JPS5830343B2 - 耐磨耗性塗料 - Google Patents

耐磨耗性塗料

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JPS5830343B2
JPS5830343B2 JP14833379A JP14833379A JPS5830343B2 JP S5830343 B2 JPS5830343 B2 JP S5830343B2 JP 14833379 A JP14833379 A JP 14833379A JP 14833379 A JP14833379 A JP 14833379A JP S5830343 B2 JPS5830343 B2 JP S5830343B2
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年之 小川
順一 嶋田
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TOKYO SHIRIKOON KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱性で溶融性のあるパーフルオロアルコキシ
基を有するポリテトラフルオロエチレン樹脂(以下P、
F、A、と称する)、或はP、F、A、にポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂(以下 P、T、F、E、と相する)を混入した樹脂に固体潤滑
剤と耐熱性及び付着性を有する熱硬化性樹脂を混合し、
金属またはセラミックス及び一般に固体のすべり面周の
耐磨耗性塗料に関する。
固体の摺動部分のすべり面では摩擦損失が少なく、さら
に磨耗量が少ないことが要求される。
このため従来から各種の潤滑材料が用いられている。
これらの潤滑材料は大別すると次のように分類される。
(1) (a) 石油原油、シエール油及び石炭の
低温乾溜タールから精製される砿物油 (b) 動物油あるいは植物油などの脂肪油(e)
上記(a)と(b)との合成油としてグリースなどの
混合油 (2)低温用としてのシリコーン油、耐熱性、耐薬品性
のよいふっ素泊 (3J MoS2、石墨、金属酸化物を水又は油、グ
リースに分散させた固体潤滑剤 (4)鍍金、溶射、蒸着などによる表面硬化処理(5)
プラスチック製品化 (6)プラスチックコーティング 上記の分類を簡単に説明する。
(1)は耐食性、耐熱性、耐寒性に難点があるとともに
焼付などを発生し、従って一定のすべり面を保つことが
困難である。
(2)のシリコーン油は油性、ふっ素泊は粘度特性が劣
る。
(37は耐熱性は良いが高温で粉末となり、飛散する。
(1)、(2)、(3)のいずれもすべり面の環境汚染
が大きい。
(4)の処理を受けた部分の耐磨耗性は向上するが、相
手材料の磨耗やきすの発生が多(、嵌合精度が悪くなり
易く、かつこの処理のみでは摩擦抵抗が大きいの貰1)
又は(2)の併用が必要となる。
(5)の方法は汎用部品に多く採用されて来ているが、
金属製に比較しては機械的強度、寸法安定性が劣り、か
つ熱の放散が悪いので、精度の高い機械部品や苛酷な環
境下の使用はできない。
(6)の方法は金属やセラミックス、一般に固体の表面
に加工するので、機械的強度や寸法安定性の信頼度が高
(、加えて熱の放散は(5)よりもはるかによ(、また
加工材料も少量ですむ。
ことに(1)、(2)、(3)、(4)ではいづれも給
油機構を設けねばならず、その給油機構の保守管理は容
易でなく、また使用する潤滑剤の飛散による環境汚染、
すなわち機器各部の汚染、さらには公害問題が発生する
また(5)には前記のように機械的強度や寸法精度に難
点がある。
しかるに(6)の方法では無給油潤滑であるので前記の
諸問題の発生もなく、また機械的強度や寸法精度は保持
