JPS5827046B2 - 切削工具取付用ア−バ - Google Patents
切削工具取付用ア−バInfo
- Publication number
- JPS5827046B2 JPS5827046B2 JP55186132A JP18613280A JPS5827046B2 JP S5827046 B2 JPS5827046 B2 JP S5827046B2 JP 55186132 A JP55186132 A JP 55186132A JP 18613280 A JP18613280 A JP 18613280A JP S5827046 B2 JPS5827046 B2 JP S5827046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting tool
- cavity
- hole
- clamping body
- center hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2228/00—Properties of materials of tools or workpieces, materials of tools or workpieces applied in a specific manner
- B23B2228/16—Shape memory alloys
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、加工機械のスピンドルに操入されてシェル
エンドミルやフライス等の切削工具を保持するアーμに
関するものである。
エンドミルやフライス等の切削工具を保持するアーμに
関するものである。
従来使用されている切削工具のアーμは、先端に形成さ
れる取付部にねじ穴を設け、取付部をフライス等の中心
穴に挿入した後ねじ穴に鍔付きのボルトをねじ込んで工
具を保持する構造としたものが一般的であるが、この種
のアーμはボルトの締付は締外しを人力によって行う必
要があり、そのため、切削工具着脱時の作業性が悪い。
れる取付部にねじ穴を設け、取付部をフライス等の中心
穴に挿入した後ねじ穴に鍔付きのボルトをねじ込んで工
具を保持する構造としたものが一般的であるが、この種
のアーμはボルトの締付は締外しを人力によって行う必
要があり、そのため、切削工具着脱時の作業性が悪い。
また、構造が複雑で加工性に劣るほか心出しも難かしい
欠点がある。
欠点がある。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構造
が簡略化されて心出し精度が高められ、しかも工具の着
脱が自動的に行われるアーμを提供するのが目的である
。
が簡略化されて心出し精度が高められ、しかも工具の着
脱が自動的に行われるアーμを提供するのが目的である
。
以下、この発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第１図に示すように、この発明のアーμは、本体１の先
端に切削工具の中心穴に挿入される取付部２を形成し、
この取付部に空洞３を設けてその中に締付体４を埋め込
んだ構造とし、上記取付部２の外周面を切削工具の中心
穴内面に圧接して工具を保持するようにしである。
端に切削工具の中心穴に挿入される取付部２を形成し、
この取付部に空洞３を設けてその中に締付体４を埋め込
んだ構造とし、上記取付部２の外周面を切削工具の中心
穴内面に圧接して工具を保持するようにしである。
なお、図中５は、切削工具の接合面に係合される回り止
め用のキーを示し、また、６はスピンドルのキーを嵌め
込むキー溝を示す。
め用のキーを示し、また、６はスピンドルのキーを嵌め
込むキー溝を示す。
上記取付部２は、冷却した際は切削工具の中心穴よりも
わずかに小径となるように形成されるが、常温乃至それ
以上の温度下では後に詳述する締付体４によって外方に
押し拡げられ、その径が工具の中心穴径よりも犬となる
。
わずかに小径となるように形成されるが、常温乃至それ
以上の温度下では後に詳述する締付体４によって外方に
押し拡げられ、その径が工具の中心穴径よりも犬となる
。
従って、この状態では外周面が切削工具の中心穴内面に
圧接し、そのときの接触抵抗により工具が保持される。
圧接し、そのときの接触抵抗により工具が保持される。
この取付部２は、弾性変形を容易ならしめるため、強度
が損われない程度に肉厚を薄くするか、その回りに複数
の割り溝を設けるのが望ましい。
が損われない程度に肉厚を薄くするか、その回りに複数
の割り溝を設けるのが望ましい。
また、第１図に示すものは、締付体４がピン等を介して
取付部２に支持されており、その先端が取付部２から露
出しているが、第２図及び第３図に示すように、締付体
全体を覆うようにしてもよい。
取付部２に支持されており、その先端が取付部２から露
出しているが、第２図及び第３図に示すように、締付体
全体を覆うようにしてもよい。
即ち、第２図に示すものは、本体１の後方から穴加工し
て空洞３を設けることにより先端部のカバー７を形成し
てあり、また、第３図の場合は、先端から穴加工された
空洞３に締付体４を挿入した後、溶接等によってカバー
５を取付けである。
て空洞３を設けることにより先端部のカバー７を形成し
てあり、また、第３図の場合は、先端から穴加工された
空洞３に締付体４を挿入した後、溶接等によってカバー
５を取付けである。
上記締付体４は、素材にニチノール（ｎｉｔｉｎｏｌ）
と呼ばれるＴ１Ｎｉの金属間化合物、或いはＣｕ−Ｚ
ｎ −Ａ Ｉ系またはＣｕ −Ａ Ｉ −Ｎ ｉ系の合
金等のいわゆる形状記憶合金が用いられ、これ等の金属
を、原形で取付部２が半径力に押し広げられる大きさく
空洞３の穴径より大径となる）の円柱状に成形し、これ
を冷却する等して収縮し空洞３に挿入しである。
と呼ばれるＴ１Ｎｉの金属間化合物、或いはＣｕ−Ｚ
ｎ −Ａ Ｉ系またはＣｕ −Ａ Ｉ −Ｎ ｉ系の合
金等のいわゆる形状記憶合金が用いられ、これ等の金属
を、原形で取付部２が半径力に押し広げられる大きさく
空洞３の穴径より大径となる）の円柱状に成形し、これ
を冷却する等して収縮し空洞３に挿入しである。
この締付体４は、常温乃至加熱されてそれ以上の温度に
なると原形に戻ろうとして膨張し、これによって先に述
べたように取付部２が押し拡げられ、その外周面が切削
工具の中心穴内面に圧接する。
