JPS5831678B2 - リ−ド・オンリ−・メモリ回路 - Google Patents

リ−ド・オンリ−・メモリ回路

Info

Publication number
JPS5831678B2
JPS5831678B2 JP57137233A JP13723382A JPS5831678B2 JP S5831678 B2 JPS5831678 B2 JP S5831678B2 JP 57137233 A JP57137233 A JP 57137233A JP 13723382 A JP13723382 A JP 13723382A JP S5831678 B2 JPS5831678 B2 JP S5831678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
field effect
memory circuit
insulated gate
gate field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57137233A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5860492A (ja
Inventor
紘人 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP57137233A priority Critical patent/JPS5831678B2/ja
Publication of JPS5860492A publication Critical patent/JPS5860492A/ja
Publication of JPS5831678B2 publication Critical patent/JPS5831678B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリード・オンリー・メモリ回路、特に絶縁ゲー
ト電界効果型トランジスタ構成された集積回路装置(以
下MO8ICと称す)におけるリード・オンリー・メモ
リ回路に関するものである。
一般にMO8ICにおいては、ゲート電極の材料として
アルミニウム又はシリコンが用いられており、又ICの
一向部回路を構成するインパーク段においてエンハンス
メント・モードの駆動MO8FETの負荷としてエンハ
ンスメント・モードの負荷MO8を用いるもの(以下E
/EタイプのICと称す)やデプリーション・モードの
負荷MO8を用いるもの(以下E/DタイプのICと称
す)が知られている。
その内、最近になってアルミゲー)MO8ICに比し種
々の用途に対してより高性能でかつより高集積密度なデ
バイスとしてデプリーション負荷を用いたシリコンゲー
トMO8ICが巾広く採用されてきている。
発明者の実験に従うと、自己整合(セルファラインド)
ゲート構造を有するSiゲートMOSトランジスタの占
有面積はAAアゲ−MOSトランジスタに比し約20乃
至30%低減される。
然し乍ら、市販されている種々のメーカのMO8ICを
調べた結果、MO8ICチップのかなりの部分を占める
リード・オンリー・メモリ(以下ROMと称す)におい
ては、ROMの単一ビットのサイズは次表1に示すよう
に通常のSiゲートROM構造ではAlゲートのものに
比し必ずしも著しく小さくされていないことが判った、
従って1本発明の目的は従来のAlゲート或いはSiゲ
ートROMに比し著しく占有面積を小さくすることがで
きる新規なROMを提供することにある。
本発明の他の目的は、良好な動作をするROMを提供す
ることにある。
以下、図面に沿って従来のSiゲートROMと比較し乍
ら本発明に係るROM(MOSマトリクス)を詳細に説
明する。
第1図は従来のSiゲーt−ROMで使用されている基
本回路を示し、第2a図は従来のSiゲートROMの一
部を拡大して示す平面図であり、第2b図は第2a図の
x−x’線に沿った従来のSiアゲ−MO8ROMの一
部拡大断面図である。
第1図に示すように、従来のSiゲート MO8ROMは並列に配置されたMOSFETからなり
、各メモリーセルの状態はゲート酸化膜の厚さによって
識別される。
図示のROMの動作は次のようになる。
すなわち電源電圧に近いレベルの低レベル信号が選択さ
れたアドレスラインに加えられる。
これに対して非選択アドレスラインには0ボルトに近い
高レベルの信号が加えられる。
これに応じて、出力OUTは選択アドレスラインに結合
すしたMOSFETによってそのレベルが決められる。
例えば、■N2のラインが選択された場合を考えると、
このラインの下に横たイつっているMOSFETはその
ゲート酸化膜が厚いため通常OFFしていることになる
そのため出力レベルは低レベルになる。
かかる従来のROMは第2図a及びbに示すように、P
十拡散層2,3,4;ポリシリコン層7,8;二酸化硅
素膜5,6:フオスフオ・シリケート・ガラス9;スル
ーホール11;アルミニウム層10で構成されている。
ポリSi層はアドレス入力ラインに、A1層は出力ライ
ンに使用されている。
