接カチオン交換性基を有する重合体をブレン
ドする代りζこ、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体
のようlこ芳香環を有する重合体をブレンドして、繊維
を製造し、この繊維をクロルスルホン酸と全反応させて
、芳香環のスルホン化を行い、これにより、カチオン交
換性基を導入することもできる。ま九、アクリル酸エス
テルやメタクリル酸エステルの共重合体をブレンドして
製造した繊維を常法で処理して、前記エステルを加水分
解し、カルボン酸基が導入された合成繊維とすることも
できる。
更にまた、アクリル繊維ICあっては、ペンダントのニ
トリル基の一部を酸で加水分解してカルボキシルfIt
−導入することもできる。
これらの何れの方法によるも、本発明においては、合成
繊維基質が0.1 maql 9以上、特−こ0.5乃
至8vnaq/lのカチオン交換能を有するようにカチ
オン交換性基を導入する。合成繊維基質の保水性は、既
lζ指摘した通り、カチオン交換性基の濃度と繊維形態
との両方に依存する。保水性を高めるには、合成繊維の
捲縮処理が有効であり、また繊維断面を異形として、単
位繊度当りの、表面積を大きくすることが有効である。
更に繊維の紡糸に際して、ドープ中に一定の添加物質を
加え、この添加物質を紡糸中或いは紡糸後の糸条がら除
去することによっても、繊維内部に空孔を形成し、保水
性を高めることができる。しかしながら、カチオン交換
能が2 maql F以上の場合には、保水性を高める
ための格別の手段は一般に必要でない。
本発明の目的に特に適したカチオン交換性繊維はカルボ
キシル基含有ナイロン繊維であり、東し株式金社からス
;ット(S6・t)の商品名で市販されている。
このカチオン交換性合成繊維は、所謂ステープル繊維や
フィラメントの形てダストコン)a−ル用繊緬基質の形
成に用いることができ、例えば紡績、撚糸等の手段でモ
ツプパイルとし、織成乃至は編成或いは不織布形成によ
りワイピングクロスとし、編豆てによりハタキとし、基
布へのタフト化乃至拡静電植毛によりダスティングマッ
トとする。これら何の場合にも、前記合成繊維は巻縮処
理されていることが望ましい。
本発明においては、カチオン交換性合成線維とカチオン
交換性を有しない通常の繊維とを、80:20乃至10
:90、特に70:30乃至20:80の重量比で混合
して使用することが1!#ζこ望ましい。カチオン交換
性合成繊維は、抗菌剤の保持及び徐放性並びζこダスト
吸着用液体の保持性に優れている反面、湿潤状態でぬめ
り感乃至は滑り感があり、風合いに欠け、またフキン、
ゾウキン等として使用した時滑り易いという欠v4Iが
ある。
本発明−こよれば、カチオン交換性合成繊維に対して、
通常の繊維を20重量%以上、特に50重量%含有させ
ることによりダストプントロール製品としての風合いを
向上させ、滑り易さを解消することができる。ダストコ
ントロール製品に付着しト吸着性等を向上させ石には、
カチオン交換性繊維は10重量−以上、特に20重量−
以上の量で存在させる0が望ましい。
本発明lこよれば、カチオン交換性合成繊維に対して、
抗菌性を有する塩基性窒素化合物をイオン交換により固
定する。この固定処理は、上記塩基性窒素化合物の水溶
液t、骸合成繊維を含むダストコントロール用繊維基質
に塗布乃至は含浸させて、核窒素化合物を合成繊維上に
イオン結合により固定させることにより行われる。この
交換に際して、カチオン交換性基をアルカリ金属塩とし
、有機塩基を酸付加塩の形としておくことが一般に望ま
しい、水溶液としては、塩基性窒素化合物を0.01乃
至101/ノの濃度で含むものが好適に使用され、接触
時の温度は20乃至90℃の範囲が適当である。処理後
の繊維質基質は、必要により遠心脱水等の手段で脱水し
、好適には60〜80℃の温度で乾燥する。モツプ、布
帛等のダストコントロール用繊維基質に塩基性窒素化合
物を固定処理する代りに、加工前の合成繊維素材に予じ
め該化合物の固定処理を行い、これを後加工することも
可能である。
抗菌性を有する塩基性窒素化合物としては、ベンザルコ
ニウム・クロライド、セチルトリメチルアンモニウム・
クロライド、セチルピリジニウム・クロライド、ラウリ
ルピリジニウム・クロライド等の第4級アンモニラ^塩
;ビスー(p−クロロフエエルジグアニジド)−ヘキサ
