JPS5839501A

JPS5839501A - ホイ−ルキヤツプの回転防止機構

Info

Publication number: JPS5839501A
Application number: JP13654181A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Mori; 森　和典
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1981-08-31
Filing date: 1981-08-31
Publication date: 1983-03-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、ホイールキャップの回転防止機構に関する
。

従来のホイールキャップの回転防止機構としては、例え
ば第１図ないし第５図に示すようなものがある。１はホ
イールであり、そのリム１ａにタイヤＴが取付いている
。２はホイールキャップであり、その裏面に、ホイール
１と係合する突起部２ａが同一円周上に複数形成しであ
る。突起部２ａは一部がボックス断面をしており、また
、突起部２ａの先端に、円周方向に細長い孔２ｂが複数
形成しである。そして、これら複数の孔２ｂに、鋼線の
ような可撓性のある線材で一体成形された、ホイールキ
ャンプ抜は止め用の弾性保持金具６が取付いている。弾
性保持金具６は、多角形状に屈曲して無端状に連結し、
且つ、孔２ｂに係合してホイール１に形成された凹部１
ｂに接する接触部６ａが、その屈曲部ｄあってＵ字形を
なしている。

−力、突起部２ａのボックス断面の部分には、ホイール
キャップ回転防止用の別体の板状をなすストン／８４が
取付いている。板状のストツノξ４は、その一端部４ａ
１が、突起部２ａにかしめ等で固定され、他端部４ｂは
、突起部２ａ上方に立ち上シ、その角部がホイール１に
圧接して、ホイール１にわずかに食い込む。

而して、ホイール１にホイールキャップ２を嵌め込む際
には、ホイールキャップ２を押し込むと、これに伴−弾
性保持金具乙の各接触部６ａが中心方向に付勢されて、
その間の直線状部分が撓んで弾性保持金具６の径を実質
上小ざくするため、接触部６ａが孔２ｂ内に入り込み、
そして、接触部３ａが、ホイール１の凹部１ｂに達する
と、弾性保持金具乙の弾性力にょシ、その径が拡大して
接触部６ａが凹部１ｂに圧接し、もって、ホイールキャ
ップ２の抜は止めをなす。また、ストツノξ４の端部４
ｂの角部が、ホイール１に食い込むようにして、圧接す
ることに工り、ホイールキャップ２の、ホイール１に対
する回転止めを確実になす。

したがって、ホイールキャップ２は１弾性保持金具３と
ストツノぐ４とによシ、回転止めと抜は止めが々されて
、ホイール１に弾支される。これにより、ホイールキャ
ップ２の回転へよる、エアノ々ルブ（図中路）の損傷、
または、異音発生等を防止することができる。

しかしながら、このような従来のホイールキャップの回
転防止機構にあっては、ストツノ！？４の板状の端部４
ｂの角部が回転止めをする構成となっていたため、スト
ツノξ４は一定方向の回転しか抑えることができず、し
たがって、各方向の回転を防止するためにはストッパ４
が複数個必要であシ、且つ、ホイールキャップ２の他に
、弾性保持金具６および複数のストンＡ　４が必要とさ
れるため部品点数が多くなるという問題があった。また
、ストッパ４の増付時には、これの突起部２ａＫ対する
かしめ等の手間がかかつて、組立工数が多いという問題
があった。

この発明は、このようが従来の問題に着目してなされた
ものであり、ホイールキャップ抜は止め用の弾性保持金
具のホイールに対する接触部に、ホイールに食い込む回
転止め用の爪を設けることにより、上記問題を解決する
ことを目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。第６図は、
この発明の第１実施例を示す図である。

まず、構成を説明すると、３が弾性保持金具であり、鋼
線のような可撓性のある線材からなり、多角形状に屈曲
されて無端状に連結し、その屈曲部に、外側に向けてＵ
字状に突出する接触部６ａを備え、接触部６ａの外端が
ホイールキャップするように構成してあって、このよう
な弾性保持金具６は、各接触部６ａ間の直線部分が撓む
ことによって、全体の径が実質上小さくなるようになっ
ており、且つ、その復元弾性によってホイール１に圧接
係合している点は、前記従来例と同一である。そして、
かかる弾性保持金具乙のＵ字状をなす接触部６ａの頂点
の側部に爪３ｂ　、３ｂを設ける。この爪３ｂ、３ｂは
、接触部６ａを切シ起すことによシ成形されて、先端が
鋭い三角状をなし。

