JPS5833041B2 - 小型旋盤 - Google Patents

小型旋盤

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JPS5833041B2
JPS5833041B2 JP54116526A JP11652679A JPS5833041B2 JP S5833041 B2 JPS5833041 B2 JP S5833041B2 JP 54116526 A JP54116526 A JP 54116526A JP 11652679 A JP11652679 A JP 11652679A JP S5833041 B2 JPS5833041 B2 JP S5833041B2
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JP
Japan
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slide
main shaft
spindle
base
box
Prior art date
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Expired
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JP54116526A
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JPS5645302A (en
Inventor
由人 加藤
泰輔 中村
久恭 長谷川
文綱 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS5645302A publication Critical patent/JPS5645302A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は比較的小物のワークを加工する小型旋盤、特に
全体が極めてコンパクト化された旋盤に関する。
従来小物の旋削加工に使用されていた小型旋盤(たとえ
ば卓上旋盤)は、殆んどが通常の大きさノ旋盤をそのま
5小形化したものであった。
すなわち主軸が回転可能に支承された主軸台右方のベッ
ド上には主軸の軸心と平行な方向及び軸心と交差する方
向に移動可能にスライド装置が設けられ、このスライド
装置上に設置された刃物台に取り付けられた刃具によっ
て、主軸と一体的に回転させられるワークを旋削力目工
するようになっているのが普通であった。
しかしこのように主軸台とベッドとが一列に設けられて
いる限りはその小形化には自ら限界があり、加工の対象
となるワークの大きさに比べて不自然に太き過ぎる旋盤
が使用されていたのが実状であった。
生産性向上のために一人の作業者が複数台の旋盤を受は
持つことが多い昨今においては、旋盤が不切要に大きい
ことは作業者が歩く距離が長くなることを意味し、さら
に旋盤を設置するために必要なフロアスペースの増大に
も′つながる。
またベッド上にスライド装置及び刃物台等を配設して刃
具の所定の動きを与えるためには複雑な機構と多数の部
品が必要となり、旋盤そのもの\コストが上昇して了う
さらに、作業者はベッドの手前側において主軸の軸心と
平行に立って作業をせねばならず、チャックまでの距離
が長いことからワークの着脱が容易ではないことも欠点
の一つであった。
本発明は、従来の小型旋盤における上記各種の不具合を
一掃し得る新規な小型旋盤を提供することを目的として
なされたものであり、その要旨とするところを一言にし
て述べれば、主軸台とベッドとを並べて設けるという従
前の基本思想を排して、主軸台自体に従来ベッドがなし
ていた役割をも果たせるようにしたことにある。
すなわち、本発明に係る小型旋盤においては、主軸台上
部の主軸面には主軸のほかにも主軸と平行にこの主軸面
を貫通する丸棒状の摺動軸が配設され、その先端部(主
軸のチャックが設けられる側の端部と同じ側の端部)に
設けられる基台とともに第一スライドを構成する。
この摺動軸は主軸面によって軸心方向に移動可能である
が軸心まわりには回転不能に支承される。
基台は先端部に刃具取付部を備えた第ニスライドを主軸
の軸心に接近・離間可能に保持するためのものであり、
第ニスライドの本数及び配設方向に応じた形状・大きさ
に決定される。
第ニスライドは丸棒状以外にも任意の形状に選定できる
第−及び第ニスライドは、それぞれと平行若しくはその
後方に配設された流体圧シリンダや送りねじ機構等の駆
動装置によって移動(往復動)させられる。
本発明の目的、構成及び効果を明確にするために、以下
においてその一実施例を図面に基づき詳述する。
第1図及び第2図において、ベース1の上には中空な支
持面2を介して主軸面5が搭載されている。
主軸面5は先端(第2図では右端)にチャック6を備え
た主軸7を回転可能に支承している。
主軸7にはチャック6とは反対側の端部にプーリ8が固
定される一方、上記支持面2内に収容固定されたモータ
9の主軸にはこれに対応する位置にプーリ11が固定さ
れ、両プーリ8及び11間に1ルト12が巻き掛けられ
ている。
主軸7の近傍には第一スライド20が配設されている。
第一スライド20は第3図及び第4図に示すように、主
軸面5を主軸7と平行に貫通する摺動軸25と、その先
端(第4図では左端)に取り付けられた基台45から成
る。
主軸面5には中間部に油溜り71及び72が形成された
ブツシュ21及び22が固定され、これに摺動軸25が
挿通され、オイルシール73及び74並びにオイルシー
ル76及び77によりシールされている。
摺動軸25は円筒形状であるため、第4図乃至第6図に
示すような回止め手段26が設けられている。
