JPS5837887Y2 - 紙綴用整列装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多数の事務用書類、コピーなどの紙をホッチキ
ス綴する際に、紙の整列を早く容易に行ないホッチキス
綴を円滑に行なえる紙綴用整列装置を提供するものであ
る。

従来は多数の紙をホッチキス綴する際に机の上面におい
て紙の１辺を整列したのち、他の１辺をさらに机の上面
にふ・いて整列し、その後、紙の隅部をホッチキス綴す
′るのが通例であって、会社や事務所にトいて多数ホッ
チキス綴する作業量が、きわめて多い点、改善の余地が
あった。

本考案はこの点に鑑み、多数の紙を整列しかつホッチキ
ス綴を容易に円滑にすることを可能にしたものである。

以下本考案の一実施例につき添付図面に沿って詳細に説
明する。

１は４角形の隣り合う２辺間に形成される直角隅部を３
角形に切り落したベースで、前記３角形の斜辺に相対す
る辺３を水平に、かつこの辺３に隣り合せる２つの辺４
が逆−・字状になるように傾斜して基台２に支持したも
のである。

５，５′は前記ベース１に方形の紙６を多数載置したと
き紙６０２辺を整列させるガイドで、前記ガイド５，５
′はベース１の隣り合う２つの辺４にそれぞれ設けたも
のである。

７，７′はそれぞれベース１むよびガイド５の適宜箇所
に設けた切欠きで、この切欠き６，６′の大きさはホッ
チキス８の先端部が入る大きさに相当する。

９は前記切欠きＴ′を外方にカールさせた切欠き端であ
る。

なおこの切欠き端９はホッチキスβの側辺が当り切欠き
７，７′へ挿入するのに都合が良い。

本考案は以上のように構成したもので、ベース１の上面
に多数の紙６を載置すると、紙６ば２辺が整列した状態
となり、ガイド５の切欠き７′にホッチキス８を挿入し
て紙６の側辺を整列状態でホッチキス綴することができ
るものである。

なお、紙６の直角隅部が辺３から外方に突出し、紙６は
２辺が整列した状態で直角隅部をホッチキス綴すること
ができるものである。

本考案の紙綴用整列装置は４角形の隣り合せる２つの辺
が逆ハ字状になるようにベースを傾斜して基台に支持し
、前記ベースに方形の紙を多数載置したとき紙の２辺を
整列させるガイドを前記べ−スの隣り合う２つの辺にそ
れぞれ設け、前記ガイドおよびベースの適宜箇所にホッ
チキスの先端部が入る大きさの切欠きをそれぞれ設け、
ベースおよびガイドにより整列した紙の側辺のホッチキ
ス綴を可能にしたもので、事務用書類やコピーなどの紙
を多数ホッチキス綴する際に、紙をベースに載置して、
紙の自重で自動的にガイドに沿って整列させ、かつ紙の
側部がベース釦よびガイドの切欠きから出るので、ホッ
チキスを切欠きに挿入してホッチキス綴が容易にでき、
整列状態もきわめて良好になる実用的効果の犬なるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例にあ・げろ紙綴用整列装置を
示す正面図、第２図は紙をベースに載置した状態を示す
斜視図、第３図は紙をホッチキス綴する状態を示す側面
図である。 １・・・ベース、２・・基台、４・・・隣り合う辺、５
゜５′・・・ガイド、６・・・紙、７，７’・・・切欠
き、９・・・切欠き端。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）４角形の隣シ合せの２つの辺が逆・・字状になる
   ようにベースを傾斜して基台に支持し、前記ベースに方
   形の紙を多数載置したとき紙の２辺を整列させるガイド
   を前記ベースの隣り合う２つの辺にそれぞれ設け、前記
   ガイドむよびベースの適宜箇所にホッチキスの先端部が
   入る大きさの切欠きをそれぞれ設け、ペーストよびガイ
   ドにより整列した紙の側辺のホッチキス綴を可能にした
   紙綴用整列装置。
2. （２）ガイドの適宜箇所の切欠きの切欠き端を外方にカ
   ールさせ、前記切欠きへのホッチキスの先端部の挿入を
   容易にした実用新案登録請求の範囲第１項記載の紙綴用
   整列装置。