JPS582575Y2 - 石材切削装置 - Google Patents

石材切削装置

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Publication number
JPS582575Y2
JPS582575Y2 JP1978105625U JP10562578U JPS582575Y2 JP S582575 Y2 JPS582575 Y2 JP S582575Y2 JP 1978105625 U JP1978105625 U JP 1978105625U JP 10562578 U JP10562578 U JP 10562578U JP S582575 Y2 JPS582575 Y2 JP S582575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
drive belt
stone
cutting
drive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978105625U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5523729U (ja
Inventor
大石三郎
Original Assignee
株式会社大石機械製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大石機械製作所 filed Critical 株式会社大石機械製作所
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Publication of JPS5523729U publication Critical patent/JPS5523729U/ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石材切削装置に関するものであって、特に切削
長さ数メートルに亘るような大型石材を切断するに適し
た構造としたものである。
一般に石材を切削するには、帯鋸状のブレードを用い、
これを水平方向に走行させ乍ら石材上面から下方に切込
むものである。
従って装置の基本構成はブレードの走行方向に水平か垂
直かの違いはあるものの、いわば木工機にかける帯鋸盤
の手法を踏襲したものである。
即ち前後一対の竪軸のタイヤ間に無端状のブレードを懸
回させ、長円状軌道を走行させるようにしたものである
しかしながら被加工材たる石材が数メートルにも及ぶと
きはブレードの切削作用部、即ち直線軌道部をそれだけ
長くとらねばならず、装置自体極めて大型化することは
免れ得ない。
即ちブレード全長は数10メートルにも及びタイヤ径も
数メートルのものとしなければならないのである。
このため装置の駆動に大きな動力を必要とするほか、タ
イヤに懸回されたブレードは遠心力によってタイヤから
離れる傾向を有し、このためタイヤによる駆動を行うに
当って不可欠のタイヤとブレードとの圧着力が不足し、
有効にタイヤのトルクをブレードに伝達できなくなるう
らみが在った。
ここにかいて本考案はブレードを案内し、乃至は駆動す
るベルトを設けることによって、従来のタイヤを排した
ものであって、ブレードのターン部は一定間隔に配した
ガイドプーリによって案内させ、且つブレードが駆動さ
れるに際して免れ得ないターン部分に卦ける遠心力を巧
みに利用し、その外周側に駆動ベルトを配し、これによ
って強い圧着力の下にブレードの駆動を行うようにした
ものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
先ず本考案を端的に理解できるよう第1図において本考
案と従来型とを骨格的に図示する。
即ち、イは本考案たる石材の切削装置であって、−例と
して半円形にコ字型に案内された駆動ベルト1を対向さ
せその内側に長円軌道としたチップを有するブレード3
を懸張するものである。
一方従来型は、前後2つのタイヤT、T’に対してブレ
ード3を懸張したものである。
而してこの図面は、両者とも切削作用部Aの長さとふと
ころ寸法Bとを共に等しくlにとったものであり、同じ
切削能力をもたせた場合、本考案は著しく小型化できる
ものである。
更に以下本考案の具体的構成について述べると、先ず符
号4は適宜間隔に配したガイドプーリであって、ブレー
ド3の走行軌道のうち直線状の軌道以外即ちターン部C
にかけるブレード3の内側に適宜設ける。
伺切削作用部Aの前後にかいてはその位置におけるガイ
ドプーリ4に対応して外側にもプーリを設けることを町
とする。
もちろんこのような手段に替えて板状のガイド部材等を
用いてもよい。
更にこのターン部Cの外側に駆動ベルト1を配設するも
のである。
この駆動ベルトの構成は前記ブレード3のターン部Cの
軌道に合わせてほぼコ字状に軌道設定されたものであっ
て、駆動プーリ5とアイドルプーリ6とを有する。
この駆動プーリ5は必ずしも一基のみとせず、2つ以上
あってもよいしまた駆動ベルト1との駆動伝達を確実な
らしめるために例えば第3図に示すようないわゆるコツ
グドベルトのようにベルトとプーリとの間に歯を刻設し
たり、更には他の適宜のスリップ防止手段を採ることが
できる。
