JPS5829568B2 - 2ビ−ム1電子銃陰極線管 - Google Patents

2ビ−ム1電子銃陰極線管

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JPS5829568B2
JPS5829568B2 JP54159008A JP15900879A JPS5829568B2 JP S5829568 B2 JPS5829568 B2 JP S5829568B2 JP 54159008 A JP54159008 A JP 54159008A JP 15900879 A JP15900879 A JP 15900879A JP S5829568 B2 JPS5829568 B2 JP S5829568B2
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ray tube
electrodes
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    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小形にして高感度な2ビーム1電子銃陰極線管
に関し、更に詳細には、スクリーン有効域内でのフォー
カスの均一性を良好にすることが可能な2ビーム1電子
銃陰極線管に関するものである。
2つの電子ビームによって2つの観測波形を蛍光スクリ
ーン上に表示し観測することを主な目的とした2ビーム
1電子銃陰極線管は、例れば本願出願人の特許出願に係
わる特開昭53−17057号公報で公知であり、原理
的には第1図に示すように、カソード1、第1グリッド
電極即ち制御格子電極2、第2グリッド電極即ち加速電
極3、一対の輝度調整電極4,5、第1静電四極レンズ
6、第2静電四極レンズ7、リミッティングアパーチャ
電極8、第1及び第2の対の垂直偏向板9,10、第3
静電四極レンズ11.一対の水平偏向板12、偏向拡大
電界形成用ドームメツシュ電極13、及び蛍光スクリー
ン14を順次に配置することによって構成されている。
尚15は真空外壁、16は第1の電子ビーム、17は第
2の電子ビームである。
この陰極線管に於いて、カソード1、制御格子電極2、
及び加速電極3によって放射された電子ビームは、第1
静電四極レンズ6及び第2静電四極レンズ1で発散及び
集束されて、リミッティングアパーチャ電極8に達し、
この電極8に開けられた2つの穴により2つの電子ビー
ム16.17に分けられる。
第1図で無偏向時のビーム軌跡によって説明的に示され
た第1及び第2の電子ビーム16.17は、第1及び第
2の対の垂直偏向板9.10で夫々偏向されて第3静電
四極レンズ11に入り、ここで偏向拡大作用を受け、各
ビーム16.17に共通な水平偏向板12とドームメツ
シュ電極13とを通過して蛍光スクリーン14に結像す
る。
この際、電子銃の組立精度により、2つの電子ビーム1
6.17に輝度差があれば、一対の輝度調整電極4,5
の電圧を調整して輝度バランスをとる。
同第1及び第3静電四極レンズ6.11は鎖線で説明的
に示す如く水平軸方向に例えば凸レンズ作用を有し、垂
直軸方向に例えば凹レンズ作用を有する。
また第2静電四極レンズ7は水平軸方向に例えば凹レン
ズ作用を有し、垂直軸方向に例えば凸レンズ作用を有す
る。
ところで、上述の如く構成された2ビーム1電子銃陰極
線管では、蛍光スクリーン14の垂直方向に於ける上と
下とで集束電圧が異なり、例えば下でフォーカスをとれ
ば上で甘くなり、上でフォーカスをとると下で甘くなる
ことが判った。
この様な現象が生じるのは、第1の対の垂直偏向板9が
管軸より上側に配置され、第2の対の垂直偏向板10が
管軸より下側に配置されているためと考えられる。
即ち、この様な配置であれば、第1の対の垂直偏向板9
で上方向に偏向された電子ビームは第3静電四極レンズ
11の中を管軸とほぼ平行な状態で通過し、通過距離が
比較的短いのに対して、下方向に偏向された電子ビーム
は第3静電四極レンズ11の中を斜めに通過し、通過距
離が比較的長くなり、後者の下方向偏向の方が第3静電
四極レンズ11の作用を強く受け、蛍光スクリーン14
の上と下とでフォーカスの違いが生じるためと考えられ
る。
第2の対の垂直偏向板10による電子ビーム偏向の場合
についても全く同様に考えることができ、下方向に偏向
された電子ビームは第3静電四極レンズ11の中を管軸
とほぼ平行に通過し、通過距離が比較的短いのに対し、
