JPS5827197B2 - ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置 - Google Patents

ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置

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Publication number
JPS5827197B2
JPS5827197B2 JP15055377A JP15055377A JPS5827197B2 JP S5827197 B2 JPS5827197 B2 JP S5827197B2 JP 15055377 A JP15055377 A JP 15055377A JP 15055377 A JP15055377 A JP 15055377A JP S5827197 B2 JPS5827197 B2 JP S5827197B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rope
trolley
sheep
packet
sheave group
Prior art date
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Expired
Application number
JP15055377A
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English (en)
Other versions
JPS5483265A (en
Inventor
昭二郎 岩池
武男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5483265A publication Critical patent/JPS5483265A/ja
Publication of JPS5827197B2 publication Critical patent/JPS5827197B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロープトロリ一式アンローダのパケット旋回装
置に関するものである。
この分野の従来技術としては、次の3方式がある。
第1図、第2図に示す第1の方式は特公昭453877
9号公報にて公知のものであり、この方式は第1図の各
シーブ群A、Bを水平旋回させてシーブ群Bから下方へ
垂れたロープ3.3’。
4.4′を旋回変位させるもので、これによりロープ3
.3’、4.4’で主トロリー1から吊られたパケット
2を水平旋回させる方式である。
各シーブ群A、Bを旋回駆動する装置は同じであって、
シーブ群Bにつき説明すると、第2図の如くシーブ群B
の共通な支持軸Zをシャフトおよびギヤトレーンを使用
してモーターYで水平回転させるものである。
第3図で示す第2の方式は特公昭45=38780号公
報にて公知のものであり、この方式は第1図の各シーブ
群A、Bに相当する各シーブ群C,Dを主トロリー5上
に軸線が平行となるように設置し、各シーブ群C,Dを
同時に水平旋回させ、シーブ群りから垂れたロープを旋
回変位させ、パケットの水平旋回作用を得るものである
各シーブ群C,Dの旋回装置は第2図に示したものと同
様なものであり、この際にシーブ群りの移動に関連して
その移動量の1/2の移動を許すようにシーブ群Cはギ
ヤなどによる減速度で規制されている。
第4図の第3の方式にお〜・て2個の支持ドラム6.6
′の巻取速度差を生じせしめることにより主トロリー7
上のおたがいに釣合されたシーブ8゜8′を移動させて
シーブ8,8′を通過したロープ端のパケットを旋回さ
せる。
これらの従来技術には次の(a)〜(d)の問題点があ
る。
(a) クラブトロリ一式と比較してロープトロリ一
式の最大の短所はかかわるシーブが多いため口−プの寿
命が短かくなり、さらにロープ長が長いために、ロープ
の維持費用が高価となることである。
ところが第1、第2の各方式においてはシーブが2個追
加されているためロープトロリ一式の欠点を助長してい
る。
(b) 第1、第3の各方式においては左右対称の1
対のロープが同一の張力である条件下においてのみ、ロ
ープに与える引張と緩みがパケットを垂直に保ったまま
旋回させることができる構造である。
ところがパケットは不定形なバラ物を扱うため両方のロ
ープ張力が常時等しいとは限らないため、旋回角度はロ
ープの移動量に対応しないことが生じ得る。
(c) 第1、第2の各方式において、強制的ニトロ
リ−のシーブブロックを移動させる方法では、主トロリ
ーにシーブブロックの強制駆動用の電源を供給しなくで
はいけない。
このため、ロープトロリ一式は駆動部分が主トロリーに
ないため、高速軽快に横行させうるのが長所の一つであ
ることの利点を損うばかりか、保守上の問題が生ずる。
