JPS5840325Y2 - 飾り金具の取付構造 - Google Patents

飾り金具の取付構造

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JPS5840325Y2
JPS5840325Y2 JP4559281U JP4559281U JPS5840325Y2 JP S5840325 Y2 JPS5840325 Y2 JP S5840325Y2 JP 4559281 U JP4559281 U JP 4559281U JP 4559281 U JP4559281 U JP 4559281U JP S5840325 Y2 JPS5840325 Y2 JP S5840325Y2
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JP
Japan
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metal fitting
decorative metal
male member
receiving tube
base material
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Expired
Application number
JP4559281U
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English (en)
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JPS57156608U (ja
Inventor
博 崎川
Original Assignee
株式会社 丸昌
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Publication date
Application filed by 株式会社 丸昌 filed Critical 株式会社 丸昌
Priority to JP4559281U priority Critical patent/JPS5840325Y2/ja
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンドバッグ・ショルダーバック等の鞄類、
財布、靴、衣服、各種ケース等の開閉部や吊下バンド等
の附属品の着脱部等に使用される飾り金具の取付構造の
改良に関する。
上記ハンドバッグ等における開閉部や附属品着脱部を構
成する一方の基材に雌部材を固着し、他方の基材に前記
雌部材とスナップ嵌合する雄部材を固着し、該雄部材に
飾り金具を組付けることにより、開閉機能或いは着脱機
能と装飾機能を兼備せしめることが一般に行なわれてい
る。
かかる飾り金具を雄部材に組付ける場合、従来において
は、第5図に示す如く、中空管部aの一端に鍔部すを設
けて成る鋲金具Cを設け、飾り金具dの裏面に前記鎖部
すを溶着して両者を一体化した後、基材Aに突設した取
付孔eに前記中空管部aを通挿し、その突出端部fを雄
部材gの内腔りに嵌入後、これをかしめて先端部を拡開
状となし前記内腔り内に係止せしめる手法が採られてい
た。
しかしながらかかる従来の取付構造によれば、飾り金具
dに前記鋲金具Cを取付けるための溶接工程を要し、取
付作業が煩雑且つ非能率であり、取材費が高くつくのみ
ならず、前記の如く先端を拡開状とした鋲金具の突出端
部fと雄部材の内腔りとの係合が、該突出端部fが中空
体であって変形し易いため、必ずしも強固といえず、長
期に亘る反復使用の結果雄部材gが離脱する場合がある
又、長期に亘る使用により、鋲金具Cと飾り金具dとの
溶接個所が剥離する場合もある。
更に、前記鋲金具Cの中空管部aは、管体の特性により
その軸線方向の荷重に対しては強いが、該軸線と交叉す
る方向から荷重を受けると鋲金具の鍔部す近傍の根本部
iに曲げ応力が集中し座屈し易い。
いったん座屈を生ずると前記根本部iはたちまち胞弱化
し、中空なるが故に容易に折損するという欠点もある。
又、飾り金具が第6図に示す如き透かし形部jを有する
ものである場合、前記第5図に示す如き取付構造を用い
ると、透かし形部を通して下方の鍔部すが見えるため著
しく美観を損なう。
こ1.5れを回避するには第6図に示す如く基材を表層
材A1及び裏層材A2の2種構造とする手法が採られて
いる。
即ち、飾り金具dの裏面に柱状突起kを突設すると共に
受管部1を有する受金具mををけ、前記受管部1を表層
材A1に穿設した取付孔e、に挿着した後、前記柱状突
起kを受管部lに挿入後その先端部nをかしめることに
より飾り金具d′を表層材A1に固着する一方、裏層材
A2に穿設した取付孔e2に鋲金具e′の中空管部a′
を下方に向けて挿着し、その鍔部b′が前記受金具mの
頭部Oと当接しうるようにすると共に、裏層材A2の裏
面より突出する中空管部a′の先端部f′に雄部材〆を
嵌合させた後かしめて両者を一体化することにより裏層
材A2に雄部材〆を固着し、しかる後、表層材A1と裏
層材A2を連部pt v p2において接着或いは縫着
するのである。
しかしながら、かかる取付構造においては、所要部品数
が多く取付工程も複雑で手数を要するのみならず、雄部
材取付側が表層材A、と裏層材A2が2重構造となり、
雌部材取付側を加えると3重構造となる結果著しく美観
を損い商品価値の減殺を招く。
本考案は、上記従来例の諸欠点を是正し、一方の基材に
飾り金具と雄部材とを一体的に結合せしめた状態で固着
することにより、飾り金具の中心を手指で押圧するだけ
で他方の基材に取付けた雌部材に正確にスナップ嵌合さ
せることができ、しかも飾り金具と雄部材との結合が強
固で反復使用に耐え、且つ取付工程を簡略化してコスト
ダウンを図り得る新規な飾り金具の取付構造を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき具体的に説明
する。
第1図乃至第3図に示す本考案の第一実施例においては
、飾り金具1の裏面の好ましくは中心部に柱状突き2を
直角に突設する。
この柱状突起2の長さは、飾り金具1を取付けるべき基
材Aの肉厚等を考慮しつつ適宜定める。
更に、中空受管部3の一端に受鍔部4を一体形成して収
る支持金具5を設ける。
