JPS5827447A - 優先権付加通信制御方式 - Google Patents

優先権付加通信制御方式

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JPS5827447A
JPS5827447A JP56125309A JP12530981A JPS5827447A JP S5827447 A JPS5827447 A JP S5827447A JP 56125309 A JP56125309 A JP 56125309A JP 12530981 A JP12530981 A JP 12530981A JP S5827447 A JPS5827447 A JP S5827447A
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priority
station
carrier signal
data packet
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Yasuhiko Yasuda
安田 靖彦
Ichiro Iida
飯田 一朗
Morio Onoe
守夫 尾上
Mitsuru Ishizuka
石塚 満
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数靖局の相互間を共通に接続する伝送路に
データの優先願位に応じた継続長のキャリャ信号を先行
させて相手局のアドレスを付したデータパケットを上述
の複数端局からそれぞれ送出して相互に通信するととも
に、キャリャ信号相互の同時送出が発生し九ときKは前
記キャリャ信号の継続長の順k優先してデータパケット
を送出するようK制御する優先権付加通信制御方弐K関
し、特に、同時送出の発生時κ一旦中止し九キャリャ信
号の再送出K先立つ低位の優先順位の他局の割込みを抑
止して高位の優先順位の通信の遅延を軽減し得るように
したものである。
一般κ、例えに同一敷地内に分散配置した多数の電子計
算機や靖末鋏置等からなる複数の端局を相互k接続して
通信用資源の共用と通償性能の向上を図ろようKし九局
地通信回線網は、通例、同軸ケーブルを共通の伝送路と
して使用しており、その同軸ケーブルを共通に使用して
相互K送出するデータパケットの競合を回避するための
通信制御方式としては、ランダムアクセスパケット交換
の一種であるいわゆる08M▲方式、すなわち、キャリ
ャ検出多重アクセス方式に、パケット衝突の検出手段を
付加して分散制御の形態にしたいわゆるイーサネツ}I
Iネットワークが、通信制御方式の構成が比較的単純で
あって、しかも、データ伝送の効率が高いという利点を
有しているが故に、従来、信頼性をよび拡張性に富んだ
局地データ通信回路網として多用されている. かかる従来のイーサネッ[1ネットワークは、第7図に
模式的K示すようK構成されておク、伝送路とする同軸
ケーブルiooの両端を特性インピーダンス/01およ
び/0コによシそれぞれ整合終端、するとともに、それ
ぞれ電子計算機あるいは端末装置からなる多数の端局1
0り、’ /10 、 //1等は、それぞれ、インタ
ーフェース回路/at 、 107 。
III等およびタッグ101 、10参、 107等を
順次に介して、同軸ケーブル/DOに受動的に分岐接続
されており、各インターフェース回路/It 、 10
7 。
ior *からは、自局からの情報データを所定長以内
の長さを有するデータパケットにまとめて、宛先局のア
ドレス等からなるヘッダ部を付加したうえで、放送形式
によ抄同軸ケーブル100に送出する。一方、各端局1
0り、 110 、 ///等においては、自局宛アド
レスを付加したデータパケットのみを識別して選択的に
受信し、自局内KJI[込むことKより、任意の2局間
における通信が実現される。
しかして、かかる構成の回路網においては、伝送路自体
には何ら能動的な構成要素が介在しないのであるから、
回路網に局部的に発生した故障の影響が回路網全体に波
及するシそれが少ないので、高い信頼性が得られ、まえ
、データパケットの同時送出による競合を回避するため
の通信制御には、つぎに述べるように、従来無線回線に
て用いられてい九上述のO8Mム方式によるフンダムア
クセスが行なわれてい丸。
(1)  いずれかの端局においてデータパケット送出
の要求がなされると、まず、伝送路100の使用状態を
調べ、空きの状態、すなわち、伝送路io。
K他局から送出し九データパケットのキャリヤが検出さ
れない場合には、即時に自局からのデータパケットの送
出を開始し、また、伝送路loo K他局から送出した
データパケットのキャリヤを検出・・・した場合、すな
わち、伝送路100が他局によって使用中の状IIIに
おいては、伝送路10σが空きの状11になるまで自局
からのデータパケットの送出を保留し、伝送路/DOが
空きの状11MKなった時点において自局からのデータ
パケットの送出を開始す・る。
(1)  自局からのデータパケットの退出開始後にお
いても伝送路100の状態を監視し、データパケットの
衝突、すなわち、他局からのデータパケットの送出が同
時に行なわれて自局から送出しているデータパケットの
伝送が侵されていないか否かを常時調べる。
(−) 上述の常時監視により他局からの同時送出によ
るデータパケットOSmを検出し九場合には、即時に自
局からのデータパケットの送出を中止し、再度の衝突を
回避するために無作為に設定した遅延時間の経過後に上
述し九〇)および(■)の過程を反復、して行なう。
し九がって、従来のイーサネット型ネットワークにおい
ては、上述の過1i(IOKより、衝突によって損傷を
受けたデータパケットが無駄に伝送路100を占有する
時間が軽減されるので、上述のように9ンダムアクセス
により多数のデータパケットの送出を無作為に行なうに
も拘らず、従来のイーサネット蓋ネットワークK>ける
伝送路の最大使用効率すなわち最大スループットとして
紘相轟に高い値が得られてい丸、しかしながら、各端局
かものデータパケット送出の要求が頻繁になされゐ伝送
路の重負荷の状態においては、上述しえよつなデータパ
ケットの同時送出による衝突が頻発することになるので
、データノくケラトの伝送遅延時間、すなわち、送出要
求がなされてから相手局に受信されるまでに要する時間
が増大し、しかも、その伝送遅延時間の分散が広い範囲
に亘って生ずるという欠点が6つ九。
上述した従来のイーサネット型ネットワークの欠点を除
去するために、本発明者らは、さきに、収容する情報デ
