JPS5828682A - 腕時計ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は腕時計ケースに関するものであり、更に詳しく
は金属強化カラスを使用した腕時計ケースに関するもの
である。

一般ｒｃ、ａき時計や掛時計では既に非金属材料をケー
スに使用して、その装飾性、デザインの自由度を高めて
いるが、腕時計の場合には強度上や加工上の面から非金
属材料として実用されているのハ少なく、プラスチック
プどは比較的多用されてはいるが、どうしても質感に乏
しく高級な腕時計には向かない。

本発明では海綿状の骨格構造をもつ金属多孔体にガラス
を充てんしｔ金属強化ガラスを使用することにより、装
飾性豊かな高級感のある腕時計ケースを実用に供するこ
とができる。

以下詳細に説明する。

海綿状の骨格構造をもつ金属多孔体（海綿状金属または
発泡金属などと呼ばれるが以下海綿状金属という。］と
ＦｉＳ次元的に均一な網目状の海綿状構造をもつ金属で
、従来の情緒多孔体と異なりその空孔は連通し、非常に
大きな空孔率をもたせることが可能であり、最大９８チ
の空孔率が可能である。しかし非常に大きな空孔率をも
つにもかかわらず応力集中をうけに〈＜、見かけ密＆に
比例した強度を持っている。

海綿状金属の製造方法としては糧々あるが発泡樹脂の骨
格表面にめっきをする方法が最も工業的であり、Ｎｉ、
Ｃｕ、Ｉｒｅ、Ａｇ、Ｐｔ　　およびその合金が海綿状
金属として開発さｎており、スピーカー、触媒、電磁波
シールド材、フィルターなどに実用化されている。

この海綿状金属は曲げ、切断、絞り、加工などもでき、
種々の形状に加工できる。

一方、低融点ガラスに耐熱無機顔料を混合し、彩色した
エナメルガラス、あるＩｎ１ｉ基礎となるガラスに着色
元素がイオンとして溶解しているが、金、優、銅などの
金属がガラス中に原子状、分子状ま７′２：けコロイド
状罠分散した色ガラスなどの有色ガラスは装飾的価値が
大きく、装飾品に多用される。

このエナメルガラスあるいは色カラスなどの有色ガラス
を海綿状金属に充填した金属強化カラスはエナメルガラ
スあるいは色ガラス独特の色彩、色調をもち、装飾性豊
がであるとともに、強度も海綿状金属罠より向上し、腕
時計ケースなどの複雑な構造に耐えられるようになり、
デザインの自由度も向上し、予め目的の形状に加工さｔ
ｉた海綿状金属にガラスを充てんすることにより加工も
容品である。

図に示す腕時計ケースは表示部ガラス１及び、海綿状金
属強化ガラスケース部２よりなり、これは低融点ガラス
フリットに顔料と分散媒を加えたものを、表示部用ガラ
スを予め取り付けた、ケースの形状に加工した海綿状金
属に充てんし、加熱焼結したものである。

この海綿状金属で強化したガラス製腕時計ケースは、他
の部材との結合のための複雑な構造、応力集中部のある
ような形状においても、組立、取扱いに十分な強度をも
ち、設計上の自由度も向上した。

更に有色ガラスの色彩、色調は腕時計ケースの装飾性を
高め、腕時計の商品価値を高める。

以上述べたように本発明によれば海綿状金属にガラスを
充てんした金属強化ガラスにより、腕時計ケースとして
十分加工、組立、使用に耐える強度をもった美しい色彩
、色調の腕時計ケースが実用可能となる。

【図面の簡単な説明】

図に本発明の金属強化ガラスを使用した腕時計ケースを
示す概略平面図。 １・・・表示部ガラス ２・・・海綿状金属強化ガラスケース部以　　　上 出願人　株式会社第二精工舎 代理人　弁理士最上　　務

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海綿状の骨格構造をもつ金属多孔体にガラスを充てんし
   た金属強化ガラスを使用したことｔ−特徴とする腕時計
   ケース。