上方向に偏向された電子ビームは第3静電四極レンズ1
1の中を斜めに通過し、通過距離が比較的長くなり、後
者の上方向の偏向の方が第3静電四極レンズ11の作用
を強く受け、蛍光スクリーン14の上と下とでフォーカ
スの違いが生じる。
又従来の2ビーム1電子銃陰極線管に於いて電子銃の組
立精度が悪いと、2つの電子ビーム16゜17の間にフ
ォーカスの違いが生じ、これを補正することが出来なか
った為に陰極線管の製作歩留りの低下が生じた。
そこで、本発明の目的はスクリーンの有効域内でのフォ
ーカスの均一性を良くすることが可能な2ビーム1電子
銃陰極線管を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、少なくとも、カソ
ード、制御格子電極、加速電極、第1静電四極レンズ、
第2静電四極レンズ、2組の対の垂直偏向板、第3静電
四極レンズ、対の水平偏向板、及びスクリーンを順次に
有する2ビーム1電子銃陰極線管に於いて、前記2組の
対の垂直偏向板と前記第3静電四極レンズとの間に、所
望のフォーカス補正電圧が印加される一対のフォーカス
補正電圧を設けると共に、該一対のフォーカス補正電極
の対向間隔領域の両側に、対向する一対のシールド電極
を設け、且つ前記一対のフォーカス補正電極の一方を電
子ビーム通過領域の垂直軸方向での上に配置し、前記一
対のフォーカス補正電極の他方を前記電子ビーム通過領
域の垂直軸方向での下に配置したことを特徴とする2ビ
ーム1電子銃陰極線管に係わるものである。
上記本発明によれば、一方の垂直偏向板で上方向に偏向
された電子ビームに対してはフォーカス補正電極間の上
部の電界で四極レンズ作用が働き、下方向に偏向された
電子ビームに対しては該ビームがフォーカス補正電極間
の中心附近を通過するために四極レンズ作用が殆んど働
かない。
同様に他方の垂直偏向板で下方向に偏向された電子ビー
ムに対してはフォーカス補正電極間の下部の電界で四極
レンズ作用が働き、上方向に偏向された電子ビームに対
しては該ビームがフォーカス補正電極間の中心附近を通
過するために四極レンズ作用が殆んど働かない。
従って、フォーカス補正電極に印加する電圧を調整すれ
ば、一方の垂直偏向板で偏向されて第3静電四極レンズ
を通過する電子ビームの軌跡の差による四極レンズ作用
の差を、フォーカス補正電極間の電界による四極レンズ
作用で補正することが出来る。
同様に他方の垂直偏向板で偏向されて第3静電四極レン
ズを通過する電子ビームの軌跡の差による四極レンズ作
用の差も、フォーカス補正電極間の電界による四極レン
ズ作用で補正することが出来る。
このため、2ビ一ム1電子銃形式の陰極線管であっても
フォーカスの均一性を良好にすることが可能になる。
以下、第2図及び第3図を参照して本発明の1実施例に
係わる2ビーム1電子銃陰極線管について述べる。
但し、符号1〜17で示すものは、第1図で同一符号で
示したものと実質的に同一であるので、その説明を省略
する。
第2図において、2組の垂直偏向板9,10と第3静電
四極レンズ11との間にフォーカス補正装置18が設け
られている。
このフォーカス補正装置18は第3図に示す拡大断面図
から明らかなように、対向する一対のフォーカス補正電
極19.20と、フォーカス補正電極19.20の対向
間隔領域21の両側に配置された一対の平面シールド電
極22,23とから戒る。
そして、電子ビーム通過領域の垂直軸方向での上に配置
された第1のフォーカス補正電極19は外部リード端子
19aを介して第1のフォーカス補正電圧供給回路24
に接続され、また電子ビーム通過領域の垂直軸方向での
下に配置された第2のフォーカス補正電極20は外部リ
ード端子20aを介して第2のフォーカス補正電圧供給
回路25に接続されている。
尚、対向する一対のフォーカス補正電極19.20及び
対向する一対の平面シールド電極22.23は金属平板
で夫々形成されている。
第3図に於いて対向する一対のフォーカス補正電極19
.20の相互間隔は、有効偏向領域で垂直方向に最大に
偏向された第1及び第2の電子ビーム16,17の通過
を許容する距離以上に設定され、且つ一対の電子ビーム
16.17のフォーカス補正を夫々のフォーカス補正電
極19.20で独立に行うことが出来るように設定され
ている。
また対向する一対の平面シールド電極22 、23の相
互間隔は、この間を通過する電子ビーム16゜11の径
の数倍程度に設定され、一対の平面シールド電極22.