ータの重要度に応じてデータノ(ケラトに優先順位を付
し、即時性を要求される情報データを収容したデータパ
ケットは、高位の優先順位をもって優先的に短かい通信
遅延時間にて通信を完了し得るようにした優先権付加通
信制御方式を提案した。この従来提案による優先権付加
通信制御方式は、基本的には上述したイーサネット型ネ
ットワークをなすものであるが、データノ(ケラトの衝
突を回避する丸めの通信制御の態様が、上述したイーサ
ネット型ネットワークにおける態様とはつぎOように相
違している。
(リ データパケットの直前に1そのデータノくケラト
に収容した情報データの優先順位にそれぞれ応じた所定
の継続長のキャリヤ信号からなるプリアンプルを付加し
て送出し、かかるプリアンプル相互の衝突を検出しても
、所定の継続長に亘ゐキャリヤ信号の送出が終了するま
でプリアンプルの送出は中止しない。
(2)  自局からの所定継続長のキャリヤ信号からな
るプリアンプルの送出中に他局からのプリアンプルどの
衝突が検出されなくなったときKは、そのプリアンプル
の送出に引続いてデータパケットを送出するが、自局か
らの所定継続長のキャリヤ信号の送出終了後においても
依然として他局からのプリアンプルO送出を検出したと
きには、かかる他局からのプリアンプルの継続送出の検
出と同時に自局からのプリアンプルに引続くデータパケ
ットの送出を中止し、前述した従来のイーサネット派ネ
ットワークにおける過11(1)と同様に、再度の衝突
を回避するために無作為に設定した遅延時間の経過後に
、所定のプリアンプルから始めて自局からのデータパケ
ット送出を再開する。
従来提案の優先権付加通信制御方式における上述したア
ルゴリズムにより、異なる優先順位のデータパケット相
互に同時送出による衝突が発生した場合には、複数端局
からのプリアンプルの同時送出が行なわれ九場合であっ
ても、それら複数のプリアンプルのうち最長の継続長を
有するキャリヤ信号からなるプリアンプルを先行させた
最高位の優先順位を有するデータパケットがその通信を
最先に成功させて完了するので、優先順位の高い一順に
データパケット伝送の通信遅延時間が、従来のイーサネ
ット型ネットワークに比して大幅に短縮され、改善され
た。しかしながら、かかる従来提案の優先権付加通信制
御方式においても、同−優先順位を有するデータパケッ
トの送出要求が頻発した場合には、同−優先順位のデー
タパケット、し九がって、同一継続長のキャリヤ信号相
互のほぼ同時の送出開始による衝突が頻発し、それら頻
繁に衝突してそれぞれ無作為の遅延時間の経過後に送出
を再開する同一優先順位のデータパケットが増加するの
で、同−優先順位のデータパケット相互の再度の衝突も
頻発することKなり、それら同一優先順位のデータパケ
ットの通信遅延時間が着しく増大し、他の低位の優先順
位を有するデータパケットとの優先順位に関する有意差
がなくなり、優先権付加制御の意義が失なわれる、とい
う欠点があった。しかも、かかる優先権喪失の傾向は、
高位の優先順位を有するデータパケットの割合いが全体
のデータパケットの半分を超え良状態にな・ると急激に
顕著となるので、優先権付加制御の効果を確実に挙げる
ためには、少なくと本高位の優先順位を付与するデータ
パケットの割合いを低減する必要があり、例えば電話回
線などにおける音声パケットのように即時性を要求され
るデータバケツ)O送出要求が大量になされる場合には
、この種データパケット伝送回@IF−大きい障害を生
ずる欠点が、従来提案の優先権付加通信制御方式には依
然として認められた。
本発明の目的状、上述した従来の欠点をほぼ完全に除去
し、データパケット伝送回線におけるトラヒックの条件
の如何に拘わりなく、データノ(ケラトに対する優先権
付与の効果が確実に得られるように、同一優先順位のデ
ータ/くケラト相互の衝央時における信号処理のアルゴ
リズムに改良を加え、音声パケットなど即時性に対して
厳しい要求がなされる高優先順位の情報データを収容し
たデータパケットについても通信時間の遅延を従来に比
して格段に軽減し得るようにした優先権付加過信制御方
式を提供することにある。
すなわち、本発明優先権付加通信制御方式紘、複数端局
の相互間を共通に接続する伝送路にデータの優先順位に
応じ九継続長のキャリヤ信号を先行させて相手局のアド
レスを付したデータノ(ケラトを前記複数端局からそれ
ぞれ送出して相互に通信するとともに1前記キャリヤ信
号相互の同時送出が発生し九ときKは前記キャリヤ信号
の継続長O順に優先して前記データノ(ケラトを送出す
るように制御する優先権付加過信制御方式において、同
一優先順位の前記キャリヤ信号相互の同時送出が発生し
九ときには、自局の所定継続長の前記キャリヤ信号O送
出の終了時における他局からの前記キャリヤ信号の送出
のはぼ同時の終了の検出に、よ抄轟咳同−順位の同時送
出を検知するとと4K。
引続き、所定の整数群から選択し九整数に基づいてそれ
ぞれ設定した新丸な優先順位に応じ新たな継続長の前記
キャリヤ信号を先行させて前記データパケットを再度送
出するようKしたことをel&とするものである。
鬼子に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
しかして、従来提案の優先権付加通信制御方式における
問題点は、同一優先順位のデータパケット相互の衝突が
発生した場合に、それら衝突したデータパケットの双方
について、同一の態様により無作為に設定し九遅嬌時間
の経過後に再退出を行なうために再度の衝突が反復して
発生するとともに、かかる双方の遅延時間中に低位の優
先順位の他のデータバケツ)0割込み送出が開始され、
伝送路が占有されて、再度OII突発生の確率が増大し
、通信遅延時間が着しく増大して、優先権付与の意義が
失なわれるととに存する。かかる従来の問題点を除去す
るために、本発明優先権付加通信制御方式においては、
同一順位もしくは上位の優先順位のデータパケットとの
関に衝突が発生した場合には、従来方式におけるように
無作為に設定し九遅雨時間の経過を待って再送出を行な
うことなく、再送出時の優先順位を再割付けして新たな
優先順位を付与し丸うえで即時に再送出することKより
、従来衝突後に設定した遅延時間中に生じていた低位も
しくは同一順位の・優先順位を有する他局からの新たな
信号送出による割込みを抑止し、従来生じていた通信遅
延時間の増大を防止して、通信時間の遅延を従来に比し
格段に軽減し得るようKしている。し九がって、本発明
通信制御方式においては、音声パケットのように即時性
