JPS5827859Y2 - 給電トロリの防塵機構 - Google Patents

給電トロリの防塵機構

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JPS5827859Y2
JPS5827859Y2 JP1979024855U JP2485579U JPS5827859Y2 JP S5827859 Y2 JPS5827859 Y2 JP S5827859Y2 JP 1979024855 U JP1979024855 U JP 1979024855U JP 2485579 U JP2485579 U JP 2485579U JP S5827859 Y2 JPS5827859 Y2 JP S5827859Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
lid member
trolley
main body
supply trolley
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979024855U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55125837U (ja
Inventor
一実 金子
英一 矢口
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP1979024855U priority Critical patent/JPS5827859Y2/ja
Publication of JPS55125837U publication Critical patent/JPS55125837U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 車前“案は、駆動モータを有する車両が路面上に敷設し
た給電トロリから集電して走行するシステムにおける給
電トロリの改良に関するものである。
給電トロリを直接屋内外の路面に敷設する場合、風や雨
或いはほこりなどの環境条件によって悪影響を受けるこ
となく、また漏電や感電の恐れがないことが要求される
このため、本出願人によって次に示すような給電トロリ
か提案された。
第1図において、給電トロリ1は、例えば軟質塩化ビニ
ールなどの軟質絶縁材料で構成した給電トロリ本体2,
2と、該本体2,2内にその全長に亘って埋設した導電
体の給電線3,3と、給電トロリ本体2,2を取り付け
るための架台4と、この架台4に固定したガイド部材5
とからなり、架台4の下部に軟質の調整板6を敷いて路
面7に固定されている。
給電トロリ本体2の上面には給電線3に達する深さで給
電線3と同一方向に延在する条溝8を設け、そしてとの
条溝8に対して開閉する蓋部材9を設けである。
蓋部材9はその一側縁において給電トロリ本体2と一体
に形成されており、また蓋部材9の他側縁に給電トロリ
本体2の掛合条溝10と弾性掛合する突条11を備えて
いる。
一方、集電装置20(図にはその一部を示しである)は
、本体21に固定したブラケット22゜22に枢支した
ガイドローラ23,23.23で前記給電トロリ1のガ
イド部材5に掛合して案内されるようになっている。
24は集電装置20の集電子であって、図示しない付勢
手段により給電線3に押圧されており、給電線3の電流
は集電子24及びこれに抜続したリード線25を経て図
示しない車両の、駆動モータに供給される。
この集電子24の前方には本体21に開口ローラ26を
取付け、また集電子24の後方には本体21に閉止ロー
ラ2γを取付けてあり、こQ閉止ローラ26゛は図示し
ない付勢手段により蓋部材9に押圧されている。
かくして、車両の走行に際しては、集電装置20の開口
ローラ26が図の左半分に示すように蓋部材9を開いて
集電子24が集電できるようにし、集電子24の通過後
閉止ローラ27が図の右半分に示すように蓋部材9を閉
止方向に押圧して蓋部材9の突条11を給電トロリ本体
2の掛合条溝10に弾性掛合させ、給電線3を密閉する
機構となっていた。
しかしながら、かかる従来の給電トロリ本体2の掛合条
溝10と蓋部材9の端部に設けられた突条11とで構成
される給電トロリの防水機構においては、雨水と共に細
かい砂、塵等が第2図に示すように給電トロリ本体2の
掛合条溝10に侵入してたlす、この部分の防塵性能の
低下をきたすという問題点があった。
lた、蓋部材9は開閉運動を行う必要から柔軟さが要求
されるが、給電トロリ本体2には給電線3を収納保持す
る必要等から所定の剛性を確保することが要求され、従
来の如く給電トロリ本体2と蓋部材9とを同一の部材で
成形する場合にはこの要求に応えられず、しかも両方が
軟らかため突条11が掛合条溝10に挿入される際に変
形して確実に挿入されないことがあるという問題点があ
った。
本考案はこのような従来の問題点を解決することを目的
としてなされたもので、給電トロリ本体を硬質の部材で
形成し、その−側縁に鉛直方向に突出する突条を設ける
と共に、給電トロリ本体の他側縁に軟質の部材からなる
蓋部材を一体成形し、該蓋部材の端部に前記突条と弾性
掛合する掛合条溝を設けた給電トロリの防塵機構を提供
するものである。
以下、本考案を第3図に示す一実施例に基づいて説明す
る。
尚この実施例において第1図に示した従来例と同一要素
のものには同一符号を付しである。
第3図において、架台40は例えばアルミ合金製で、中
央部に集電装置案内用のガイド部50が形成され、ガイ
ド部50の両側に例えば硬質塩化ビニール製の絶縁部材
41.41をあり溝結合により一体的に取付けである。
そして、給電トロリ本体2の下面にその全長に亘って2
条の掛合条溝12.12を設ける一方、絶縁部材41,
41に各掛合条溝12,12とスナップ掛合する2条の
突条42,42を設けて、給電トロリ本体2,2を絶縁
部材41.41を介して架台40に取付けである。
トロリ本体2,2にはその内部全長に亘って導電体の給
電線3を埋設してあり、給電トロリ本体2の上面には給
電線3に達する深さで給電線3と同一方向に延在する条
溝8を設けである。
そして、との条溝8に対し蓋部材30が備えられて、給
電線3からの漏電及び塵等の侵入を防止している。
なお蓋部材30は常時は閉じられ、開口ローラ(図示せ