A1層とP十拡散層との間のスルーホールは各行に配置
されたMOSFETのドレイン電極を共通に接続するた
めに必要である。
これらの図より明らかな通り各入力ラインと各出力ライ
ンとの交差点における各メモリーセルの状態はゲート酸
化膜の厚さによって決められている。
即ち、ある交差点において入力ラインに加えられる信号
電圧によって0N−OFFの動作をするMOSFETが
必要な場合には、その箇所におけるポリSi層下のゲー
ト酸化膜を薄くし、一方そこに上記の如き動作をするM
OSFETが不要な場合には、その箇所におけるポリS
i層下の酸化膜を厚くすることによって所定のビットパ
ターンを有するROMが構成されている。
このような構成のSiゲートROMの単位ビット当りの
最小サイズは約410μ−であり、人lゲー)ROMと
ほぼ同じである。
このROMは次の構成を特徴としている。
(1)各メモリーセルのステートはゲート酸化膜の厚さ
によって識別されている。
(2)セルファラインゲート構造を採用しているので、
ポリSi層がP十拡散層をクロスオーバすることができ
ない。
これに応じてAl配線層が必要となり、P十拡散層とA
1層との間にスルーホールが必要である。
従って、従来のSiゲートROMのビット当りの占有面
積はセルファライン構造をとっているにも拘らず小さく
することができない。
次に、第3図、第4a、b、c図及び第5図に従って、
本発明に係るSiアゲ−−MO8ROMを説明する。
第3図は、ROMに用いられる基本回路を示している。
この基本口1浴は駆動素子として直列に接続すした複数
個のエンハンスメント・モード・及びデプリーション・
モード・MOSFETから構成されている。
デプリーション・モード・MO8FE’lは一つの抵抗
素子としても働く。
このデプリーション・モード・MOSFETは、また実
質的に交差配線を構成する。
一つのデータの読出しは、選択すべきアドレスラインに
Oボルトに近い高レベルの信号を加えることによって安
定に遂行される。
なお、この時非選択アドレスラインはそれにゲートが結
合されたエンハンスメント・モード・MOSFET・デ
プリーションMO8FETをオンさせるように低レベル
の信号が加えられる。
例えば、図示のアドレスライン■N2が選択された場合
、このアドレスライン■N2にゲートが結合されたMO
SFETはそれがデプリーション・モードであるためオ
ン状態を維持する。
このとき非選択のアドレスラインのうちのアドレスライ
ンIN、、IN3.IN、にゲートが結合されたMOS
FETはエンハンスメント・モードであるがそれぞれの
ゲートに低レベルの信号が加えられることによってオン
する。
非選択のアドレスライン例えば■Nn−1にゲートが結
合されたMOSFETはデプリーション・モードである
ためそのゲート電位にかかわらずにオン状態を維持する
従って。この場合全駆動素子が実質的にONするため、
出力端子にはOボルトに近い高レベルの出力信号が得ら
れる。
これに対してアドレスライン■N3が選択された場合に
は、このラインにゲートが結合されたMOS F ET
はエンハンスメント・モードにされているので、このラ
イン■N3に加えられる高レベルの入力信号によって非
導通(オフ)状態となる。
そのため出力端子OUTに低レベルの出力信号があられ
れる。
このように、第3図に示したROMにおいては、プリチ
ャージされる出力デ゛−タラインはエンハンスメント或
いはデプリーションモードMO8FETのいずれが選択
されたかによって、夫々低レベルを保持するか或いは高
レベルにシフトされることになる。
第5図は、本発明の実施例のROM回路の回路図である
同図のROM回路は、第1のアドレスデコーダMOSマ
トリクス23及びその出力を入力とする第2のMOSマ
トリクス24から構成されている。
マトリクス23及び24は、第3図に示した基本回路か
ら構成されている。
カスケード接続された複数段(例に72段)のフリップ
フロップ回路21の各ステージの出力が直接又はインバ
ータ回路22を介して第1のMOSマトリクス23へ人
力され、その出力は第2のMOSマ) IJクス24へ
入力され、第2のMOSマトリクスより出力0UTI及
至0UTnが得られる。
同図においてマトリクス23及び24は入力ラインと出
力ラインとの交差する箇所に必ず1つのデプリーション
又はエンハンスメントモードで動作するMOSFETを
有し、これらのFETは各行毎に電源VDDと基準電位
源(アース)との間に直列に接続されている。
また各マトリクスには上記駆動MO8FETの負荷とし
て、そのゲートにクロック信号が印加されるエンハンス
メントモードMO8FET 27.28が接続されてい
る。
なお、図中25で示したように丸印の付されている駆動
MO3FETはデプリーションモードで動作するMOS
FETであることを示し、他の駆動用MO8FETはエ
ンハンスメントモードで動作するものであることを示し
ている。
同図における複数個のインバータ22はその具体的回路
を図示しないが夫々エンハンスメントモードで動作する
駆動MO8FETとそれに直列に接続されたデプリーシ
