JPS58267B2 - アツデントランスノヘイレツクドウホウホウ - Google Patents
アツデントランスノヘイレツクドウホウホウInfo
- Publication number
- JPS58267B2 JPS58267B2 JP50086016A JP8601675A JPS58267B2 JP S58267 B2 JPS58267 B2 JP S58267B2 JP 50086016 A JP50086016 A JP 50086016A JP 8601675 A JP8601675 A JP 8601675A JP S58267 B2 JPS58267 B2 JP S58267B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- transformer
- phase
- output
- piezoelectric transformer
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧電トランスの並列、駆動方法に関する。
一般に圧電トランスは、駆動部に電界を印加することに
より、機械的歪みを生じさせ、その機械的歪みを発電部
で電圧に変換し、連続した正弦波出力電圧を得るもので
あって、電気−機械−電気のエネルギー変換中に昇圧作
用を行わせるものである。
より、機械的歪みを生じさせ、その機械的歪みを発電部
で電圧に変換し、連続した正弦波出力電圧を得るもので
あって、電気−機械−電気のエネルギー変換中に昇圧作
用を行わせるものである。
したがって、その動作には機械振動が介在するため、余
り大きなものは製造しにくく、このため比較的大きな出
力電力を得る場合には、2個乃至それ以上の圧電トラン
スを並列接続して使用するのが普通である。
り大きなものは製造しにくく、このため比較的大きな出
力電力を得る場合には、2個乃至それ以上の圧電トラン
スを並列接続して使用するのが普通である。
また、圧電トランスは出力インピーダンスが高いため、
電圧レギュレーションが悪く、負荷が開放に近づくと出
力電圧が上昇し、放電や、周辺部品の燃焼、ひいては圧
電トランスの折損事故にもつながる欠点がある。
電圧レギュレーションが悪く、負荷が開放に近づくと出
力電圧が上昇し、放電や、周辺部品の燃焼、ひいては圧
電トランスの折損事故にもつながる欠点がある。
本発明の目的は、以上の点に鑑み、上記の欠点を除去す
る新規な圧電トランスの並列駆動方法を提供することで
ある。
る新規な圧電トランスの並列駆動方法を提供することで
ある。
本発明は、圧電トランスの出力電圧の位相が駆動電圧の
位相により決まることを利用するもので、並列に接続さ
れた圧電トランスを、帰還信号によって動作する位相制
御手段によって、適当な位相差を設けて駆動することに
より、所望の値に安定化された高圧出力電圧を得ること
を特徴とするものである。
位相により決まることを利用するもので、並列に接続さ
れた圧電トランスを、帰還信号によって動作する位相制
御手段によって、適当な位相差を設けて駆動することに
より、所望の値に安定化された高圧出力電圧を得ること
を特徴とするものである。
以下、圧電トランスを2個使用した場合の一実施例を図
面を用いて詳細に説明する。
面を用いて詳細に説明する。
第1図において、1,2は圧電トランスで、圧電トラン
ス1は駆動電極11,12が直接駆動電源3に接続され
ており、また圧電トランス2は駆動電極21,22が位
相制御手段6を介して駆動電源3に接続されている。
ス1は駆動電極11,12が直接駆動電源3に接続され
ており、また圧電トランス2は駆動電極21,22が位
相制御手段6を介して駆動電源3に接続されている。
本願明細書においては、説明の便宜上、上記圧電トラン
ス2の如く、位相制御手段を介して駆動電源に接続され
たものを副圧型トランスと呼び、そうでないものを主圧
電トランスと呼ぶものとする。
ス2の如く、位相制御手段を介して駆動電源に接続され
たものを副圧型トランスと呼び、そうでないものを主圧
電トランスと呼ぶものとする。
上記圧電トランス1゜2のそれぞれの出力電極13.2
3は共通に接続されて、2個のダイオード41,42と
から成る倍圧整流回路4を介して、出力端子7に接続さ
れている。
3は共通に接続されて、2個のダイオード41,42と
から成る倍圧整流回路4を介して、出力端子7に接続さ
れている。
該出力端子7とアース間には検出用抵抗5が挿入されて
おり、出力端子7に現われる出力電圧に比例した電気信
号eが上記位相制御手段6に帰還されている。
おり、出力端子7に現われる出力電圧に比例した電気信
号eが上記位相制御手段6に帰還されている。
いま、圧電トランス1,2を特性の等しいものを使用し
て、その各出力電圧をそれぞれEl、E2とすると、圧
電トランスを駆動する駆動電圧の位相差φと上記各出力
電圧を重畳して得られる電圧EO(=E1+E2)との
関係は第2図に示される様になる。
て、その各出力電圧をそれぞれEl、E2とすると、圧
電トランスを駆動する駆動電圧の位相差φと上記各出力
電圧を重畳して得られる電圧EO(=E1+E2)との
関係は第2図に示される様になる。
