JPS582809B2 - 強化樹脂管状体の成形方法 - Google Patents
強化樹脂管状体の成形方法Info
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- JPS582809B2 JPS582809B2 JP52106058A JP10605877A JPS582809B2 JP S582809 B2 JPS582809 B2 JP S582809B2 JP 52106058 A JP52106058 A JP 52106058A JP 10605877 A JP10605877 A JP 10605877A JP S582809 B2 JPS582809 B2 JP S582809B2
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- Japan
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- mold
- resin
- tubular body
- split
- resin mortar
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は樹脂モルタルを中間層とした強化樹脂管状体の
成形方法に関するものである。
成形方法に関するものである。
従来、樹脂モルタルを中間層とした強化樹脂管状体を成
形する場合、例えば特公昭５２−１３８２２号公報に記
載の如く、回転する芯金上に合成樹脂含浸繊維材料を巻
き付けつつ芯金軸方向に送り内層を成形し、その内層の
外側に合成樹脂モルタルを巻きつけて中間層とし、更に
その外側に内層と同様に樹脂を含浸させた繊維材料を巻
きつげて外層を形成させた後、全体を加熱硬化させて脱
型する方法をとることがある。
形する場合、例えば特公昭５２−１３８２２号公報に記
載の如く、回転する芯金上に合成樹脂含浸繊維材料を巻
き付けつつ芯金軸方向に送り内層を成形し、その内層の
外側に合成樹脂モルタルを巻きつけて中間層とし、更に
その外側に内層と同様に樹脂を含浸させた繊維材料を巻
きつげて外層を形成させた後、全体を加熱硬化させて脱
型する方法をとることがある。
しかし叙上の如き従来の方法では、合成樹脂モルタルを
沢山入れようとすると落下しやす《、また管継手等の複
雑な形状をした管状体の成形においては合成樹脂モルタ
ルを適宜その形状に合せて中間層として入れることは困
難であるという欠点があった。
沢山入れようとすると落下しやす《、また管継手等の複
雑な形状をした管状体の成形においては合成樹脂モルタ
ルを適宜その形状に合せて中間層として入れることは困
難であるという欠点があった。
本発明は叙上の如き従来の方法の欠点を解消することを
目的としてなされたものであって、その要旨は、芯型の
外周面上に樹脂を含浸させた強化成形材料からなる内表
面層を形成し、あらかじめ割外型内面に樹脂モルタルを
塗着し、該樹脂モルタルの表面を、前記内表面層の外面
形状とほぼ合致するような賦形型により賦形し、該割外
型を前記内表面層上に冠着し樹脂モルタルがある程度硬
化した後に割外型を脱型して樹脂モルタルからなる中間
層を形成し、該中間層上に樹脂を含浸させた強化成形材
料からなる外表面層を形成した後、一体硬化することを
特徴とする強化樹脂管状体の成形方法に存する。
目的としてなされたものであって、その要旨は、芯型の
外周面上に樹脂を含浸させた強化成形材料からなる内表
面層を形成し、あらかじめ割外型内面に樹脂モルタルを
塗着し、該樹脂モルタルの表面を、前記内表面層の外面
形状とほぼ合致するような賦形型により賦形し、該割外
型を前記内表面層上に冠着し樹脂モルタルがある程度硬
化した後に割外型を脱型して樹脂モルタルからなる中間
層を形成し、該中間層上に樹脂を含浸させた強化成形材
料からなる外表面層を形成した後、一体硬化することを
特徴とする強化樹脂管状体の成形方法に存する。
以下、本発明を実施例により図面を参照して説明する。
１，１′は管継手用ソケット用芯型であり、支持軸２に
締付具３，３′により組立てられ、成形後は締付具３，
３′をはずして脱型可能とされている。
締付具３，３′により組立てられ、成形後は締付具３，
３′をはずして脱型可能とされている。
芯型１，１′は、それぞれ、その外面が組立て状態にお
いて中央部１１，１１’より端部１２，１２′が大径と
されて成形すべき管継手の受口形成用とされ、側端部外
方に鍔１３．１３’が設げられ、該鍔１３，１３’ｏ外
周縁の内側にそれぞれ周方向に切欠部１４，１４’が形
成されている。
いて中央部１１，１１’より端部１２，１２′が大径と
されて成形すべき管継手の受口形成用とされ、側端部外
方に鍔１３．１３’が設げられ、該鍔１３，１３’ｏ外
周縁の内側にそれぞれ周方向に切欠部１４，１４’が形
成されている。
まず、組立てられた芯型１，１′の上に、ガラス繊維よ
りなるマット等に不飽和ポリエステル等の樹脂液に硬化
剤を混合して含浸させたものを巻付け内表面層４を形成
する。
りなるマット等に不飽和ポリエステル等の樹脂液に硬化
剤を混合して含浸させたものを巻付け内表面層４を形成
する。
内表面層４の上に、硅砂等の骨材、必要に応じてガラス
繊維等よりなる短繊維その他充填材に、不飽和ポリエス
テル等の樹脂液に硬化剤を混合して含浸させた樹脂モル
タルよりなる中間層５を形成する。
繊維等よりなる短繊維その他充填材に、不飽和ポリエス
テル等の樹脂液に硬化剤を混合して含浸させた樹脂モル
タルよりなる中間層５を形成する。
中間層５を形成するには、内表面層４が硬化する前に、
その上に、あらかじめ２分割され取外された割外型６，
６′内に樹脂モルタルを塗着し、その表面を前記内表面
層の外面形状にほぼ合致する賦形型８により賦型したも
のを冠着し、樹脂モルタルがある程度硬化した後に割外
型６，６′を脱型することにより行う。
その上に、あらかじめ２分割され取外された割外型６，
６′内に樹脂モルタルを塗着し、その表面を前記内表面
層の外面形状にほぼ合致する賦形型８により賦型したも
