JPS5839317Y2 - 送風装置 - Google Patents
送風装置Info
- Publication number
- JPS5839317Y2 JPS5839317Y2 JP16771679U JP16771679U JPS5839317Y2 JP S5839317 Y2 JPS5839317 Y2 JP S5839317Y2 JP 16771679 U JP16771679 U JP 16771679U JP 16771679 U JP16771679 U JP 16771679U JP S5839317 Y2 JPS5839317 Y2 JP S5839317Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide plate
- tongue
- casing
- airflow
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は渦巻型ケーシングの吹出気流をこのケーシングの
吐出口内で前方斜め方向に変更するようにした送風装置
を提供するものである。
吐出口内で前方斜め方向に変更するようにした送風装置
を提供するものである。
以下本案の一実施例を従来例と共に空気調和機に適用し
図面に基づいて説明すると、第１図に於いて１は床置式
パッケージ型空気調和機で、前面下部の吸気グリル２か
ら吸入した室内空気を熱交換器３、渦巻型送風装置４、
プレナム室５、上下左右風向板６を順次経て吹出グリル
７から送出し、室内を空気調和するものである。
図面に基づいて説明すると、第１図に於いて１は床置式
パッケージ型空気調和機で、前面下部の吸気グリル２か
ら吸入した室内空気を熱交換器３、渦巻型送風装置４、
プレナム室５、上下左右風向板６を順次経て吹出グリル
７から送出し、室内を空気調和するものである。
斯かる構造に於いて、従来は第６図の如くｙ軸よりＸ軸
方向へα角度（一般にα＝２７°）ずれた位置に舌部８
′を有し、ファン９によりケーシング１０′の吐出口１
１′から吹出される気流がｙ軸と平行になる通常の渦巻
型送風装置４′をそのまま組み込んでいたので、吹出気
流が実線矢印の如くプレナム室５′の天壁１２′に衝突
して前方へ直角に方向転換される際騒音が発生し、且つ
圧損が生じていた。
方向へα角度（一般にα＝２７°）ずれた位置に舌部８
′を有し、ファン９によりケーシング１０′の吐出口１
１′から吹出される気流がｙ軸と平行になる通常の渦巻
型送風装置４′をそのまま組み込んでいたので、吹出気
流が実線矢印の如くプレナム室５′の天壁１２′に衝突
して前方へ直角に方向転換される際騒音が発生し、且つ
圧損が生じていた。
この対策としてプレナム室５′内に気流案内板１３を設
けることが試られたが、案内板１３にて強制変向される
際の圧損は避は難く、且つ極度に気流を変向できない為
、プレナム室５′の高さ寸法１１を大きくとる必要があ
った。
けることが試られたが、案内板１３にて強制変向される
際の圧損は避は難く、且つ極度に気流を変向できない為
、プレナム室５′の高さ寸法１１を大きくとる必要があ
った。
本案は以上の点に鑑み、第２図、第３図の如くｙ軸と舌
部８とを略一致させてケーシング１０の舌部角度βを略
零にすることにより吐出口１１内で吹出気流を実線矢印
の如く前方斜め方向へ無理なく変向させて圧損をなりシ
、且つプレナム室５の高さ寸法１２を小さく抑え、併せ
てこの変向により外気流１４ ａが舌部８と対向するス
クロール端部１５から離れる際、この端部の内壁面に気
流剥離により渦流１４ｂが発生し、騒音と圧損の原因に
つながる為、第３図、第４図の如くケーシング１０の吐
出口１１を徐々に狭める背方ガイド板１６をスクロール
端部１５の内壁に設けるようにしたものである。
部８とを略一致させてケーシング１０の舌部角度βを略
零にすることにより吐出口１１内で吹出気流を実線矢印
の如く前方斜め方向へ無理なく変向させて圧損をなりシ
、且つプレナム室５の高さ寸法１２を小さく抑え、併せ
てこの変向により外気流１４ ａが舌部８と対向するス
クロール端部１５から離れる際、この端部の内壁面に気
流剥離により渦流１４ｂが発生し、騒音と圧損の原因に
つながる為、第３図、第４図の如くケーシング１０の吐
出口１１を徐々に狭める背方ガイド板１６をスクロール