ョンモードで動作する負荷MO8FETとからなる。
同図中のMOSFETはデプリーションモード・エンハ
ンスメントモードであるを問わず全て実質的に同じ厚さ
く約500乃至1500オングストローム)のゲート絶
縁膜(例えばSiO2膜)を有している。
MOSマトリクス中のデプリーションMO8FETは前
記インバータ22中のデプリーションMO8FETと全
く同一の工程により同時に形成される。
第1及び第2マトリクス23.24のそれぞれにおける
入力ラインはポリSiからなる配線層で形成され、第1
マトリクス23の出力ラインと第2マトリクス24の入
力ラインとは、P+拡散層とポ’JSi層とを接続する
アルミニウム配線を介して接続される。
次に第4a、b、c図を用いて上記MO8ROMを構成
するデバイス構造を説明する。
第4a図はMO8ROMの一部を拡大した平面図であり
、第4b及びC図は夫々第4a図のx−x’及びY−Y
’断面を示している。
図中31はN型単結晶Si基板;32乃至34及び47
乃至49はSiゲート電極によってセルファラインされ
て形成されたP+型拡散層; 35.36及び43は実
質的に同じ厚さく約1000人)を有する二酸化硅素か
らなるゲート絶縁膜:37及び38はポリSiからなる
入力ライン;39はフォスフオシリケードガラスからな
る絶縁膜;41及び42はデプリーションMO8FET
を形成すべくP型不純物イオンが選択的に基板表面に打
込まれて形成されたP型チャンネル層;44乃至46は
比較的厚い(約1乃至2μ)二酸化硅素からなるフィー
ルド絶縁膜を示している。
同図より明らかなように、アドレス入力ラインとしての
ポリSi配線層37,38と自己接続されたデータ出力
ラインとしてのP十拡散層の交差箇所に必ず一個のメモ
リーセルが形成されている。
各メモリーセルはエンハンスメント又はデプリーション
MO8FETとして動作するように全て薄いゲート酸化
膜を有している。
各メモリーセルのステートはイオン打込みによって形成
されたP型のチャンネルがあるか否かによって決定され
る。
第6図人ないしEには、第5図のROM回路の動作波形
図が示されている。
第5図の第1及び第2マトリクス23.24中の負荷M
O8FET 27 >28のゲートには、第6図B及び
Cに示されたような、互いに位相が異なっているクロッ
クパルスψ1及びψ2がそれぞれ加えられる。
時刻10においてクロックパルスψ1がはVOボルトの
ような高レベルから低レベルにされると、これに応じて
第1マトリクス23における負荷MO8FET 27が
オン状態にされる。
その結果、第1マトリクス23の各出力ラインA、ない
しAmは、各負荷MO8FET 27を介してはシー6
ボルトの電源電圧VDDに近い値すなわち低レベルにプ
リチャージされる。
時刻t1においてクロックパルスψ1が再び高レベルに
されるとこれに応じて第1マトリクス23における各M
O8FET 27がオフ状態にされる。
複数のフリップフロップ回路21から出力されるアドレ
ス信号は、クロックパルスψ1に同期してそのレベルが
更新される。
これに応じて、第1マトリクス230)入力、例えば■
1は、第6図人に示されたように変化される。
複数のフリップフロップ回路21から出力されるアドレ
ス信号の組合せが例えば出力線A1を選択させるべき状
態を示しているときは、これに応じて出力線A1と回路
の接地点との間に直列接続された第171− IJクス
23内の複数のMOS F ETが同時にオン状態にさ
れる。
その結果、出力線A1は、第6図りに示されたようには
ゾ0ボルトの高レベルにされる。
言いかえると出力線A1は選択レベルにされる。
残りの非選択の出力線A2ないしAmは、それぞれと回
路の接地点との間に直列接続された少なくとも1つずつ
のエンハンスメント・モードMO8FETが入力■1な
いし■。
のいずれかによってオフ状態にされるので低レベルすな
わち非選択レベルに維持される。
時刻t2にクロックパルスψ2が第6図Cのように低レ
ベルにされると、これに応じて第2マトリクス24にお
ける各負荷MO8FET 28がオン状態にされ、各出
力ラインOUT、ないしOUT。
がはマ電源電圧レベル(低レベル)にプリチャージされ
る。
なお、第5図においては、第271− IJクスは、ピ
ット線B1.B2と出力ラインOUT。
との間にそれぞれ直列接続されたデプリーションモード
MO8FETとエンハンスメント・モードMO8FET
を含んでいる。
これらのMOSFETのゲートには、実質的にアドレス
信号とみなせる信号CI、C2が供給される。
これに応じて、例えば、信号C1が高レベルであり信号
C2が低レベルであれば、ピット線B1とB2のうちの
B1のみがMO8FET30及び31を介して出力ライ
ン0UT1に結合されることになる。
言いかえるとピット線B、が信号C1とC2とによって
選択されることになる。
従って、上記出力ライン0UT1ないしOUT nのプ
リチャージにおいては、ビット補出。
ないしBlのうちの信号C1,C2によって選択されて
いるビット線もプリチャージされる。
時刻t 3においてクロックパルスψ2が高レベルにも