なると原形に戻ろうとして膨張し、これによって先に述
べたように取付部２が押し拡げられ、その外周面が切削
工具の中心穴内面に圧接する。
また、締付体４は冷却されると収縮し、このため取付部
２は素材の復元弾性によって元に戻り工具への圧接が解
かれる。
２は素材の復元弾性によって元に戻り工具への圧接が解
かれる。
なお、締付体４は、上記とは逆に加熱されて収縮し、冷
却時に膨張するものを使用してもよく、さらに常温で収
縮し加熱されて膨張するものを使用してもよい。
却時に膨張するものを使用してもよく、さらに常温で収
縮し加熱されて膨張するものを使用してもよい。
その選択はアーμの使用条件に合わせて適宜行う。
次に、締付体４の冷却及び加熱は、本体１にガス導入孔
８を設け、この孔から締付体の周りに冷却または加熱ガ
スを吹き込んで行うが、締付体４の反応を早めるため、
これの内部にガス導入孔８に連通ずる複数の小孔９等を
設けるか第２図に示すようにその外周にガス導入孔８に
連通ずる螺旋溝１０等を設けておく。
８を設け、この孔から締付体の周りに冷却または加熱ガ
スを吹き込んで行うが、締付体４の反応を早めるため、
これの内部にガス導入孔８に連通ずる複数の小孔９等を
設けるか第２図に示すようにその外周にガス導入孔８に
連通ずる螺旋溝１０等を設けておく。
この場合、小孔７と螺旋溝１０を併せて設けることがで
きるのは言うまでもない。
きるのは言うまでもない。
この発明のアーμは以上の通りであり、本体の先端に形
成される取付部に、形状記憶合金によって形成される締
付体を埋め込み、これを冷却または加熱して収縮、膨張
することにより、取付部の外周面を切削工具の中心穴内
面に圧接し、またはその圧接を解いて工具の取付けを行
うようにしたので、従来のアーμに比べて構造が簡素化
され、製作が容易となるほか心出しが容易となりその精
度も高められる。
成される取付部に、形状記憶合金によって形成される締
付体を埋め込み、これを冷却または加熱して収縮、膨張
することにより、取付部の外周面を切削工具の中心穴内
面に圧接し、またはその圧接を解いて工具の取付けを行
うようにしたので、従来のアーμに比べて構造が簡素化
され、製作が容易となるほか心出しが容易となりその精
度も高められる。
また、切削工具の着脱がアーμの温度に関係なく、即ち
、アーμ自体は切削時の摩擦熱によって高温になり易く
、加熱によって膨張させた締付体はこの熱が放散されな
いと収縮しないが、ガスを通して強制冷却すればアーμ
の熱に関係なく自動的に行われるので作業性が著しく向
上する等の優れた効果が得られる。
、アーμ自体は切削時の摩擦熱によって高温になり易く
、加熱によって膨張させた締付体はこの熱が放散されな
いと収縮しないが、ガスを通して強制冷却すればアーμ
の熱に関係なく自動的に行われるので作業性が著しく向
上する等の優れた効果が得られる。
第１図は、この発明のアーμを示す一部破断正面図、第
２図は他の実施例の要部を示す断面図である。 １・・・本体、２・・・取付部、３・・・空洞、４・・
・締付体、５・・・カバー ８・・・ガス導入孔、９・
・・小孔、１０・・・螺旋溝。
２図は他の実施例の要部を示す断面図である。 １・・・本体、２・・・取付部、３・・・空洞、４・・
・締付体、５・・・カバー ８・・・ガス導入孔、９・
・・小孔、１０・・・螺旋溝。
Claims (1)
- １ 切削工具の中心穴に挿入される本体先端の取付部に
空洞を設けてその中に温度変化に伴なって変形する形状
記憶合金の締付体を埋設し、さらに、本体には上記空洞
から外周に通じるガス導入孔を、一方締付体には一端が
上記空洞に連通し他端が外部に抜ける小孔もしくは溝を
設け、この小孔又は溝に導入されるガスにより、上記締
付体を加熱もしくは冷却して膨張・収縮させ、取付部外
周面の切削工具中心穴内面への圧接またはその解除を行
うようにした切削工具取付用アーμ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55186132A JPS5827046B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 切削工具取付用ア−バ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55186132A JPS5827046B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 切削工具取付用ア−バ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57107711A JPS57107711A (en) | 1982-07-05 |
| JPS5827046B2 true JPS5827046B2 (ja) | 1983-06-07 |
Family
ID=16182923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55186132A Expired JPS5827046B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 切削工具取付用ア−バ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827046B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3909630A1 (de) * | 1989-03-23 | 1990-09-27 | Daimler Benz Ag | Spannwerkzeug zum kraftschluessigen und hochpraezisen spannen von werkstuecken |
| US9180995B2 (en) | 2009-06-23 | 2015-11-10 | Toppan Printing Co., Ltd. | Retort cup |
-
1980
- 1980-12-22 JP JP55186132A patent/JPS5827046B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57107711A (en) | 1982-07-05 |
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