その高さは、Ｕ字形の頂点よりわずかに高く加工しであ
る。また、図示しない゛が、ホイール１．１ツム１ａ、
タイヤＴ、ホイールギヤッフ２Ｆｉ前記従来例の構成と
同一であり、夾イー、ルギヤップ２の突起部２ａ、孔２
ｂも従来例と同一である。なお。

ストツノξ４は存在しない。

次に作用を説明する。

ホイール１にホイールキャップ２を嵌め込む際には、ホ
イールキャップ２を押し込むと１．これに伴い弾性保持
金具乙の各接触部６ａが、ホイール１に押されて中心力
向に付勢これ、その間の直線状部分が撓んで弾性保持金
具乙の径を実質上小さくするため、接触部６ａが孔２ｂ
内に入シ込む。

そして、接触部６ａが、ホイール１の凹部１ａに達する
と、弾性保持金具３の弾性力により、その径が拡大して
接触部６ａが凹部１ａＫ圧接し、同時に、爪３ｂの先端
がホイール１に食い込む。もって、接触部３ａが主とし
てホイールキャップ２の抜は止めをなし、また、爪３ｂ
が主としてホイールキャップ２の回転止めをなす。爪６
ｂはホイール１に食い込むため、ホイールキャップ２の
抜は止め作用もする。

ホイールキャップ２との間に差し込み、または、弾性保
持金具６の直線状部亦を撓１せて、弾性保持金具６の径
を小さくすることにより接触部３ａを弾性保持金具６の
中心方向に引き込んで：均一的にホイ゛−ル１からホイ
ールキャップ２を引き離すようにすると、ホイールキャ
ップ２をホイール１から容易に増り外すことができる。

第７図（Ａ）　、　（Ｂ）は、この発明の第２実施例を
示すものである。これは、１カ所の接触部６ａの右また
は左に偏寄した位置に１個の爪６ｂを設けたものであり
、１つの弾性保持金具３の複数の接触部６ａに左右交互
に爪６ｂを設けている。すなわち、ホイール１の左右回
転力向に対して、それぞれの爪３ｂが回転止めをするよ
うにしている。これによると、蒋記実施例に比べ、接触
部３ａの材質の・強度低下、剛性低下が少なく、また、
爪６ｂの成形加工がじやすぐなる。

他の構成および作用は、前記実施例と同一である。

なお、これらの第１．２実施例では、接触部６ａの形状
がＵ字形であるが、コの字形等でもよい。また、爪３ｂ
は客扱等で別部材を固定してもよい。

このようにしても前記実施例と同様の効果を得ることが
できる。

以上説明してきたように、この発明によれば、ホイール
キャップ抜は止め用の弾性保持金具のホイールに対する
接触部に、ホイールに食い込む回転止め用の爪を設ける
構成としたため、１つの弾性保持金具によって、ホイー
ルキャップの回転止めと抜は止めを合わせてすることが
できる。このため、ホイールキャップに取付けるための
別部品は弾性保持金具だけで足りるから、ホイールキャ
ップの部品点数が少なく、簡単な構造となり、組立工数
を低減できるという効果が得られる。また、この発明に
よれば、弾性保持金具に爪を設けるだけであるから従来
のホイールキャップ、弾性保持金具をそのまま何の変更
も加えずに使用することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のホイールキャップを示す断面概略図、
第２図は、第１図の■−■線拡大断面図、第３図は、第
霊図のＩ−Ｉ［１線拡大断面図、第４図は、第３図のＩ
Ｖ−ＩＶ線断面図、第゛５図は、第３図の■−ｖ線断面
図、第６図は、本発明の第１実施１・・・ホイール、２
・・・ホイールキャップ、２ａ・・・突起部、２ｂ・・
・孔、６・・・弾性保持金具、３ｄ・・・接触部、３ｂ
・・・爪、４・・・ストツノξ。第５図第７図（Ａ）　　　（Ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

ホイールキャップにを付けられ、ホイールに圧接して係
合する、ホイールキャップ抜は止め用の弾性保持金具の
、ホイールに対する接触部に、ホイールに食い込む回転
止め用の爪を設けたことを特徴とするホイールキャンプ
の回転防止機構。