JPS5836022Y2 - ロ−タリ−ピストン型流量計 - Google Patents
ロ−タリ−ピストン型流量計Info
- Publication number
- JPS5836022Y2 JPS5836022Y2 JP5748180U JP5748180U JPS5836022Y2 JP S5836022 Y2 JPS5836022 Y2 JP S5836022Y2 JP 5748180 U JP5748180 U JP 5748180U JP 5748180 U JP5748180 U JP 5748180U JP S5836022 Y2 JPS5836022 Y2 JP S5836022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- measuring
- measuring chamber
- piston type
- rotary piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータリーピストン型流量計に関する。
従来、ロータリーピストン型流量計は第1図に示すよう
に本体1、計量箱2及び表示部3からなり、本体1と計
量箱2とは別体に、かつ計量箱2は本体1で保持される
ように構成されている。
に本体1、計量箱2及び表示部3からなり、本体1と計
量箱2とは別体に、かつ計量箱2は本体1で保持される
ように構成されている。
前記本体1は流入口4及び流出口5を有する一方、計量
箱2は内部に計量室6を有するとともに計量室6と計量
室外とを遮断するように計量室6の上方から内蓋7がボ
ルト8により締結されている。
箱2は内部に計量室6を有するとともに計量室6と計量
室外とを遮断するように計量室6の上方から内蓋7がボ
ルト8により締結されている。
又、前記計量室6の中央には同心的に環状隔壁9が穿設
され、さらに計量室6には外周面が計量箱2の内壁と環
状隔壁9の外壁とに接し、底部が内蓋7に接して常時流
入口4と流出口5との直通を遮断するように運動する有
底円筒状のロータ10が配置されている。
され、さらに計量室6には外周面が計量箱2の内壁と環
状隔壁9の外壁とに接し、底部が内蓋7に接して常時流
入口4と流出口5との直通を遮断するように運動する有
底円筒状のロータ10が配置されている。
一方、環状隔壁9内にある計量箱底部の中心には中心軸
11が固定されており、この中心軸11に偏心軸受台1
2が回転自在に取付けられている。
11が固定されており、この中心軸11に偏心軸受台1
2が回転自在に取付けられている。
この偏心軸受台12の所定の位置には前記ロータ10の
ロータ軸13が回転自在に固定されている。
ロータ軸13が回転自在に固定されている。
このロータリーピストン型流量計において、被測液体に
大きな粒状の異物が混入したり、又、粒状物を混入させ
ている場合には、ロータ10の下周面14と計量箱底面
との間、又はロータ10の外周面と計量箱2の内壁との
間に粒状物が挾まり、ロータ10の回転が停止したり、
又粒状物をロータ10と計量箱2とにより圧砕する際に
ロータ10が割れたり、ロータ10及び計量箱2の内壁
に極度の摩耗を招くことがあり、装置の耐久性に欠ける
等の欠点が生じている。
大きな粒状の異物が混入したり、又、粒状物を混入させ
ている場合には、ロータ10の下周面14と計量箱底面
との間、又はロータ10の外周面と計量箱2の内壁との
間に粒状物が挾まり、ロータ10の回転が停止したり、
又粒状物をロータ10と計量箱2とにより圧砕する際に
ロータ10が割れたり、ロータ10及び計量箱2の内壁
に極度の摩耗を招くことがあり、装置の耐久性に欠ける
等の欠点が生じている。
本考案は上記欠点の除去を目的とするもので、以下実施
例を図面について説明する。
例を図面について説明する。
第2図及び第3図において、22はロータリーピストン
型流量計の計量箱であり、内部に計量室26を有すると
ともにその中央に同心的に環状隔壁29を有している。
型流量計の計量箱であり、内部に計量室26を有すると
ともにその中央に同心的に環状隔壁29を有している。
この環状隔壁29内の計量箱底部の中心には中心軸31
が植設されており、これに偏心軸受台32が回転自在に
取付けられている。
が植設されており、これに偏心軸受台32が回転自在に
取付けられている。
この偏心軸受台32には半径方向に延びる長円孔35が
