JPS5836276A - 捺染用助剤および捺染方法 - Google Patents

捺染用助剤および捺染方法

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JPS5836276A
JPS5836276A JP56133589A JP13358981A JPS5836276A JP S5836276 A JPS5836276 A JP S5836276A JP 56133589 A JP56133589 A JP 56133589A JP 13358981 A JP13358981 A JP 13358981A JP S5836276 A JPS5836276 A JP S5836276A
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JP
Japan
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water
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ethylenically unsaturated
acid
unsaturated monomer
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JP56133589A
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English (en)
Inventor
隆一 伊藤
真人 岡本
岩月 甫「かず」
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は捺染用助剤および捺染方法に関する。
更に詳しくはポリエステル系繊維材料に使用される捺染
用助剤および捺染方法に関する。
従来、捺染においては水溶性糊剤、分散染料および他の
薬剤を含む捺染糊液をポリエステルなどの生地に印捺し
、乾燥後これを高圧飽和蒸気を用いて110〜140℃
で20〜40分間スチーミングして固着する、いわゆる
高圧スチーミング法が主流であった。
最近は工程の合理化から連続固着の可能な常圧高温スチ
ーミング法またはサーモゾール法が行われるようになっ
てきた。しかし常圧高温スチーミング法およびサーモゾ
ール法のいずれの場合も高圧スチーミング法に比べて染
着濃度が大きく低下する。
この問題を改善するため、ポリオキンアルキレン鎖の両
末端エーテル型の化合物、フェノール類のポリオキシア
ルキレンエーテルなどの非イオン界面活性剤が使用され
ている。′しかしこれらの非イオン界面活性剤が添加配
合された捺染糊液を使用する場合、浸透性が良いため染
色物の尖鋭性および濃染性が不十分である。
本発明者らは捺染染色に際してのかかる問題点を解決す
べく検討した結果本発明に到達した。すなわち本発明は
、(A)水溶性または水分散性のポリオキシアルキレン
系非イオン界面活性剤および(B)親水基含有エチレン
性不飽和単量体(bl)または(bl)と他のエチレン
性不飽和単量体(b2)との水溶性または水分散性の(
共)重合体(重合体または/および共重合体をいう)(
分子量は1万〜100万である)からなるポリエステル
系繊維材料に使用される捺染用助剤(第一発明)および
(A)水溶性または水分散性のポリオキシアルキレン系
非イオン界面活性剤および(B)親水基含有エチレン性
不飽和単量体(bl) tたは(bl)と他のエチレン
性不飽和単量体(b2)との水溶性または水分散性の(
共)重合体(分子量は1万〜100万である)からなる
捺染用助剤(C)ならびに 酸ソーダ系糊剤からなる群より選ばれた糊剤〔D〕を含
む捺染糊痰を用いて捺染することを特徴とするポリエス
テル系繊維材料の捺染方法(第二発明)である。
(B)の親水基含有エチレン性不飽和単量体において、
親水基としてはカルボキシル基、カルボン酸無水物基、
カルボン酸塩基、スルホン酸基、水酸基、エーテル基、
アミド基、アミノ基、m4級アンモニウム塩などがあげ
られる。
親水基含有エチレン性不飽和単量体としては下記のもの
があげられる。これらは二種以上の混合物としても使用
できる。
1、 カルボキシル基含有単量体:モノエチレン性不飽
和モノまたはポリカルボン酸たとえば(メタ)アクリル
酸(アクリル酸および/またはメタアクリル酸を意味す
る。以下同様の表現ヲ用いる。)、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、クロトン酸。
2、 カルボン酸無水物基含有単量体:モノエチレン性
不飽和ポリカルボン酸無水物たとえば無水マレイン酸。
8、 カルボン酸塩基含有単を体: モ/xチL/:/
性不飽和モノまたはポリカルボン酸の水溶性塩〔アルカ
リ金属塩(Na塩、に塩など)、アンモニウム塩、アミ
ン塩(モノ−、ジーまたはトリーメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミンなどの低級アルキルアミン多モ