出来るので従来から各種の材料で検討され、P、T、F
、E、は最も優れているとされて来ていた。
しかしP、T、F、E、の塗料は加工性が悪く、更に機
械的強度が劣り、気孔の発生と傷が入りやすく、また耐
磨耗性が低い欠点があった。
本発明は前記の(3Jと(6)との組合せを考え、付着
性の良い熱硬化性樹脂に固体潤滑剤を分散させ、これに
塗膜形成材としてP、F、 A、或はP、F、A、にP
、T、F、E、を加えて、耐熱性を持ち、かつ低磨耗性
のすべり面周耐磨耗塗料である。
P、T、F、E、の構造式は で示される。
但Cは炭素、Fはふっ素、nは個数を示す。
この主鎖の一つにパーフルオロアルコキシ基が結合した
ものがP、F、A、であり、その構で示される。
但Rfはフルオロアルキル基で、0−Rfはパーフルオ
ロアルコキシ基である。
P、F、A、は溶融加工ができるP、T、F、E、とよ
ばれ非粘着性で、融点は302℃内至310℃、引張り
強さは100℃にて238 kg/crrxであり、し
かも連続使用温度260℃にて変化しないことが公知技
術として知られている。
またP、F、A。は化学的に安定で、通常の酸、アルカ
リ、酸化環元剤、ハロゲンや溶剤によってほとんど変化
せず、また耐熱性がすぐれていることも公知技術である
しかるにP、F、Aは前記の通り非粘着性であるため被
塗装物への接着性が悪い欠点を持っている。
本発明は前記の欠点を除去するために、耐磨耗性は劣る
が付着性にすぐれている熱硬化性樹脂を混合し、更に固
体潤滑剤を前記熱硬化性樹脂に予め分散して置くことに
よって得られる混合塗料を塗布し、焼付加工して焼付塗
膜を得ることによって、摩擦係数は少さく、耐熱性、耐
薬品性にすぐれたP、F、A、並びに分散内蔵している
固体潤滑剤を接着性のよい熱硬化性樹脂の三次元構造に
より被塗装物に密着させるものである。
すなわち本発明の塗膜は熱硬化性樹脂を混合したために
P、F、A、単体の塗膜よりは幾分劣るが、機械的強度
が劣り、傷の発生し易い欠点を有するP、 T、 F、
E、や他の潤滑剤に比べて耐磨耗性能はいちぢるしく
向上し、加えて相手摺動面に傷や損傷を与えないという
使用に際して有利、重要な特徴を有するもみでなく、密
着性のよい特徴を有するものである。
塗膜の形成には(1)P、F、A、を有機分散剤又は水
に溶解あるいは分散させる。
(2)熱硬化性樹脂の溶液又は粉末のみ又は更に固体潤
滑剤の粉末を別の有機分散剤又は水に溶解あるいは分散
させる。
(1)と(2)を適当な割合で混合すれば塗膜原料が得
られる。
P、F、A、 と熱硬化性樹脂及び固体潤滑剤がいづれ
も粉末の場合にはトライブレンド法により混合物を得て
塗膜原料とする。
混合には攪拌混合法、タンブラ混合法、シェーキング混
合法、超音波混合法、ボールミル混合法、ローラーミル
混合法のいづれを使用してもよいがP、F、A、の粒形
を傷つげないようにする。
また使用する溶剤、分散剤は熱硬化性樹脂の種類により
主として決定するが分散性、塗装性、皮膜形成能から最
終的決定をする。
被塗装物は焼付温度附近で劣化しないものであれば各種
金属、ガラス、陶磁器を含むセラミックス類、耐熱性プ
ラスチックスのように固体であれば形状、寸法にかかわ
らず塗装可能である。
ただ被塗装材の表面は塗装前に十分に洗浄しなげればな
らない。
洗浄には溶剤、酸、アルカリ、洗剤を用いた浸漬、シャ
ワー、バブリング、超音波洗浄、その他一般の洗浄法で
行なう。
その後更に塗膜と被塗装物との接着性を高めるために次
の処理をすることもある。
すなわち、サンドブラスト、ショツトブラスト、グリッ
ドブラスト、ホーニング、ペーパースクラッチ、ワイヤ
ースクラッチ、ヘアーライン処理、金属又はセラミック
スの溶射、アルマイト処理、ベーマスト処理、クラック
メッキ処理、化学エツチング、化成皮膜処理を加える。
塗装方法としては次の2種が主なるものである。