端部１５の内壁に設けるようにしたものである。
詳しくはケーシング１０と螺着又はスポット溶着された
矩形状支持枠１７の後枠１８からスクロール内壁１９に
跨がり板金製の背方ガイド板１６を螺子２０．２１で固
着してこのガイド板にて外気流１４ａを前方斜め方向へ
滑らかに案内させて渦流１４ｂの発生を防止したもので
、具体例として第６図で示した従来ケーシング１０’に
於ける吐出口１１′の奥行寸法１３ ＝ １５６ ｍｍ
に対しｌ ４ ＝ ２１２ ｍｍと広げる一方、背方ガ
イド板１６の１５，１６寸法を種々選定して減音レベル
を測定した結果、第５図イ２口の特性図が得られた。
矩形状支持枠１７の後枠１８からスクロール内壁１９に
跨がり板金製の背方ガイド板１６を螺子２０．２１で固
着してこのガイド板にて外気流１４ａを前方斜め方向へ
滑らかに案内させて渦流１４ｂの発生を防止したもので
、具体例として第６図で示した従来ケーシング１０’に
於ける吐出口１１′の奥行寸法１３ ＝ １５６ ｍｍ
に対しｌ ４ ＝ ２１２ ｍｍと広げる一方、背方ガ
イド板１６の１５，１６寸法を種々選定して減音レベル
を測定した結果、第５図イ２口の特性図が得られた。
尚、この測定時のケーシング１０は１７寸法＝３６４′
ｍｍ、１８寸法＝３５２ｍｍで、且つ直径２２５ｍｍの
ファン９を使用した。
ｍｍ、１８寸法＝３５２ｍｍで、且つ直径２２５ｍｍの
ファン９を使用した。
又、第５図イは１６寸法を１２０ ｍｍ、第５図口は１
５寸法を３０ｍｍと夫々一定値にした場合の特性図で１
５，１６寸法を共に３Ｑｍｍに設定した時、騒音を３．
４ｄＢ下げることができ、最も減音効果が得られた。
５寸法を３０ｍｍと夫々一定値にした場合の特性図で１
５，１６寸法を共に３Ｑｍｍに設定した時、騒音を３．
４ｄＢ下げることができ、最も減音効果が得られた。
又、斯かる構造に於いて吐出口１１から前方斜め方向に
吹き出される際、第２図の如く内気流２２ ａの一部が
乱れて渦流２２ ｂが発生し騒音と圧損の原因となる虞
れがある為、第３図の如く前方斜めに湾曲する前方ガイ
ド板２４を舌部８と連続して設は内気流２２ ａも安定
させた方が好ましい。
吹き出される際、第２図の如く内気流２２ ａの一部が
乱れて渦流２２ ｂが発生し騒音と圧損の原因となる虞
れがある為、第３図の如く前方斜めに湾曲する前方ガイ
ド板２４を舌部８と連続して設は内気流２２ ａも安定
させた方が好ましい。
具体構造としては第４図に示すように空気調和機１の左
右側板２５．２５内壁に固着された１対のガイドレール
２６．２６に跨がり、前方から渦巻型送風装置４の支持
枠１７を摺動挿入した後、前方ガイド板２４の湾曲部２
７を支持枠１７の前枠２８に螺子２９で、且つ前方ガイ
ド板２４の基部３０をガイドレール２６．２６に螺子３
１で夫々固着して組み付けるようにしたもので、前方ガ
イド板２４を内気流の安定部材として、且つ渦巻型送風
装置４をガイドレール２６．２６に固着する固定部材と
して兼用したものである。
右側板２５．２５内壁に固着された１対のガイドレール
２６．２６に跨がり、前方から渦巻型送風装置４の支持
枠１７を摺動挿入した後、前方ガイド板２４の湾曲部２
７を支持枠１７の前枠２８に螺子２９で、且つ前方ガイ
ド板２４の基部３０をガイドレール２６．２６に螺子３
１で夫々固着して組み付けるようにしたもので、前方ガ
イド板２４を内気流の安定部材として、且つ渦巻型送風
装置４をガイドレール２６．２６に固着する固定部材と
して兼用したものである。
尚、同一部品は同一符号で付記した。このように本案送
風装置は渦巻型ケーシングの舌部角度を略零にすると共
にこの舌部と対向するスクロール端部の内壁にケーシン
グ吐出口を徐々に狭める背方ガイド板を設けることにま
りケーシングの吐出口内で吹出気流を前方斜め方向へ無
理なく変向させるようにしたので圧損のない高効率の送
風性態を得ることができ、しかもプレナム室から前方へ
風向変更する空気調和機に適用すればプレナム室の天壁
との気流衝突を避けながらこの天板の高さ寸法を小さく
抑えることができ、更に前方斜めに湾曲する前方ガイド
板を舌部と連続して設ければ一層確実に吹出気流を前方
斜め方向へ変向できる等、極めて有用である。
風装置は渦巻型ケーシングの舌部角度を略零にすると共
にこの舌部と対向するスクロール端部の内壁にケーシン