どされると、これによって各負荷MO8FET28がオ
フ状態にされ、上記プリチャージ動作が終る。
第2マトリクス24における各出力ラインOUT、ない
し0UTnは、それぞれと回路の接地点との間に直列接
続されているMOSFETのオン、オフ状態によってそ
れぞれのレベルが決められる。
例えば前記のように第1マトリクス23の出力ラインA
1が選択されている場合は、ビット線B1に属しかつ出
力ラインA1の信号が供給されるMOSFET 29が
図示のようにディプリーション・モードであるのでビッ
ト線B1と回路の接地点との間に電流通路が形成される
このとき前記のように信号C1,C2がそれぞれ高レベ
ル、低レベルであれば、これに応じて出力ライン0UT
1は、MOSFET 30及び31を介してビット線B
1に結合されることになる。
その結果、出力ラインOUT、は、第6図Eに示された
ように高レベルにされる。
時刻t4においてクロックパルスψ1が再び低レベルに
されるとこれに応じて第1マトリクス23の各出力ライ
ンA1ないしAmが再びプリチャージされる。
時刻t5においてクロックパルスψ2が低レベルにされ
ると、第2マトリクス24の各出力ライン0UT1ない
し0UTnが再びプリチャージされる。
本発明に係るMOSマトリクスは、セルファラインドゲ
ート構造を清し、かつスルーホールヲ必要としていない
ことから、単一ビット当りの占有面積が従来のものに比
し著しく小さくなることが理解される。
第7a図及び第7b図は同じ回路機能を遠戚するMO8
ICを夫々本発明の技術で形成した場合と従来の81ゲ
一トMO8製造技術で形成した場合の半導体チップサイ
ズ及び各回路ブロック毎の占有面積を比較して示してい
る。
即ち、本発明に係るMOSマトリクスを採用することに
よって、単なるセルファライン型の81ゲ一トMO8R
OMを採用した場合に比し、LSi中の比較的大面積を
占有するROM部分が約50%縮小され、結果として全
チップサイズが約20%小さくすることが可能となって
いる。
次に、第8a及びb図を下に本発明に係るROMの動作
速度について説明する。
第8b図に示す如きレシオレス回路を用いるため、RO
Mの出力レベルは二つの状態を有し、前記したようにプ
リチャージデータラインは低レベルを保持するか高レベ
ルにシフトする。
この場合、ROMの動作スピードは主としてプリチャー
ジされたデータラインが高レベルに推移するディスチャ
ージタイムtdに依存する。
第8a図は第8b図に示された48本のアドレスライン
を有し、48個のエンハンス又はデフリージョンMO8
FETが直列に接続されf、ニーMO8ROMのディス
チャージタイム(llltd)とエンハンスメントモー
ドの負荷MO8のゲートに供給されるクロックパルスの
振幅(横軸■。
p)との関係を測定したものである。
但し、ROMの出力キャパシタンスは約1.5pFとし
である。
この図よりディスチャージタイムが1゜5μsより小さ
く、特に電卓用ICとしては100 KHzのオーダー
の動作が可能であるので実用上全く問題はない。
以上まとめると本発明に係るROMは次の特徴を有して
いる。
(1) 本発明のROMは駆動素子としてエンハンス
メント型及びデプリーション型MO8FETで構成され
る。
(2)本発明のROMはサイズが著しく小さく、従来の
Siゲート構造のものに比し約50係縮小される。
(3)本発明のROMは現在広く用いられつつあるデプ
リーション負荷を用いたSiアゲ− MO8LSIとコンパチブルなプロセスで作られ得る。
(4)カスケードレシオレス回路が本発明のROMに適
用され得、動作速度のエスチメーションに充分な注意を
払うことによって極めて優れた特性をもったLSIが実
現できる。
第5図の実施例の回路は、少ない回路素子をもって構成
することができ、また確実な回路動作を行なう。
このことは次の説明から良く理解できるであろう。
例えばアドレスデコーダを、第5図の構成にかえて、第
1図に示されたような単位回路の複数個を使用する構成
にすることができるが、この場合は、第1図の単位回路
の出力の選択レベルかはゾ電源電圧の低レベルであり、
また非選択レベルかはゾ0ボルトの高レベルであるのに
対し、第2マトリクス24の入力の選択レベルが前記か
ら明らかなようにはマ0ボルトの高レベルであり、また
非選択レベルかはマ電源電圧のような低レベルであるこ
とが必要とされるので、インバータ回路による信号反転
が必要となる。
そのため、第2マトリクス24の入力数に対応したイン
バータ回路を設けなければならなくなってくる。
第5図の構成の場合、アドレスデコーダ23の選択レベ
ルかはVQボルトの高レベルでなり、非選択レベルかは
ゾ電源電圧の低レベルとなるので、上記のようなインバ
ータ回路を設けなくてすむ。
その結果、第5図の回路は少ない回路素子数でそれを構
成できる。
第5図のアドレスデコーダ23は、ROMマトリクスと
しての第2マトリクス24へ適切なレベルの信号を供給
する。
第5図の構成にかえて、例えば同図のアドレスデコーダ
23の負荷MO3FET 27のゲートにり1コツクパ
ルスψ1でなく電源電圧のような一定電圧を加えるよう
