JPS5841280B2 - ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ - Google Patents

ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ

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JPS5841280B2
JPS5841280B2 JP50081271A JP8127175A JPS5841280B2 JP S5841280 B2 JPS5841280 B2 JP S5841280B2 JP 50081271 A JP50081271 A JP 50081271A JP 8127175 A JP8127175 A JP 8127175A JP S5841280 B2 JPS5841280 B2 JP S5841280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
ratchet
type brake
solenoid valve
hoisting
Prior art date
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Expired
Application number
JP50081271A
Other languages
English (en)
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JPS525144A (en
Inventor
秀夫 井阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPS525144A publication Critical patent/JPS525144A/ja
Publication of JPS5841280B2 publication Critical patent/JPS5841280B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウィンチのブレーキ装置の改良に関するもので
ある。
従来、クレーン等のウィンチにおいては過負荷状態に達
すると検出器でそれを検出して表示するようにし、この
表示によって手動でブレーキを操作するようにしている
このような装置では過負荷に達した際のブレーキ操作の
迅速性、確実性が充分でなく、また通常単一のブレーキ
を用いていることと相俟って安全性の点で問題があった
本発明はこのような点に鑑み、確実かつ迅速な応答でブ
レーキを作動させうる安全性のすぐれたブレーキ装置を
提供することを目的とするものである。
本発明は、一方をラチェット式ブレーキ、他方を摩擦式
ブレーキとした2個のブレーキを有するロープ巻取りド
ラムと、過負荷検出器と、該ブレーキ用制御装置とを有
し、ロープ巻取りの際に過負荷に達すると検出器からの
信号で制御装置によって上記2個のブレーキを作動させ
るようにし、かつロープの繰出し操作によって上記ラチ
ェット式ブレーキが解除された後に他方のブレーキが解
除されるように構成したものである。
以下、本発明を実施例の図面によって説明する。
第1図はクレーンのブレーキ装置の作動系統図であり、
1は制御装置、2はラチェット式ブレーキ用の電磁弁、
3はラチェット式ブレーキ、4は巻上げブレーキ用の電
磁弁、5は巻上げブレーキである。
制御装置1には検出器11,12,13からそれぞれ信
号が送られ、この信号が予め定めた値以上の場合に電磁
弁2を作動させるようにしている。
検出器11は、例えばクレーンのガントリテンションメ
ンバーを油圧シリンダの圧力で検出することによって吊
上げ荷重を検出するようにし、検出器12からのブーム
俯仰角度の検出信号と共に制御装置1に送り、制御装置
1内に予め記憶させた定格許容荷重に対するカーブと比
較、演算し、過負過状態かどうかの判別を行なう。
検出器13は過巻上げを検出する。
第3図は巻上げブレーキ5の構成を示し、油圧シリンダ
15のロッド25には鍔部65が固定され、固定台40
に支持されたスプリング26によってロッド25は矢印
方向の力が付与されている。
ロッド25の先端部にはリング27が連結され、またマ
スクシリンダ52のロッド55の先端にはリンク56が
連結され、リンク56の先端に設けたピン57は上記リ
ンク27に形成した長孔58中に移動可能に嵌入され、
さらにピン5Tは軸53を中心に回動するブレーキペダ
ル50と一体の突起54に結合されている。
28および59はガイド用リンクであって、ロッド25
