JPS5833949B2 - 力フィ−ドバック式電磁パイロット型切換弁 - Google Patents

力フィ−ドバック式電磁パイロット型切換弁

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JPS5833949B2
JPS5833949B2 JP4080376A JP4080376A JPS5833949B2 JP S5833949 B2 JPS5833949 B2 JP S5833949B2 JP 4080376 A JP4080376 A JP 4080376A JP 4080376 A JP4080376 A JP 4080376A JP S5833949 B2 JPS5833949 B2 JP S5833949B2
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JP
Japan
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pilot
valve
spool
switching
pressure fluid
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JP4080376A
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賢一 霜浦
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、切換スプールの両端の各パイロット室に絞り
を介して供給したパイロット圧力流体を制御し切換スプ
ールを移動させることによって、圧力流体源からアクチ
ュエータへ供給される圧力流体の供給方向及び供給量を
制御するカフィードバック式電磁パイロット型切換弁に
関するものである。
従来、この種の切換弁としては特開昭5015978号
公報に示されたノズルフラッペ型のものがある。
この切換弁は、第4図に示すように可動電機子部材を有
する永久磁石トルクモータ50と、この可動電機子部材
に連結された可動制御部材51と、この可動制御部材5
1により制御されるノズル52,53と、弁スプール5
4と、この弁スプール54の両端に設けられ前記ノズル
52および53にそれぞれ接続する左および右側端部室
55,56と、弁スプール54の移動量を可動電機子部
材にフィードバックするための可動制御部材51に連設
されるフィードバックばね部材57などから構成されて
いる。
そして指令により前記永久磁石トルクモータ50の可動
電機子部材を作動させると、可動制御部材51が移動し
ノズル52,53からのパイロット圧力流体の排出量を
制御して、左側端部室55と右側端部室56間に圧力差
を生じさせ弁スプール54を切換える。
その抜弁スプール54が所定の切換位置に移動すると、
その移動量がフィードバックはね部材57により可動制
御部材51にフィードバックされ、ノズル52,53か
らのパイロット圧力流体の各排出量を制御し左および右
側端部室55,56間のパイロット圧力差を一定にして
弁スプール54を前記所定の切換位置に保持する。
また永久磁石トルクモータ50が消磁され弁スプール5
4が中立位置に位置する場合は、ノズル52,53から
排出されるパイロット圧力流体量を同時にすることによ
り弁スプール54を中立位置に保持している。
ところが上述のような従来装置は、弁スプールが中立位
置に位置するときはもちろんのことどの切換位置にあっ
ても、常にノズルからパイロット圧力流体が排出されつ
づけるため、パイロット圧力流体の消費量が多くなる問
題があった。
この問題の原因は、両パイロット室のパイロット圧力流
体を両ノズルから常に排出し、指令により永久磁石トル
クモータを作動させ可動制御部材を移動させて、一方の
ノズルからの排出量を抑え、他方のノズルからの排出量
を増加させることにより両パイロット室間に圧力差を形
成しているので、弁スプールの切換時はもちろんのこと
所望の切換位置に保持し続ける時など、どのような状態
であっても両ノズルから排出されるパイロット圧力流体
の流量は変わらず常に一定量のパイロット圧力流体が排
出され続けるからである。
本発明は上述の問題点に鑑みて、指令があった時に一方
のパイロット室のパイロット圧力流体のみを排出して両
パイロット室間に圧力差を形成し、そのパイロット圧力
流体の排出量を絞り制御して両パイロット室間の圧力差
を一定に保持することにより、パイロット圧力流体の排
出量を抑えることを技術的課題とする。
この技術的課題を解決する手段は、切換スプール両端の
各パイロット室のパイロット圧力流体の排出口を開閉制
御するスプール型電磁パイロット弁を、前記切換スプー
ル端に対向させて各パイロット室にそれぞれ設け、前記
各スプール型電磁パイロット弁と前記切換スプールの各
端との間にそれぞれフィードバック用のばねを挟在させ
たことである。
この手段を採用をすることにより、指令がない時、電磁
パイロット弁はフィードバックはねにより閉鎖されパイ
ロット圧力流体を排出しない。
そして指令があった時始めて一方の電磁パイロット弁を
開放してパイロット圧力流体を排出し両パイロット室間
に圧力差を形成して切換スプールを移動させ、この移動