に対して厳しい要求がなされ、しかも同一優先順位にて
送出されるデータパケットの送出要求が頻発するような
トラヒック条件のもとにおいても、優先権付与制御の効
果を確実に挙げることができ、高位の優先順位を有する
データパケットの通信時間の遅延を著しく壕滅すること
ができる。
従来方式に比してかかる顕著な効果が得られる本発明通
信制御方式によるデータパケット伝送回線の構成自体は
、第1IIK示した従来のイーサネツ)IIネットワー
クの構成と同様であるが、各端局10デ、 110 、
11/等からそれぞれ送出する通信単位としてのデータ
パケットの構成は、従来提案の優先権付加通信制御方式
におけると同様に、第一図にその例を示すようKなって
いる。す表わち、図示、の構成によるデータパケットに
おいては、情報データを収容したデータ部コO#の直前
に1デイジタルデータの同期を制御する同期パターンを
収容してデータパケットの始端を表わす同期部コoi。
データ伝送の相手局を識別するためのアドレスを収容し
九アドレス部コO−および情報データの種類、パケット
長、情報処理の順序等の制御情報を収容した制御部コ0
Jtl14次に先行させるとともに、データ伝送の誤抄
検出のためのいわゆるORO符号すなわち誤り検出用周
期冗長信号を収容し九Fog部−〇!を直後に後続させ
、それら各部の有意情報を各インターフェース回路io
4 、 ioy 、 ior等により解読させる点は、
従来のイーサネット型ネットワークにおいても同様であ
るが、従来提案および本発明による優先権付加通信制御
方式においては、それら各部の有意の情報の直前に、熱
室111にてそれぞれ所定の有意の時間だけ継続するキ
ャリヤ信号からなるプリアンプル200をさらに先行さ
せている。このプリアンプル−00は無変調キャリヤ信
号の存在により伝送路100が使用状態にあることを他
局に知らせるとともに、その有意の継続時間長によりそ
れぞれのデータパケットの優先順位を表わすようにし九
ものであり、例えば最低位とするOより順次KO,/、
J、・・・としてて一般に土とする優先順位に応じ、同
軸ケーブルよりなる伝送路100の全長によって決まる
最大信号伝搬時間をTとし、各インターフェース回路1
04 *107 、 toy 勢における信号処理に要
する時間に基づく信号遅嬌量をrとしたときに1グリア
ンプルコ00における無変調キャリヤ信号の継続時間P
iをつぎの(1)式によ秒設定する。
Pl−(2r+r)1     (1)この(り式は1
伝送路の一端に位置する端局から優先順位1に相当する
継続時間長のキャリヤ信号よりなるプリアンプルコoo
を送出し九時点から、そのプリアンプルが伝送路ioo
の他端に位置する他の端局に到達する直前に、尚該他の
端局から、伝送路100が空きの状態にあると判断して
送出した同一もしくは直下乃至直上の優先順位に相当す
る継続時間長のキャリヤ信号よねなるプリアンプルλ0
0が尚蚊優先順位1の端局に到達する時点までの経過時
間、すなわち、当蚊伝送路iooの空き状態を確認する
に要する最長の保膜時間(2τ+r)を単位の継続時間
として優先順位土に相当するキャリヤ信号の継続時間長
を設定するようにしたものである。なお、イーサネット
型ネットワークを原盤とする従来提案および本発明によ
る優先権付加通信制御方式においては、従来のイーサネ
ット型ネットワークにおけると同様に、第2図示の構成
によるデータパケットの有意の制御情報に基づく通信制
御の機能を各端局のインターフェース回路に分散して付
与してあり、ネットワーク全体を普通する中心局線存在
しないのであるから、菅頭に述べたように1各端局に発
生し九故陣の影響は尚骸端局のみに局限され、データ伝
送に対する高い信頼性が得られるととKなる。
しかして、上述のようなプリアンプル−200を先行さ
せて構成したデータパケットの本発明方式による通信制
御のアルゴリズムは、りぎの手順(〜乃至(d)により
順次に構成する。
(〜 データパケットの送出要求が発生すると、まず、
伝送路100の使用状態を調べ、空きの状態にあるとき
には、即時に第2図示の構成によるデータパケットの送
出を開始するが、伝送路iooがすでに他局から送出し
た第2図示の構成によるデータパケットにより占有され
ているときKは、伝送路iooが空きの状態となるまで
自局の第2図示の構成によるデータパケットの送出を保
留し、伝送路iooが空き状態となった時点にてその送
出を開始する。
(b)  自局からの第2図示の構成によるデータパケ
ットの送出開始後においても、少なくともプリアンプル
λ00の送出中においては伝送路iooの状態を監視し
、他局から送出したプリアンプルコOQとの衝突の発生
の有無を調べる。
(0)  自局からのプリアンプル−00の送出中に他
局からみ一出したプリアンプルコ00との衝突の発生を
検出したときには、例えば順位0とする最低優先順位の
データパケットについては、即時にその送出を中止し、
無作為に設定した遅延時間の経過後に上述した手a (
a)乃至(0)を反復して行なう。
に) i≧1とする優先順位1のデータパケットについ
ては、そのプリアンプル200の送出開始後、前述し九
単位のキャリヤ信号継続時間(2τ+r)毎に他局から
送出したプリアンプル200との衝突の発生の有無を調
べ、自局からのプリアンプル200の所定の継続時間が
経過した時点までに他局から送出したプリアンプルコ0
0との衝突の発生を検出しなかったときには、その時点
に引続いて、同期部−〇/から有意の情報データ各部の
送出を開始する。一方、自局からのプリアンプルコ00
の所定の継続時間、すなわち、(1)式により設定した
継続時間P1が経過した時点においても、なお、他局か
らのプリアンプル−〇〇の送出を検出したときには、そ
の時点にて自局からの第2図示の構成によるデータパケ
ットの送出を一旦中止するも、従来方式におけるように
無作為に設定する遅延時間の経過を待つことなく、例え
ば、所定の連続したN通りの整数群の中から無作為に選
択した整数を新丸な優先順位1′として、新たな継続時
間pl/ −(2τ十r)i’のキャリヤ信号よりなる
プリアンプル−〇〇を先行させて新たな第一図示の構成
のデータパケットの送出を即時に再開し、上述した手順
(6)乃至(ロ)を反復して行なう。
しかして、上述の千l[(ロ)における新たな優先順位
の具体的な設定方式としては種々の方式が考えられるが
、轟初の優先順位を甚しくは逸脱せず、しかも、伝送す
べき情報信号としては価値のない。
いわゆるオーバヘッドとなるプリアンプルの継続時間長