23の垂直方向(上下方向)の幅は有効偏向領域で垂直
方向に最大に偏向された第1及び第2の電子ビーム16
,17を覆う程度に設定されている。
即ちシールド電極22.23の幅は少なくとも電子ビー
ム16.17の有効偏向量を覆うことが出来る程度に設
定されている。
この結果、一対のフォーカス補正電極19 、20の間
隔は一対のシールド電極22.23の電極よりも十分に
大きくなり、4枚の電極で囲まれた長方形の対向間隔領
域21が形成される。
第3図に示すように配置されたフォーカス補正装置18
に於いて、一対の平面シールド電極22゜23の電位を
各垂直偏向板9,10の無偏向時の電位と等しい0ボル
トとし、第1のフォーカス補正電極19にポテンショメ
ータ形式の第1のフォーカス補正電圧供給回路24から
+■1ボルト、第2のフォーカス補正電極20にポテン
ショメータ形式の第2のフォーカス補正電圧供給回路2
5から+■2ボルトを印加すると、等電位線26.27
が生じ、各等電位線26,27に直角に働く電界が矢印
28.29で示すように生じる。
尚各矢印28.29の方向は電界の方向を示し、その長
さは電界の大きさを示す。
この際、+■□−+■2に設定すれば、対向間隔領域2
1の上半分と下半分とに対称的な電界が形成され、中心
附近の補正電界が最も弱く、フォーカス補正電極19.
20に近づくに従って電界が強くなる。
ところで、電子ビーム通過領域となる対向間隔領域21
は、2組の垂直偏向板9,10に隣接して設けられてい
るので、この領域21の路上半分が第1の垂直偏向板9
で偏向されたビームの通過領域となり、略下半分が第2
の垂直偏向板10で偏向されたビームの通過領域となる
従って、第1の垂直偏向板9で上方向に偏向した第1の
電子ビームは第1のフォーカス補正電極19に近い領域
を通過し、第1のフォーカス補正電極19の作用を強く
受け、水平方向(左右方向)に圧縮され、垂直方向(上
下方向)に発散されると共に、ビーム位置が少し上にず
れる。
これに対してこの第1の垂直偏向板9で下方向に偏向し
た第1の電子ビームは対向間隔領域21の中心附近を通
過し、第1のフォーカス補正電極19の作用を殆んど受
けず、勿論第2のフォーカス補正電極20の作用も受け
ない。
このように、上方向偏向時には対向間隔領域21のフォ
ーカス補正電界によって上下方向は凹レンズ、左右方向
は凸レンズの四極レンズ作用が電子ビームに働き、前述
した第3静電四極レンズ11に於いて通過距離の差によ
って生じるレンズ作用の差を補正することが出来る。
即ち第3静電四極レンズ11では上方向偏向ビームが下
方向偏向ビームより弱いレンズ作用を受けるが、フォー
カス補正電極19.20の対向間隔領域21では逆に上
方向偏向ビームが下方向偏向ビームよりも強いレンズ作
用を受けるので、第3静電四極レンズ11での不足分を
補償することが出来る。
このため、フォーカスの均一性が良くなる。同様に、第
2の垂直偏向板10で下方向に偏向した第2の電子ビー
ムは第2のフォーカス補正電極20の近傍を通過し、第
2のフォーカス補正電極20の作用を強く受け、上方向
に偏向した第2の電子ビームは対向間隔領域21の中心
附近を通過し、第2のフォーカス補正電極20の作用を
殆んど受けない。
従って、第2の電子ビームに対しても、第1の電子ビー
ムと同様な補正効果が生じ、フォーカスの均一性が良く
なる。
上述の如きフォーカスの補正は、第2図に示す第1及び
第2のフォーカス補正電圧供給回路24゜25の電圧を
変化させることによって行う。
即ち、第1及び第2のフォーカス補正電圧供給回路24
