JPS584028Y2 - 給油口キヤツプ - Google Patents

給油口キヤツプ

Info

Publication number
JPS584028Y2
JPS584028Y2 JP1978031727U JP3172778U JPS584028Y2 JP S584028 Y2 JPS584028 Y2 JP S584028Y2 JP 1978031727 U JP1978031727 U JP 1978031727U JP 3172778 U JP3172778 U JP 3172778U JP S584028 Y2 JPS584028 Y2 JP S584028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fuel filler
filler cap
valve rod
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978031727U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54134344U (ja
Inventor
守治 安平
潤二 相賀
Original Assignee
シャープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
Priority to JP1978031727U priority Critical patent/JPS584028Y2/ja
Publication of JPS54134344U publication Critical patent/JPS54134344U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS584028Y2 publication Critical patent/JPS584028Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石油ストーブ等のカートリッジ式タンクの給油
口に設けられる給油口キャップに関するものである。
まず従来の給油口キャップAの構成を第1図に基づいて
説明する。
同図において、1は上端開口の円筒体の上端部で少許径
を小さくしてその同側面に螺子2を設けると共にバッキ
ング3の支持座4を形成し且下端面に弁口5を有する蓋
6を嵌着してなる給油口キャップ本体であって、上記螺
子部2をもってカートリッジタンク7の給油口8に螺嵌
される。
9は上記弁口5をおおう如く蓋6内面に設けられた有底
筒状の消音筒である。
10は弁口5を開閉する弁であって、上端を消音筒底部
11に穿設された弁杆支持孔12に挿通支持されている
弁杆13に被挿取着され、バネ14にて常時弁口5を閉
塞するように附勢されている。
上記弁10はカートリッジタンク7を燃焼タンク15に
セットした際、タンク15に設けられた突上ピン16に
よって押し上げられ弁口5を開放する。
上記弁10は燃焼タンク15に対してカートリッジタン
ク7を着脱する毎に上下動するため、弁杆13と弁杆支
持孔12との遊びが余り大きいと弁10が弁口5に対し
て振れを生じて該弁口5を完全閉塞せず油洩れを生ずる
原因となる。
従って弁杆13は弁杆支持孔12に対しほとんど遊びが
ないように挿通されている。
上記消音筒9は石油ストーブ燃焼中石油がカートリッジ
タンク7から給油口キャップAを介して燃焼タンク15
に流れる際発生する音を小さくするために設けられたも
ので、その下部に孔等の油流通部17が穿設されている
と共に上方に空気流出用の小孔が設けられているだけで
ある。
なお、上記小孔18.18・・・・・・は油と入れ替り
に消音筒9内へ流入してきた空気を小さな気泡としてカ
ートリッジタンク7内に逃がした音を小さくする作用を
なすもので、直径が1mm程度のものである。
従って上記消音筒9内はほぼ密閉された状態になってお
り、給油のためにカートリッジタンク7を燃焼タンク1
5から取り出し、該カートリッジタンク7を図とは上下
方向を逆にして置いた場合でも、上記消音筒9内の油が
抜けにくくカートリッジタンク7から給油口キャップA
を取り外した際、該キャップAから灯油の零がしたたり
落ちる欠点があった。
本考案は上述の欠点を除去する目的でなされたもので、
カートリッジタンク7を取り外す時の弁10の動きを利
用して、消音筒9の密閉状態を解除するようにしたもの
である。
以下、本考案を図面に従って詳細に説明する。
本考案の給油口キャップが従来と異なる点は弁杆の形状
であってその他は従来と全く変らない。
すなわち、従来の給油口キャップAの弁杆は第2図の如
く上下同径の円柱であるのに対し本考案の給油口キャッ
プの弁杆は第3図に示す如く上端を小径とした点が特徴
である。
第3図について説明すると10は弁、13は弁杆であっ
て、径r1の円柱から成る太径部20とテーパ部21を
介して形成された長さl、径r2の円柱から成る小径部
22とから構成されている。
この弁杆13はカートリッジタンク7を燃焼タンク15
上にセットした時、その突上ピン16によって弁10を
介して突き上げられ第4図の如く太径部20が弁杆支持
孔12を挿通し、カー) IJツジタンク7を持ち上げ
た時はバネ14によって元の位置に戻され第5図に示す
如く小径部22が弁杆支持孔12を挿通する。
従ってカートリッジタンク7を燃焼タンク15にセット
している時(石油ストーブ燃焼時)、弁杆13と弁杆支
持孔12とは従来と同様遊びが少なく消音筒9内に流入
した空気は上記支持孔12がら抜けず小孔18.18・
・・・・・から抜け、燃焼時に発生する音は非常に小さ
い。
又、弁10が弁口5に対して振れを生じ位置ずれを起こ
す心配がない。
逆に、カートリッジタンク7を燃焼タンク15から持ち
上げると第5図の如く弁杆13と弁杆支持孔12との遊
びつまり両者間の隙間が大きくなって上記支持孔12に
油抜き用空間が形成され、給油時にカートリッジタンク
7を第1図と逆に置くと弁杆支持孔12が下になるので
、油流通部17がら消音筒9内に空気が浸入すると共に
上記支持孔12から油が急速にカートリッジタンク7内
に抜ける。
従って給油口キャップAをカートリッジタンク7から取
り外している途中で消音筒9内の油はなくなり、取り外
した時点で油がたれる恐れがない。
他の実施例 (1)消音筒9として第6図に示す如く有底三角筒を用
いてもよい。
第6図において、消音筒9は正三角形状の底部11とそ
の各辺に沿って設けられた長方形状の三枚の側片23,
23.23とを具備した形状に打ち抜かれた平板材を、
上記底部11に対しその各辺から各側片23,23.2
3を曲げ加工により同一方向にほは′直角に折曲して上