ず)によシ開かれた時には鎖線で示す状態となる。
給電トロリ本体2の一狽l縁には突条32がその全長に
亘って設けられている。
該突条32を有する給電トロリ本体2は例えば硬質塩化
ビニル等の硬度の高い部材により構成されている。
前記蓋部材30ば、その−側縁で給電トロリ本体2の他
側縁に一体に成形されており、また蓋部材30の他側線
に給電トロリ本体2の突条32と弾性掛合する掛合条溝
33が備えられている。
この掛合条溝33を有する蓋部材30は例えば軟質塩化
ビニル等の軟らかい部材により構成されている。
前記架台40は軟質材料からなる地上高調整用の調整板
(架台スペーサ)6を介して路面7に敷設され、図示し
ないアンカボルトによって路面7に固定しである。
70は他の車両の横断用のプロテクタを示し、その本体
は例えばアルミ合金製で、プロテクタγ0の給電トロリ
本体2の外側面と対向する部分に例えば硬質塩化ビニー
ル製の絶縁部材71を一体的に取付けである。
このプロテクタ10はアンカボルト72により軟質材料
からなるプロテクタスペーサ13を介して路面7に固定
しである。
前述の構成によれば、給電トロリ本体2には突条32が
設けられているため、この部分にた1ろうとした砂、塵
等は蓋部材30が掛合するときにかき落とされることに
なる。
また、蓋部材30の掛合条溝33にたまろうとした砂、
塵等は重力によう自然に落下することとなり、この部分
での防塵性能を格段に向上できる。
また、蓋部材30の掛合条溝33は軟質の部材で構成さ
れ、給電トロリ本体2の突条32は硬質の部材で構成さ
れているため、弾性掛合するとき容易に掛合することが
できるという利点もある。
以上説明したように本考案によれば、その構成を給電ト
ロリ本体を硬質の部材で形成しその−fUU縁に鉛直方
向に突出する突条を設けると共に、給電トロリ本体の他
側縁に一体形成された軟質の部材からなる蓋部材の端部
に前記突条と弾性掛合する掛合条溝を設けることとした
ため、給電トロリの防塵性能を格段に向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は給電トロリの従来例を示す縦断面図、第2図は
従来例の欠点を説明する図、第3図は本考案に係る給電
トロリの一実施例を示す縦断面図である。 2・・・給電トロリ本体、3・・・給電線、8・・・条
溝、30・・・蓋部材、32・・・突条、33・・・掛
合条溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁体の給電トロリ本体に形成した条溝内に導電体の給
    電線を設置し、給電トロリ本体の条溝の存する上面を開
    閉自在な蓋部材で覆うと共に、蓋部材と給電トロリ本体
    とに掛脱自在な掛合手段を設け、常時は蓋部材と給電ト
    ロリ本体とが掛合して給電線を密閉し、集電時は開口装
    置で両者の掛合を強制的に外して集電するようにした給
    電トロlJK釦いて、給電トロリ本体を硬質の部材で形
    成し、その−側、縁に鉛直方向に突出する突条を設ける
    と共に、給電トロリ本体の他側縁に軟質の部材からなる
    蓋部材を一体成形し、該蓋部材の端部に前記突条と弾性
    掛合する掛合条溝を設けたことを特徴とする給電トロリ
    の防塵機構。
JP1979024855U 1979-03-01 1979-03-01 給電トロリの防塵機構 Expired JPS5827859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979024855U JPS5827859Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 給電トロリの防塵機構

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JP1979024855U JPS5827859Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 給電トロリの防塵機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55125837U JPS55125837U (ja) 1980-09-05
JPS5827859Y2 true JPS5827859Y2 (ja) 1983-06-17

Family

ID=28864119

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979024855U Expired JPS5827859Y2 (ja) 1979-03-01 1979-03-01 給電トロリの防塵機構

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123220A (en) * 1976-04-09 1977-10-17 Toshiba Corp Magnetic head
JPS5451804A (en) * 1977-09-30 1979-04-24 Shiyunichi Iwasaki Magnetic recording medium
JPS5584015A (en) * 1978-12-18 1980-06-24 Toshiba Corp Vertical magnetization recorder

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52123220A (en) * 1976-04-09 1977-10-17 Toshiba Corp Magnetic head
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JPS5584015A (en) * 1978-12-18 1980-06-24 Toshiba Corp Vertical magnetization recorder

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JPS55125837U (ja) 1980-09-05

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