゜25の電圧を零又は適当な値に設定し、第1及び第2
の電子ビーム16.17の垂直方向偏向によるフォーカ
スの均一性を調べる。
例えば第1及び第2のフォーカス補正電極19.20の
電位が零ボルトの場合には、実質的に何んらの補正作用
が働かないので、スクリーン14の上と下とでフォーカ
ス状態が異なる。
そこで、電圧可変型の第1及び第2のフォーカス補正電
圧供給回路24゜25から供給する電圧を調整しつつス
クリーン14の垂直軸方向でのフォーカスの均一性を調
べ、最良なフォーカスの均一性が得られた点でフォーカ
ス補正電圧供給回路24.25の電圧即ち第1及び第2
のフォーカス補正電極19 、20の電位を固定する。
今、カソード電位を一2500ボルト、一対のシールド
電極22.23の間隔を5 mm %一対のフォーカー
ス補正電極19 、20の間隔を15mmとし、且つ第
1の電子ビーム16と第2の電子ビーム17との間に組
立精度によるフォーカス条件の違いがない場合には、第
1及び第2のフォーカス補正電極19.20の電位子■
1及び+■2を夫夫約20ボルトとすることによって比
較的良好なフォーカスの均一性が得られた。
また後述するように第1の電子ビーム16と第2の電子
ビーム17との間でフォーカス条件の差がある場合には
、第1のフォーカス補正電極19の電位子■1と第2の
フォーカス補正電極20の電位子■2との間に10ボル
ト以下の電位差を持たせることによってフォーカス条件
の差が補正された。
本装置では第1のフォーカス補正電極19と第2のフォ
ーカス補正電極20とが互に独立している。
このため、第1及び第2の電子ビーム16゜17に対す
るフォーカス条件のバラツキの補正を行うことも可能で
ある。
即ち電子銃の組立精度により、一般には第1の電子ビー
ム16と第2の電子ビーム17とのフォーカス条件に違
いが生じ、例えば第1の電子ビーム16をフォーカスさ
せた時に、第2の電子ビーム17のフォーカスが悪くな
り、逆に第2の電子ビーム17をフォーカスさせた時に
第1の電子ビーム16のフォーカスが甘くなる。
そこで本装置では上述の如くフォーカス条件が異なる場
合に、第1のフォーカス補正電極19の電位子■1と第
2のフォーカス補正電極20の電位子■2とを異なる電
位とし、第3図に示す上半分の等電位線26と下半分の
等電位線27との分布に差を持たせて第1及び第2の電
子ビーム16.17の両方を略同−状態にフォーカスさ
せる。
上述から明らかなように、本実施例によれば、2ビーム
1電子銃陰極線管のために特殊な状態に2組の垂直偏向
板9,10を配置することによって生じる垂直方向に於
けるフォーカス状態の差を、比較的容易に補正し、蛍光
スクリーン14の有効域内でのフォーカスの均一性を良
好にすることが出来る。
また第1のフォーカス補正電極19と第2のフォーカス
補正電極20とが独立しているので、電子銃の組立精度
のバラツキのために、第1の電子ビーム16と第2の電
子ビーム17との間にフォーカス条件の差が生じても、
これを容易に補正することが出来る。
これにより、従来では第1の電子ビーム16と第2の電
子ビーム17との間にフォーカス条件の差のために不良
品とするような組立精度の陰極線管であっても、良品と
して使用することが可能となり、歩留りを大幅に向上さ
せることが出来る。
以上、本発明の1実施例について述べたが、本発明は上
述の実施例に限定されるものではなく、更に変形可能な
ものである。
例えば、ドームメツシュ電極13の代りに平面メツシュ
電極を設けたものにも適用可能である。
またメツシュ電極13を設けない形式の陰極線管にも適
用可能である。