すなわち、位相差φが0のとき、つまり圧電トランス1
,2を駆動するそれぞれの駆動電圧が同相のときにはE
1=E2となってE0は“2E1”となる。
,2を駆動するそれぞれの駆動電圧が同相のときにはE
1=E2となってE0は“2E1”となる。
また位相差φが“T/2”のとき、つまり圧電トランス
1,2を駆動するそれぞれの電圧の位相差が、駆動電圧
の周期Tの半分のときにはE1=−E2となってE0は
“0”なる。
1,2を駆動するそれぞれの電圧の位相差が、駆動電圧
の周期Tの半分のときにはE1=−E2となってE0は
“0”なる。
このことは、駆動電圧の位相差φを“0”〜“T/2”
の間の適当な値にすることによって、各出力電圧を重畳
して得られる電圧E0の値を“0”〜“2E1”の間の
任意の値にすることができることを示している。
の間の適当な値にすることによって、各出力電圧を重畳
して得られる電圧E0の値を“0”〜“2E1”の間の
任意の値にすることができることを示している。
したがって、この原理により、上記実施例の並列駆動に
おいては、位相制御手段6によって、帰還される電気信
号eに応じて電源3の電圧位相を適当に調整すれば、各
出力電圧を重畳して得る電圧E0の大きさを所望の値と
なる様にすることができる。
おいては、位相制御手段6によって、帰還される電気信
号eに応じて電源3の電圧位相を適当に調整すれば、各
出力電圧を重畳して得る電圧E0の大きさを所望の値と
なる様にすることができる。
位相制御手段6の構成は上記の如き作用をなすのであれ
ばどの様なものであっても良い。
ばどの様なものであっても良い。
たとえば、コイル、コンデンサ等のリアクタンス素子と
トランジスタ、IC等の制御素子を組合せて構成した、
ずらす位相の量を制御信号によって調整できる制御可能
移相器と、帰還される電気信号eをあらかじめ設定した
値と比較して、その誤差に応じた制御信号を上記制御可
能移相器に供給する誤差検出回路とから成るものが考え
られる。
トランジスタ、IC等の制御素子を組合せて構成した、
ずらす位相の量を制御信号によって調整できる制御可能
移相器と、帰還される電気信号eをあらかじめ設定した
値と比較して、その誤差に応じた制御信号を上記制御可
能移相器に供給する誤差検出回路とから成るものが考え
られる。
そして、電気信号eが設定値より大きい場合には、ずら
す位相の量を位相差が“T/2”に近づく様に制御し、
また電気信号eが設定値より小さい場合には、ずらす位
相の量を位相差が“0”に近づく様に制御して電気信号
eと設定値とが等しくなる様に動作させれば、出力端子
7に現われる整流された出力電圧の値は設定値によって
決定される値に安定化される。
す位相の量を位相差が“T/2”に近づく様に制御し、
また電気信号eが設定値より小さい場合には、ずらす位
相の量を位相差が“0”に近づく様に制御して電気信号
eと設定値とが等しくなる様に動作させれば、出力端子
7に現われる整流された出力電圧の値は設定値によって
決定される値に安定化される。
この場合、設定値を調整できる様にしておけば、望む値
の安定化された出力電圧が得られることは言うまでもな
い。
の安定化された出力電圧が得られることは言うまでもな
い。
なお、上記の実施例においては、電気信号eを検出用抵
抗5を用いて、整流された後の電圧を検出して得ている
が、これに限定されず、各圧電トランスの出力電圧を重
量した電圧の大きさにほぼ比例した電気信号が得られる
のならばどの様なものであっても良い。
抗5を用いて、整流された後の電圧を検出して得ている
が、これに限定されず、各圧電トランスの出力電圧を重
量した電圧の大きさにほぼ比例した電気信号が得られる
のならばどの様なものであっても良い。
たとえば、一方の圧電トランスの出力電極近傍に導電体
を配設し、静電誘導によって該導電体に誘起される電圧
を利用する構成などが考えられる。
を配設し、静電誘導によって該導電体に誘起される電圧
を利用する構成などが考えられる。
また、上記の実施例においては主圧電トランスと副圧室
トランスがそれぞれ1個の場合であったが、それぞれ複
数個の場合であってもよく、また整流回路の構成も実施
例に限定されない。
トランスがそれぞれ1個の場合であったが、それぞれ複
数個の場合であってもよく、また整流回路の構成も実施
例に限定されない。
以上説明した様に本発明による並列駆動方法は位相制御
手段によって、帰還される電気信号に応じて副圧室トラ
ンスを駆動する電圧の位相を適当に調整することにより
、主圧電トランスと副圧室トランスのそれぞれの出力電
圧を重畳して得る高圧出力電圧を所定の値に安定化する
ものである。
手段によって、帰還される電気信号に応じて副圧室トラ
ンスを駆動する電圧の位相を適当に調整することにより
、主圧電トランスと副圧室トランスのそれぞれの出力電
圧を重畳して得る高圧出力電圧を所定の値に安定化する
ものである。
したがって、高圧出力電圧を供給する負荷が開放に近づ
いたとしても、出力電圧は常に一定の値に保たれるから
、従来の如く電圧が上昇して放電を起したり、周辺部品
が燃焼したりすることがない。
いたとしても、出力電圧は常に一定の値に保たれるから