を徒らに増大させることのないつぎの設定方式(2)乃
至(0)を採用するのが好適である。
(4)尚初の優先順位1の如何には拘わりなく、例えば
、連続したN通りの整数群/、J、・・・、Nの中から
無作為に一つの整数1′を選定し、その新丸な優先順位
1′へ対応する新たな継続時間pl/−(2r+r)i
’のキャリヤ信号よりなるプリアンプルλ00を先行さ
せて第1図示のデータパケットを新たに構成する。
@ 当初の優先順位1に応じて新たな優先順位1′を選
定する整数群の範囲を異ならせ、当初の優先順位、1に
対してN通抄の整数群i、1−)−1,・・・。
1+N−1の中から無作為に一つの整数i′を選定し、
その新丸な優先順位1′に対応する新たな継続時間Pi
t−(2τ+r)1′のキャリヤ信号よりなるプリアン
プルコ00を先行させて第1図示のデータパケットを新
たに構成する。
(0)当初の優先順位11(対してN通りの整数群(1
−1)N+1 、 (i −1) N+2 、・・・、
lの中から無作為に一つの整数を選定し、その新丸な優
先順位1/lc対応する新たな継続時間Pi””(2f
+r ) i’ (Dキャリヤ信号よりなるプリアンプ
ルコ00を先行させて第2図示のデータパケットを新た
に構成する。
しかして、上述の設定方式(4)は、再送出時にお叶る
新たな優先順位の相互間には当初の優先順位に基づく有
意差を設けないようKしたものであり、再送出時には、
当初の低位の優先順位のデータパケットが当初の高位の
優先順位のデータパケットに優先する仁とがあり得る不
合理は含むものの、本来冗長信号成分であるプリアンプ
ルλOOの新たな設定によるその冗長度すなわちオーバ
ヘッドの程度は最も少なくなる。
また、上述の設定方式(0)は、当初の優先順位の上下
関係が新たな優先順位においても同様に保持され、端切
の低位の優先順位のデータパケットが当初の高位の優先
順位のデータパケットに優先することが絶対にないよう
にし九ものであり、優先権付与の効果は確実に得られる
が、プリアンプルによるオーバヘッドの程度が大きくな
る。
さらに、上述の設定方式(3)は、プリアンプルによる
オーバヘッドの1度および優先権付加の効果ともに上述
した設定方式(4)と(0)との中間に位置するもので
あり、同−優先順位のデータパケット相互の衝突発生時
に両者がと4hIIC信号退出を一旦中止し死後に低位
の優先順位の新丸なデータパケットが割込んで送出を開
始しても、その後発のデータパケットが衝突後に送出を
再開し九データパケットより優先することがないように
して、再送出時の新たな優先順位を設定するようにした
ものである。
し・かして、以上KWi明した本発明通信制御方式の実
施例においては、同一優先順位のデータパケット相互の
衝突が発生したときく新たな優先順位をそれぞれに再割
付けして信号送出を再開するのは、最低の優先順位、例
えば順位0のデータノ(ケラトを除いて、例えば順位l
よ抄する高位の優先順位を有するデータパケットのみと
し、最低位Oの優先順位のデータパケット相互の衝突発
生時には、従来のイーサネット盤ネットワークにおける
と同様に、無作為に設定した遅延時間の経過後にそれぞ
れ信号送出を再開するようにし九が、最低順位Oをも含
めて全ての優先順位のデータl<ケラトについて、同一
順位相互の衝突発生時に、無作為に設定した遅延時間の
経過を待つことなく、それぞれ新たな優先順位を付与し
て直ちに信号送出を再開させるようKすることもできる
。一方、伝送路  き状態を確認するには、前述したよ
うに伝送路の路長によって決まる保護時間(2r+γ)
の経過を待って他局からの信号の開始乃至終了を検出す
る必要があるので、自局からデータパケットに先立って
プリアンプルの送出を開始し、他局からtlぼ同時に送
出を開始したプリアンプルとの衝突を検出した状態にて
自局からの所定の継続時間長のプリアンプルの送出が終
了したときに1上述の保護時間(2r+γ)が経過して
も、なお、他局から送出しているプリアンプルが検出さ
れる場合には、自局からのプリアンプルと衝突した他局
からのプリアンプルの中には、少なくとも一つは自局か
ら送出しようとしているデータパケットより高位の優先
順位を有して、自局のプリアンプルより長い継続時間の
プリアンプルが存在している、と判断することができる
。したがって、かかる保護時間(2τ+γ)を見込んだ
他局からのブリアンプル退出の継続時間を考慮すれば、
本発明優先権付加通信制御方式の実施の態様をさらに改
^することができる。すなわち、例えばっぎに述べる態
様(1)乃至(1)Kよって、本発明通信制御方式をさ
らに効果的に実施することができる。
(1)  自局からのプリアンプルと他局からのプリア
ンプルとのほぼ同時の送出開始による衝突が発生したと
きに1自局からのプリアンプルの所定継続時間の経過に
よる送出の終了とほぼ同時に他局からのプリアンプルの
送出の終了を検出し九とき、すなわち、衝突の相手局が
自局と同一優先順位にある仁とが判明したときKo’j
p、前述した新たな優先順位の再割付けを行なって直ち
にプリアンプルの送出を再開し、自局からのプリアンプ
ルの所定継続時間の経過による送出の終了後、保護時間
(2τ十r)が経過しても、なお、他局からのプリアン
プル送出が継続しているとき、すなわち、衝突の相手局
が自局より高位の優先順位にあるときに社、上述の新た
な優先順位の再割付けを行なわず、伝送路の空き状態と
なるのを待って自局のプリアンプルを当初の優先順位の
もとに送出する。
(1)  衝突の相手局が自局と同一優先順位にあるこ
とが判明したときにのみ、新たな優先順位を再割付けし
て直ちにプリアンプルの送出を再開するところまでは、
上述した実施態様(1)と同様であるが、自局からのプ
リアンプルの所定継続時間の経過による送出の終了後、
保護時間(2τ+r)が経過しても、なお、他局からの
プリアンプル送出が継続しているとき、すなわち、衝突
の相手局が自局よ“り高位の優先順位にあるときKは、
上述の新たな優先順位の再割付けを行なわず、従来のイ
ーサネットmネットワークにおけると同様に、伝送路の
空き状態となるのを待って、無作為に設定し九遅延時間
の経過後に、自局のプリアンプルを当初の優先順位のも
とに送出する。
(1)  衝突の相手局が自局と同一優先順位にあるこ
とが判明したときにのみ、新丸な優先順位を再割付けし
て直ちにプリアンプルの送出を再開するところまでは、
上述した実施態様(I)、 (1)と同様であるが、自
局からのプリアンプルの所定継続時間の経過による送出