にする場合は、出力ラインの高レベルは、負荷MO8F
ETのコンダクタンスと、その出力ラインと回路の接地
点との間に直列接続された複数のMOSFETの全体の
コンダクタンスとの比によって決められるようになる。
この場合上記出力ラインと回路の接地点との間に直列接
続された複数のMOSFETのそれぞれのコンダクタン
スを充分に大きくすることがMOSFETの寸法等の制
限から困難となるので、上記出力ラインの高レベルを充
分な値にまで変化させることが困難となってくる。
その結果、第2マトリクス24を良好に駆動することが
できなくなってくる。
第5図の構成のアドレスデコーダは、それが実質的にい
わゆるレシオレス回路を構成しているので、良好なレベ
ルの高レベル信号を出力する。
従つて、第5図の回路は確実に動作する。
なお、以上述べた本発明の思想はプログラマブルロジッ
クアレイ、4相しシオレスダイナミック回路のような他
の複雑な論理回路にも適用できる。
従って、本願の権利範囲は前述した特定の実施態様に限
定されるものではないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のMO8ROMの基本回路図、第2a及び
b図は夫々従来のMO8ROMの一部拡大平面図及び断
面図、第3図は直列接続されたMOSFETによって構
成されたMO8ROMの基本回路図、第4a乃至C図は
第3図のMOS ROMを構成する集積回路の一部拡大
平面及び断面図、第5図は本発明に係るMOS ROM
の回路図、第6図は、第5図の回路の動作波形図、第7
a及びbは夫々本発明を採用したMO8LSIと従来技
術によるMOS L S Iとを比較するためのLSI
チップ上面パターン図、第8b図は実際に本発明のMO
8ROMを用いる場合の一回路例を示す図、第8a図は
第8bの回路における動作速度を測定した結果を示す図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 行列状に配置された第1の絶縁ゲート電界効果型ト
    ランジスタ群を含み、該トランジスタ群の選択されたも
    のはデプリーションタイプで、残りのものはエンハンス
    メントタイプに規定され、各行において前記絶縁ゲート
    電界効果型トランジスタは直列接続されてプリチャージ
    用絶縁ゲート電界効果型トランジスタを介して電源に接
    続され、各列においてそこに位置する前記絶縁ゲート電
    界効果型トランジスタのゲート電極は入力信号線によっ
    て共通接続されて成るアドレス・デコーダ回路部と、行
    列状に配置された第2の絶縁ゲート電界効果型トランジ
    スタ群を含み、該トランジスタ群の選択されたものはデ
    プリーションタイプで、残りのものはエンハンスメント
    タイプに規定され、各列において前記第2の絶縁ゲート
    電界効果型トランジスタ群は直列接続されてプリチャー
    ジ用絶縁ゲート電界効果型トランジスタを介して電源に
    接続され、各行においてそこに位置する前記第2の絶縁
    ゲート電界効果型トランジスタ群のゲート電極は入力信
    号線によって共通接続されて成るリード・オンリー・メ
    モリ回路部とを具備して成り、前記アドレス・デコーダ
    回路部の各行の出力信号が前記リード・オンリー・メモ
    リ回路部の前記各入力信号線にそれぞれ入力され、前記
    リード・オンリー・メモリ回路部の各列の直列接続回路
    の出力信号を取り出すように成したことを特徴とするリ
    ード・オンリー・メモリ回路。 2 前記リード・オンリー・メモリ回路部のプリチャー
    ジ用絶縁ゲート電界効果型トランジスタは複数列につい
    て共通接続されたものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のリード・オンリー・メモリ回路。 3 前記リード・オンリー・メモリ回路部の各列の直列
    接続回路の出力信号を選択的に取り出すための選択回路
    を具備して成る特許請求の範囲第2項記載のリード・オ
    ンリー・メモリ回路。
JP57137233A 1982-08-09 1982-08-09 リ−ド・オンリ−・メモリ回路 Expired JPS5831678B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57137233A JPS5831678B2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 リ−ド・オンリ−・メモリ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57137233A JPS5831678B2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 リ−ド・オンリ−・メモリ回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50107350A Division JPS5851427B2 (ja) 1975-09-04 1975-09-04 絶縁ゲ−ト型リ−ド・オンリ−・メモリの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860492A JPS5860492A (ja) 1983-04-09
