JPS5830382A - ダストの処理方法 - Google Patents

ダストの処理方法

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JPS5830382A
JPS5830382A JP56128637A JP12863781A JPS5830382A JP S5830382 A JPS5830382 A JP S5830382A JP 56128637 A JP56128637 A JP 56128637A JP 12863781 A JP12863781 A JP 12863781A JP S5830382 A JPS5830382 A JP S5830382A
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JP
Japan
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slag
water
dust
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molten slag
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JP56128637A
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JPS6351755B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Goto
和之 後藤
Toshiharu Furukawa
俊治 古川
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダストの処理方法に関するものである。
更に詳しくは、電気集塵機で捕捉した廃棄物焼却炉、例
えば都市ゴミ焼却炉から発生するダストの処理方法に係
わるものである。
都市ゴミ、下水汚泥、鉱山や1川などから排出される廃
水の処理物等の各種廃棄物は焼却炉により焼却され、生
じた煉却灰は従来埋立などによシ処理されていた。しか
し埋立用地の確保の困難性の問題、含有される有害重金
属類が地中に溶出し埋立用地周辺を汚染して二次公害を
引起す恐れがあることなどから、最近では、例えばベー
スメタルを用いた電気アーク炉や直接通電式溶融処理炉
などにより溶融処理して固化する方法が祈案されている
。上記焼却炉によシ廃棄物を焼却する場合、発生する粉
塵(ダスト)は大気を汚染するので、湿式集塵機、電気
集塵機、バッグフィルターその他の各種型式の集塵装置
で捕捉されるが、例えば、電気集塵機で捕捉したダスト
中にはNaC1、KCIのような水溶性の塩類とCaO
、S i O2、Al u Oa +Fe20Bのよう
な水に不溶性の酸化物、およびAs+Cr+ Zn r
 Cd 、P b r Tl:gのような重金属類が含
捷れており、この重金属類は一般にハロゲン化物または
硫酸塩といった水に可溶性の形態のものが多い。
口たがってこのダストをその!!ま埋立地に埋めたので
は重金属類が地中へ溶出する恐れがあるので、やはり焼
却灰と同様、溶融処理して固化する方法がとられる。本
発明者等は焼却炉による廃棄物の焼却中に発生するダス
トの溶融処理につき種々検討したととろ、ダストを直接
通電式溶融処理炉によシ溶融処理する際、生成する溶滓
は上層と下層とが組成を異にしておシ、別個に出滓する
ことによりそれぞれの特性に応じた有効利用が可能でし
かも重金属類は無害化されることを見出し本発明に到達
した。すなわち本発明は廃棄物焼却炉から発生するダス
トを上下二段に溶滓排出口をそなえた直接通電式溶融処
理炉で処理し、生成した溶滓を水に可溶性成分を主体と
する上層の溶滓と、水に不溶性の成分を主体とする下層
の溶滓とに分別出滓することを特徴とするダストの処理
方法を要旨とするものである。
以下本発明を、本発明の適用される装置の一例を示す図
面に基づいて説明する。
第1図は直接通電式溶融処理炉の断面略図で、炉本体は
例えばZrOsの含有量の多いS i Oe−Al 2
08−Zr(h系の耐火材料(])により密閉構築され
ており、とれには廃棄物の焼却時に発生17だダストの
投入口(2)、排気管(3)、没入したダストの初期溶
融のだめの加熱装fiff例えば燃料ガス噴射ノズル(