(d) 第3の方式において支持ドラムは2個に分離
するため、通常の奏上、巻下時の速度を同期させる装置
が追加され複雑な巻上装置となる。
本発明の目的はパケットの開口方向を変えるために、そ
の都度パケットを取替えることなしに、またロープトロ
リ一式の長所、短所を考慮したパケットの旋回装置とす
ることにあり、具体的な目的は、 (a) 巻上シーブを増さないでパケットを旋回させ
る。
(b) 奏上ロープの張力にかかわらず一定のパケッ
トの旋回角度を持続する。
(c) 主トロリーに電源を供給しないでパケットを
旋回させる。
(d)巻上ドラムを2個に増さないでパケットを旋回さ
せる。
以上である。
以下に本発明の実施例を第5図、第6図、第7図に基づ
いて説明する。
ロープトロリ一式アンローダのガーダ−11上に設けら
れた主トロリー9と補トロリー10は、横行ドラム12
に巻掛けられた横行ロープ13に導びかれてガーダ−1
1上を横行する。
14は支持ドラム、15 、15’ はこの支持ドラム
14に巻掛けられた支持ロープ、16は開閉ドラム、1
7゜17′は開閉ドラムに巻掛けられた開閉ロープ、各
ロープ15.15’ 、17.17’はそれぞれ主ト
ロリー9および補トロリー10上のシーブ群EおよびF
を介してパケット18へ導びかれる。
シー”j群Eは、第6図の如く、リンク26へ縦ピン2
8で連結したシーブブラケット31でシーブ25を支え
、このリンク26を縦ピン29でエコライズビーム27
へ連結し、このエコライズビーム27を主トロリー9へ
縦ピン30で回転自在に取り付けて成る。
旋回駆動ロープ20.20’は一端カエコライズビーム
27の両端19 、19’に緊締されている。
シーブ群Fは、第7図の如く、シーブ群Fを構成する各
シーブ37を各リンク39を介してエコライズビーム3
6にピン40.41による連結手段を利用して取り付け
て咬る。
このエコライズビーム36の中間はピン42にて補トロ
リー10へ水平回転自在に取り付ける。
このエコライズビーム36の回転中心部分に対して一体
に歯車38が設げられる。
一方、補トロリー10には旋回駆動用ロープ20.20
’ を導くための案内ドラム22゜22′が設置され
る。
この案内ドラム22.22’と一体にした各回転軸34
,34’は差動減速機42を介して軸35の一端に連な
り、他端は歯車38に連なる。
この差動減速機52の減速比は、シーブ群Eの1/2だ
げシーブ群Fが移動するように定めである。
旋回、駆動用ロープ20.20’は主トロリー9上のエ
コライズビーム27の両端19.19’からおのおの、
補トロリー10上の案内ドラム22゜22′へ巻掛けた
後、ガーダ−11上のロープ引張装置23の両端に連結
される。
このロープ引張装置23は、ガーダ−11に回転軸を介
して旋回自在に取り付けたレバーを回転軸に連結したモ
ーターで旋回駆動する構造を備えており、第2図に示し
た支持軸Zやシーブ3,3′4.4′を一本のレバーに
置き変えたものと同じものであり、旋回駆動系も第2図
に示したと同じである。
このため、ロープ引張装置23の駆動時にはレバーが旋
回してレバーの両端に連結された旋回駆動用ロープ20
.20’の一方を引張り、他方をゆるめることができる
パケット18を旋回させるには、シーブ群Eを旋回させ
る必要がある。
シーブ群Eは、ロープ引張装置23のレバーの旋回によ
って生ずる旋回駆動用ロープ20.20’の引張と弛み
によって旋回する。
このシーブ群Eの旋回によって、パケット18が旋回す
る。
このままであると、パケット18が旋回位置にて傾くが
、旋回1駆動用ロープ20゜20′が引張あるいは弛ん
で移動する際に、案内ドラム22.22’ を回転させ
る。
この回転は、回転軸34、あるいは34′を介して差動
減速機42内で減速され、軸35を介して歯車38を回
転させる。
この歯車38はエコライズビーム36と一体になってい
るので、このエコライズビーム36はシーブ群Eと同じ
方向ヘシーブ群Eの1/2の量だけ回転移動する。
したがってシーブ群Fはシーブ群Eと同方向へ1/2だ
け回転移動し、各ロープ15.15’ 、17.17
’のシーブ群E以下の長さを、パケット18が水平にな
る長さまで補正する。
なおロープ引張装置23は本実施例のごときレバー機構
であるにこだわらず、たとえば、ロープドラムおよび油
圧シリンダなどをロープ20.20’にそれぞれ設けて
もよく、ロープ20.20’をそれぞれ反対方向に移動
させ得ればよい。
支持ロープ15.15’が通過するシーブ群E。
F内のシーブの移動のみにてパケットを旋回させる場合
には本説明において開閉ロープ17.17’が通過する
シーブは固定シーブにすればよく、本発明はこの場合に
も同効である。
さらに、シーブ群FK直接水平回転用のピンを設けてエ
コライズビーム36をはぶいてもよい。
本発明の効果は以上詳述したように、各ロープ15.1
5’ 、17.17’が通過するシーブ群の数がすく