JPS5831678B2 true JPS5831678B2 (ja) 1983-07-07

Family

ID=15193889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57137233A Expired JPS5831678B2 (ja) 1982-08-09 1982-08-09 リ−ド・オンリ−・メモリ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5831678B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5860492A (ja) 1983-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0535681B1 (en) Semiconductor body, its manufacturing method, and semiconductor device using the body
US4235010A (en) Semiconductor integrated circuit device composed of insulated gate field-effect transistor
US7167397B2 (en) Apparatus and method for programming a memory array
US7257017B2 (en) SRAM cell for soft-error rate reduction and cell stability improvement
US7253047B2 (en) Semiconductor processing methods of forming transistors, semiconductor processing methods of forming dynamic random access memory circuitry, and related integrated circuitry
US4122360A (en) Logic circuit using CMOS transistors
JPH1116363A (ja) スタティックram
US6295224B1 (en) Circuit and method of fabricating a memory cell for a static random access memory
US4183093A (en) Semiconductor integrated circuit device composed of insulated gate field-effect transistor
US4107548A (en) Ratioless type MIS logic circuit
JPH08316436A (ja) 半導体メモリ装置のパッド構造
US6445041B1 (en) Semiconductor memory cell array with reduced parasitic capacitance between word lines and bit lines
JPS61218159A (ja) 半導体集積回路装置
US4074238A (en) Semiconductor read-only memory
US4395646A (en) Logic performing cell for use in array structures
JPH0762960B2 (ja) 半導体回路
US4428067A (en) Precharge for split array ratioless ROM
JP3652668B2 (ja) 半導体集積回路
JPS5831678B2 (ja) リ−ド・オンリ−・メモリ回路
JPH0523000B2 (ja)
US4984058A (en) Semiconductor integrated circuit device
CA1079865A (en) Semiconductor integrated circuit device composed of insulated gate field-effect transistors
CA1079409A (en) Semiconductor integrated circuit device composed of insulated gate field-effect transistors
US9461161B1 (en) Memory element circuitry with minimum oxide definition width
JPH06243687A (ja) 半導体装置