すなわち摺動軸25にはブラケット28の上端部に形成
された貫通穴が嵌合されナツト24によって締め付は固
定されている。
ブラケット28−側の上半分と摺動軸25のこれに隣接
する部分にまたがってテーパ溝30が形成されている。
このテーパ溝30に楔形断面形状のプレート27がはめ
込まれ、ボルトによってブラケット28及び摺動軸25
の両方に一体化されている。
ブラケット28の下端部に形成された切欠きにはプレー
ト29及び31が一定の間隔を保って固定されており、
両プレート29及び31が、主軸面5に摺動軸25と平
行に固定された円柱状のガイドバー32の両側部を平行
に切除して形成された摺動面33及び34上を摺動させ
られるようになっているのである。
上記ブラケット28の中間部には油圧シリンダ36のピ
ストンロッド37が連結されている。
また主軸面5に立設されたボルト81とブラケット28
に形成された蟲接部82とで前進端ストッパ83が構成
され、摺動軸25のフランジ部84とブツシュ21に形
成された当接部86とで後退端ストッパ87が構成され
ている。
第3図に示すように、基台45には二本の第ニスライド
41及び42が主軸7の軸心において交叉する直線に沿
って移動可能に嵌合保持されている。
この第ニスライド41及び42も円筒形状を有し、それ
ぞれの先端部にはほぼ直方体形状のバイトホルダ38及
び39がボルト穴を円周方向の長穴とされることによっ
てスライド41及び42の軸心まわりの位相調整可能に
取り付けられている。
一方のスライド42は、基台45に形成された案内穴9
1に挿通されている。
案内穴91の中間部には油溜り94が形成され、スライ
ド42との間はオイルシール92及び93によってシー
ルされている。
また第4図より明らかなように、スライド42の側部に
形成されたキー溝には矩形断面で長手形状のキー43が
ボルトによって固定されるとともに、基台45に形成さ
れた段付状の開口内にはキー43を上下両面側から挾む
案内部材44及び46がボルトによって固定され、スラ
イド42の移動を案内しかつ回動を防止している。
摺動部はカバー47によってほこり等から保護されてい
る。
これは他方のスライド41についても全く同様である。
第3図に戻って、スライド41及び42の後端部に固定
されたブラケット48及び49には油圧シリンダ51及
び52のピストンロッド53及び54が連結されている
上記ブラケット48及び49にはまたボルト96及び9
7が立設され、基台45の対向する位置に形成された当
接部98及び99とともに前進端ストッパ101及び1
02を構成している。
ブラケット48及び49には更に別のロッド56及び5
7の後端部が固定されている。
このロッド56及び57は中間部において基台45を貫
通し、前端部にはそれぞれ前進端ドグ61及び62並び
に後退端ドグ63及び64が固定されている。
そして基台45の中空部には各ドグによって作動させら
れる前進端検知用SW(スイッチ)66及び67並びに
後退端検知用5W6B及び69が取り付けられている。
次に本実施例の作動を説明する。
カロエに先だって第ニスライド41及び42のバイトホ
ルダ38及び39にそれぞれたとえば外周削り用のバイ
ト及び溝切り用のバイトをさし込みノブ131及び13
2を回して締め付ける。
ワークは公知のローダ若しくは手によってチャック6に
把持させる。
これらの作業は旋盤の前面側(第2図では右側)から行
ない得る。
従ってバイトの刃先位置を正確に調整できる一方、チャ
ック6までの距離が短いためにワークの取付けも容易で
ある。
チャック6並びにバイトホルダ38及び39の周辺に広
いスペースが確保されており、作業の妨げとなるものが
ないことも見逃せない。
これは、主軸台の左右にベッドを配設するというこれま
での概念を全面的に打破して、ベッドの機能を主軸台の
一部である主軸函5に組み込んだことにより可能となっ
たものである。
つまり、主軸7を支承している主軸函5が同時に第一ス
ライド20の案内部(ブツシュ21及び22)をも備え
ているのである。
しかもこの主軸函5の下方にモータ9が取り付けられて
旋盤全体が上下方向に長い(高い)構成とされているこ
とから、旋盤を設置するためのフロアスペースも少なく
て済ム。
バイト及びワークを取り付けたならばモータ9を起動さ
せてチャックに把持されたワークを回転させるとともに
、図示しないスイッチを入れて油圧シリンダ51を作動
させて第ニスライド41を前進させる。
スライド41は前進端ドグ61がその検知5W66を作
動させ、ボルト96が当接部材98に当接すると停止す
る。
続いて油圧シリンダ36が作動し、第一スライド20を
第2図において左方に後退させる。
これによってワークに外周削りが施される。
外周削りが終了し第一スライド20が後退端に達すると
、図示しないリミツチスイッチが作動させられ、第ニス
ライド41が後退させられる。
スライド41が後退し後退端ドグ63がその検知5W6
Bを作動させると、油圧シリンダ36の作動方向が切り
換わり、第一スライド20が前進する。
スライド20は図示しないリミットスイッチが作動させ
られることにより、予め定められた中間位にて停止する
続いて油圧シリンダ52が作動し、他方の第ニスライド
42が横方向に前進してワークに溝切りを施す。
スライド42は前進端ドグ62がその検知5W67を作
動させ、ボルト97が当接部材99に当接すると停止す
る。
これによって油圧シリンダ52の作動方向が切り換わり
、スライド42は後退させられる。
スライド42は後退端ドグ64がその検知5W69を作
動させるまで後退し、後退が完了すると第一スライド2
0が当初の位置まで前進復帰させられて−サイクルが完
了する。
上記ワークの加工時には切屑が発生するが、これによっ
て各スライドの摺動性が損なわれることはない。