穿設され、これにはロータ30のロータ軸33が軸受3
6を介して第1ばね37により中心軸31から外方へ向
って弾力的に付勢されており、ロータ軸33が長円孔3
5の長手方向に摺動可能に構成されている。
穿設され、これにはロータ30のロータ軸33が軸受3
6を介して第1ばね37により中心軸31から外方へ向
って弾力的に付勢されており、ロータ軸33が長円孔3
5の長手方向に摺動可能に構成されている。
尚、第1ばね37には圧縮ばねが使用されているが、偏
心軸受台32を引張りばねを使用するように変更しても
同様の効果が得られる。
心軸受台32を引張りばねを使用するように変更しても
同様の効果が得られる。
一方、計量箱22の上方からは、内蓋27がボルト28
と第2ばね39とを介して上昇可能に弾力的に付勢して
係止されており、又この内蓋27はロータ30の上底部
に接して計量室26と計量室外とを遮断するように構成
されている。
と第2ばね39とを介して上昇可能に弾力的に付勢して
係止されており、又この内蓋27はロータ30の上底部
に接して計量室26と計量室外とを遮断するように構成
されている。
さらに、前記内蓋27は中央部に貫通穴40を有し、ロ
ータ軸33の回転が計量箱外へ取出されるように構成さ
れている。
ータ軸33の回転が計量箱外へ取出されるように構成さ
れている。
上記ロータリーピストン型流量計において、被測液体の
計測を開始すると、ロータ30が計量箱22の底部並び
に計量箱22の内壁及び環状隔壁29の外壁に接しなが
ら回転する。
計測を開始すると、ロータ30が計量箱22の底部並び
に計量箱22の内壁及び環状隔壁29の外壁に接しなが
ら回転する。
被測液体に粒状物が混入していると、この粒状物がロー
タ30の下周面34と計量箱22の底部との間に挾まる
ことがあるが、ロータ30は粒状物により押し上げられ
た分だけ内蓋27を第2ばね39に逆って押し上げて、
粒状物を乗り越え、回転を継続する。
タ30の下周面34と計量箱22の底部との間に挾まる
ことがあるが、ロータ30は粒状物により押し上げられ
た分だけ内蓋27を第2ばね39に逆って押し上げて、
粒状物を乗り越え、回転を継続する。
その後、内蓋27は第2ばね39の弾性力により計量箱
22に密着し、正常な計測状態に復帰する。
22に密着し、正常な計測状態に復帰する。
さらに、粒状物がロータ30の外周面と計量箱22の内
壁との間に挾った場合には、この粒状物の大きさに応じ
てロータ軸33が偏心軸受台32の中心方向に第1ばね
37に逆って長円孔35内を摺動し、ロータ30は粒状
物を乗り越えて回転を継続する。
壁との間に挾った場合には、この粒状物の大きさに応じ
てロータ軸33が偏心軸受台32の中心方向に第1ばね
37に逆って長円孔35内を摺動し、ロータ30は粒状
物を乗り越えて回転を継続する。
その後、ロータ軸33は第1ばね37の弾性力により長
円孔35内の元の位置に戻って、正常な計測状態に復帰
する。
円孔35内の元の位置に戻って、正常な計測状態に復帰
する。
以上説明したように、本考案はロータ軸を偏心軸受台内
で摺動可能に弾力的に付勢して係止する一方、計量箱の
内蓋を計量箱に対して上昇可能に弾力的に係止するよう
に構成しているため、被測液体に粒状物が混入していて
もロータの回転が停止したり、ロータが破損したり、ロ
ータ及び計量箱の内壁に極度の摩耗を招いたりすること
がなく、継続して計測を行うことが可能となり、耐久性
の良好な流量計を提供できる利点がある。
で摺動可能に弾力的に付勢して係止する一方、計量箱の
内蓋を計量箱に対して上昇可能に弾力的に係止するよう
に構成しているため、被測液体に粒状物が混入していて
もロータの回転が停止したり、ロータが破損したり、ロ
ータ及び計量箱の内壁に極度の摩耗を招いたりすること
がなく、継続して計測を行うことが可能となり、耐久性
の良好な流量計を提供できる利点がある。
又、被測液体が高圧の場合、急速に開閉バルブを開閉す
ると急激な流量変化が生じるが、これによりロータが回
転を開始したり、停止してもその急激な流量変化による
ロータの受ける急激な力はばねにより緩衝されてしまい
、全くロータの破損、極度の摩耗等を招かない利点もあ
る。
ると急激な流量変化が生じるが、これによりロータが回
転を開始したり、停止してもその急激な流量変化による
ロータの受ける急激な力はばねにより緩衝されてしまい
、全くロータの破損、極度の摩耗等を招かない利点もあ
