JPS5831455B2 - タ−ビン型内燃機関 - Google Patents

タ−ビン型内燃機関

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Publication number
JPS5831455B2
JPS5831455B2 JP54-500066A JP50006679A JPS5831455B2 JP S5831455 B2 JPS5831455 B2 JP S5831455B2 JP 50006679 A JP50006679 A JP 50006679A JP S5831455 B2 JPS5831455 B2 JP S5831455B2
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JP
Japan
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row
casing
rotary wheel
blade
exhaust port
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JP54-500066A
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English (en)
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JPS55501010A (ja
Inventor
三郎 緒方
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Publication of JPS55501010A publication Critical patent/JPS55501010A/ja
Publication of JPS5831455B2 publication Critical patent/JPS5831455B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は内燃タービン機関の改良に関するものである。
背景技術 ピストン型内燃機関は、ピストンの往復運動に伴なって
振動が激しく、シかも排ガス弁は排気又は掃気工程の開
始時期よりも位相を進めて燃焼工程の終時期にオーバラ
ップして開かねば十分な掃気が出来ない問題があり、そ
のため燃料の完全燃焼を妨げ、熱効率を低下させる一因
となっている。
ガスタービン機関は、全周に翼列を設けた翼車(こ対し
、燃焼器から輸送管で導かれた燃焼ガスを高速噴射して
1駆動するから、ピストン型機関の上記問題は一応解決
される。
しかし機関の運転中は燃料を絶えず噴射して燃焼せねば
ならないため、ピストン型機関に較べて燃料消費量は多
量となり、しかも燃焼室には空気圧縮比にむらのない圧
力空気を常時送らねばならないため、強力な送風機と特
殊な燃焼器が必要となる問題がある。
発明の開示 本発明はガスタービン機関の回転車の衝動翼列を回転車
円周上の一部にだけ設け、円周残部にはケーシング内面
に接する円弧面を設け、燃焼室をケーシング上へ配備し
て、燃焼室(こ通過する噴射ノズルの先端を回転車の接
線方向(こ向は開口させ、回転車の翼列が噴射ノズルの
開口を通過するときのみ、燃焼室で爆発工程を行ない、
燃焼ガスを翼列へ直接に噴射して、翼に衝撃を加え回転
車を駆動するものである。
又回転車の回転軸上には第1役員列と同一位相位置(こ
反力具等の第2段以後の翼列を具えた翼列板を回転車と
並設し、各翼列の間にはケーシングOこ固定された案内
翼列を配設して、噴射ノズルから噴出し第1役員列から
流出する排ガスが有する運動及び圧力エネルギーを第2
段以後の翼列によって一層有効に利用するものである。
更にケーシングには回転車の翼列へ新気を送る送風口を
開設し、翼列中(こ残留する排ガスを掃気し、且つ噴射
ノズルから噴出する燃焼ガスの未燃成分を翼間で2次燃
焼させるものである。
本発明は燃焼室で発生する燃焼ガスの爆発力を回転車の
翼へ直接Gこ作用させて回転車を駆動するから、従来の
ガスタービンの如く燃焼器からダクトを通じて回転翼車
へ燃焼ガスを導くものと較べて格段に強力な回転力が得
られる。
回転車の半径を大きくする程、犬なる回転トルクが得ら
れる。
しかも燃焼室は、掃気−燃料噴射一点火燃焼の2サイク
ル点火機関と同様なサイクルを行ない、ガスタービンの
如く燃焼を継続するものではないから燃料消費量を節減
する許りでなく、送風口を通じて翼間へ新気を送り、翼
列中Gこ残留する排ガスを掃気することによって噴射ノ
ズルから噴出するガス中の未燃成分は翼列中で完全燃焼
させることが出来、大気汚染公害を低め且つアフターフ
ァイヤーの弊害を無くする等、多くの優れた特長を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る機関の縦断正面図、第2図は第1
図■−■線に沿う断面図、第3図は機関の正面図、第4
図は第1図に於てIV−IV線に沿って上側ケーシング
だけを取外し矢印方向に見た断面図、第5図乃至第8図
は本発明の内燃機関の作動原理を示す説明図である。 発明を実施するための最良の形態 内燃機関のケーシング49は、内部に回転車1を回転自
