JPS5827191B2 - 糸条巻物表面の欠点検出法 - Google Patents
糸条巻物表面の欠点検出法Info
- Publication number
- JPS5827191B2 JPS5827191B2 JP826376A JP826376A JPS5827191B2 JP S5827191 B2 JPS5827191 B2 JP S5827191B2 JP 826376 A JP826376 A JP 826376A JP 826376 A JP826376 A JP 826376A JP S5827191 B2 JPS5827191 B2 JP S5827191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- yarn
- defects
- optical fiber
- yarn roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H63/00—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
- B65H63/006—Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package quality control of the package
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は糸条巻物、たとえばパーン及びコーン等に巻か
れたフィラメント糸条の欠点検出法に関する。
れたフィラメント糸条の欠点検出法に関する。
従来、フィラメント巻物を製品として市場に出荷する場
合にはその外観形状、すなわち毛羽、ループ、巻姿等の
崩れ等の有無を検査し、不合格品を除去することが必要
であるが、従来この種の自動化技術として例えば実開昭
４９−１１２９５号等に見られるように、被検査糸条巻
物に光を照射し、その反射光を糸条巻物表面の長手方向
に配列した多数の受光素子により受光し、反射光量の変
化から欠点を検出する方法が提案されているが、このよ
うな手段では濃い汚れ等のように比較的反射光量が明度
の差として大きく現われる欠点は検出できるが毛羽、ル
ープ等のように通常の照射下では明度の差はほとんどな
く視覚検査でも見分けるのに熟練を要する微少な欠点の
検出が困難であり、また後の加工工程でのトラブルはこ
のような微少な欠点に起因する糸切れ等のトラブルが多
く、自動化への大きな課題であった。
合にはその外観形状、すなわち毛羽、ループ、巻姿等の
崩れ等の有無を検査し、不合格品を除去することが必要
であるが、従来この種の自動化技術として例えば実開昭
４９−１１２９５号等に見られるように、被検査糸条巻
物に光を照射し、その反射光を糸条巻物表面の長手方向
に配列した多数の受光素子により受光し、反射光量の変
化から欠点を検出する方法が提案されているが、このよ
うな手段では濃い汚れ等のように比較的反射光量が明度
の差として大きく現われる欠点は検出できるが毛羽、ル
ープ等のように通常の照射下では明度の差はほとんどな
く視覚検査でも見分けるのに熟練を要する微少な欠点の
検出が困難であり、また後の加工工程でのトラブルはこ
のような微少な欠点に起因する糸切れ等のトラブルが多
く、自動化への大きな課題であった。
本発明者らはこのような現状に鑑みこのような微少な欠
点を検出する方法について鋭意研究の結果、本発明に至
ったものである。
点を検出する方法について鋭意研究の結果、本発明に至
ったものである。
本発明の目的はこれら糸条巻物の外観検査の自動化を可
能にするため人間の視覚検査に代り得る糸条巻物の外観
検査の手段、すなわち各種欠点の自動検出手段を提供す
ることにあり、本発明の要旨は、糸条巻物の表面を検査
するに際し、糸条巻物の長手力向要検査部のほぼ接線方
向に光を照射することにより、該糸条巻物の要検査部表
面から突起する繊維もしくは繊維群からの反射光量よび
散乱光をオプティカルファイバーの一端群により集光し
オプティカルファイバーの他端に結合したイメージセン
サ−で受光して、電気信号に変換することにより糸条巻
物表面の欠点を検出することを特徴とする糸条巻物表面
の欠点検出法にある。
能にするため人間の視覚検査に代り得る糸条巻物の外観
検査の手段、すなわち各種欠点の自動検出手段を提供す
ることにあり、本発明の要旨は、糸条巻物の表面を検査
するに際し、糸条巻物の長手力向要検査部のほぼ接線方
向に光を照射することにより、該糸条巻物の要検査部表