溶解又は分散させた場合には刷毛塗り、浸漬、エヤース
プレー、静電スプレー、ヘラ塗り、ローラーコTト、カ
ーテンコート、遠心力を利用したスピンコード、電気泳
動塗装を塗装方法とし、又P、F、A、 と熱硬化性
樹脂及び固体潤滑剤のそれぞれの粉末混合の場合には粉
末スプレー、静電スプレー、流動浸漬、静電流動浸漬、
プロバック、加圧成形を塗装方法とする。
上記のように塗装した後、乾燥すればP、F、A。
と熱硬化性樹脂及び固体潤滑剤の固形分のみかのこる。
この段階で更に重ね塗りをして必要な膜厚とすることも
できる。
本発明では一度塗りで150μmまでの塗膜形成が可能
である特徴を有する。
乾燥温度は溶剤の種類によって決定されるが粉末塗装の
場合には塗装後直ちに焼付処理が可能である。
焼付温度はP、F、A、の融点近くで320℃内至38
0℃が適当しており、これより高温にて行なうと耐磨耗
性が低下する。
焼付処理後放冷し、そのまま使用するか、または研磨、
切削加工、プレス処理を行なって、寸法精度や表面荒ら
さを所定のものとする。
耐磨耗試験は銘木松原式磨耗試験法を用い、無給油状態
でのスライド磨耗係数を下記の条件にて測定した。
試験片は40mmX 40imX 2mmのアルミニウ
ム板を用い、負荷−10kgycrA、すべり速度−3
0m/winの条件で、相手材はステンレスのSUS
304を使用し、試験片の表面をトリクロールエチレン
にて脱脂し、表面に各種類の塗膜を形成したものを試験
した。
以下図面の中の数値は上記の耐磨耗試験による耐磨耗係
数である。
上記摺動条件にて従来は磨耗係数がlOO×100−1
OcrlA・m以下であれば摺動材料として使用可能と
され、現在市販されている有機高分子系摺動材料の磨耗
係数は100 X 10−10cnv’に9−m前後の
ものが多く最もすぐれているとされている上記(6)の
プラスチックコーテングの場合でも40〜70 X 1
0−10i/kg、 mのものがあるのみである。
本発明の塗膜はIX 10XI 0−10cr/l/k
g−mの好結果を示している。
熱硬化性樹脂には現在十数種類あるが、いづれも耐熱性
にとみ、三次元網状構造を持ち、硬化して永久に不融、
不溶性となる特性を持ち、その構造から接着性が犬で塗
料並びに塗料基材として用いられている。
ポリアミドイミド樹脂(以下P、A、I、 と称する)
、ポリイミド樹脂(以下P、1.と称する)、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂はいづれも熱硬化
性樹脂0一つであり、それぞれ特質を有している。
P、A、1.の構造式は、Rをアルキル基として、で表
わされ、アミド結合とイミド結合が交叉している構造を
持つ樹脂で、適度の吸湿性を有するアミド結合を有する
のでたわみ性を持ち、電気絶縁1本材料として使用され
る。
P、I、の構造式は で表わされ、近年開発されたもので軟化点は700℃、
熱分解重量減はヘリウム中400℃で連続15時間でも
1.5%以下の微量であり、電気材料として使用される
エポキシ樹脂は分子内に2個以上のエチレンオ :キシ
ド結合(OH−CH2)、すなわちエポキシ基\1 0 ※※を有する
鎖状縮合体、およびそれをアミン、無水化物などによっ
て硬化した樹脂で、広く接着剤や塗料として使用され、
接着性はよい。
その構造式は で表わされ、R1とR2は置換基である。
この他に のものも使用できる。
RはHl CH3など。
* * ウレタン樹脂はブロックイソシアネートを用いた一
成分性の熱硬化型が好ましく、その構造式は一例として
、 を示す。
接着力は最も大きく耐水性もよいので塗料として用いら
れるが耐候性に劣る。
シリコーン樹脂で使用されるのはSiO2、CH35i
n3/!、(CH3) 2S io、(CH3) 3S
i 03Aの構造単位の共重合体であるメチルシリコ