勿論このような手法は駆動ベルト1と駆動プーリ5との
間だけに限らず、駆動ベルト1とブレード3との間に適
用することももとより差支えない。
同符号7で示すものは、切削作用部Aに設けたブレード
のガイドである。
もちろんこのガイド7はブレード3が石材に対して切込
みを開始してしばらくの間は必要であるが、切込みが進
んだ後はブレードは石材の切込みによって案内されるか
ら、ガイド7は不要であり、またいずれにせよこのガイ
ド7がその11存在していたのでは切削が進lないから
、一定位置筐ではブレード3と共に降下するが、その後
はブレード3のみ降下し、ガイド7はそのま1留筐る。
次に第4図に示す実施例は、ブレード3の前後双方のタ
ーン部Cにかけるように一本の駆動ベルト1を設けて構
成したものである。
このものは駆動ベルト1のブレード3に対するトラクシ
ョンが大きくとれる点で好lしい。
伺ブレード3と石材Sとは互に相対的に接離自在に配さ
れていれば良いが、多くは石材が極めて重いことに因り
、殆んど第5図に示すように石材Sは定置状態とし、ブ
レード側を適宜機枠に昇降自在にとりつけて降下させ乍
ら切削を進めるよう構成する。
而してモータ等によって駆動プーリ5を回転させるとき
は、この回転によってベルトが所定の軌道を走行し、そ
れによって内接するブレードを駆動するのである。
しかる後は常法に従い石材に対しブレード3を降下させ
、切削をなすのである。
このように本考案によれば、ブレードを案内し、駆動す
るタイヤを廃したから、装置全体のコンパクト化、軽量
化が遠戚されたのである。
しかもブレードの駆動を担う部材は駆動ベルトであるか
らその配設態様は自由に設定でき、従ってブレードに対
する圧着加減も所望の状態を得るよう設計できるもので
ある。
加えてこの種ブレードはターン部分において遠心力で外
側に軌道を膨1せようとする傾向となるが、これを外側
から駆動ベルトによって抑えるような形となり、高速化
する程ブレードと駆動ベルト間の圧着が強固になるもの
である。
因みに駆動ベルト1だけを一つのターン部Cにのみ設け
るときには切削作用部Aの直後のターン部Cに設けるの
を可とする。
なんとなればその部分は石材の切削抵抗の関係でターン
部に釦けるブレードの片よりから前述の通り大きく外側
へ軌道を膨1せる傾向があるからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案たる石材切削装置と従来型とを比較して
示す骨格的平面図であって、イは本考案、印主従来型で
ある。 第2図は本考案の一実施例を示す平面図、第3図は同上
駆動部分を拡大して示す斜視図、第4図は他の実施例を
示す平面図、第5図は本装置の側面図である。 1;駆動ベルト、3;ブレード、5;駆動プーリ、6;
ガイドプーリ、A;切削作用部、B;ふところ寸法、C
:ターン部、S;石材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のチップを具えた無端状のブレードを、前後のター
    ン部と曲線軌道部とを組合わせた長円状軌道を走行させ
    、その直線軌道を切削作用部とした装置に於いて、前記
    ブレードの前後両ターン部内側には円弧状に並ぶガイド
    ローラを設け、一方前後両ターン部外側にかいて、駆動
    ベルトを一定範囲連続的にブレードに外接させ、駆動ベ
    ルトによってブレードを走行させるようにしたことを特
    徴とする石材切削装置。
JP1978105625U 1978-07-31 1978-07-31 石材切削装置 Expired JPS582575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978105625U JPS582575Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 石材切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978105625U JPS582575Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 石材切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523729U JPS5523729U (ja) 1980-02-15
JPS582575Y2 true JPS582575Y2 (ja) 1983-01-17

Family

ID=29048056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978105625U Expired JPS582575Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 石材切削装置

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Publication number Publication date
JPS5523729U (ja) 1980-02-15

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