面から突起する繊維もしくは繊維群からの反射光量よび
散乱光をオプティカルファイバーの一端群により集光し
オプティカルファイバーの他端に結合したイメージセン
サ−で受光して、電気信号に変換することにより糸条巻
物表面の欠点を検出することを特徴とする糸条巻物表面
の欠点検出法にある。
本発明は繊維及び繊維群の表面から突起した欠点である
毛羽、ループ等に光を照射しその反射および散乱によっ
て毛羽、ループ等を光輝ある像として捕え、その光をイ
メージセンサ−と結合したオプティカルファイバーで集
光することによって、欠点として検出可能とするもので
ある。
毛羽、ループ等に光を照射しその反射および散乱によっ
て毛羽、ループ等を光輝ある像として捕え、その光をイ
メージセンサ−と結合したオプティカルファイバーで集
光することによって、欠点として検出可能とするもので
ある。
以下本発明を図面にしたがって詳細に説明する。
まず第１図はパーン検査に応用した例を示す説明図で、
第１図ａは正面図、第１図すは平面図であり、直立する
パーン１の後方にはパーン１の長手方向の要検査部のほ
ぼ接線方向に向けて光を照射するように光源を配置する
とともにパーン１の側面の直射光及びパーンの表面の無
欠点部からの反射光が入射しない位置に一端をパーンの
後方に向けてオプティカルファイバー２を配置する。
第１図ａは正面図、第１図すは平面図であり、直立する
パーン１の後方にはパーン１の長手方向の要検査部のほ
ぼ接線方向に向けて光を照射するように光源を配置する
とともにパーン１の側面の直射光及びパーンの表面の無
欠点部からの反射光が入射しない位置に一端をパーンの
後方に向けてオプティカルファイバー２を配置する。
このように配置することによってパーン１の表面に、た
とえば突起する欠点３があれば矢印で示すオプティカル
ファイバー２の配置方向から該欠点を見れば、該欠点か
らの反射光Ｄよび散乱光により該欠点３が光り輝く像と
して見え、従って通常の照明下では見分けるのが難しい
細い単繊維でも、大きく拡大された像として明確にその
存在を認識することができる。
とえば突起する欠点３があれば矢印で示すオプティカル
ファイバー２の配置方向から該欠点を見れば、該欠点か
らの反射光Ｄよび散乱光により該欠点３が光り輝く像と
して見え、従って通常の照明下では見分けるのが難しい
細い単繊維でも、大きく拡大された像として明確にその
存在を認識することができる。
オプティカルファイバー２はこのような光り輝く像とし
て見える毛羽、ループ等からの光のみを集光するもので
ある。
て見える毛羽、ループ等からの光のみを集光するもので
ある。
従ってパーンの長手方向表面の要検査域にオプティカル
ファイバーを配置し、パーンを回転させればパーン全表
面の突起欠点からの光を順次集光することができる。
ファイバーを配置し、パーンを回転させればパーン全表
面の突起欠点からの光を順次集光することができる。
またこのようにして集光される光は、オプティカルファ
イバーの他端に光学系を介してイメージセンサ−５を結
合して置くことによって順次電気信号に変換し、欠点信
号として取り出すことができる。
イバーの他端に光学系を介してイメージセンサ−５を結
合して置くことによって順次電気信号に変換し、欠点信
号として取り出すことができる。
なかととて検出できる繊維及び繊維群の太さは、オプテ
ィカルファイバーの径に影響を受けるので径は細い物が
望ｌしい。
ィカルファイバーの径に影響を受けるので径は細い物が
望ｌしい。
又毛羽、ループ等のものでも毛足の短いものを検出する
ためにはオプティカルファイバーを糸条巻物にほぼ密着
して配置した方が望ましい。
ためにはオプティカルファイバーを糸条巻物にほぼ密着
して配置した方が望ましい。
又、検出感度は１本のオプティカルファイバーをカバー
するイメージセンサ−の素子数の少ない方が望ましく従
って結合するイメージセンサ−の素子数の多いもの或は
必要に応じて複数系列配置する必要がある。
するイメージセンサ−の素子数の少ない方が望ましく従
って結合するイメージセンサ−の素子数の多いもの或は
必要に応じて複数系列配置する必要がある。
このようにすれば人間の視覚検査では発見が難かしい毛
羽、ループ等のような表面欠点の検出も初めて可能と女
り、又イメージセンサ−の利用により高速に走査もでき
、又オプティカルファイバーを用いることにより信号の
伝送途中での電気的な雑音の乱入もなく高精度で安定し
て検査できるのが特徴である。
羽、ループ等のような表面欠点の検出も初めて可能と女
り、又イメージセンサ−の利用により高速に走査もでき