ーンワニス、又は構造単位がCH35iO3/2、(C
H3) 2 S i O,C6H5S io3/2、(
C6H5) (CH3) 5iO1(C,H5)2Si
Oであるフェニルメチルシリコーンワニス及びこれらの
アルキド、フェノール、メラミン、エポキシ、ポリエス
テル、アクリル、ウレタン変性シリコーンワニスをも用
いる。
耐熱性、耐寒性、耐油性でしかも発水性を持ち、電気絶
縁材として用いられる。
固体潤滑剤としては前記(3Jのもの以外に顔料といわ
れる鉱物質、さらに有機質が金属と化合したレーキ顔料
を含み、一般に粉体として使用されるが、特定用途以外
では従来は粉体のため飛散し、環境汚染を発生する欠点
がある。
P、T、F、E、は摺動性に富むのですべり面塗群の基
材として用いられて来たが、前述の通りP、T、F、E
、の塗膜は気孔やきすを発生しやすく、従って機械的強
度が劣るため塗膜形成性が低く、塗膜性能が不安定でか
つ耐磨耗性も悪い。
しかしP、F、A、には良く混合するので、P、F、A
、 の溶融性をP、T、F、E、に加えたものはすべり
面周耐磨耗塗料として特徴ある塗料が得られる。
以下実測例を示す。
第1図は平均粒径35μnのP、F、A、を75重量%
、P、A、1.固形分を25重量%(但このP、A、1
.固形分中にM。
S2をP、A、I、単体の5重量%含有する)を混合し
た塗膜の顕微鏡写真の線図である。
aは断面図で斜線部分は被塗装材料である。
bは塗膜の表面の平面図である。いづれも焼付前の状態
である。
a′はaの、b′はbの焼付後の状態で、焼付前では白
い円1、焼付後では連続した白い部分1′がP、F、A
であり、黒い部分の焼付前2と焼付後2′がM。
S2を含有するP、A、I、である。
a′で被塗装材料の面3′にP、A、I、が密着してい
るのが2′で示されている。
耐磨耗性の試験は銘木、松原式磨耗試験機を使用し、無
給油状態でのスラスト磨耗を測定して磨耗係数を得た。
試片として40m1X 40mmX 2朋のアルミニウ
ム板をトリクロールエチレンにて脱脂後、以下記述する
各種の塗膜を形成して用いた。
試験条件は、(1)荷重は1 okg/ci、(2)す
べり速度は30m/M(3J相手材料はSUS’304
ステンレス材である。
上記条件で金属面が露出するまで試験し、露出した時の
定常磨耗量から磨耗係数(c11t/kg0m)を算出
1.f、−8第2図は平均粒径35μmの球状のP、F
:A、)にP、A、1.固形分(但し、この中にはP、
A、1.単体の5重量%の後記(7)lffi体潤滑体
上滑剤する)の添加重量%を横軸に、磨耗係数(X 1
0−10cril/kg 、 m )を縦軸に取った関
係を示す。
−×−で示す折線イは固体潤滑剤を無添加の場合で、す
なわちP、A、1.のみの場合を示す。
これにベンガラ(酸化第二鉄)を加えたものを一ム−で
示す折線口、カーボンを加えたものを−△−で示す折線
へグラファイトを加えたものを−・−で示す折線二、M
oS2を加えたものを一〇−で示す折線ホでそれぞれ示
しである。
これらの折線群からいづれの場合でもP、A、I。
が25添加重量%前後が最も小さい磨耗係数を与え、す
なわち最もよい耐磨耗性を示すことがわかる。
また固体潤滑剤を加えない折線イの25重量%の値が約
45 X l O−10cal/kg 、 mであるの
に対し、固体潤滑剤を添加したものは約2内至18倍耐
磨耗性が良く、一般のコーテング材料よりも100倍近
く良くなることがわかる。
最も耐磨耗性のすぐれたものは一〇−で示す折線ホのM
S2添加のもので2.5 x 10−10crtl/k
g −mの値が得られる。
MoS2の添加量はP、A、1.05重量%である。
第3図にその他の熱硬化性樹脂にMoS2をP、A、1
.の場合と同じく5重量%含有したときの熱硬化性樹脂
添加重量%と磨耗係数との関係を示しである。