4)、水平方向に出没自在な電極(5) (5)、上段
の溶滓排出口(6)、下段の溶滓排出口(7)などが設
けられている。なおこの2つの排出口(6) (7)は
炉体構造の許容範囲でなるべく落差をつけて設けらルる
」−記電極(5) (5)は電圧調整用電源トランス(
8)を通して交流電流が流され、ダストの投入口(2)
から投入されたダストが前記燃料ガス噴射ノズル(4)
からのガス加熱によシ溶融して、生成した溶滓(9)自
体が導体となシ、これにジーール熱を発生させ、内部加
熱により溶融状態を保持させる機能をなすものである。
その材料の代表例としてはモリブデン電極が、また他の
例として黒鉛、鉄、酸化スズ、タングステン電極などが
あげられる。
本発明は廃棄物例えば都市ゴミ、下水汚泥、鉱山や工場
排水の処理物等の焼却の際、発生するダスト、特に塩類
を多く含む廃棄物からのダストの処理に適用される。し
かして本発明は、直接通電式溶融処理炉のような無酸化
溶融の可能な処理炉で」二記のようなダストを溶融した
場合、生成する溶滓ではその上層部の組成はダスト中の
NaC1゜KClのような水に可溶性成分が主体で比重
は1.9〜2.1あυ、まだ下層部はCaO、5ins
 、 A120B 。
F e 20 sのような水に難溶性成分が主体で比重
は2.5〜2.7あるという知見に基づき、それぞれを
」;下二段に設けた炉本体の排出口から別個に出滓する
もので、これによシ後記する出滓後の有効利用のだめの
処理かやシ易くなるという効果を奏するものである。な
お含有される重金属類は処理中金属元素まで還元される
か、硫化物の形に変化し、上層部のNaC1、KCI 
などの水に可溶性成分を主体とする溶滓中にも、下層部
のCaO、5fOa +AI 20s + Fe 20
Bなどの水に難溶性成分を主体とする溶滓中にも溶出し
ない安全無害の形態となる。
本発明によシ、第1図の直接通電式溶融処理炉を用い廃
棄物焼却炉で発生したダストを処理するには、該ダスト
をダスト投入口(2)よシ炉本体へ入れて、初期溶融用
の燃料ガス噴射ノズル(4)よりガス加熱して、溶1、
鎖状態とし、溶滓(9)を形成させる。
との場合の溶滓(9)の温度は投入したダストの種類に
もよるが、およそ1200〜1350℃の範囲である。
その際、炉本体に取付けである電1i@ (5) (5
)を予め溶滓中に没入させ交流電流を通し、これを導体
として発生するジュール熱により溶融状態を維持させる
。このときの電流は投入したダストの性質にもよるが、
およそ700〜1200T借’/を被処理物の範囲であ
る。なおα0は順次投入されるダストの未溶融状態のカ
バリング層である。
次に生成した溶滓(9)の上層部を炉本体に設けられた
2つの排出口のうち、高い位置に設けられた排出口(6
)から出滓させ、水を満たしたビット(図示せず)に放
出する。これによシ主成分のNaCl TKCIといっ
た塩類は水に溶出する0また溶滓(9)のCaO、Al
zOs r 5iOz r Fe20s すどの水に難
溶性成分を主体とする下層部を炉本体に設けられた2つ
の排出口のうち、低い位置に設けられる溶r名排出口(
7)から出滓させ、無害化された重金属類と共に搬送固
化させる。
前記の溶滓排出口(6)よシ出滓させた上層部の溶滓は
水中に放出したときに主成分のNaC1、KCIなどの
塩類が溶出するので一部混入してくる水に不溶性の成分
(CaO、Sing + AIBOB 、 Fezes
  など)を沢別除去した上で、廃棄物焼却炉から得ら
れる廃熱等を利用して濃縮し、溶解度の温度依存性の違
い等を利用して、NaC1、KCI 等に分別し、例オ
ーばカリ肥料、Na0T−I製造用原料、起塞剤や凍結
防止剤などに再生利用される。また排出口(7)から出
滓された溶滓は固化されたのち砂などの細骨材として再
生利用される。
以上のべたように、本発明は廃棄物焼却炉から下層部に
分割出滓することを特徴とするものであシ、これにより
溶滓の爾後の有効再生を容易にすると共に、ダスト中に
含有される重金属類の無害化をはかるもので、廃棄物の
処理および再生事業に寄与するところ大なるものがある
実施例1 都市ゴミ焼却炉から発生する粉塵を電気集11S機で捕
捉し、第1表に示す組成からなるダストをイ!また○ 第1表 註1.欄外の(ト)は埋立基準値である。
註20重金属類の溶出試験は環境庁告示第14号によっ