グ吐出口を徐々に狭める背方ガイド板を設けることにま
りケーシングの吐出口内で吹出気流を前方斜め方向へ無
理なく変向させるようにしたので圧損のない高効率の送
風性態を得ることができ、しかもプレナム室から前方へ
風向変更する空気調和機に適用すればプレナム室の天壁
との気流衝突を避けながらこの天板の高さ寸法を小さく
抑えることができ、更に前方斜めに湾曲する前方ガイド
板を舌部と連続して設ければ一層確実に吹出気流を前方
斜め方向へ変向できる等、極めて有用である。
第１図は空気調和機の縦断面図、第２図は本案装置の一
実施例を示す原理図、第３図は同装置の縦断面図、第４
図は同装置の分解斜視図、第５図イ９口は同装置による
減音レベル特性図、第６図は第３図に代わる従来装置の
縦断面図である。 ８・・・・・・舌部、１０・・・・・・渦巻型ケーシン
グ、１１・・・・・・ケーシング吐出口、１５・・・・
・・スクロール端部、１６・・・・・・背方ガイド板、
２４・・・・・・前方ガイド板、β・・・・・・舌部角
度。
実施例を示す原理図、第３図は同装置の縦断面図、第４
図は同装置の分解斜視図、第５図イ９口は同装置による
減音レベル特性図、第６図は第３図に代わる従来装置の
縦断面図である。 ８・・・・・・舌部、１０・・・・・・渦巻型ケーシン
グ、１１・・・・・・ケーシング吐出口、１５・・・・
・・スクロール端部、１６・・・・・・背方ガイド板、
２４・・・・・・前方ガイド板、β・・・・・・舌部角
度。
Claims (2)
- （１）渦巻型ケーシングの舌部角度を略零にすると共に
この舌部と対向するスクロール端部の内壁にケーシング
吐出口を徐々に狭める背方ガイド板を設けたことを特徴
とする送風装置。 - （２）前方斜めに湾曲する前方ガイド板を舌部と連続し
て設けた実用新案登録請求の範囲第１項記載の送風装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16771679U JPS5839317Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16771679U JPS5839317Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 送風装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5685218U JPS5685218U (ja) | 1981-07-09 |
| JPS5839317Y2 true JPS5839317Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=29678564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16771679U Expired JPS5839317Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | 送風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839317Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100441000B1 (ko) * | 2001-11-08 | 2004-07-21 | 삼성전자주식회사 | 팬케이싱을 갖춘 일체형 공기조화기 |
| JP6677465B2 (ja) * | 2015-08-26 | 2020-04-08 | 株式会社日立システムズ | 空気調和機 |
| JP6411617B1 (ja) * | 2017-11-20 | 2018-10-24 | アイリスオーヤマ株式会社 | 空気調和装置 |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP16771679U patent/JPS5839317Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5685218U (ja) | 1981-07-09 |
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