および55をその軸方向に移動させるためのものである
巻上げドラム10に対するブレーナを作動させない状態
では油圧シリンダ15のロッド側に圧油が供給されてい
てロッド25は第3図の左方に後退して図示の状態にな
っている。
この状態から油圧シリンダ15のロッド側の圧油を逃が
すとスプリング26の力によってロッド25は矢印方向
に前進し、リンク27.56を介してロッド55を後退
させ、これによってドラム10のブレーキを作動させる
この際、ピン57、突起54を介してブレーキペダル5
0も回動する。
なお、油圧シリンダ15の上記作動を行なわせない場合
でもブレーキペダル50を踏むことによって突起54、
ピン57、リンク56を介してロッド55を後退させブ
レーキの作動を行なわせることができ、この場合ピン5
7は長孔58中を移動するためリンク27iツド25は
作動しない。
各検出器からの信号で過負荷状態(過巻上げを含む)に
達すると電磁弁2を作動させる。
この作動が行なわれる前の状態は、第1図に示すように
タグラインドラム21作動用の圧油ライン20が電磁弁
2を介してラチェット用の油圧シリンダ14のロッド側
に接続され、そのヘッド側は電磁弁2を介して作動油タ
ンク9に接続されているためにラチェット式ブレーキ3
は解除されている。
また巻き上げブレーキ5も、上記圧油ライン20が電磁
弁4を介して油圧シリンダ15のロッド側に接続されて
いるために、解除されている。
この状態で電磁弁2が作動すると、油圧シリンダ14の
ロッド側が作動油タンク9に接続され、ヘッド側にライ
ン20の圧油が送り込まれる結果、ラチェット式ブレー
キ8を作動させる。
同時に油圧シリンダ15のロッド側の圧油も電磁弁2を
通って作動油タンク9に戻されスプリングの力によって
巻上げブレーキ5を作動させ、マスクシリンダ52を介
してブレーキドラム51を固定させて巻上げドラム10
の回転を止める。
第2図はラチェット式ブレーキ3を示し、仮想線が作動
前の状態、実線が作動後の状態を示しており、作動リン
ク31は油圧シリンダ14のロッドによって枢軸33を
中心に反時計方向に回動し、これによって該リンクの他
端部に軸34によって回動可能に取付けた爪32を上向
きに移動させる。
爪32は突起35,36を有し、突起35にはバネ39
が取付けられて常に爪32に時計方向の回動力が付勢さ
れ、かつブレーキ解除の状態では突起36が固定台30
に固着したピン38に当ることによってバネ39の力に
抗して図示仮担線の位置を保っている。
この位置から上向きに移動すると、ピン38による拘束
が外れるためにバネ39によって時計方向に回動し、そ
の先端部が爪車6に係合する。
上記ラチェット式ブレーキ3および巻上げブレーキ5を
作動させる第1制御装置の他に以下の第2制御装置が設
けられている。
すなわち、上記ラチェット式ブレーキ3の作動と同時に
作動リンク31の突起37によってリミットスイッチ7
.8がそれぞれ作動し、これらにより電磁弁4および1
6をそれぞれ作動させる。
電磁弁40(作動すると、油圧シリンダ15のロッド側
の圧油が電磁弁2を介さずに作動油タンク9に戻される
また電磁弁16は作動前には図示のように圧縮空気源1
9から電磁弁16を通してクラッチ用エアチャンバー1
7に圧縮空気が送られているが、電磁弁16が作動する
とクラッチ用エアチャンバー17は電磁弁16を通して
大気に開放され、圧縮空気源19からの空気は電磁弁1
6で閉止され、クラッチ用エアチャンバー17の方へは
送られなくなる。
従って、電磁弁16の作動によって巻上げドラム10の
駆動軸に対するクラッチ用エアチャンバー17に対する
圧縮空気の供給を停止させると共にエアチャンバー17
内の空気を放出させてクラッチを外す。
これによって巻上げドラム10は1駆動軸と切離される
ためにそれ以上に巻上げが行なわれることは防止される
この状態で巻上げドラム10は荷重を吊ったまま巻上げ
ブレーキ5とラチェット式ブレーキ3とによって保持さ
れている。
つぎにこの状態から荷重巻下げを行なう必要があるが、
これは巻上げ、巻下げ用の操作レバー18によって行な
う。
挿作レバー18を巻下げ方向に操作すると圧縮空気源1
9からの圧縮空気はエアチャンバー28に送られると共
にこの圧力が一定値に達すると圧力スイッチ22が作動
する。
エアチャンバー23は駆動軸と巻上げドラム10との間
に介在するプラネタリ−ブレーキ用でありエアチャンバ
ー23に圧縮空気が送られてない状態ではプラネタリ−
ブレーキのギアが駆動軸周りを回転するために巻上げド
ラム10には回転力は伝わらないが、圧縮空気を供給す
るとプラネタリ−ギアが固定されるために巻上げドラム