図中−△−で示す折線ハはフェニル・メチル・シリコー
ン樹脂、−〇−で示す折線イはエポキシ樹脂とメラミン
樹脂との混合樹脂、・−で示す折線口はウレタン樹脂、
−ム−で示す折線二はウレタン樹脂をP、F、A、に加
えたときである。
この四本の折線の内、折線二を除くフェニル・メチル・
シリコーン樹脂、エポキシ樹脂とメラミン樹脂との混合
樹脂、ウレタン樹脂を添加したものは広い添加範囲で低
い磨耗係数を示す特徴を有する。
また第2図の折線ハに就いて、P、A、I、固形分の添
加が25重量%のものについてP、F、A。
の平均粒径と磨耗係数との関係を求めたのが第4図であ
る。
第4図から平均粒径が小さいもの程低い磨耗係数を示し
ている。
第5図はP、A、1.単体の5重量%のカーボンを含む
P、A、1.固形分を全量の25重量%とし、残りの7
5重量%をP、F、A、とP、T、F、E、としたとき
のP、F、A、 に対するP、T、F、E、の添加量
と磨耗係数との関係を求めたものである。
第5図からP、F、A、の70重量%までP、T、F、
E。
を置換しても磨耗係数は余り変化がないことがわかり、
これから特別に機械的強度を必要としないときにはP、
T、F、E、をP、F、A、 の70重量%まで置換し
ても使用可能なことが示される。
70重量%を超すと急激に耐磨耗性が減少する。
他の固体潤滑剤についても同じである。
第6図は第5図のカーボンの代りにMoS2を各熱硬化
性樹脂の5重量%づつを各熱硬化性樹脂に加えたものを
25重量%とし、残りの75重量%をP、F、A、とP
、T、F、E、とした場合にP、F、A、粉末に対して
P、T、F、E、粉末の混合重量%を変化したときの磨
耗係数とP、F、A、に対するP、T、F、E、混合重
量%との関係を示す。
−〇−で示す折線イはP、1.、−・−で示す折線口は
エポキシ樹脂とメラミン樹脂との混合樹脂、−×−で示
す折線/\はウレタン樹脂、−△−で示す折線二はフェ
ニルメチルシリコーン樹脂の熱硬化性樹脂を加えた場合
である。
第6図からP、1.とウレタン樹脂では70重量%、フ
ェニル・メチル・シリコーン樹脂テハ60重量%、エポ
キシ樹脂とメラミン樹脂との混合樹脂では80重量%以
上、P、F、A、にP、T、F、E。
を添加すると耐磨耗性が低下することがわかる。
次に実施例1〜11に就いて具体的に説明する。
実施例 1 平均粒径35μmの球状P、F、A、をジメチル・ホル
ムアミドとトルテンの混合液中に分散させ、次に市販の
P、A、1. ワニス中にM。
S2をP、A、1.単体に列して5重量%になるように
添加し、ボールミルにて混練り後、上記p、F、A。
分散液中に添加し、攪拌混合した。
このときP、A、1. とMoS2との混合固形分は
P、F、A。
に対して25重量%になるようにした。
本塗料を5PHC製ビデオデスク集光レンズホルダーの
内径11朋、長さ10朋の一端を閉じた状態にして、他
端から流し込み、ホルダー内に本塗料が満たされたどき
下端から流出させてホルダー内面を塗装した後、80℃
〜150℃にて25分間乾燥して、次に330℃で30
分間焼付処理をした。
この内面を更に切削加工して30μmの皮膜を残して使
用に供した処、製品はステックスリップ現象を示さず円
滑な摺動が得られ、その結果耐磨耗性が向上し、500
0時間以上の使用でも良好に作動している。
実施例 2 平均粒径70μmのp、F、A、樹脂粉末に対し、平均
ね径50μm以下のP、1.粉末を25重量%になるよ
うに混合した。
このP、 1.粉末はあらかじめP、I、単体に対し5
重量%のカーボンを含有している。
この混合粉末を350℃に加熱して、400朋X100
O朋X31ixmの鉄板に粉末吹付は塗装し、更に35
0℃にて30分間焼付をして約150μmの皮膜を得た
この板をリハビリテーション用ルームランニング装置の
ガラス繊維強化ナイロン製ランニングベルトとの摺動向