のを冠着し、樹脂モルタルがある程度硬化した後に割外
型６，６′を脱型することにより行う。
この中間層５の形成を第４図及び第５図に示す如き賦形
型８及び割外型６を参照してより詳細に説明する。
型８及び割外型６を参照してより詳細に説明する。
割外型６は、筒状体を縦割リして２分割した割筒体６１
０両側縁外方に突出片６２，６２が設けられ、該突出片
６２，６２０内表面に割筒体６１の内部から外部に通ず
る排出口６４，６４−・・・・・・・・が設げられ、割
筒体６１０両端部外方に鍔６３，６３が設けられ、該鍔
５３，６３にそれぞれ、割筒体６１の内周面よりも小径
の内周面部７１を有する割リング７，７が止具７２・・
−・−・・・により着脱自在に取着されている。
０両側縁外方に突出片６２，６２が設けられ、該突出片
６２，６２０内表面に割筒体６１の内部から外部に通ず
る排出口６４，６４−・・・・・・・・が設げられ、割
筒体６１０両端部外方に鍔６３，６３が設けられ、該鍔
５３，６３にそれぞれ、割筒体６１の内周面よりも小径
の内周面部７１を有する割リング７，７が止具７２・・
−・−・・・により着脱自在に取着されている。
その割筒体６１の内部に樹脂モルタルを塗着する。
賦形型８は、その外面形状が、芯型１，１′の上に巻回
された内表面層４の外面形状よりもやや小さめとされた
ものである。
された内表面層４の外面形状よりもやや小さめとされた
ものである。
割筒体６１の内部に塗着した樹脂モルタルの上に賦形型
８をおしつけ、賦形型８０両端部を割リング７，７の内
側面部７１に当接させ、樹脂モルタルの上面に賦形型８
の外面形状を賦形する。
８をおしつけ、賦形型８０両端部を割リング７，７の内
側面部７１に当接させ、樹脂モルタルの上面に賦形型８
の外面形状を賦形する。
しかる後に、割外型６から割リング７，７を取外し、該
割外型６と、同様の操作により形成した割外型６′とを
第２図に示す如く、相互に突出片６２，６２’同士を締
付け、余剰の樹脂モルタルを排出口６４，６４・・−・
・−・・・から排出させ、そのまま一定時間放置してあ
る程度硬化させ、完全に硬化する前に割外型６，６′を
脱型して、両端部よりも中央部が厚い樹脂モルタルから
なる中間層５を形成する。
割外型６と、同様の操作により形成した割外型６′とを
第２図に示す如く、相互に突出片６２，６２’同士を締
付け、余剰の樹脂モルタルを排出口６４，６４・・−・
・−・・・から排出させ、そのまま一定時間放置してあ
る程度硬化させ、完全に硬化する前に割外型６，６′を
脱型して、両端部よりも中央部が厚い樹脂モルタルから
なる中間層５を形成する。
硬化前の中間層５の上にガラス繊維よりなるマット等に
不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂液に硬化剤を混合して
含浸させたものを巻付け外表面９を形成する。
不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂液に硬化剤を混合して
含浸させたものを巻付け外表面９を形成する。
その後、全体を一体硬化させてソケットタイプ管継手を
形成する。
形成する。
この場合、硬化は例えば６０℃の熱風で４時間加熱する
等の方法を採れば好適である。
等の方法を採れば好適である。
尚、叙上の実施例においては特に形状の複雑な管継手の
成形方法について述べたが、これに限定されることなく
、強化樹脂管の成形においても適用できる。
成形方法について述べたが、これに限定されることなく
、強化樹脂管の成形においても適用できる。
叙十の如く、本発明強化樹脂管状体の成形方法は芯型の
外周面上に樹脂含浸強化成形材料からなる内表面層を形
成し、あらかじめ割外型内面に樹脂モルタルを塗着し、
その表面を、前記内表面層の外面形状とほぼ合致するよ
うな賦形型により賦形し、該割外型を前記内表面層上に
冠着し樹脂モルタルがある程度硬化した後割外型を脱型
して中間層を形成し、その上に樹脂含浸強化成形材料か
らなる外表面層を形成した後一体硬化するものであるの
で、樹脂モルタルからなる中間層を厚くした管状体の成
形や、複雑な形状の樹脂モルタルからなる中間層を設け
た管状体の成形を行うことができる。
外周面上に樹脂含浸強化成形材料からなる内表面層を形
成し、あらかじめ割外型内面に樹脂モルタルを塗着し、
その表面を、前記内表面層の外面形状とほぼ合致するよ
うな賦形型により賦形し、該割外型を前記内表面層上に
冠着し樹脂モルタルがある程度硬化した後割外型を脱型
して中間層を形成し、その上に樹脂含浸強化成形材料か
らなる外表面層を形成した後一体硬化するものであるの
で、樹脂モルタルからなる中間層を厚くした管状体の成
形や、複雑な形状の樹脂モルタルからなる中間層を設け
た管状体の成形を行うことができる。
第１図、第２図及び第３図は本発明の実施例の工程を説
明する縦断正面図、第４図及び第５図はそれぞれ本発明
の実施例に使用する賦形型及び割外型の斜視図である。 符号の説明、１，１′・・−・・・芯型、４・・・・一
内表面層、５・・−・・・中間層、６，６′・・・・・
・割外型、８・・・・・・賦形型、９・・・・・・外表
面層。
明する縦断正面図、第４図及び第５図はそれぞれ本発明
の実施例に使用する賦形型及び割外型の斜視図である。 符号の説明、１，１′・・−・・・芯型、４・・・・一
内表面層、５・・−・・・中間層、６，６′・・・・・
・割外型、８・・・・・・賦形型、９・・・・・・外表
面層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 芯型の外周面上に樹脂を含浸させた強化成形材料か
らなる内表面層を形成し、あらかじめ割外型内面に樹脂
モルタルを塗着し、該樹脂モルタルの表面を、前記内表
面層の外面形状とほぼ合致するような賦形型により賦形
し、該割外型を前記内表面層上に冠着し樹脂モルタルが
ある程度硬化した後に割外型を脱型して樹脂モルタルか
らなる中間層を形成し、該中間層上Ｋ樹脂を含浸させた
強化成形材料からなる外表面層を形成した後、一体硬化