ノ−、ジーマタはトリーエタノールアミン、プロパツー
ルアミンなどのアルカノールアミン−モルホリンなどの
複素環式アミンの塩)、塩は部分塩および複合塩(金属
塩と非金属塩たとえばアンモニウム塩、アミン塩との複
合塩)であってもよい〕たとえば(メタ)アクリル酸ナ
トリウム、(メタ)アクリル酸トリエタノールアミン塩
、マレイン酸ナトリウム壕、マレイン酸メチルアミン塩
4、 スルホン酸基含有単量体:脂肪族または芳香族ビ
ニルスルホン酸たとえばビニルスルホン酸、アリルスル
ホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、スチレンスルホン
酸、(メタ)アクリルスルホン酸類〔スルホプロピル(
メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−8−(メタ)ア
クリロキシプロピルスルホン酸ナト〕。
5、 スルホン酸塩基含有単量体:上記4.スルホン酸
基含有単量体の水溶性塩(アルカリ金属塩。
アンモニウム塩、アミン塩など、水溶性塩の詳細につい
ては、カルボン酸塩基含有単量体の項の水溶性塩と同様
)。
6、水酸基含有単量体:モノエチレン性不飽和アルコー
ルたとえば(メタ)アリルアルコール。
ポリオール(アルキレングリコール、グリセリン、ポリ
アルキレンゲリコールなト)のモノエチレン性不飽和エ
ステルまたはエーテルたとえばヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート。
ポリオキシエチレン−オキシプロピレン(ランダム又は
ブロック)グリコーノu(メタ)アリルエーテル。
7、 アミド基含有単量体=(メタ)アクリルアミド;
N−アルキル(メタ)アクリルアミド、たトエばN−ヘ
キシルアクリルアミドiN、N−ジアルキル(メタ)ア
クリルアミドたとえばN、N−ジメチルアクリルアミド
、N、N−ジー n −’!たはi−プロピルアクリル
アミド;N−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミ
ドたとえばN−メチロール(メタ)アクリルアミ)IN
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドiN、N−
ジヒドロキシアルキル(メタ)アクリルアミドたとえば
N、N−ジヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド逼
ビニルラクタム類たとえばN−ビニルピロリドン。
8、7ミノ基含有単量体:モノエチレン性不飽和モノま
たはジカルボン酸のアミノ基含有エステル(ジアルキル
アミノアルキルエステル、ジヒドロキシアルキルアミノ
アルキルエステル。
モルホリノアルキルエステルなど)たとえばジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アク−リレート、モルホリノエチル(メタ)
アクリレート、ジメチルアミノエチルフマレート;複素
環式ビニル化合物たとえばビニルピリジン類(2−ビニ
ルピリジン、4−ビニルピリジン、N−ビニルピリジン
)、N−ビニルイミダゾール。
9.4級アンモニウム塩基含有単量体:N、N。
N−)リアルキル−N−(メタ)アクリロイロキシアル
キルアンモニウム塩たとえjd:N、 N。
N−)リエチルーN−(メタ)アクリロイロキシエチル
アンモニウムクロリド、2−ヒドロキシ−3−(メタ)
アクリロイロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロ
リド。
上述した親水基を有するモノエチレン性不飽和単量体の
うちで好ましいものはカルボキシル基含有単量体であり
、特に好ましいものはアクリル酸。
メタクリル酸およびこれらの併用系である。
場合により(bl)とともに使用される他のエチレン性
不飽和単量体(b2)としては、不飽和カルボン酸の低
級アルキル(0f−04)エステル〔メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレートナト〕、モノ
エチレン性不飽和アルコールのエステル(酢酸ビニル、
酢酸アリルなど)およびニトリル基含有単量体〔(メタ
)アクリロニトリルなど〕などがあげられる。これらの
うち、好ましいものは不飽和カルボン酸の低級アルキル
(01−04)エステルおよびモノエチレン性不飽和ア
ルコールのエステルであシ、とくに好ましいものはメチ
ル、エチルまたはブチルアクリレートおよび酢酸ビニル
である。
(B)の(共)重合体において、親水基含有エチル中で
通常20モル%以上、好ましくは8O−4=4−モル%
である。親水基を有するエチレン性不飽和単量体単位の
量が20モル%未満では濃染性および尖鋭性が不十分と
なる。
(共)重合体の製造方法は通常の方法でよい。
たとえば、水溶性の単量体を用いる場合は水に単量体を
溶解し、過酸化水素系や過硫酸アンモニウム系のレドッ