第一スライド20の摺動軸25、第ニスライド41及び
42は何れも円筒形状とされており、その外周面に切屑
が付着する可能性が小さいからである。
切屑は、チャック7の下方に配設された図示しない切屑
受けによって果状される。
スライド装置全体が少ない部品点数でコンパクトに構成
されていること、スライド20等の摺動部のシールが完
全であり油溜り71及び72等に潤滑油を給油しておけ
ば給油サイクルが長くても良いことも別の利点である。
以上は倒れも一台の旋盤によって得られるメリットであ
ったが、−人の作業者が複数台の旋盤を受は持った場合
に生ずる利点は、単にその総和にとどまらない。
すなわち複数台の旋盤を近接して設置すれば、各旋盤間
を往復するために歩く作業者の歩行距離が短くなり、作
業能率が大幅に向上するのである。
なお、以上詳述したのはあくまでも本発明の一実施例で
あって、本発明はこれに限定して解釈されるべきではな
いことは言うまでもない。
たとえば、第一スライドの回転を防止するためには、基
台に摺動軸と平行な軸部材を立設し、摺動軸及び軸部材
がともに主軸面を貫通するようにしても良い。
また第7図及び第8図に示すように、基台145の一側
に形成されたアリ突条146に第ニスライド151のア
リ溝152を嵌合させ、スライド151上に油圧シリン
ダ153とともに刃物台154が固定された形式のスラ
イド装置を使用することもできる。
第ニスライドはまた一本であっても良いし、その移動方
向が主軸の軸心となす角度も90°以外であっても構わ
ない。
以上詳述したように本発明は、従来の旋盤におけるベッ
ドを排除してその役割を主軸面に果たさせ、この主軸面
に支承された第一スライド先端の基台に第ニスライドを
保持させたものであるため旋盤全体が大幅にコンパクト
化され、フロアスペースが少なくても済むとともにワー
ク着脱等の作業性が向上する。
特に−人の作業者が複数台の旋盤を受は持つ場合にはこ
の利点は顕著なものとなり、さらに歩行距離が短くなる
等の秀れた効果が奏されるのである。
更に、本願発明は第1スライドを丸棒状の摺動軸とその
先端部に設けられた基台とを備えたものとしたことにも
特徴を有するものであり、これによって主軸面に形成さ
れるべき第1スライドの案内部は円形穴でよいこととな
り、加工が容易となるとともに第1スライドの案内精度
が向上し、かつ第1スライドとその案内部の摺動面間へ
の埃や切屑の侵入を防止することが容易となる効果が得
られる。
また第1スライドの摺動軸は丸棒状であるため表面に切
屑や切削液がとどまり難いことも利点の1つである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は同じ
くその側面図、第3図は第1図における要部拡大図(一
部破断)、第4図は第3図におけるIV−IV断面図、
第5図は第4図におけるV−■断面図、第6図は第5図
におけるVI−VI断面図、第7図は第ニスライド装置
の変形例を示す正面図、第8図は第7図における■−■
断面図である。 1:ベース、5:主軸面、6:チャック、7:主軸、9
:モータ、20:第一スライド、25:摺動軸、45:
基台、41.42二第ニスライド、36.51,52:
油圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベース上に搭載された主軸函と、 該主軸函によって回転可能に支承され、該主軸函の一端
    面から突出した先端部にチャックを備えて回転駆動され
    る主軸と、 前記主軸函を前記主軸と平行に貫通し、該主軸函によっ
    て軸心方向に移動可能に支承され、かつ回止め手段によ
    って軸心まわりの回転を防止された丸棒状の摺動軸、及
    び該摺動軸め該主軸函の前記一端面から突出した部分の
    先端部に設けられた基台を備えた第一スライドと、 該第−スライドを前記摺動軸の軸心方向に移動させる第
    一駆動機構と、 前記基台によって前記主軸の軸心に接近・離間可能に保
    持され、先端に刃具取付部を備えた第ニスライドと、 該第ニスライドを移動させる第二駆動機構とを含むこと
    を特徴とする小型旋盤。
JP54116526A 1979-09-11 1979-09-11 小型旋盤 Expired JPS5833041B2 (ja)

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JPS5645302A JPS5645302A (en) 1981-04-25
JPS5833041B2 true JPS5833041B2 (ja) 1983-07-16

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Families Citing this family (3)

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US4409869A (en) * 1981-04-13 1983-10-18 H. Ernault-Somua Horizontal-spindle lathe
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JPS5246748A (en) * 1975-10-09 1977-04-13 Mitsubishi Electric Corp Schmidt circuit

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JPS5645302A (en) 1981-04-25

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