た。
次に第1表のうち試料1を第1図に示す直接通電式溶融
処理炉により溶融処理し、溶滓排出口(6)から出滓し
た上層部の溶滓A、粋よび溶滓排出口(7)′から出滓
した下層部の溶滓Bについてそれぞれの組成を調査した
結果を第2表に示す。
$ 2表 以上の結果から」一層部の溶滓は水に可溶性の成分(N
aC1,、KC1々ど)が主体で;し)るのに対し、下
層部の溶滓は水に難溶性の成分(CaO、A 120n
 )Sins 、 Fe20aなど)であるととが四囲
らかであ実施例2 実施例1によって得られた、第1図に示す直接通電式溶
融処理炉の溶滓排出口(6)よシ出滓された主成分がN
aC1、KCI  などからなる上層部の溶滓から第2
図に示すフローに従ってKCIおよびNaC1を回収し
た。
すなわち、NaC1を飽和させ105〜110℃に加熱
した水溶液(11を渦だした溶解槽0→内に、」二記溶
滓をライン0υから投入し溶解攪拌した。水溶液03の
加熱は廃棄物焼却炉から発生する廃熱を利用した蒸気を
用いた。との場合、溶滓中のKCIの水に対する溶解度
はNaC1より犬でKCIは充分溶解した。これを移送
ポンプ(14)により配管00を通して、冷却槽θゆへ
送シ、冷却水、又はプライン冷却(11) により約10℃まで冷却した。この温度ではKCIの方
がNaC1よりも水に対する溶解度が小さく、r(C1
が析出するので分離機例えば遠心分#、機(17>で分
離し、純度が60〜70XのKClが回収された。
結晶−母液はNaC] 、 KCI の飽和液であシ移
送ポンプ(′lυによシ配管Qりを通して蒸気加熱装置
(転)によシ加熱し前記溶解槽@へ循環使用する。なお
、溶解槽0蹄では)(C1を含むNaC1が沈積するの
で随時抜き出し口(21>より抜出し回収した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の適用される直接通電式溶融処理炉
の一例を示す断面略図、第2図は実施例2の回収操作を
説明するフローシートである。 1・・・胴太材料   2・・・ダスト投入口3・・・
排気管 4・・・燃料ガス、噴射ノズル 5・・・電極     6,7・・・溶滓排出口8・・
・電源トランス 9・・・溶滓 10・・・カバリング槽 12・・・溶解槽1.4 、
18・・・移送ポンプ 16・・・冷却槽(12) 17・・・遠心分離機 20・・・蒸気加熱装置21・
・・抜出し口 代理人   弁理士 足 立  勉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 廃棄物焼却炉から発生するダストを上下二段に溶滓
    排出口をそなえた直接通電式溶融処理炉で処理し、生成
    した溶滓を水に可溶性成分を主体とする上層の溶滓と水
    に難溶性の成分を主体とする下層の溶滓とに分別出滓す
    ることを特徴とするダストの処理方法。 2 土層の溶滓が、KCIまたはNaC1を主体とする
    水に可溶性成分よりなり下層の溶滓が、Ca0−Al2
    O2・Fe2O8・SiO2を主体とする水に難溶性成
    分よシなる特許請求の範囲第1項記載のダストの処理方
    法。
JP56128637A 1981-08-17 1981-08-17 ダストの処理方法 Granted JPS5830382A (ja)

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JPS6351755B2 JPS6351755B2 (ja) 1988-10-14

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176408A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 Kubota Ltd 複合リングロ−ル
JPS6284217A (ja) * 1985-10-08 1987-04-17 Agency Of Ind Science & Technol ガラス溶融炉
JPH0299184A (ja) * 1988-10-04 1990-04-11 Daido Steel Co Ltd 重金属含有ダストの無害化処理方法

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