該受管部3の他端は、支持金具5の鍍金作業の際、鍍金
液の排出を容易にするため開口状とすると好適である。
受管部3の内径は、前記柱状突起2の外径より僅かに犬
なるように定め、前者内に後者を摺接状態で挿入しうる
ようにする。
又、受管部3の長さは、その中に前記柱状突起を挿入し
た場合、該受管部3の内径が柱状突起2によって充実さ
れうるようにすると共に使用時において基材Aから突出
する先端部6の長さLl(第2図)が、後述する雄部材
の鍔部9から内腔10の奥壁までの長さL2(第2図)
より若干長くなるように定める。
尚、該受管部3の先端部6の外周壁面連部に略横線状の
薄肉部7を刻設すると、該受管部3の先端部6をその中
に挿入されている柱状突起2の先端部2′と共に雄部材
の内腔10に嵌入してかしめる際に、該受管部3及び柱
状突起2の前記先端部が容易に変形するので好都合であ
る。
更に、横断面が略円形を呈する突隆部11並びにその裾
部においてこれに連成した鍔部9を有し且つ内腔10を
形成した雄部材8を設ける。
該内腔10の最大径部は少くとも前記受管部3の外径よ
り大なるように定める。
又、該内腔10の容積は、受管部3及び柱状突起2の前
記突出状先端部6.2′の体積を考慮して定める。
尚、第3図において、符号12は他方の基材Bに固着さ
れ、前記雄部材8とスナップ嵌合する雌部材を示す。
上記飾り金具1を基材Aに取付けるには、先ず飾り金具
1の柱状突起2に支持金具5の受管部3を套嵌後、基材
Aに穿設した取付孔13に挿着するか、或いは予じめ前
記受管部3を前記取付孔13に挿着した後前記柱状突起
2を受管部3内に挿入することにより、第2図に示す如
き状態とし、次いで該受管部3の先端部6に雄部材8を
被冠し、第2図矢印方向に叩打してかしめる。
すると、受管部3及び柱状突起2の突出状先端部6,2
′の長さLlは前記内腔10の奥行L2より大であるの
で、前記突出状先端部6,2′は雄部材の内腔10内で
強制的に塑性変形せしめられて、雄部材8と係合する。
この場合、予じめ内腔10の容積と突 状端部6,2′
の体積を計算し、塑性変形した先 部6.2′が内腔1
0内に充満するようにすれば 雄部材8と飾り金具1の
結合は極めで始固どh 好都合である。
尚、支持金具5の受鍔部4が飾、金具1の裏面に当接し
ているので、前記ふしめ社業の際柱状奥起゛2を飾り金
具の裏面に対し直角 委11 ξ ζ 持することが□でき、柱状突起2がその根本部 4で折
損するのを防止しうる。
□”゛゛第4図は本考案の第二実施例を示
すもメで 構5 ・ 、□、。
酸部材中、支持金具の受管部の長さを短くシコ点を除き
、第一実施例の場合と同様の構成部材 り成る。
該第二実施例のものは、飾り金具1が透かし形部15を
有する場合に好適である。
即ち 前述した第一実施例のものでは、支持金具5の受
鍔部4が飾り金具の裏面直下に位置するため、飾り金具
に透かし形部を設けると、これを通して受鍔部4が容易
に視認されて美観を損じる。
これを回避するため、従来はflJえば第6図に示す如
き複雑な取付構造のものを用いていたのであるが、本考
案の取付構造によれば極めて簡単に問題を解決しうる。
即ち、飾り金具1の裏面に直角に突設した柱状突起2を
基材Aの取付孔13に挿着し、その突出状先端部2′に
支持金具5の比較的短い中空受管部3を套嵌する。
柱状突起2の長さは、この受管部3及び柱状突起2の突
出状先端部6,2′の長さと雄部材8の内腔10の寸度
との関係を前述した第一実施例の場合と同様とすること
により、第一実施例の場合と同様に飾り金具1と雄部材
8との強固な結合関係が得られ、しかも支持金具5の受
鍔部4が外部から見えるのを防止できる。
本考案に係る飾り金具の取付構造によれば、従来、場合
によって必要とした溶接工程を不要とし或いは雄部材を
取付けるべき基材の2重構造を回避し、取付作業が簡単
でコストダウンを実現しうるのみならず、雄部材の内腔
と飾り金具との結合関係を強化することができ、しかも
鋲金具の中空管を基材中に挿着するだけの従来例に比べ
て支持金具の受管部に飾り金具の柱状突起を充填した中
実体を用いているので、強度的にもすぐれているという
顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図心ま本考案の構成部材を分解して示した斜視図、
第2図はかしめ工程直前における断面図、第3図はかし
め工程完了後の断面図、第4図は別の実施例におけるか
しめ工程完了後の断面図、第5図は従来例を示す断面図
、第6図は別の従来例を示す断面図である。 1・・・・・・飾り金具、2・・・・・・柱状突起、2
′・・・・・・柱状突起の先端部、3・・・・・・中空
受管部、4・・・・・・受鍔部、5・・・・・・支持金
具、6・・・・・・中空受管部の先端部、8・・・・・
・雄部材、10・・・・・・内腔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハラドパジグ等における開閉部や附属品着脱部を構成す
    る一方の基材Bに雌部材12を、他方の基材Aに該雌部
    材12とスナップ嵌合する雄部材8を夫々固着し且っ該
    雄部材8に飾り金具1を取付けた飾り金具の取付構造に
    おいて、裏面に柱状突起2を突設した飾り金具1と、中
    空受管部3の一端に受鍔部4を設けて成る支持金具5と
    、内腔10を有する突隆部11の裾部に鍔部9を設けて
    成る雄部材8とを有し、前記柱状突起2を前記受管部3
    内に挿入し、その先端部2′を前記受管部3の先端部6
    と共に前記雄部材8の内腔1oに嵌入後これをかしめる
    ことにより前記飾り金具1と雄部材8とを一体的に結合
    させ該飾り金具1を前記基材Aに取付けたことを特徴と
    する飾り金具の取付構造。
JP4559281U 1981-03-30 1981-03-30 飾り金具の取付構造 Expired JPS5840325Y2 (ja)

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JPS57156608U JPS57156608U (ja) 1982-10-01
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