、又オプティカルファイバーを用いることにより信号の
伝送途中での電気的な雑音の乱入もなく高精度で安定し
て検査できるのが特徴である。
何本発明を実施する場合、周囲は暗視野の方が望ましい
。
。
次にこのようにして欠点信号が得られれば、第２図に示
すように、イメージセンサ−４からの出力を例えばバッ
ファ用増巾回路６で増巾し、次に比較回路７に供給し、
該回路で毛羽等の欠点による電圧変化信号のみを分離し
て、欠点信号を取り出し、リレー回路７によって欠点信
号に基すいて欠点個所の有無を表示するランプ等を点灯
し、欠点パーンであることを表示することができる。
すように、イメージセンサ−４からの出力を例えばバッ
ファ用増巾回路６で増巾し、次に比較回路７に供給し、
該回路で毛羽等の欠点による電圧変化信号のみを分離し
て、欠点信号を取り出し、リレー回路７によって欠点信
号に基すいて欠点個所の有無を表示するランプ等を点灯
し、欠点パーンであることを表示することができる。
又、このようにして欠点信号が分離できればこの情報を
コンピュータ等に入力して欠点情報の集計、分析等種々
のバリエイジョンが可能となる。
コンピュータ等に入力して欠点情報の集計、分析等種々
のバリエイジョンが可能となる。
尚本発明の実施に際しては、被検査糸条巻物の表面の汚
れ等の検出手段と並設することによってより完全な自動
化が期待できるものである。
れ等の検出手段と並設することによってより完全な自動
化が期待できるものである。
本発明の各処理回路の信号の流れは、例えば糸条巻物表
面の欠点１−１は増巾回路の出力としてｂの１−２に示
すような出力波形が得られ、ｂの出力はＣに示すように
電圧比較回路にむいて基準値Ｓと比較され、欠点部１−
３はｄに示す１−４のように波形整形されたパルス出力
として得られ、該信号がリレー回路の制御信号となる。
面の欠点１−１は増巾回路の出力としてｂの１−２に示
すような出力波形が得られ、ｂの出力はＣに示すように
電圧比較回路にむいて基準値Ｓと比較され、欠点部１−
３はｄに示す１−４のように波形整形されたパルス出力
として得られ、該信号がリレー回路の制御信号となる。
以上パーンの検査の１例をのべたが、本発明はパーンの
みならずコーン等に巻かれたフィラメント糸等の検査工
程の無人化へも当然適用できるものであり、品質管理の
定量化及び省力化等工業上その効果は極めて犬である。
みならずコーン等に巻かれたフィラメント糸等の検査工
程の無人化へも当然適用できるものであり、品質管理の
定量化及び省力化等工業上その効果は極めて犬である。
第１図ａｓｂは本発明の配置例を示す説明図で、ａは正
面を示しｂは平面を示す。 図中付量１，１′は糸条巻物、２，２’Ｕ光学繊維群、
３，３′は表面欠点、４，４′は光源、５はイメージセ
ンサ−をそれぞれ表わす。 第２図は信号処理の流れを示すブロックダイヤグラムで
あり、５にイメージセンサー、６は増巾アンプ、７は電
圧比較回路、８はリレー回路、９はアラームランプをそ
れぞれ表わす。 第３図は本発明の出力波形の１例を表わすグラフである
。
面を示しｂは平面を示す。 図中付量１，１′は糸条巻物、２，２’Ｕ光学繊維群、
３，３′は表面欠点、４，４′は光源、５はイメージセ
ンサ−をそれぞれ表わす。 第２図は信号処理の流れを示すブロックダイヤグラムで
あり、５にイメージセンサー、６は増巾アンプ、７は電
圧比較回路、８はリレー回路、９はアラームランプをそ
れぞれ表わす。 第３図は本発明の出力波形の１例を表わすグラフである
。
Claims (1)
- １ 糸条巻物の表面を検査するに際し、糸条巻物の長手
力向要検査部のほぼ接線方向に光を照射することにより
、該糸条巻物の要検査部表面から突起する繊維もしくは
繊維群からの反射光および散乱光をオプティカルファイ
バーの一端群により集光し、オプティカルファイバーの
他端に結合したイメージセンサ−で受光して電気信号に
変換することにより糸条巻物表面の欠点を検出すること
を特徴とする糸条巻物表面の欠点検出法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP826376A JPS5827191B2 (ja) | 1976-01-28 | 1976-01-28 | 糸条巻物表面の欠点検出法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP826376A JPS5827191B2 (ja) | 1976-01-28 | 1976-01-28 | 糸条巻物表面の欠点検出法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5291935A JPS5291935A (en) | 1977-08-02 |