の終了後、保護時間(2τ+r)が経過しても、なお、
他局からのプリアンプル送出が継続しているとき、すな
わち、衝突の相手局に1局より高位の優先順位にある端
局が存在しているときKは、その高位の優先順位にある
端局からのデータパケットの送出の終了を検出した後、
上述した保護時間(+y+r)の経過を待って伝送路が
空き状態になったことを確認したうえで、衝突の相手局
中に自局と同一優先順位にある端局も存在している場合
に備え、前述した新たな優先順位。
を再割付けして自局のプリアンプルを送出する。
本発明通信制御方式を上述し丸缶態様(1)乃至(1)
によって実施すれば、衝央後の新たな優先順位の再割付
けによる信号送出の再開時に、低位の優先順位にあった
データパケットが最高位の優先a位。
にあつ九データバケツ)K優先するといった不合理な態
様の通信制御が行なわれるのを防止することができ、し
九がって、上述の態様(1)による最も簡単な態様のデ
ータパケット再送出を行なっても、優先権付加通信制御
の効果の阻害が着しく軽減され、優先順位に応じてデー
タパケット伝送における通信遅延時間が短縮されるとい
う優先権付加通信制御方式の効果を顕著に増大させるこ
とができる。
つぎに1本発明方式による優先権付加制御のもとに行な
うデータパケット伝送の具体的な実施の態様を第3図お
よび第参図につき説明する。第3図は、J端局30/ 
、 302およびJOJから、それぞれ、優先順位0.
/およびコを付したデータパケットの送出を同時に開始
し九場合における伝送路・の状態を示したもので1)や
、端局30/のデータノくケラ) 30Fは、優先順位
Oであるから、信号伝搬時間J/Jが経過した時点J0
参において他局から送出したプリアンプルとの衝突を検
出すると同時に自局からのデータパケットの退出を中止
し、無作為に設定し九遅嬌時間(図示せず)の経過の後
にデータパケットの送出を再開する。まえ、端局30コ
のデータバケツ) 310は、優先順位lであるから、
他局から送出したプリアンプルとの衝突を検出しても直
ちには自局のプリアンプルの送出を中止せず、そのプリ
アンプルに割付は九優先頴位lに対応した継続時間(2
r+r)の経過後にも依然として他局、実際には端局3
03から送出したプリアンプル304との衝突が継続し
ているので、上述のプリアンプル継続時間(2r+r)
が経過した時点JOjにてプリアンプル310の退出を
終了し、自局の優先順位を当初の順位lから新たな順位
りに変更したうえで、引続き伝送路の状態を調べ、伝送
路が空き状態となるまで待機する。さらに、端局JOJ
のデータパケットは、優先順位コであり、当骸3端局の
中では最高位にあるので、プリアンプルJO4の送出開
始後直ちに他局からのプリアンプルとの衝突を検出する
も、そのプリアンプル3040送出を継続すると、時点
J/441cて他局、実際には端局30λからのプリア
ンプルJ10との衝突・の解消が検出されるので、優先
順位コに対応したプリアンプル継続時間2(2τ十r)
が経過し走時点JOI Kて、第2図示の構成によるデ
ータパケット中最先の有意のデータである同期部コ01
から始めてデータバケツ) J/Jの送出を開始し、自
局からのデータパケット伝送を完了する。このようにし
てJ端局中量高優先順位にある端局303からのデータ
バケツ) J/λの伝送が完了すると、その完了から保
護時間(2T+1 )が経過した時点JIBにて、伝送
路が空き状態になったことを確認のうえで、端局302
から再割付けした新たな優先順位りのプリアンプル10
7の送出を再開するが、当初の優先順位/に対応し九プ
リアンプル継続時間(2τ+r)が経過しても他局から
の送出信号との衝突が発生しないので、その時点にてプ
リアンプルJOYの送出を打切り、引続いてデータパケ
ット31/の送出を開始し、最高位の端局303に次い
で、次位の端局302からのデータパケット伝送を完了
する。このように、送出信号の衝突が生じた端局間にて
それぞれのデータバケツ)K付与した優先順位がいずれ
も相違している場合には、優先順位の高い願にデータパ
ケットの伝送が最少限の通信遅延時間をもって効率よく
完了することになる。
一方、第参図は、いずれも同一優先順位にあるJ@fi
l)10/ 、 4102オヨrJ弘OJカC)(D同
一継続時間長のプリアンプル4cOa 、参Ojおよび
参〇乙の送出を同時K11l始した場合における伝送路
の状態、すなわち、本発明方式によるデータノくケラト
伝送制御の態様を示したものであり、それら同時に送出
を開始した同一継続時間長のプリアンプル送出参。
pojおよびpotは、その同一継続時間、例えば優先
順位/に対応した継続時間(2τ+r)の経過時に同時
にそれぞれの逸出を終了するとともに、新たな優先順位
り1. L2およびり、をそれぞれ再割付けしたうえで
、当初のプリアンプル弘op 、参〇j。
potの送出終了後、保護時間(2τ+r)が経過して
、伝送路の空き状態を確認した時点4c07 、参or
および440Fにて、それぞれ、新たなプリアンプルの
送出を再開する。しかして、上述した新たな優先順位り
、 、 L2および−が例えばLl <L5 <−L2
の関係にあったとすると、J端局中、最高優先順位にあ
る端局μOコを除く端局u01および端局参03におい
ては、それぞれの新たな優先順位り、およびり、にそれ
ぞれ対応した継続時間り、(2τ+γ)およびり、(2
τ+r)が経過した時点にてそれぞれの新たなプリアン
プル送出を終了するも、端局poλからの新たなプリア
ンプル送出が継続して検出されるので、その上位端局4
to−からのデータノ(ケラト送出の終了を待機する。
しかして、自局と同様に待機中の同一優先順位の他局の
存在を互いに考慮して、再度、新たな優先順位L 1/
およびL3/の再割付けを行なっておく。一方、上位端
局ダ02においては、新たなプリアンプルの送出再開後
に、下位端局中、高位の優先順位にある端局μ03から
の新丸なグリアンプルの継続時間L3(2τ+γ)力ヨ
経過して、他局すなわち端局1103からの送出信号と
の衝突が検出されなくなってから、さらに保護時間(2
τ+r)が経過した時点にて、自局からの新たなプリア
ンプルaioの送出を打切り、引続いてデータパケット
4L/lの送出を開始し、再割付けにより最高優先順位
を得た端局≠02からのデータパケット伝送が最先に完
了することになる。し力1して、端局4cOコからのデ
ータノくケラト≠/lの送出完了後、保護時間(2τ+
γ)が経過した時点にて伝送路の空き状態を確認したう
えで、端局aoiおよび参〇Jから、上述の再再割付叶