また後段加速電極、別な電子レンズ等を更に設ける陰極
線管にも勿論適用可能である。
また実施例ではシールド電極22.23の電位を、各垂
直偏向板9,10の対の一方の板の電位と対の他方の板
の電位との中間電位である零ボルトとしたが、必要に応
じて零ボルト以外の電位としてもよい。
また実施例では第1及び第2のフォーカス補正電極19
.20を互に独立させているが、もし2つのビーム16
.17にフォーカス条件の差が生じない場合には、補正
電極19 、20を陰極線管の内部又は外部で電気的に
共通接続してもよい。
また実施例では第1及び第2のフォーカス補正電圧供給
回路24.25をフォーカス調整後に波形観測装置の内
で半固定しているが、必要に応じて摘みを設けて再調整
可能なように構成してもよむ)。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2ビーム1電子銃陰極線管を説明的に示
す断面図、第2図は本発明の1実施例に係わる2ビーム
1電子銃陰極線管を説明的に示す断面図、第3図は第2
図の■−■線に於けるフォーカス補正部分の拡大断面図
である。 尚図面に用いられている符号において、1はカソード、
2は制御格子電極、3は加速電極、4゜5は一対の輝度
調整電極、6は第1静電四極レンズ、7は第2静電四極
レンズ、8はリミッティングアパーチャ電極、9,10
は第1及び第2の対の垂直偏向板、11は第3静電四極
レンズ、12は一対の水平偏向板、13はドームメツシ
ュ電極、14は蛍光スクリーン、15は真空外壁、16
は第1の電子ビーム、17は第2の電子ビーム、19は
第1のフォーカス補正電極、20は第2のフォーカス補
正電極、21は対向間隔領域、22゜23は平面シール
ド電極、24は第1のフォーカス補正電圧供給回路、2
5は第2のフォーカス補正電圧供給回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、カソード、制御格子電極、加速電極、
    第1静電四極レンズ、第2静電四極レンズ、2組の対の
    垂直偏向板、第3静電四極レンズ、対の水平偏向板、及
    びスクリーンを順次に有する2ビーム1電子銃陰極線管
    に於いて、前記2組の対の垂直偏向板と前記第3静電四
    極レンズとの間に、所望のフォーカス補正電圧が印加さ
    れる一対のフォーカス補正電極を設けると共に、該一対
    のフォーカス補正電極の対向間隔領域の両側に、対向す
    る一対のシールド電極を設け、且つ前記一対のフォーカ
    ス補正電極の一方を電子ビーム通過領域の垂直軸方向で
    の上に配置し、前記一対のフォーカス補正電極の他方を
    前記電子ビーム通過領域の垂直軸方向での下に配置した
    ことを特徴とする2ビーム1電子銃陰極線管。 2 前記陰極線管は、前記水平偏向板と常記スクリーン
    との間にメツシュ電極を有するものである特許請求の範
    囲第1項記載の2ビーム1電子銃陰極線管。 3 前記一対のフォーカス補正電極は、互に独立した電
    圧を印加することが可能なように互に独立した電極であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の2ビーム1電
    子銃陰極線管。
JP54159008A 1979-12-07 1979-12-07 2ビ−ム1電子銃陰極線管 Expired JPS5829568B2 (ja)

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