に使用した処、従来の硬質クロムメッキ板よりよい円滑
なすべり性が得られ、従って寿命も倍加し、塗膜の耐磨
耗性も良好であった。
実施例 3 平均粒径20μ扉のP、F、A、樹脂粉末をキジロール
とブタノールの混合溶剤中に分散させた分散液にエポキ
シ樹脂とメラミン樹脂との混合溶液中に添加して、固形
分比にてP、F、A、75重量%対エポキシ樹脂とメラ
ミン樹脂25重量%の混合塗料を作成した。
なおこのエポキシ樹脂とメラミン樹脂との混合溶液には
あらかじめこの混合溶液の固形分の5重量%のM。
S2が混入しである。前記混合塗料をアルミニウム製家
庭用ガスコック閉子にはけ塗りをし、80℃で乾燥後、
350℃にて30分間焼付処理して約70μm厚さの皮
膜を得た。
これをバイト切削をして厚さ40μmの皮膜として、無
給油状態で使用し、2万回以上の開閉をしたがガスもれ
もなく良好なすべり性が得られた。
実施例 4 平均粒径20μmのP、F、A、粉末をエポキシ樹脂と
尿素樹脂との混合焼付塗料の中に添加混合°し、P、
F、A、を70重量%に対し、前記混合焼付塗料を30
重量%の割合の塗料を作った。
なおエポキシ樹脂と尿素樹脂の混合焼付塗料固形分の5
重量%のM。
S2があらかじめ混入しである。このP、F、A、 と
エポキシ樹脂と尿素樹脂及びMoS2の混合塗料をジョ
ークプラスト処理をした直径4.651m1X長さ11
5關のセラミック製プランジャーに吹付塗装をし、80
℃で指触乾燥後、350℃にて20分間焼付処理を行い
、約50μmの厚さの皮膜を得た。
これをセンターレス研磨により30〜40μmの厚さと
し、薬液制御用プシンジャーとして使用した結果、耐薬
品性、すべり性、シール性ともに満足な結果が得られた
実施例 5 平均粒径20μmのP、 F、 A、樹脂を市販の熱硬
化性ウレタン塗料のキシレン溶液中に非イオン性界面活
性剤にて湿潤させて添加し、攪拌混合して粘稠塗料を作
成する。
この粘稠塗料にはP、F、A、樹脂の固形分の15重量
%がウレタン樹脂の固形分となっている。
またウレタン塗料ニはあらかじめウレタン塗料の固形分
の5重量%のMoS2が混入しである。
この混合した粘稠塗料を直径46n×長さ18Uの鉄製
ピストンの外周面にこのピストンを回転させなからへら
塗装をして80℃にて10分間乾燥した後に、330℃
にて15分間焼付をして、焼付皮膜の厚さ130μmを
得た。
この焼付処理後バイト切削にて厚さを50μmまで切削
し、浄化槽用コンプレッサーピストンとして使用した処
、従来のピストンリング使用に比べ性能が3倍以上向上
し、軽量でコンパクトにすることが可能となった。
実施例 6 平均粒径20μmのP、F、A、樹脂粉末をフェニル・
メチル・シリコーン樹脂のキシレン溶液中に添加混合し
、シリコーン樹脂固形分に対し70重量%のP、F、A
、樹脂を作成した。
なおこのフェニル・メチル・シリコーン樹脂には固形分
の5重量%のM。
S2をあらかじめ混入しである。この混合塗料をオート
バイ用鉄製クラッチ部品にスプレー塗装し、45μmの
厚さの焼付皮膜を得た。
これは80℃にて10分間乾燥後、330℃で15分間
焼付処理をした。
このクラッチ部品はグリースの使用なくして円滑な摺動
性を示し、耐食性もよく、従来の給油方式に比し、無給
油でありながらクラッチ作動がスムースになった。
実施例 7 平均粒径20μmのP、F、A、粉末と平均粒径10μ
m以下のP、T、F、E、粉末を3ニアの重量割合でト
ルエンとノルマルメチル・ピロリドンとの混合液に分散
させた分散液を市販のP、A、I。
ワニスのノルマルメチル・ビロリドントトルエンとの混
合液に添加混合し、P、F、A、樹脂とP、T、F、E
・、′樹脂の混合粉末の固形分に対し25重量%のP、
A、I、樹脂の固形分になるように調整した。
なおP、A、1.ワニスのノルマルメチル・ピロリドン