した新たな優先順位り、′およびL12を付して新たな
プリアンプルをほぼ同時に再再送出するが、その新たな
優先順位L1′およびLs′がL1’ < LA’の関
係にありたとすると、下位端局+oiからの新たなプリ
アンプルの継続時間り、/(2τ+r)および保護時間
(2τ+r)が経過した時点にて、上位端局uOJは、
新たなプリアンプルl’λの送出を打切り、引続いてデ
ータパケット弘13の送出を開始し、再割付けによる最
高位端局goコに次いで次位端局1L03からのデータ
パケット伝送が完了することになる。残る端局弘0/に
おいては、再割付けによる上位端局≠03との衝突後、
再び優先順位を変更して上位端局μ03からのデータパ
ケット伝送の完了を待機し、そのデータパケット#/J
の送出完了後、保護時間(2f+r )が経過した時点
にて、新たな優先順位り、′のもとにプリアンプル参/
4Aの送出を再開するが、保護時間(2τ+r)が経過
しても他局との衝突が検出されないので、その時点にて
プリアンプル4cipの送出を打切り、引続いてデータ
・;ケラト参/jの送出を開始し、再割付けによる最下
位端局+oiからのデータパケット伝送も完了すること
になる。
以上に説明したように1本発明優先権付加通信制御方弐
によれば、同一優先順位にある複数端局かものデータパ
ケットの同時送出による多重衝突が発生した場合におい
ても、プリアンプルの継続時間長をそれぞれ無作為に変
更して直ちに信号送出を再開するので、従来に比して格
段に短かい通信遅延時間をもって、再割付けした新たな
優先順位に応じ、次々にデータパケットの伝送を効率よ
く完了することができる。さらに、かかる複数の同−優
先順位端局間における衝突後の信号処理期間中に1他の
最低優先順位端局からのデータパケット送出が割込んで
行なわれようとしても、衝突。
後に再割付けしたそれら複数端局の優先順位が常に最低
順位より高位の優先順位に設定されるのであるから、従
来の例えばイーサネット型ネットワークにおけるように
無作為に設定した遅延時間の経過を待って信号送出を再
開する場合のように、他の端局からの新たな信号送出に
よる割込みによりデータパケット伝送の通信遅延時間の
増大を来たすおそれがなく、同一優先順位にある複数端
局からのデータパケット伝送についても、優先権付加制
御の効果を確実に挙げることができる。
本発明優先権付加通信制御方式の上述したような顕著な
効果を明示する丸めに、前述した実施態様(1) Kて
、各端局に割付けた優先順位を0およびlの2種類のみ
に限定して行なったシミュレーションにより求め九デー
タパケット伝送の平均通信遅延時間!OJのスルーグツ
トすなわち使用効率sapに対する変化の態様を第1図
に41性曲線にして示す。なお、上述したシミュレーシ
ョンのモデルは、優先順位Oおよびlの端局数をそれぞ
れioo局とし、各端局においてはいわゆるポアソン到
着くよって固定時間長のデータパケットを送出するもの
と仮定したものであり、t7v、、無作為に設定し九遅
延時間の経過を待って信号送出を再開する際には、その
遅延時間の平均間隔をO,コ!/(ケラト長とし、さら
に、再割付けする新たな優先順位の数NをN −10と
して、s、ooo)くケラト長のデータパケット伝送期
間についてシミュレーションを行なう九結果を、縦軸に
とった平均通信遅延時間jOJをパケット長によ抄正規
化して示しである。
かかる第5図示の通信”遅延時間特性曲線群において、
曲線jt00は、各データノ(グツトに優先権を全く付
与しない従来のイーサネット屋ネットワークによった場
合の通信遅延時間特性を示し、曲線zoiは、本発明方
式により優先権付加制御を行なった場合における優先順
位Oのデータノ(グツト伝送に対する通信遅延時間特性
を示し、曲@ !0コは、同じ場合における優先順位l
のデータノくグツト伝送に対する通信遅延時間特性を示
し、さらに、曲線j0!は、従来提案方式による優先権
付加制御を行なった場合における優先順位lのデータノ
くグツト伝送に対する通信遅延時間特性を示したもので
ある。これらの各特性曲線を対比すれば明らかなように
、伝送路を共用する複数端局からのデータパケット伝送
に対して、優先権を付与したこと、および衝央後の再送
出時に新たな優先権を付与したことにより、優先順位l
を付与したデータパケットがトラックの半数を占め、従
来提案方式による優先権付加制御によりては十分な効果
が得られないような場合においても、本発明方式による
優先権付加制御を行なえば、優先順位lを付与したデー
タパケット・伝送の通信遅延時間がスループットの飽和
領域lの近傍においても十分に短かい値の範囲に抑えら
れ、しかも、かかる上位パケットの伝送効率向上の反作
用を受ける下位の優先順位Oを付与したデータパケット
伝送に対する通信遅延時間特性の劣化もわずかな椙度に
留め得る仁とを確かめることができた。
りぎに、第1図に示し九構成によるデータパケット伝送
回路網に本発明優先権付加通信制御方式を適用する場合
に1各インタ一フエース回路104゜107 、101
等内に設置すべき優先権付加制御回路の構成例を第を図
に示す。図示の回路構成において、入力端子から導入す
る制御信号すは、伝送路100が自局以外の端局から送
出したデータパケットにより占有されていることを示す
ために、伝送路100上に現れ九キャリヤ信号をハイブ
リッド回路を介して取込み、自局から送出したキャリヤ
信号はそのハイブリッド回路により相殺除去して他局か
ら送出したキャリヤ信号のみを検出し得るようKして形
成し九キャリヤ信号検出出力信号からなっており、自局
からのデータパケットに先行するプリアンプルの送出中
に他局から送出したプリアンプルとの衝央の発生を検出
するに用いる。しかして、自局からのデータパケット送
出要求がなされると、入力端子から7リツプ70ツブ1
00″のセット入力端子Sに印加する信号rが論理レベ
ルlとなり、フリップ70ツブ400がセットされ、論
理レベル10Q出力がアンドゲート6oiの一方の入力
端子に供給される。しかして、制御信号すが論理レベル
lとなるとき、すなわち、伝送路100が他局からのデ
ータパケットによって占有され、もしくは、他局からの
プリアンプルが送出されているときには、その論理レベ
ルlの制御信号すが、インバータjOFおよびオアゲー
) tloを順次に介して、アントゲ−) 401の他
方の入力端子に論理レベルOとなって印加されるので、
アントゲ−) 40/の出力は論理レベルOとなり、そ
のアンド出力によって制御されるクロック発生回路1.