ン、 ニシン銹導体;長鎖アルキルジ(アミノエチル)グリシ
ン等のグリシン型両性活性剤等が挙げられる。
これらの抗菌性塩基性窒素化合物は単独でも或いは2種
以上の組合せでも使用でき、カチオン交換性合成繊維1
00重量部肖り0.1重量部以上、特に1重量部以上で
飽和吸着量迄の量吸着固定させる。
本発明のダストコントロール製品は、全繊維基質轟り1
乃至50重量%、特に5乃至40重量%のダスト吸着用
液体を含浸させて使用することが望ましい。この範囲よ
りもダスト吸着用液体の量が少ないと、望ましいダスト
捕集性、ダスト保持性が得られず、またこの範囲よりも
多いと、払拭面にダスト吸着用液体が移行したり、ダス
トコントロール用繊維基質に湿潤感が強くなるので好ま
しくない。
ダスト吸着用液体としては、スピンドル油、マシン油、
流動パラフィン、電気絶縁油等の鉱物油、アルキルベン
ゼン油、ジオレフィン油、ジエステル油、アルキルナフ
チネート油等の常態で不揮発性の油剤が好適に使用され
、この油剤には、それ自体公知の処方に従って、香料、
染料、防炎剤や界面活性剤等を配合できる。
ダストa着用液体としては、水性系の液体を使用するこ
ともでき、このような水性系ダスト吸着剤の適当な例は
、本出願人の提案にかかる特公昭54−55665号或
いは特公昭54−53666号公報に開示されている。
水性ダスト吸着剤としては、勿論水そのものも使用でき
、またアルコール水溶液等本使用できる。
これらのダスト吸着用液体は、ローラコート、浸漬、ス
プレーコート等のそれ自体公知の任意の手段で行うこと
ができる。
抗菌性の塩基性窒素化合物の固定処理とダスト吸着用液
体の含浸処理とは、別個に行うこともできるが、同時l
こ行うこともできる。例えば水性系のダスト吸着用液体
の場合には、この液体中に塩基性窒素化合物を溶解させ
ておくこと−こよりカチオン交換性合成繊維にこれを吸
着固定させることができる。また、油性系のダスト吸着
用液体の場合には、この油剤を水中lこ浮化分散させて
水中油型のエマルジョンを調製すると共に、この水性媒
質−こ塩基性窒素化合物を溶解させて、イオン交換擾こ
よる塩基性窒素化合物の固定とエマルジョン油剤の吸着
とを行わせる。
本発明によれば、ダスト吸着用液体中(こ、単に抗菌剤
を配合した従来の製品番こ比して、抗菌剤が繊維中lこ
イオン結合により固定されているため、品では、製造当
初は抗菌性があるとしても、洗浄中再生を行うとその効
果が殆んど失ゎれるという欠点がある。これに対して、
本発明によれば、使用済みのダストコントロール製品を
回収して洗浄し、この再生操作を反復し九場合にも、繊
維上に付着し九ダスト類や汚れ中での微生物の増殖が効
果的に防止され、優れた衛生的特性が得られるものであ
る。更lこ、このダストコントロール用繊維基質は、通
常の合成繊維には認められない大きな保水性t−有する
ことから明らかな通り、ダスト吸着用液体の保持性に優
れており、しかも線維中に固定され九塩基性窒素カチオ
ンによるダストの静電的吸着作用もめるため、lI著な
ダスト吸着性及び保持性を有すると共に、払拭面に該液
体を移行させることもないという利点も達成される。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 約1.8ミリイクイバレント/gのカチオン交換能ト約
400重量−の保水性とt−Vするカチオン交換性巻縮
ナイロン繊維(東し社製商品名スコツト)及び前記カチ
オン交換性巻縮ナイロン繊維と木綿との50150の混
紡線mを用いて、常法により、平織布から成るワイピン
グクロスを製造した。
比較のため、普通巻縮ナイロン繊維、木綿繊維、ポリエ
ステル繊維及びアクリル繊維の平織布から成るワイピン
グクロスも用意し次。
[化ヘンザルコニウム20.113%(1130ppy
x)の濃度で含む水溶液を調製し、この溶液中ζこ各ワ
イピングクロスf:5g/100ccの浴比で且つ70
℃で20分間浸漬した。浸漬後の水溶液中の塩化ベンザ
ルコニウム濃度をオレンジ■比色法により測定し九結果
を下記第1表に示す。
第1表 スコツト         52声  99−以上スコ
ツト/木綿     260     77%普通ナイ
費/     980     13%木Jl    
     990    11ポリエステル   10
10    11囁アクリル       710  