量をフィードバックばねを介して電磁パイロット弁にフ
ィードバックして電磁力とバランスするように電磁パイ
ロット弁の開口を絞り込み、パイロット圧力流体の排出
量を絞り制御して切換スプールをその切換位置に保持す
るとともにパイロット圧力流体の排出量を抑えている。
このようにして必要な時に最小限の排出量でもってパイ
ロット圧力流体を排出制御することにより消費量を減少
させることができるのである。
そして前記技術的課題を解決するために、前記スプール
型電磁パイロット弁の代りにポペット型電磁パイロット
弁を使用してもよい。
しかし、このポペット型のものは、パイロット室内の圧
力を所定の圧力に保持するために、そのパイロット室内
のわずかな圧力変動に応じてパイロット弁が微動作し、
パイロット室内のパイロット圧力流体の排出量を制御し
てパイロット室内の圧力を所定の圧力に保持するが、こ
のパイロット弁の微動作の際にポペット型パイロット弁
が弁座をたたいて音を発生させる、いわゆるチャクリン
グ現象が発生しやすい。
これに対し本発明のスプール型パイロット弁は、パイロ
ット室内にわずかな圧力変動が生じても、スプール型パ
イロット弁はその軸方向に摺動(微動作)するだけで、
弁座をたたくこともなければ音が発生することもない特
有の効果がある。
以下、本発明の一実施例を第1図及至第3図に基づいて
説明する。
切換弁本体1には切換スプール7が摺動自在に嵌挿され
ていて、その切換スプール7が中立位置から例えば左方
向へ移動すると、圧力流体は供給路2、シート穴22、
ロードチェック弁21.供給路23、アクチュエータ通
路6′、連結口5′を経てアクチュエータへ供給され、
その供給量は切換スプール7の移動量によって制御され
る。
この時のアクチュエータからの流体排出は連結口5、ア
クチュエータ通路6、排出路3、タンク通路4を経て行
なわれる。
また、切換スプール7が中立位置から右方向へ移動する
場合は、圧力流体の流通は上述とは逆の経路で行なわれ
る。
すなわち、圧力流体は、供給路2、シート穴22、ロー
ドチェック弁21、供給路23、アクチュエータ通路6
、連結口5を経てアクチュエータへ供給され、アクチュ
エータからの流体排出は連結口5′、アクチュエータ通
路61排出路3′、タンク通路4を経て行なわれる。
このような切換弁体1の切換スプール7の両側にはパイ
ロット部体8,8′が取付けられていて、それぞれの内
部にはパイロット室25 、25’が設けられている。
これらパイロット室25 、25’内には切換スプール
7を中立位置へ戻すための戻しばね10 、10’が切
換スプール7の左右端と各パイロット室25.25’内
壁との間に設けられている。
9,9′は戻しばね10,10’のばね受で切換スプー
ルの左右端にそれぞれ嵌合している。
また切換スプールの左右端に対向してスプール型のパイ
ロット弁12 、12’が配置され、これらの一端とば
ね受9,9′との間にはフィードバックばね11 、1
1’が配置されている。
13 、13’はパイロット弁12,12’の一端と嵌
合するばね受である。
パイロット弁12.12’はパイロット供給路24 、
24’から絞り30 、30’を介してパイロット室2
5 、25’へ供給されるパイロット用圧力流体を排出
する排出通路26 、26’を絞る作用をする。
この排出通路26 、26’はドレン通路27゜27′
に接続している。
パイロット弁12 、12’の他端側にはソレノイド1
7.17’が配置されていて、そのコイル16,16’
の電磁力に応じて可動鉄芯14,14’が移動してパイ
ロット弁12゜12′の移動量に応じてパイロット室2
5 、25’内の圧力流体の排出を制御する。
15 、15’はコイル16,16’によって励磁され
る固定鉄芯であり、2B、28’はパイロット弁12,
12’に設けられた弁孔で、29 、29’は弁ポート
である。
次に第1図に示す電極パイロット型切換弁の動作につい
て説明する。
切換スプール7が第1図に示す中立位置にある時は、ソ
レノイド17,17’は消磁状態にあり、排出通路26
、26’はパイロット弁12 、12’によって完全
に遮断しているので、パイロット供給路24 、24’
を経てパイロット室25 、25’へ供給される圧力流
体により切換スプール7の左右端に作用する押圧力は平
衡する。
また、パイロット室25 、25’がパイロット弁12
、12’によって遮断されていてもパイロット室25
、25’に至るまでの流路内の圧力損失等によりパイ
ロット室25 、25’内の流体圧力がなくなっても戻
しばね10,10’により、切換スプール7は中立位置
に保持される。
またパイロット室25.25’内の流体圧力が相異して
も、この流体圧力の相違による切換スプール7に作用す
る押圧力は、戻しばね10 、10’による押圧力より
小さい。
従って、パイロット室25 、25’がパイロット弁1
2,12’により遮断されると切換スプール7は、中立
位置に保持される。
次に、例えばソレノイド17のコイル16に励磁電流を
流すと、固定鉄芯15が励磁され、可動鉄芯14が吸引
されてパイロット弁12をフィードバックはね11に抗
して右方向へ押圧するので、パイロット弁12は右方向
へ移動し、弁ポート29と排出通路26が連通してパイ
ロット室25内の流体圧力が低下し始める。