、従来の如く電圧が上昇して放電を起したり、周辺部品
が燃焼したりすることがない。
また温度変動による高圧出力電圧の変動の問題も解決さ
れる。
れる。
さらに、本発明においては、高圧出力電圧の値を調整す
るのに、駆動電圧の位相差を変えるのであって、従来の
如く駆動電圧の大きさを変化させるのでないから、出力
電圧を調整するために生じる電力損失は、駆動電圧の大
きさを変化させる場合に比べ極めて少い。
るのに、駆動電圧の位相差を変えるのであって、従来の
如く駆動電圧の大きさを変化させるのでないから、出力
電圧を調整するために生じる電力損失は、駆動電圧の大
きさを変化させる場合に比べ極めて少い。
第1図は本発明による並列駆動方法の一実施例を示す回
路図、第2図は重畳電圧E0と位相差φとの関係を示す
図面でaはφ=0の場合、bはU=T/4の場合、cは
φ=T/2の場合である。 図中、1は主圧電トランス、2は副圧室トランス、3は
駆動電源、4は整流回路、5は検出用抵抗、6は位相制
御手段、7は出力端子を示す。
路図、第2図は重畳電圧E0と位相差φとの関係を示す
図面でaはφ=0の場合、bはU=T/4の場合、cは
φ=T/2の場合である。 図中、1は主圧電トランス、2は副圧室トランス、3は
駆動電源、4は整流回路、5は検出用抵抗、6は位相制
御手段、7は出力端子を示す。
Claims (1)
- 1 主圧電トランスと、該主圧電トランスを駆動する駆
動電圧に位相制御手段を介して接続された副圧型トラン
ス表から成り、それぞれの圧電トランスの出力電圧を重
畳して高圧出力電圧を得るものであって、上記高圧出力
電圧の大きさにほぼ比例した電気信号を上記位相制御手
段に帰還して、上記副圧型トランスを駆動する電圧の位
相を制御することにより、上記高圧出力電圧の値を安定
化する圧電トランスの並列駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50086016A JPS58267B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | アツデントランスノヘイレツクドウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50086016A JPS58267B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | アツデントランスノヘイレツクドウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS529823A JPS529823A (en) | 1977-01-25 |
JPS58267B2 true JPS58267B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=13874867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50086016A Expired JPS58267B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | アツデントランスノヘイレツクドウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58267B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5747914A (en) * | 1997-02-05 | 1998-05-05 | Motorola Inc. | Driving circuit for multisectional piezoelectric transformers using pulse-position-modulation/phase modulation |
JP4199334B2 (ja) * | 1998-09-04 | 2008-12-17 | Necトーキン株式会社 | 圧電トランス装置及びその駆動方法 |
JP4102504B2 (ja) * | 1999-02-05 | 2008-06-18 | Necトーキン株式会社 | 圧電トランスおよびその使用方法 |
JP4535813B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2010-09-01 | Necエンジニアリング株式会社 | 圧電トランスを用いた電源装置 |
JP4332528B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2009-09-16 | キヤノン株式会社 | 電源装置、電源装置を有する画像形成装置 |
-
1975
- 1975-07-14 JP JP50086016A patent/JPS58267B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS529823A (en) | 1977-01-25 |
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