混合液にはP、A、1.の固形分の5重量%のMoS2
があらかじめ混入しである。
この調整した塗料を酸化アルミニウム粒にてプラスト処
理した直径30m1X長さ80皿のADC−12製の冷
凍機用コンプレッサーピストンにノズル口径1.2朋の
スプレーガンにて吹圧2 kg/cyifでスプレー塗
装し、90μmの厚さの焼付皮膜を得た。
乾燥は150℃で10分間、焼付は350℃で30分間
行った。
皮膜はバイト切削で40μm厚さとして使用した処、完
全に無給油状態で使用しても音は静かで、従来のピスト
ンリング使用の給油式に比べ、小型化、軽量化更にコス
トダウンが可能になり、かつメンテナンスの手間が無く
なるなど著しい利点と効果があった。
実施例 8 平均粒径70μmのP、 F、A、樹脂50.10μm
以下のP、T、 F、 E、樹脂50.5Qltm以下
のP、I、樹脂30の各重量での割合の混合粉末を作る
P、I、樹脂にはその固形分の5重量%のMoS2があ
らかじめ混入されている。
この混合粉末を350℃に加熱したステンレス製エスカ
レータの手すりゴムベルトの支持金具に粉末吹付塗装し
、更に350℃で40分間焼付して厚さ70〜100μ
mの皮膜を形成した。
この支持金具を連らねてエスカレータの手すりベルトの
支持具として使用した処、ベルトのステンクスリップが
なくなり、摩擦音も著しく低減し好結果を得た。
実施例 9 平均粒径20μmのP、F”、A、樹脂と10μm以下
のP、 T、F、 E、樹脂を5:5の重量割合で含む
キシレン分散液中にエポキシ樹脂と尿素樹脂との混合型
焼付塗料を添加混合して、P、F、A、樹脂とP、T、
F、E、樹脂の全固形分に対してエポキシ樹脂と尿素樹
脂との混合樹脂固形分が35重量%になるように調整し
た、エポキシ樹脂と尿素樹脂との固形分の5重量%のカ
ーボンをあらかじめエポキシ樹脂と尿素樹脂との混合物
に混入しである。
この調整した混合塗料を直径35關×長さ140mmの
鉄製ギヤシフト部品に吹付塗装し、60〜80℃で10
分間乾燥後、350℃で40分間焼付し、厚さ約40μ
mの皮膜を得た。
この部品を使用した結果ギヤ作動時に発生する衝撃音が
著しく少なくなり、無給油にて円滑なギヤ作動が確保さ
れた。
実施例 10 平均粒径20μmのP、 F、 A、樹脂と10μm以
下のP、T、F、E、を4=6の重量割合で含むキシレ
ン分散液に熱硬化型ウレタン塗料を添加攪拌混合し、P
、 F、 A、樹脂とP、T、F、E、樹脂の全固形分
に対し、ウレタン樹脂固形分が30重量%になるように
調整した塗料を作った。
ウレタン樹脂にはその固形分の5重量%のM。
S2があらかじめ混入している。
巾250imX長さ500關の鉄製エスカレータ用側壁
パネルをショツトブラストし、次にニッケル、アルミニ
ウム混合金属粉末をフレーム溶射処理し、その上に前記
塗料をスプレー塗装した。
乾燥は80℃で10分間赤外線乾燥を行い、320℃で
30分間焼付して厚さ50μmの皮膜を得た。
この塗装をしたパネルを連ねてエスカレータ側壁に設置
した処、くっとのすべり性がよくなり、耐磨耗性がよく
傷付きがほとんど認められない。
また従来の金属板使用のときに発生した足の巻き込み事
故の防止も可能で極めて重要である。
実施例 11 平均粒径20μmのP、F、A、樹脂30重量%に幻し
、10μ771以下のP、T、F、E、樹脂70重量%
を混合した粉末をキシレン溶液中に分散させ、この分散
液に市販のエポキシ変性シリコーン樹脂を添加混合し、
P、F、A、樹脂とP、T、F、E、樹脂の全固形分7
0重量%に幻してエポキシ樹脂変性シリコーン樹脂の固
形分30重量%になる塗料を作成した。
なおこのエポキシ樹脂変性シリコーン樹脂にはその5重
量%のM。
S2があらかじめ混入されている。
この塗料を直径80imX長さ115間の鉄製電算機プ
リンタロールに浸漬塗装し、80℃にて10分間乾燥後