クス触媒やアゾビスシアノバレリツクアシツド等の水溶
性アゾ系触媒などを用いて通常10〜100℃、好まし
くは20〜90℃で重合する。
重合のさい、必要に応じて水溶性有機溶剤(メタノール
、エタノール、アセトン、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシドなト)を加えても良い。また
水に溶解しない単量体を用いる場合は乳化重合を行うこ
とによって水分散性の重合体あるいは共重合体を製造で
きる。すなわち、通常水を媒体として、これに乳化剤ま
たは保護コロイドを用い、単量体を1化させ上記レドッ
クス触媒や水溶性アゾ系触媒を用いて上記温度で重合す
る。
本発明に用いる(共)重合体(B)の平均分子量は1万
〜100万好ましくは5万〜50万である。
平均分子量が1万より小さいと捺染仕上り品の尖鋭性が
不十分であり、100万を越えると脱糊性が不良となる
(A)のポリオキシアルキレン系非イオン界面活性剤と
しては下記の化合物があげられる。下記中アルキル基お
よび脂肪酸の炭素数は通常6〜20、好ましくは8〜1
8であり、AOの付加モル数は通常2〜1001好まし
くは2〜50である。
’(1) ホリオキシアルキレンアルキルアリールエー
テル: アルキル基を少なくとも1個有するアルキルフェノール
またはアルキルナフトールのAO付加物たとえばオクチ
ルフェノールpool、ドデシルフェノールFiOQ(
l、ジノニルフェノールKOa呻など〔上記および以下
においてAOはアルキレンオキサイド、EOはエチレン
オキサイド、POはプロピレンオキサイドを示す。また
0内はモル数を示す。〕。
(2) ホリオキシアルキレンアルキルエーテル:脂肪
族アルコール(直鎖、または分岐の天然又は合成アルコ
ール)のAO付加物たとえば、オクチルアルコールEO
αQ1デシルアルコールP O(5)、ヤシ油還元7 
JL/ D −ルB O(5)、炭素数11、18.1
5の合成混合アルコールEO(5) P OQυ、オレ
イルアルコーメ、しFJo(t2など〔注・炭素数11
、18.15の合成混合7 ル:I−k E O(5)
 P Oαυは該アルコールに105モルPo11モル
を順に付加したものである。〕。
(3) ホリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸エ
ステル: 多価アルコールまたはその分子内無水物(グリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソル
ビタン、ソルビトール、シよ糖など)と脂肪酸とのエス
テルのAO付加物たとえばソルヒタンモノラウレートE
000、ソルビタンモノオレエート(EO(イ)/PO
α1〕、ソルビタンモノステアレートEO(至)、ソル
ビタントリオレエートgod、オレイン酸モノグリセラ
イドPOQO1大豆油脂肪酸モノペンタエリスリトール
エステルPO(3)、(注・ソルビタンモノオレエート
(EO[/POQ(e)はソルビタンモノオレエートに
8020モル、’P O10モルをランダムに付加した
ものである。) (4)ポリオキシアルキレンスチレン化アリールエーテ
ル: 単環フェノール(アルキル基を1個または複数個有する
フェノールなど)もしくは多環フェノール(芳香環を2
個以上有するフェノールたとえばフェニルフェノール、
クミルフェノール。
アルキルナフトールなト)トスチレン1〜20モルとの
反応生成物(スチレン化フェノール類という)のAO付
加物たとえばスチレン化(2モル)フェノールEoQ4
、゛スチレン化(4モル)フェノールE o’QQ P
 O01)なト(注・スチレン化(2モル)フェノール
BOQIはフェノールとスチレンとをモル比1:2で反
応させて得ら口たスチレン化フェノールに8010モル
を付加シた構造を有する化合物である。)。
(5)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル:脂肪酸と
ダリアルキレングリコールとのエステル化物、あるいは
脂肪酸のAO付加物たとえばオレイン酸とポリエチレン
グリコール(分子量600 )とのモノまたはジエステ
ル、ステアリン酸KO(4)など。
(6)ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド:脂肪酸アミ
ドのAO付加物たとえばオレイン酸アミドEOαQ0 (7)ホリオキシアルキレンアルキルアミン:アルキル
アミンのAO付加物たとえばステアリルアミンF!0(
3)。
(8)ポリオキシアルキルメルカブタン:アルキルメル
カプタンのAO付加物たとえばセチルメルカプタンB 
O(5)。
(9)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコ
ール: プルロニックタイプの非イオン系界面活性剤たとえば、
ポリプロピレングリコール(以下PPGという。)(平
均分子量(i ) 900〜2900)のEO付加物(