03は作動せず、そのクロック発生回動603からの連
続クロックパルス列信号Ck1の送出は保留される。こ
れに反し、伝送路iooが空き状態になつ゛て制御信号
すが論理レベルOになると、アントゲ−) 4(7/の
出力が論理レベルlとなり、クロック発生回路≦03が
作動して連続りaツクパルス列信号ok1が送出され、
外部回路(図示せず)にてその連続クロックパルス列信
号ck1からプリアンプル−00が形成され、伝送路1
00に送出される。
それと同時に、アントゲ−) 40/の出力の論理レベ
ルlとなる立上りを立上り検出回路6041により検出
し、その検出出力の論理レベルlの信号がフリップフロ
ップ402のセット入力端子Sに印加されるので、その
フリップフロップ60λがセットされ、そのQ出力が論
理レベルlとなってオアゲー) 410に供給されるの
で、伝送路iooが一旦空き状態となって制御信号すが
論理レベル0となり、上述のようにしてプリアンプル2
00の送出が開始された後に、他局からほぼ同時に送出
したプリアンプルが到達して制御信号すが再び論理レベ
ルlとなっても、クロック発生回路1.03は作動し続
け、したがって、プリアンプルコ00は継続して送出さ
れる。また、クロック発生回路6o3からの連続クロッ
クパルス列信号Ok1はアンドゲートtoyの一方の入
力端子に供給されているが、他方の入力端子に供給され
るフリップフロップに02のQ出力が上述したセット状
態においては論理レベルOとなっているので、アンドゲ
ート401は開路されており、そのアントゲ−)、 6
01からのデータノ(ケラト送出用クロック信号Cjk
2の送出は保留されている。さらに、クロック発生回路
1.03からの連続クロックパルス列信号Okiはカウ
ンタtOjにも供給されて計数され、伝送路100の信
号伝送保護時間に等しく設定する単位のプリアンプル継
続時間(2τ+γ)毎、あるいは、所定長のプリアンプ
ル継続時間の経過時に形成された論理レベルlのt[数
出力Q1がアンドゲート404の一方の入力端子に供給
される。そのアンドゲート4o4の他方の入力端子Ka
制御信号すがインバータ4oりを介して供給されている
ので、その制御信号すが論理レベルOとなる伝送路10
0の空き状態のときには、アンドゲート404の出力が
カウンタtarの計数出力Q1の印加と同時に論理レベ
ルlとなり、そのアン、ド出力をリセット入力端子RK
印加した7リツグフロツプ401がリセットされるので
、そのQ出力が論理レベルIとなり、アントゲ−) 4
01が閉路して、データパケット送出用クロック信号o
k2が送出され、外部回路(図示せず)Kて情報信号に
より変調されて第1図示の構成によるデータバケツ) 
20/乃至コ0!が形成され、伝送路/DOK送出され
ると同時に、連続クロックパルス列信号Ok1から形成
され九プリアンプルコaoの送出が停止される。一方、
カウンタ401の他方の計数出力Q2は、所定長のプリ
アンプル継続時間の経過時に論理レベルlとなりてアン
ドゲート407の一方の入力端子に供給され、自局のプ
リアンプル−□〇の所定継続時間の経過にょる送出終了
時に、上位の他Kからのプリアンプル送出が継続してい
るために他方の入力端子に供給しである制御信号すが論
理レベル/になっていた場合には、上位端局との衝央が
継続しているのであるから、アンドゲート107の出力
が論理レベルlとなることKより、そのアンド出力をリ
セット入力端子に印加したフリッグ7胃ツブ100がリ
セットされ、そのQ出力が論理レベル0と&ゐので、そ
のQ出力を供給しであるアンドグー) 40/の出力も
論理レベル。となり、クロック発生回路403の作動が
停止して、伝送路ionが空き状態となるのを待つ待機
状態となる。
第1図示の構成による優先権付加制御回路の以上のよう
な動作により、本発明方式による前述したような一連の
優先権付加通信制御が忠実に実現され、しかも、かかる
構成による優先権付加制御回路の設置による端局装置の
ハードウェア量の増加はわずかであり、本発明方式の適
用により従来のデータパケット伝送系の経済性は損われ
ない。
端局からのデータパケット伝送に情報データの重要度に
応じ九優先権を付与してデータパケット相互の競合によ
る伝送遅弧時間の短縮を図る際に1電話回線における音
声パケットのように即時性に対して厳しい要求がなされ
、しかも、同一優先順位にあるデータパケットの送出数
が多くなるような場合においても、優先権付加制御の効
果が確実に得られ、優先順位に応じてデータパケット伝
送の競合による遅嬌時間を、従来に比し、格段に短縮す
ることができる。シ九がって、本発明優先権付加過信制
御方式は、冒頭に述べ九同−敷地内の電子計算機関ある
いは端局懺置間の通信に適用して上述のような原著な効
果を挙げ得るのみならぬ構内電話交換、画像通信等、性
質を異にする各種情報の伝送乃至交換を単一のネットワ
ークにより総合して処理し得る利点も得られ、オフィス
オートメーション等のローカルネットワークに適用して
好適な通信制御方式として極めて有望と認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータパケット伝送回路網の構成を示すブ四ツ
ク纏図、第1図は優先権付加通信制御を適用するデータ
パケットの構成例を示す線図、第3図祉本発明方弐によ
る優先権付加通信制御の態様の例を示すタイムチャート
、“第参図は同じくその態様の他の例を示すタイムチャ
ート、第3図は本発明方式による優先権付加通信制御の
効果の例を従来方式と対比して示す特性曲線図、第を図
は本発明方式による優先権付加制御回路の構成例を示す
プ四ツク線図である。 ioo・・・伝送路、10/ 、 10コ・・・特性イ
ンピーダンス、ioi 、 io参、 ion・・・タ
ップ、iot 、 toy 。 ior・・・イ/ター7エース回路、10P、 /10
 、 ///JO/ 、 JOJ、 JOJ ・・・端
局、3041 、30! 、 301 。 、J/参、 31!・・・時点、304 、 JO7、
310・・・プリアンプル、30P、 J// 、 J
ムト・・データパケット、313・・・信号伝搬時間、 参01 、 #0コ、 4cOJ−・・端局、+o参、