る。
第1図は従来例を示す要部を切欠いた正面図、第2図は
本考案の要部断面図、第3図は第2図のA−A線に沿っ
た断面図である。 1.21・・・・・・本体、2,22・・・・・・計量
箱、3・・・・・・表示部、4,24・・・・・・流入
口、5,25・・・・・・流出口、6,26・・・・・
・計量室、7,27・・・・・・内蓋、8.28・・・
・・・ボルト、9,29・・・・・・環状隔壁、10.
30・・・・・・ロータ、11,31・・・・・・中心
軸、12 、32・・・・・・偏心軸受台、13,33
・・・・・・ロータ軸、14.34・・・・・・下周面
、35・・・・・・長円孔、36・・・・・・軸受、3
7・・・・・・第1ばね、39・・・・・・第2ばね、
40・・・・・・貫通孔。
本考案の要部断面図、第3図は第2図のA−A線に沿っ
た断面図である。 1.21・・・・・・本体、2,22・・・・・・計量
箱、3・・・・・・表示部、4,24・・・・・・流入
口、5,25・・・・・・流出口、6,26・・・・・
・計量室、7,27・・・・・・内蓋、8.28・・・
・・・ボルト、9,29・・・・・・環状隔壁、10.
30・・・・・・ロータ、11,31・・・・・・中心
軸、12 、32・・・・・・偏心軸受台、13,33
・・・・・・ロータ軸、14.34・・・・・・下周面
、35・・・・・・長円孔、36・・・・・・軸受、3
7・・・・・・第1ばね、39・・・・・・第2ばね、
40・・・・・・貫通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 流入口24及び流出口25を有する本体21と、計量室
26を有する計量箱22とを別体に構成し、計量室26
の中央に同心的に環状隔壁29を配置し、計量箱22の
内壁と環状隔壁29の外壁とに接して流入口側と流出口
側との直通を常時遮断するように運動するロータ30を
配置するとともに、環状隔壁29内に計量室26の中心
と一致して偏心軸受台32を配置したロータリーピスト
ン型流量計において、 偏心軸受台32の所定の位置に半径方向に伸びる長円孔
35を穿設し、この長円孔35にロータ軸33を回転自
在に、かつ外方向へ弾力的lこ付勢して係止する一方、 計量箱22の上方から計量室26と計量室外とを遮断す
る内蓋27を上昇可能に弾力的に取付けたことを特徴と
するロータリーピストン型流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5748180U JPS5836022Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | ロ−タリ−ピストン型流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5748180U JPS5836022Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | ロ−タリ−ピストン型流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56159725U JPS56159725U (ja) | 1981-11-28 |
JPS5836022Y2 true JPS5836022Y2 (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=29651974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5748180U Expired JPS5836022Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | ロ−タリ−ピストン型流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836022Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-25 JP JP5748180U patent/JPS5836022Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56159725U (ja) | 1981-11-28 |
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