EOが分子中に、通常10〜80重量%、好ましくは4
0〜80重量%占める。)たとえばPPG(西1,20
0)のE040重量%付加物、PPG(−1,750)
のE O50重量%付加W 物、PPGCi2,050)のK O80重量%付加物
GO油脂のポリオキシアルキレンエーテル:ひまし油あ
るいは硬化ひまし油のAO付加物たとえばひまし油EO
@、硬化ひまし油EOIPOQυ。
0η3価以上の多価アルコールのポリオキシアルキレン
エーテル: ソルビタンまたはショ糖のAO付加物たとえばソルビタ
ンPO…、シヨ糖EOOOPOQO0@アミン系がリオ
ールのポリオキシアルキレンエーテル: テトロニックタイプの非イオン界面活性剤たとえばポリ
オキシプロピレンアルキレンジアミンのEO付加物(+
 トo = ツク804.704.707(ワイアンド
ット製)など〕。
これらの非イオン界面活性剤のうち好ましいものはポリ
オキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキ
シアルキレン多価アルコール脂肪酸二Xチルおよび3価
以上の多価アルコールのポリオキシアルキレンエーテル
である。
本発明の助剤は(A)および(B)からなるものである
(A)と(B)の割合は固形分で重量基準で通常(A)
 : (B) =1:0.1〜8好ましくは(A) :
 (B)= 1 : 0. s〜2である。(B)が0
.1よシも少なければ捺染仕上シ品の尖鋭性が低下し8
よシ大きくなれば脱糊性が低下する。
本発明の助剤はポリニス・チル系繊維材料の捺染の助剤
として使用できる。ポリエステル系繊維としてはポリエ
ステル繊維(たとえばポリエチレンテレフタレート繊維
)およびこれ1〕と他の繊維(たとえば綿、羊毛、レー
ヨン、アクリル、ナイロン、アセテート)との混合繊維
があげられる。
t t: ホ!]エステル系繊維の材料としては該繊維
の綿、糸、トウ、トップ、カセおよび編織物があげられ
る。
これらの繊維材料を捺染染色するのに用いられる染料と
しては分散染料または分散染料と酸性染料、反応性染料
および直接染料との配合染料があげられる。分散染料は
アゾ系およびアントラキノン系染料のいずれも用いるこ
とができる。
本発明の助剤を用いて捺染を行う場合、助剤を捺染糊に
含有ないし添加して行われる。本発明の助剤を含有ない
し添加した捺染糊の処方の一例を示せば下記の通りであ
る(%は重量%)。
元糊または糊剤水溶液   通常50〜70%(糊剤の
通常6〜15%水溶液) 染   料             通常0.05〜
lO%本発明の助剤       通常0.05〜3%
その他の薬剤         適 量水      
 残部 上記において本発明の助剤の捺染糊桜中の含有量ないし
添加量は好ましくは0.1〜多重量%である。
元糊用糊剤は、ローカストビーンガム系、クアビーンガ
ム系、エーテル化加工澱粉系、カルホキジメチルセルロ
ース系、アルギン酸ソータ系かうなる群よシ選ばれる糊
剤(D)が用いられる。上記以外の糊剤を用いた場合は
捺染適性2発色性。
脱糊性が不良となる。これら糊剤にミネラルスピリット
等を加えたセミエマルジョン糊も使用できる。また捺染
糊に添加されるその他の薬剤としては、オクチルアルコ
ール、トリブチルフォスフェート、シリコーンエマルジ
ョン等の消泡剤、m−二トロベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムもしくは塩素酸ナトリウム等の還元防止剤および酒
石酸、クエン酸等のPH調整剤があげられる。
捺染糊中で本発明の助剤の量が005%未満では濃厚鮮
明で尖鋭性にすぐれた捺染物が得難くまた8%よシ多い
と脱糊性が不良となる。
捺染を行う場合通常の方法たとえば捺染糊をポリエステ
ル繊維材料に印捺、乾燥後固着する方法によって行うこ
とができる。印捺の方法としては通常の捺染の方法でよ
く、スクリーン捺染、ロータリースクリーン捺染、ロー
ル捺染などの方法があげられる。乾燥は通常100℃、
1〜5分間で行うことができる。固着処理方式としては
、常圧高温スチーミング法およびサーモゾール法があげ
られるが高圧スチーミング法も適用できる。固着後水洗
、脱糊した後ソーピングを行い更に水洗、乾燥を行う。
本発明の助剤は濃染剤として優れた効果を示し、本発明
の助剤を含む捺染糊液でポリエステル繊維材料を捺染し
た場合、常圧高温スチーミング法。
サーモゾール法で捺染した場合は高圧スチーミング法の
場合と同様に濃厚鮮明で尖鋭性にすぐれた捺染物が得ら
れる。
以下製造例および実施例によシ本発明を更に説明する。
実施例中EOはエチ゛レンオキサイド、POはプロピレ
ンオキサイドを示す。実施例中の部は重量部である。
実施例1゜ アクリル酸重合体水溶液(固形分41%)(注1)50
0 g(!:ソルビタンモノオレエートEO(イ)50
0gを配合して、本発明の助剤LOOOgを得た。
(注1. ) 1 / 4つロコルベンに湯aoogを
仕込み、8096のアクリル酸水溶液850g、 8.