10は駆動軸と逆方向、即ち巻下げ方向に回転すること
になる。
圧力スイッチ22の作動によって制御装置1を介して電
磁弁2の通電を遮断し、このため油圧シリンダ14を介
してラチェット式ブレーキ3を前記と逆方向に作動させ
る。
即ち油圧シリンダ14のロンドによって作動リンク31
の下端部が左向きに引かれ、作動リンク31が枢軸33
を中心として時計方向に回動して爪32を下向きに移動
させると、突起36がピン38に押される結果爪32は
バネ39の力に抗して反時計方向に回動して仮想線に示
す位置に達し、水車6との係合が外れる。
この際の爪32の先端部の移動軌跡は単に軸34を中心
とする円弧軌跡60ではなく、一旦当り面61から後退
した後に外側に移動する軌跡となる。
このため当り面61より爪32の先端部に押圧力が加え
られている場合でも伺らの抵抗もなくスムースな作動が
行われる。
爪32が水車6との係合が外される際には巻上げブレー
キ5は作動した状態であるθS1この係合が外れた後に
突起37によるリミットスイッチの作動が解かれ、これ
によって電磁弁4および16を図示の状態に復帰させる
電磁弁4が復帰すると巻上げブレーキ5が解除されるた
めに巻下げが行われるようになる。
以上説明したように、本発明は2つのブレーキの併用に
よって確実なブレーキの作動が行なわれるようにすると
共に検出器と制御装置とによって自動的に、迅速に過負
荷状態に応答して作動が行なわれるようにしたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をクレーンに応用したものの実施例を示
す作動系統図、第2図はそのラチェット式ブレーキの作
動説明図、第3図は巻上げブレーキの作動説明図である
。 1・・・・・・制御装置、2,4,16・・・・・・電
磁弁、3・・・・・・ラチェット式ブレーキ、5・・・
・・・巻上げブレーキ、6・・・・・・水車、7,8・
・・・・・リミットスイッチ、10・・・・・・巻上げ
ドラム、11,12,13・・・・・・検出器、32・
・・・・・爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1一方を爪車と爪との係合で回転を阻止するラチェット
    式ブレーキとし、他方を摩擦式ブレーキとした2個のブ
    レーキを有するロープ巻取りドラムと、過負荷検出器と
    、該ブレーキ用第1制御装置とを有し、ロープ巻取りの
    際に過負荷に達すると検出器からの信号で第1制御装置
    によって上記2個のブレーキを作動させるようにし、上
    記ラチェット式ブレーキには摩擦式ブレーキを制御する
    第2制御装置が具備され、第2制御装置はラチェット式
    ブレーキがブレーキを解除した際に作動して上記摩擦式
    ブレーキを解除するように構成したことを特徴とするウ
    ィンチの過負荷自動ブレーキ装置。
JP50081271A 1975-06-30 1975-06-30 ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ Expired JPS5841280B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50081271A JPS5841280B2 (ja) 1975-06-30 1975-06-30 ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ

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JP50081271A JPS5841280B2 (ja) 1975-06-30 1975-06-30 ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ

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JPS525144A JPS525144A (en) 1977-01-14
JPS5841280B2 true JPS5841280B2 (ja) 1983-09-10

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JP50081271A Expired JPS5841280B2 (ja) 1975-06-30 1975-06-30 ウインチノ カフカジドウブレ−キソウチ

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