| JPS5827191B2 true JPS5827191B2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=11688255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP826376A Expired JPS5827191B2 (ja) | 1976-01-28 | 1976-01-28 | 糸条巻物表面の欠点検出法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827191B2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-28 JP JP826376A patent/JPS5827191B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5291935A (en) | 1977-08-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4845374A (en) | Method and apparatus for detecting the deposition of an adhesive on a travelling web | |
| US3877821A (en) | Apparatus for detecting flaws using an array of photo sensitive devices | |
| GB2095828A (en) | Detection of defects in fibrous arrays | |
| JPS61292046A (ja) | 繊維製品の異物監視方法及び装置 | |
| JPH08210826A (ja) | 実質的に円形の物体の外観を検査する方法および装置 | |
| US6208750B1 (en) | Method for detecting particles using illumination with several wavelengths | |
| WO2019130209A2 (en) | Yarn quality monitoring (methods and systems) | |
| JP2011053173A (ja) | 糸条の欠陥検出方法および欠陥検出装置 | |
| EP3404381A1 (en) | System and method for high speed low noise in-process hyperspectral non-destructive evaluation for rapid composite manufacturing | |
| US20030201384A1 (en) | Inspecting method and apparatus for foreign matter | |
| JPS6147542A (ja) | 感光フィルムの表面検査方法および装置 | |
| JP7151469B2 (ja) | シート欠陥検査装置 | |
| JPH06294749A (ja) | 板ガラスの欠点検査方法 | |
| WO2019039319A1 (ja) | 卵の検査装置 | |
| CN202083659U (zh) | 人造短纤维的质量均匀度检测装置 | |
| JPS5827191B2 (ja) | 糸条巻物表面の欠点検出法 | |
| US20030214649A1 (en) | Inspecting apparatus for foreign matter | |
| JP2887607B2 (ja) | 中空糸膜の欠陥検査方法および装置 | |
| JPH0227242A (ja) | ケーブルの表面欠陥検出装置 | |
| JPS63285453A (ja) | 物体の混在検出方法 | |
| JPH0429401Y2 (ja) | ||
| JPH04178545A (ja) | 透明帯状体の検査方法及び装置 | |
| JP3184287B2 (ja) | 光拡散体の検査装置 | |
| JP2632463B2 (ja) | 巻糸ボビンの検査装置 | |
| US20230026193A1 (en) | Automatic Bobbin Control |