4gの過硫酸ソーダを含む触媒水溶液50gを別々の滴
下濾斗から攪拌下コルベン中の温度を80℃に保ちなが
ら2時間で滴下し、熟成を1時間行って、平均分子量8
万のアクリル酸の重合体水溶液700 gを得た。
実施例2゜ アクリル酸とメタクリル酸共重合体水溶液(固形分41
%;アクリル酸:メタクリル酸のモル比1: 0.8B
 ) (注2 ) 500 gとノニルフェノールEO
Q5500gを配合して本発明の助剤1,000 gを
得た。
(注2. ) I Z四つロコルベンに湯800 gを
仕込み、アクリル酸200 g 、メタクリル酸80g
を含むモノマー水溶液850 g、 8.4gの過硫酸
ソーダを含む触媒水溶液50gを別々の滴下濾斗からコ
ルベン中の温度を80℃に保ちながら攪拌下1時間で滴
下し、熟成を1時間行って、平均分子量11万のアクリ
ル酸とメタクリル酸の共重合体水溶液700gを得た。
実施例3゜ アクリル酸−メタクリル酸−アクリル酸エチル(モル比
1 : 4.2 : 6.5 )の乳化共重合物(固形
分48%) (注8.) 500 gトソルビタンモノ
ラウレートE 0(5)P 0(3)500 gを配合
して、本発明の助剤1000gを得た。
(注8.)lz四つロコルベンに水240gとモノマー
(アクリル酸20g1 メタクリル酸100 g、アク
リル酸エチル180 g) 800 gと過硫酸カリ゛
ウム1.2g 、 ”A化剤トシてドデシルジフェニル
エーテルジスルホン酸ソーダ0.5gおよびノニルフェ
ノールK O(445,5g、計6gを室温下仕込み、
十分に攪拌して均一なモノマーエマルションとした。
上記モノマーエマルション60gをフルペンに残し、そ
こに水60gを加え80℃に昇温する。残シのモノマー
エマルションは滴下m斗で2時間かけて滴下し、攪拌上
乳化重合を行った。更に0.8gの過硫酸カリウムを含
んだ触媒水溶液3ogを追加し、85℃で2時間熟成し
て、平均分子量85万の乳化共重合物687.2gを得
た。
実施例4、 メタクリル酸−酢酸ビニル−アクリル酸ブチル(モル比
: 1 : 0.88 : 0.46 )乳化重合物(
固形分48%) 500 gとソルビタンモノオレート
E O(5)500 gを配合して、本発明の助剤10
00gを得た。
(注4. ) 11四つロコルベンに水240gとモノ
マー(メタクリル酸150g、酢酸ビニル50g1アク
リル酸ブチル100 g) 800 gと過硫酸カリウ
ム1.2g、乳化剤トシてアルキルジフェニルエーテル
ジスルホン酸ソーダ(サンデッドBL  三洋化成工業
製アニオン活性剤)2gおよびポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル(ノニポール400(三洋化成工業
製非イオン活性剤)6g計8gを室温下仕込み、十分に
攪拌して均一なエマルショントシた。上d己モノマーエ
マルション60gをコルベンに残し、そこに水60gを
加え、80℃に昇温する。残りのモノマーエマルション
は滴下濾斗で2時間かげて滴下し、攪拌上乳化重合を行
った。更に0.8 gの過硫酸カリウムを含んだ触媒水
溶液80gを追加し、85℃で2時間熟成して平均分子
量28万の乳化重合物実施例1.〜4.の本発明の助剤
を用い下記の組成を有する捺染糊を用い、下記の捺染条
件でポリエステル繊維材料に捺染を行った。
(1)捺染糊組成 元糊(注5. )    70部 染料   1部 クエン酸     0.8部 塩素酸ソーダ   0.3部 本発明の助剤    1部 計      100部 (注5.)元糊;ソルビトーゼC−5(加工澱粉系糊剤
)スコルテン社製) 2.5%、ファインガムMCMC
−2(O系糊剤 第−工業製薬製)25%、ダックアル