他方パイロット室25′内の流体圧力は、供給流体圧力
に保持されたままであるので、パイロット室25 、2
5’内の流体圧力差による押圧力が切換スプール7に作
用し、この押圧力が戻しはね10の復帰力に打ち勝って
、切換スプール7は左方向へ移動し始める。
切換スプール7が左方向へ移動し始めるとフィトバック
はね11の張力も増加しその張力の作用によってパイロ
ット弁12の左方向への押圧力が増加する。
パイロット弁12は、フィードバックばね11から受け
る押圧力と可動鉄芯14に作用する吸引力とが釣り合う
位置まで移動すると共に、切換スプールIは、パイロッ
ト室25,25’内の流体圧力の差による押圧力と戻し
ばね10の押圧力とが平衡する位置に停止する。
このようにして、切換スプール7は、コイル16に給電
される励磁電流の値に応じた位置に停止する。
この一連の作動において明らかなように、パイロット弁
12及び可動鉄芯14は、フィードバックばね11のフ
ィードバック作用によってほとんど変位しない。
このためソレノイド17,17’は、可動鉄芯のストロ
ークと吸引力との特性に制限を受けずいかなる形式のも
のでもよい。
すなわち、ソレノイドの特性が非線形(通常のオン・オ
フ用ソレノイド)を用いても、その可動鉄芯の移動量が
極めて小さい範囲となるので可動鉄芯に作用する吸引力
をコイルに流れる励磁電流にほぼ比例させることができ
る。
従って、構造が簡単で安価な通常のオン・オフ用ソレノ
イドをソレノイド17゜17′に用いても可動鉄芯14
、14’に作用する吸引力がコイル16,16’に流
れる励磁電流にほぼ比例するので、切換スプール7は、
前述したようにコイル16,16’に流れる励磁電流に
比例した位置に制御される。
なおソレノイドの特性が線形の場合は、上述と同様であ
る。
ここで、電磁部をパルス幅変調されたパルス電流によっ
て励磁すれば、プランジャ型ソレノイドを用いた時に特
に問題となるヒステリシスや油圧切換弁特有の流体固着
現象に対してディザ対果をもたせることができる。
次に、切換スプール7を右方向へ移動させて位置決めす
る場合は上述とは逆にソレノイド17′のコイル16′
を励磁すればよく、その作動は上述と同様であるので省
略する。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明による電磁パイロット型切換弁
の1実施例の内部構造並びにその主要部分を拡大したも
のをそれぞれ示す縦断面図、第3図は第1図に示す切換
弁の作用を示すブロック図、第4図は従来のノズルフラ
ッパ型の切換弁を示す概略図である。 5 、5’・・・・・アクチュエータ端結口、7・・・
・・・切換スプール、10 、10’・・・・・・戻し
ばね、i 1. i i’・・・・・・フィードバック
ばね、12,12’・・・・・・パイロット弁、14
、14’・・・・・・可動鉄芯、16 、16’・・・
・・・コイル、17,17’・・・・・・ソレノイド(
電磁石)25 、25’・・・・・・パイロット室、2
6 、26’・・・・・・排出通路、30 、30’・
・・・・・絞り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切換スプールの両端の各パイロット室に絞りを介し
    て供給したパイロット圧力流体を制御し切換スプールを
    移動させることによって、圧力流体源からアクチュエー
    タへ供給される圧力流体の供給方向及び供給量を制御す
    るカフィードバック式電磁パイロット型切換弁において
    、前記各パイロット室のパイロット圧力流体の排出口を
    開閉制御するスプール型電磁パイロット弁を、前記切換
    スプール端に対向させて各パイロット室にそれぞれ設け
    、前記各スプール型電磁パイロット弁と前記切換スプー
    ルの各端との間にそれぞれフィードバック用のばねを挟
    在させたことを特徴とするカフィードバック式電磁パイ
    ロット型切換弁。
JP4080376A 1976-04-09 1976-04-09 力フィ−ドバック式電磁パイロット型切換弁 Expired JPS5833949B2 (ja)

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JPS52124220A JPS52124220A (en) 1977-10-19
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58193907A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 油圧漸増装置における油圧制御装置
JPS60213680A (ja) * 1984-04-06 1985-10-25 株式会社日立製作所 流体圧エレベ−タ
JP4963337B2 (ja) * 2001-09-27 2012-06-27 ナブテスコ株式会社 建設機械の多連方向切換弁

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JPS52124220A (en) 1977-10-19

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