由ζこ軸受すると共に、上部に燃焼室10を配備してい
る。 回転車1は第1図、第2図に示す如く円周上の一部に衝
動具を多数並設した第1段板列2を形成する。 回転車1の両側に対向し、後述する噴射ノズル31から
排気孔50の範囲に亘って、周面に案内翼を列設し案内
翼列3を形成した静止翼列板4をケーシング中に配備す
る。 又回転車1の回転軸5上には第1段板列2と同一位相位
置に第2役員列6を有する翼列板7を取付ける。 必要に応じて第2役員列6の流出側へ更に上記と同様に
案内翼列、第3役員列を配備してもよい○ 翼形はガスタービンの翼理論に従って決めることが出来
、第1段板列2は衝動翼形、第2膜質列6以後は反力翼
形とするのが望ましく、案内翼列3は第1役員列から流
出するガス流の流出方向を転換し、次段の翼列6へ流入
させるものである。 回転車1及び回転翼列板7の円周上で、翼列2゜6を形
成しない部分は翼先端と同一半径の円弧面8に形成し、
更に第1段板列2の翼先端の両側には円弧面8と同一円
弧のつなぎ板9,9を固定して、円弧面8とつなぎ板9
,9とGこよって切れ目の無い真円を形成する。 燃焼室10は、ケーシング上に置いた匣体11と蓋体1
2との間に形成され、匣体11及び蓋体12は合せ面に
ガスケット13.14を介装してボルト15によってケ
ーシングへ気密に固定される。 燃焼室匣体11の下部にはノズル匣16が摺動可能に嵌
り、嵌合面にはバッキング17が嵌って、嵌合面の気密
が保たれている。 ノズル匣16の下端面は回転車1の円弧面8及びつなぎ
板9の円弧と同一円弧の凹曲面(こ形成されて、回転車
1の円周と密接する。 又ノズル匣16の上端面の外周部(こ対し、蓋体12及
び 体11を貫通して押え棒18の下端を当て、押え棒
18の上端と、蓋体12から突出せる受板19との間ζ
こバネ20を挿入して、ノズル匣16は回転車1の円周
上へ軽く圧しつけられる。 ケーシング49下部には潤滑室21を形成し、潤滑剤を
充填した室内へ多孔板22を摺動可能に嵌めて、多孔板
22上へ耐熱耐摩耗繊維23を取付け、多孔板22をバ
ネ24によって押上げ、回転車1の円弧面8及びつなぎ
板9の周面を常に潤滑している。 蓋体12、燃焼室 体11及びノズル 16の内部Oこ
は水室25,26,27を形成し、流入管28、流出管
29を接続して冷却水を循環させ、内部を水冷却してい
る。 燃焼室 体11の底壁Gこは燃焼ガスの噴出口30を開
設し、ノズル匣16には回電車1の接線方向に沿って傾
斜し前記噴出口30に連通ずる噴射ノズル31を開設す
る。 燃焼室10中にて匣体11の噴出口30の入口部に攪拌
壁63を突設し、室内を旋回する気流を乱して燃料と気
流との混合を促進する。 蓋体12上(こは圧縮空気流入口32を開設し、燃料噴
射ノズル33及び点火プラグ34を配備している。 圧縮空気流入口32には、圧縮空気管35が接続され、
圧縮空気管35の先端はアキュムレータ363こ接続さ
れて、圧縮空気を圧縮空気流入口32に導いている。 アキュムレータ36に対しては回転軸5に取付けた歯車
37で駆動されるコンプレッサー38が連結されており
、回転軸5が回転するとき圧縮空気をを作ってアキュム
レータ36に送っている。 圧縮空気流入口32には、弁39が摺動可能に配備され
、弁39より延ひた弁杆40の先端と受は台41との間
Gこバネ42を設けて、弁39を流入口32の閉じる方
向に付勢している。 又弁杆40の上方に、偏心カム43を備えたカム軸44
を回転可能(こ配備し、カム軸44は歯車45、チェノ
46を介して回転軸5に連繋されており、回転軸5の回
転に連動して弁杆40の上端を下圧し、圧縮空気流入口
32を適時開く。 燃料噴射ノズル33は、回転軸5上の歯車47に駆動さ
れる燃料ポンプ48に繁っており、又点火プラグ34は
同じく回転軸上の歯車47に連動する開閉器48aに繁
っており、回転軸5の回転にタイミングを合せて適当時
期に夫々燃焼噴射及びスパークを行なうものである。 ケーシング49の両側面には、噴射ノズル31に対し回
転車1の進行側Gこ、第2役員列の通過路に連通ずる排
気口50を開設しており、排気口50に接続される排気
管(図示せず)によって排気の放出がなされる。 又排気口50に対し更に進行側の位置には、ケーシング
49の周面へ第1役員列2の通過路Oこ連通ずる新気の
送風口51、ケーシング49の両側面へ最終段翼列6の
通過路に連通ずる排風口52を開設している。 送風口51には空気を圧送する新気圧送手段53が接続
される。 第2図、第3図に示す新気圧送手段53は、最終段の翼
列板7の側面Oこ設けた送風羽根54によって新気をケ
ーシング中央の吸込口55から吸入し、放出口56より
管路57を経て送風口51へ空気を圧送するものである
。 新気圧送手段53は、その他色々の変更が可能であって
、例えば送風口51を管路を介して前記アキュムレータ
36に接続し、コンプレッサー38で作られた圧縮空気
を送風口51へ送ることも出来る。 回転車1、静止翼列板4、第2役員列以後の翼列板7、
回転軸5は倒れも高温の燃焼ガスに接して熱せられるた
め、内部を中空(こ形成し、静止翼列板4には冷却水の
流入管28を分岐して接続し内部Gこ冷却水を流通させ
る。 又回転軸5は一端に回転継手58を設けて冷却水を軸中
(こ流入させ、回転翼列板7、回転車1の内部を流通し