ギンNSPM(アルギン酸ソーダ系糊剤、鴨川化成製)
2.5%を含む水溶液(2)捺染条件 (1)拭布:ポリエステルポンジー(50デニール)(
11)染料:ダイヤニックスプルーKBFS (三菱花
成製分散染料) 011)印捺及び乾燥;試験用オートスクリーン捺染機
(辻井染機工業製)を用い てベタ柄及び尖鋭性が見られ る柄を印捺し100℃×8分間乾燥 した。
OVI固着:HTSスチーマ試験機(昭和機械通商製)
によシ170℃×7分間常圧高温スチーミングを行った
(V)ソーピング:固着機水洗して脱糊した後、下記水
性浴(注6.)で80℃×5分間 処理し、さらに水洗、乾燥を行 った。
(注目)水性浴;イオネ−? l−RK−15(三洋化
成工業製) IS/e、苛性ソーダ1%/l、ハイドロ
サルファイドナトリウムI Vlを含む水性浴得られた
捺染物の濃染性および尖鋭性を評価した結果を表1.に
示す。
表  −1゜ (注6. ) 比較部(a) :ソルビタンオレイン酸
モノエステルE O(10)動#ヰ箒性 比較品(b):ノニルフェノールE O(1b%r止帳
齢a 比較部(C):ソルビタンラウリン酸モノエステルEo
(すt#p o(a)を噛 尋者吟 比較部Cd) ”ソルビタンオレイン酸モノエステルE
O(5)←≠惨鮭勢 (注7.)評価方法 (1)濃染性1得られたベタ柄捺染物の発色率を表面光
学濃度KZS値で測定し、助剤を 添加しない場合を100とした比濃度 で表示した。
(II)尖鋭性逼得られた尖鋭性が見られる柄捺染物を
目で評価した。
評価基準 ◎:非常に良好 ○:良 好

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 14A)、・水溶性または水分散性のポリオキシアルキ
    レン系非イオン界面活性剤および (B)、親水基含有エチレン性不飽和単量体(bl)ま
    たは(bl)と他のエチレン性不飽和単量体(b2)と
    の水溶性または水分散性の(共)重合体(分子量は1万
    〜100万である)からなるポリエステル系繊維材料に
    使用される捺染用助剤。 2、 (A)、・水溶性または水分散性のポリオキシア
    ルキレン系非イオン界面活性剤および (B)、・親水基含有エチレン性不飽和単量体(bl)
    、または(bl)と他のエチレン性不飽和単量体(b2
    )との水浴性または水分散性の(共)重合体(分子量は
    1万〜100万である)からなる捺染用助剤]C〕なら
    びに ローカストヒーンガム系、グアヒーンガム系。 エーテル化加工澱粉系、カルボキシメチルセルロース系
    およびアルギン酸ソータ系糊剤からなる群より選ばれた
    糊剤(D)を含む捺染糊を用いて捺染することを特徴と
    するポリエステル系繊維材料の捺染方法。 8、 (c )の含有量が捺染糊中で0.05〜3重量
    %である特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、 (A)と(B)の配合割合が重量基準で(A) 
    : (B)−1:o、 i〜8である特許請求の範囲第
    2項または第3項記載の方法。 5、(bl)がカルボキシル基含有エチレン性不飽和単
    量体である特許請求の範囲第2項〜第4項のいずれかに
    記載の方法。 6、カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体がアク
    リル酸または/およびメタクリル酸である特許請求の範
    囲第5項記載の方法。
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