ない故に、各ロープ15.15’、17゜17′の損耗
を早めることなく、また、主トロリー9に電源を供給す
ることなく、さらに支持ドラム14を2個にする必要も
なくして、主トロリー9上のシーブ群Eと補トロリー1
0上のシーブ群Fを各トロリー外に設置したロープ引張
装置23から導かれるロープ20,20’l/Cよって
水平変位させる簡単な機構によって随時パケットを旋回
させ、またその旋回角度を維持できることである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の第1のパケット旋回方式を示す模式図、
第2図は第1図のシーブ群の旋回1駆動装置の部分断面
図、第3図は従来の第2のパケット旋回方式を示す模式
図、第4図は従来の第3のパケット旋回方式を示す模式
図、第5図は本発明の実施例によるパケット旋回方式を
示す模式図、第6図は第5図中の主トロリーの詳細上面
図、第7図は第5図中の補トロリーの詳細上面図である
。 9・・・主トロリー、10・・・補トロリー、11・・
・ガーダ−112・・・横行ドラム、13・・・横行ロ
ープ、14・・・支持ドラム、15 、15’ ・・・
支持ロープ、16・・・開閉ドラム、’I 7 、17
’・・・開閉ロープ、18・・・パケット、20.20
’・・・旋回駆動用ロープ、22.22’ ・・・案内
ドラム、23・・・ロープ引張装置、27,36・・・
エコライズビーム、30・・・縦ピン、38・・・縦ピ
ン、38・・・歯車、42・・・差動減速機、E、F・
・・シーブ群。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガーダ−上を走行する主トロリーと補トロリーとに
    ロープシープを水平変位自在に支持して載置し、これら
    各ロープシープを経由してきた開閉および支持用の各ロ
    ープによって主トロリーからパケット懸垂操作するロー
    プトロリ一式アンローダにおいて、前記主トロリーのロ
    ープシープを水平変位自在に支持する手段に連結したロ
    ープを、前記補トロリーに載置した案内ドラムに巻掛け
    た後に、ロープ引張装置を介して前記ガーダ−に連結し
    、前記案内ドラムを回転力伝達手段を介して補トロリー
    上のロープシープの支持手段に連結し、この回転力伝達
    手段の伝達方向性と減速比とを主トロリー上のロープシ
    ープの変位量の1/2の量だけ補トロリー上のロープシ
    ープが主トロリー上のロープシープと同方向へ変位する
    ように設定したことを特徴とするロープトロリ一式アン
    ローダのパケット旋回装置。
JP15055377A 1977-12-16 1977-12-16 ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置 Expired JPS5827197B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15055377A JPS5827197B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置

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JP15055377A JPS5827197B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置

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Publication Number Publication Date
JPS5483265A JPS5483265A (en) 1979-07-03
JPS5827197B2 true JPS5827197B2 (ja) 1983-06-08

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ID=15499385

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JP15055377A Expired JPS5827197B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 ロ−プトロリ−式アンロ−ダのバケット旋回装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5964550B2 (ja) * 2011-03-17 2016-08-03 三井造船株式会社 起重機

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JPS5483265A (en) 1979-07-03

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