   37%上掲第1表の結果によΣと、カチオン交換
性合成繊維を含有するワイピングクロスでは、塩化ベン
ザルコニウムの選択吸着が著しく大であることが認めら
れた。
処理後のワイピングクロスを絞り比7〇−迄絞り、80
℃の温度で60分間乾燥し、水性のダスト吸着剤を保持
させて使用するワイピングクロス製品とじ九。
カチオン交換性巻縮ナイロン繊維或いはこのナイロンと
木綿との混紡繊維を、塩化ベンザルコニウムで処理した
ワイピングクロスは、水で湿潤させて汚れた事務机を払
拭したところ、これらのワイピングクロス表面fこは、
未処理のワイピングクロスや、通常の巻縮ナイロン繊維
から成るワイピングクロスlこ比して、汚れが真黒にな
る程移行したことから、ダスト吸着性に顕著に優れてい
ることが認められた。
また前述した混紡繊維から成るワイピングクロスは、滑
り感、ぬめり感がなく、風合いlこも顕著に優れていた
実施例2 5j!施例1の各ワイピングクロスの内、ナイロン系の
繊維について、塩化ベンザルコニウムで処理したワイピ
ングクロス、及び未処理のワイピングを水に浸漬した後
、遠心脱水機に投入し、500rptnで6分関連心脱
水して、水性ワイピングクロスとし、以下−こ述べるダ
スト試験を行った。
即ち、各ワイピングクロス試料をホト1こ入れ、更lこ
試料の2倍のケイ砂微粉末及びゴムボール5個を投入し
、1分間攪拌金行う。次いで金網上に試料を取出し、1
0汁関放置する。ダスト試験機ダスト率CD)を下記式
から各試料5枚づつの平均値として算出する。
式中、WDはダスト試験後重量、 W、はダスト試験抜水分量、 Wlは乾燥基布重量。
得られた結果を下記第2表に示す。
第 2 表 スコツト       V      113無   
    71.5 スコツト/木綿    v     109無    
   64.5 普通ナイロン     有      75.6無  
      63.8 上掲第2表の結果は、有機カチオンの導入、固定により
ダスト吸着率が顕著に向上することを示している。
実施例S (,4)塩化ベンザルコニウム1g/l、(B)ヒビテ
ングルコネート109/l、及びCC’)プロキャルI
B 109/lの各水溶液を調製し、この水溶液中に7
0℃の温度で、カチオン交換性巻縮ナイロン繊維(スコ
ツト)、普通ナイロン線維及び木綿のメリヤス地から成
る各ワイピングクロスを20分間夫々浸漬した。その後
70%の絞り率で絞り、80℃で60分間乾燥した。
これらのワイピングクロスを、粉末工業用洗剤3y/!
から成る洗濯液中で、50℃で20分間家庭用洗濯機を
用いて繰り返し洗浄し、各洗濯回数毎の抗菌、抗カビ性
を、JIS法による阻止帯の巾及び抗カビカとして測定
し次。得られ九結釆を下記tigs表1こ示す。
上掲第6表の結果は、本発明のダストコントロール製品
は、洗浄・再生を反復した場合lこも、抗菌性、抗カビ
性が持続され、レンタル制のダストコントロール製品と
して特に優れていることが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも0.1 maq19以上のカチオン交
    換能と300乃至600重量囁の保水性とを有する合成
    繊維を含有するダストコントロール用繊維基質に、抗菌
    性を有する塩基性窒素含有化合物を該合成繊維歯り0.
    1乃至10重量嘩の量で固定したことを特徴とするダス
    トコントロール製品。 ■ 前記ダストコントロール用繊維基質は、前記カチオ
    ン交換性合成繊維とカチオン交換性を有しない通常の繊
    維とを80:20乃至10:90の重量比で含有する特
    許請求の範囲第1項記載のダストコントロール製品。
JP13836281A 1981-09-04 1981-09-04 ダストコントロ−ル製品 Expired JPS6023617B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01175753U (ja) * 1988-05-30 1989-12-14

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JPH01175753U (ja) * 1988-05-30 1989-12-14

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