記側片23,23.23の互いに隣接する側辺同志を接
触するように形成したものでその取付片24,24.2
4をもって蓋6内面にスポット溶接される。
油流通部17は三角筒17の各コーナ部25,25.2
5の下端に形成されている。
このような消音筒9を用いた場合、円柱状の弁10の外
周を各側片23,23.23に内接しても弁10と各コ
ーナ部25,25.25間には大きな隙間か′できるの
で、消音筒9内に流入した空気が弁10に妨げられず上
方へ移動でき、しかも弁10が弁口5に対して振れを生
じない。
(2)第7図は消音筒9の底部11に抜き穴26を設け
ると共に弁10の下部に閉塞用突杆27を植設したもの
である。
この給油口キャップAの場合、弁10が突上ピン16に
よって突上げられると上記抜き穴26が上記閉塞用突杆
27によって完全に閉塞されるがそれ以外の時は開放さ
れているため、給油口キャップをカートリッジタンク7
から取り外す際、消音筒9内の油は上記抜き穴26から
抜けてしまう。
(3)第8図は上下同径の弁杆13の先端部の杆内に消
音筒9内と外部とを連通ずる断面り字状の連通穴28を
形成したものである。
上記連通穴28の一端開口29は弁10が弁口5を閉塞
している時は第8図の如く消音筒9内に位置しているが
、弁10が突上ピン16によって突き上げられた時は消
音筒9の外部つまり第8図で言えば底部11より下方に
位置するようになっている。
従って上記連通穴はカートリッジタンク7を燃焼タンク
15から取り外している時に消音筒9の内外間を連通し
、消音筒9内の油を外部へ抜く役目をはたす。
本考案の給油口キャップは斜上のようにカートリッジタ
ンクを燃焼タンクから取り外す際の弁若しくは弁杆の動
きを利用して、消音筒の内外を連通ずる空間を生じさせ
るようにしたものであるから、石油ストーブ燃焼中は従
来と同様燃焼時の音が充分小さいと共に給油のためにカ
ートリッジタンクから給油口キャップを取り外す際は消
音筒内の油が上記空間から抜けるので取り外した給油口
キャップから油がたれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給油口キャップを使用したカートリッジ
タンクの使用態様を示す断面図、第2図は従来の給油口
キャップの弁及び弁杆の側面図、第3図は本考案給油ロ
キャップの弁及び弁杆の側面図、第4図、第5図は本考
案給油ロキャップの動作説明に供する要部説明図、第6
図は消音筒の一例を示す斜視図、第7図、第8図は他の
実施例の要部断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼タンクにセットして油を供給するカートリッジタン
    クの給油口に設ける給油口キャップであって、弁口をお
    おって有底筒状の消音筒を設け、この消音筒の弁口側に
    油流通部を設けると共に底部側に小孔を設け、一端部を
    上記消音筒底部に穿設された弁杆支持孔に挿通支持され
    ている弁杆の端部に取着されバネにて常時上記弁口を閉
    塞するように附勢されている弁を設けたものにおいて、
    上記弁が上記弁口を閉塞している状態においてのみ上記
    消音筒内外を連通ずる油抜き用空間を形成したことを特
    徴とする給油口キャップ。
JP1978031727U 1978-03-10 1978-03-10 給油口キヤツプ Expired JPS584028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978031727U JPS584028Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 給油口キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978031727U JPS584028Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 給油口キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54134344U JPS54134344U (ja) 1979-09-18
JPS584028Y2 true JPS584028Y2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=28883848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978031727U Expired JPS584028Y2 (ja) 1978-03-10 1978-03-10 給油口キヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584028Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845932A (ja) * 1971-10-11 1973-06-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845932A (ja) * 1971-10-11 1973-06-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54134344U (ja) 1979-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0212051U (ja)
JPS584028Y2 (ja) 給油口キヤツプ
JPS59195016U (ja) 車輌の燃料流出防止弁
JPS6220106B2 (ja)
JPS6115386Y2 (ja)
JPS6347195Y2 (ja)
JPS58130072U (ja) 電磁弁を具えた燃料フイルタの排水装置
JPS63101220U (ja)
JPS599173Y2 (ja) ガスライタ−の注入弁装置
JPH0487957U (ja)
JPH0525309Y2 (ja)
JPS63126719U (ja)
JPS61128310U (ja)
JPH01146081U (ja)
JPS60137624U (ja) 車両用燃料タンクのブリ−ザ装置
JPS6234621B2 (ja)
JPH02100922U (ja)
JPH0434994U (ja)
JPH01142320U (ja)
JPS5932776U (ja) 太陽熱温水器用の自動開閉弁
JPH02100921U (ja)
JPS5945401U (ja) 薪スト−ブ
JPH0234761U (ja)
JPH03108528U (ja)
JPS644820U (ja)