320 ’Cにて20分間焼付して約60μmの塗膜を
得た。
この塗膜をセンターレス研磨に−て40〜50μmの厚
さとして使用した。
従来P、F、A、樹脂を混入せぬP、T、F、E、樹脂
のみの場合に比べて著しく耐磨耗性が向上した。
以上述べたように本発明は耐熱性と非粘着性及び溶解性
にすぐれたP、F、A、に、固体潤滑剤が分散している
熱硬化性樹脂を加え、熱硬化性樹脂のすぐれた付着性に
より、被塗装材料に焼付加工にて密着させ、耐熱性を持
ち、かつ低磨耗性で相手摺動面に傷や損傷を与えない特
徴を有するすべり面周耐磨耗性塗料を提供し、更にまた
摺動性ではP、F、A、よりすぐれてはいるが、気孔の
発生や傷が入りやすく機械的強度が劣るP、T、F、E
にP、F、A、を加え、P、F、A、の溶解性により上
記欠点を補完し、上記と同様に固体潤滑剤が分散してい
る熱硬化性樹脂を加えて摺動性に特徴を有する耐熱性、
低磨耗性のすべり面周耐磨耗性塗料を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は塗膜の焼付前後の顕微鏡写真線図、第2図は磨
耗係数とP、A、I、固形分重量%、第3図は磨耗係数
と熱硬化性樹脂重量%、第4図は磨耗係数とP、F、A
、平均粒径(μm)、第5図は磨耗係数とP、T、F、
E、固形分重量%(但しカーボン)、第6図は磨耗係数
とP、T、F、E、固形分重量%(但しM。 S2)である。1.1′・・・・・・P、F、A、粉末
、2,2’、γ・・・・・・熱硬化性樹脂、3 、3’
・・・・・・すべり面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パーフルオロアルコキシ基を有するポリテトラフル
    オロエチレン樹脂と固体潤滑剤と熱硬化性樹脂とからな
    るすべり面周耐磨耗性塗料。 2 熱硬化性樹脂としてポリアミドイミド樹脂を用いた
    特許請求の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 3 熱硬化性樹脂としてポリイミド樹脂を用いた特許請
    求の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 4 熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を用いた特許請求
    の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 5 熱硬化性樹脂としてウレタン樹脂を用いた特許請求
    の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 6 熱硬化性樹脂としてシリコーン樹脂を用いた特許請
    求の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 7 パーフルオロアルコキシ基を有するポリテトラフル
    オロエチレン樹脂とポリテトラフルオロエチレン樹脂と
    固体潤滑剤と熱硬化性樹脂とからなるすべり面周耐磨耗
    性塗料。 8 熱硬化性樹脂としてポリアミドイミド樹脂を用いた
    特許請求の範囲第7項記載の耐磨耗性塗料。 9 熱硬化性樹脂としてポリイミド樹脂を用いた特許請
    求の範囲第1項記載の耐磨耗性塗料。 10 熱硬化性塗料としてエポキシ樹脂を用いた特許
    請求の範囲第7項記載の耐磨耗性塗料。 11 熱硬化性塗料としてウレタン樹脂を用いた特許
    請求の範囲第7項記載の耐磨耗性塗料。 12 熱硬化性樹脂としてシリコーン樹脂を用いた特
    許請求の範囲第7項記載の耐磨耗性塗料。
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