 pot 、 pot 。 #10.参lλ、 411参・・・グリアンプル、≠0
7 、4!(H。 弘0り・・・時点、ul/ 、 1713 、 参/j
・・・データパケット、zoo 、 zoi 、 jo
コ、 101・・・特性曲線、103・・・平均通信遅
延時間、!0参・・・スルーグツト、too 、 to
コ・・・フリップフロッグ、toi 、 tot 。 407 、401・・・アンドゲート、603・・・ク
ロック発生・。 回路、top・・・立上り検出回路、tor・・・カウ
ンタ、40り・・・インバータ、61O・・・オアゲー
ト。 特許出願人 東 京 大 学 長 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数端局の相互間を共通に接続する伝送路にデータ
    の優先順位に応じた継続長のキャリヤ信号を先行させて
    相手局のアドレスを付したデータパケットを前記複数端
    局からそれぞれ送出して相互に通信するとともに、前記
    キャリヤ信号相互の同時送出が発生したとIKは前記キ
    ャリヤ信号の継続長の履く優先して前記データパケット
    を送出するように制御する優先権付加通信制御方式にシ
    いて、同一優先順位の前記キャリヤ信号相互の同時送出
    が発生したときに社、自局の所定継続長の前記キャリヤ
    信号O送出の終了時における他局からの前記キャリヤ信
    号の送出Oはぼ同時の終了の検出により轟腋同−順位の
    同時送出を検知するとともに、引続き、所定の整数群か
    ら選択した整数に基づいてそれぞれ設定した新たな優先
    順位に応じ新たな継続長の前記キャリヤ信号を先行させ
    て前記データパケットを再度送出するようKしたことを
    41gIとする優先権付加通信制御方式。 2、特許請求の範囲第1項記載の通信制御方式において
    、前記所定の整数群からの前記整数の選択を無作為に行
    なうようにしたことを特徴とする優先権付加通信制御方
    式。 5、%許請求の範囲第1項記載の過信制御方式において
    、前記所定の整数群から選択した整数に基づいてそれぞ
    れ設定する前記新たな優先順位の範囲を嶋初の優先順位
    に応じて順次に変化させるとともに1それぞれの前記範
    囲にて前記整数の選択を無作為に行なうようにし九こと
    を特徴とする優先権付加通信制御方式。 4、特許請求の範囲前記各項のいずれかに記載の通信制
    御方式において、最低優先順位の前記データパケットに
    は前記キャリヤ信号を先行させないようKしたことを特
    徴とする優先権付加通信制御方式。 5.4I許請求の範囲前記各項のいずれかに記載の通信
    制御方式Ks?いて、前記キャリャ信号相互の同時送出
    が発生した際に、自局の所定継続長の前記キャリャ信号
    の送出o#I了IKも引続いて他局からの前記キャリャ
    信号の遠出を監視し、前記他局からの前記キャリャ信号
    の送出がほぼ同時KJI了しないことを検出したときK
    は、自局よ抄為位の優先順位Kある前記他局からの前記
    データパケットの送出を優先させるとともκ、その送出
    の終了K引続く前記伝送路の路長K基づく所定長の時間
    の経過の後K1前配所定継続長の前記キャリャ信号を先
    行させて前記データパケットを再度送出するようにした
    ことを特徴とする優先権付加通信制御方式. 6.  411許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    かに記載の通信制御方弐κおいて、前記キャリャ信号相
    互の同時送出が発生し丸際に、自局の所定継続長の前記
    キャリャ信号の送出の終了後にも引続いて他局からの前
    記キャリャ信号の送出を監視し、前記他局からの前記キ
    ャリャ信号の送出がほほ同時K終了しないことを検出し
    九ときには、自局よク高位の優先順位Kある剪記他局か
    らの前記データパケットの送出を優先させるとともK1
    その送出の終了K引続く無作為に設定した遅延時間の経
    過の後κ、藺配所定継続長の前記キャリャ信号を先行さ
    せて前記データパケットを再度送出するようKしたζと
    を特徴とする優先権付加通信制御方式。 7.特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載
    の通信制御方式において、前記キャリャ信号相互の同時
    送出が発生した際K1自局の所定継続長の前記キャリャ
    信号の送出の終了後にも引続いて他局からの前記キャリ
    ャ信号の送出を監視し、前記他局からの前記キャリャ信
    号の送出がほぼ同時に終了しないことを検出したときに
    は、自局よ沙高位の優先順位Kある前記他局からの前記
    データパケットの送出を優先させるとともに、その送出
    の終了κ引続く前記伝送路の路長K基づく所定長の時間
    の経過011K,自局と同一優先順位の他局からの前記
    キャリャ信号の同時送出κ備え、前記新たな優先順位K
    応じた前記新友な継続長の前記キャリャ信号を先行させ
    て前記データパケットを再変送出するようKしたことを
    特徴とする優先権付加通信制御方式。
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JPS6198041A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 Fujitsu Ltd 光トランシ−バ
JPS61284618A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Ishida Scales Mfg Co Ltd 計量システム
JPH0471133U (ja) * 1990-10-31 1992-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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