て、回転軸他端の回転継手59から流出させる。 回転軸5は軸端の歯車60,61列によって出力軸62
を駆動するものである。 産業上の利用可能性 回転軸1の第1役員列2先端が送風口51を通過し、噴
射ノズル31の直前まで進行しているとき(第5図)、
送風口51からは翼列2中へ新気が吹込まれ翼列2,6
中に残留している排ガスを掃気して排風口52より押し
出し、翼間に新気を充満させている。 燃焼室10(こ於ては室内を充満する圧縮空気と燃料と
の混合気流中にて、点火プラグ34からスパークが発生
し、混合気流を点火して爆発を起す。 燃焼室10内での爆発(こより燃焼ガスの爆風は噴出口
30を経て噴射ノズル31より噴出し、回転車1の翼列
2を直接に衝撃して回転車1を駆動する(第6図)。 燃焼室10で爆発した燃焼ガスが回転車1の第1役員列
2を直撃するから、エネルギー損失は殆んどなく、回転
車1の直径が犬である程、回転トルクは増大出来る。 第1翼列2を直撃した燃焼ガスは翼間を充満している新
気と混合してガス中の未燃成分を翼列中(こて2次燃焼
させ、膨張力を増しながら案内翼列3へ流入し、方向転
換して第2役員列6へと流動する。 回転車1の回転によって第2役員列6が排気口50を通
過するとき、翼列中のガスは第2役員列へ反作用によっ
て回転力を加えながら排気口50から噴出し放出される
。 燃焼室10の噴射ノズル31から噴出した燃焼ガス中に
は未燃成分が可成り残留しているが、翼列2,6を通過
する間に新気と混合して2次燃焼し、未燃成分は消失す
るため、燃焼ガスを排気口50から放出しても大気汚染
の公害問題は低減され、又バツクファイヤーの弊害を防
止出来る。 回転車1の第1翼列2の大部分が噴射ノズル31を通過
して翼列後部の数枚の翼が噴射ノズル31の後方に残っ
ている状況のとき(第1図)、燃焼室10(こ於て弁3
9が偏心カム43によって押し下げられ、圧縮空気流入
口32を開いて、アキュムレータ364こ貯留していた
圧縮空気は空気管35を経て燃焼室10Gこ流入させ、
燃焼室10中の排ガスを噴射ノズル31から翼列2へと
押し出して、燃焼室10を掃気する。 回転車1の翼列中、最後の翼が噴射ノズル31を通過し
たとき(第8図)、円弧面8が噴射ノズル31を密閉し
、回転車1は回転を続けて翼列中での2次燃焼及び排気
を続ける。 燃焼室10では弁39が上昇して流入口32を閉じ、圧
縮空気を燃焼室10中に密閉する。 圧縮空気は流入口32から室内へ噴出し攪拌壁63Gこ
当って不規則な流動をしているが、燃料噴射ノズル33
から燃料が霧状に噴射されて圧縮空気流に混合し、第5
図の点火工程に戻るサイクルを繰返すものである。 本発明は上記第5図乃至第8図の工程を繰返し、燃焼室
10では点火、爆発、掃気、燃料噴射を行ない、爆発毎
に回転車1に衝撃を加えて、回転軸5を回転させ、出力
軸62を駆動するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周面の一部に翼列2、円周残部に翼列先端と略同−
    半径の円弧面8を具えた回転車1をケーシング49中(
    こ配備し、ケーシング49中には燃焼室10及び該燃焼
    室10(こ連通し回転車1に対し略接線方向Gこ開口す
    る噴射ノズル31を配備し燃焼ガスを回転車1の翼に噴
    射して回転車1を駆動する装置に於て、ケーシング49
    には噴射ノズル31の開口から回転車1の進行側の位置
    (こ排気口50、及び排気口50から更に進行側の位置
    に翼列2中へ新気を送入する送風口51及び排気口52
    を設けたことを特徴とするタービン型内燃機関。 2 請求の範囲第1項の内燃機関に於て、送風口51に
    はニアコンプレッサーが接続されている。 3 請求の範囲第1項の内燃機関に於て、回転車1の回
    転軸5には前記第1役員列2に並べて第2段以後の翼列
    6を具え、各翼列2,6間(こは夫々ケーシング(こ固
    定した案内翼列3を配備しており、送風口51は第1役
    員列2円周上(こ開口し、排風口52は最終段翼列6の
    流出側に対向して開口している。 4 請求の範囲第3項の内燃機関に於て、案内翼列3及
    び第2段以後の翼列6は第1役員列2の両側に配備され
    、排気口50及び排風口52は最終段翼列6,6の流出
    側(こ対向してケーシング49両側面Gこ開口している
JP54-500066A 1978-10-31 タ−ビン型内燃機関 Expired JPS5831455B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DK558178A DK558178A (da) 1978-12-12 1978-12-12 Kirurgisk instrument

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55501010A JPS55501010A (ja) 1980-11-27
JPS5831455B2 true JPS5831455B2 (ja) 1983-07-06

Family

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