することを特徴とする強化樹脂管状体の成形方法。 ２ 管状体が管継手である特許請求の範囲第１項記載の
強化樹脂管状体の成形方法。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52106058A JPS582809B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | 強化樹脂管状体の成形方法 |
| AU39298/78A AU526564B2 (en) | 1977-09-02 | 1978-08-28 | Pipe joints |
| IT7827172A IT1098735B (it) | 1977-09-02 | 1978-08-30 | Manicotti per tubi di resina rinforzata e relativo processo di stampaggio |
| US05/938,100 US4243457A (en) | 1977-09-02 | 1978-08-30 | Method of molding pipe joints of reinforced resin |
| NLAANVRAGE7808967,A NL180731C (nl) | 1977-09-02 | 1978-08-31 | Werkwijze voor het vormen van een pijpverbinding van het moftype van gewapende kunststof. |
| SE7809190A SE444135B (sv) | 1977-09-02 | 1978-08-31 | Forfarande for formning av en rorforbindningsdel av armerat harts |
| FR7825342A FR2402149A1 (fr) | 1977-09-02 | 1978-09-01 | Raccord pour canalisations et procede pour sa preparation |
| DE2838305A DE2838305C2 (de) | 1977-09-02 | 1978-09-01 | Verfahren zur Herstellung eines Rohrverbinders aus verstärktem Kunstharz |
| GB8109993A GB2097879B (en) | 1977-09-02 | 1978-09-01 | Pipe joints of reinforced resin |
| GB7835368A GB2003569B (en) | 1977-09-02 | 1978-09-01 | Pipe joints of reinforced resin and process for their preparation |
| CA310,518A CA1096786A (en) | 1977-09-02 | 1978-09-01 | Molded resin pipe joint and process for production thereof |
| US06/178,013 US4345625A (en) | 1977-09-02 | 1980-08-13 | Pipe joints of reinforced resin and process for their molding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52106058A JPS582809B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | 強化樹脂管状体の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5439470A JPS5439470A (en) | 1979-03-26 |
| JPS582809B2 true JPS582809B2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=14424007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52106058A Expired JPS582809B2 (ja) | 1977-09-02 | 1977-09-02 | 強化樹脂管状体の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582809B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139207A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-22 | オンキヨー株式会社 | オ−デイオケ−ブル |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62262974A (ja) * | 1986-05-10 | 1987-11-16 | Daiei Giken Kk | 包子の製造装置 |
| JP4284109B2 (ja) | 2003-05-26 | 2009-06-24 | 嘉宏 飯田 | 液滴噴射方法及び装置 |
-
1977
- 1977-09-02 JP JP52106058A patent/JPS582809B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62139207A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-22 | オンキヨー株式会社 | オ−デイオケ−ブル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5439470A (en) | 1979-03-26 |
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