JPS5825445Y2 - 発熱体制御回路 - Google Patents

発熱体制御回路

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JPS5825445Y2
JPS5825445Y2 JP1977030564U JP3056477U JPS5825445Y2 JP S5825445 Y2 JPS5825445 Y2 JP S5825445Y2 JP 1977030564 U JP1977030564 U JP 1977030564U JP 3056477 U JP3056477 U JP 3056477U JP S5825445 Y2 JPS5825445 Y2 JP S5825445Y2
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JP
Japan
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heating element
mode
power supply
potential
temperature
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Expired
Application number
JP1977030564U
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English (en)
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JPS53123396U (ja
Inventor
久 吉村
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発熱体を定温度に発熱させるための制御回路に
関するものであり、インクジェットプリンタ等の温暖装
置に最適なものである。
一般にインクジェットプリンタはノズルから記録画に向
けてインク小滴を飛行させ、適当な偏向手段により所望
のインク小滴を所望の方向に偏向し、偏向したインク小
滴を記録面上に付着させて記録を行う。
特に、ノズルに超音波振動を与え、その超音波振動と同
一の周期で発生するインク小滴を帯電電極を用いて印字
情報に応じて帯電し、一定の高圧電界が形成されている
偏向電極間を通過させて、帯電されたインク小滴をその
帯電電荷量に応じて偏向する動圧型帯電量制御方式のイ
ンクジェットプリンタにふ゛いては、ノズルから噴出す
るインク液体がインク小滴に***するタイミングと印字
帯電信号印加のタイミングを正確に一致させる必要があ
り、そのためには超音波振動に対するインク小滴発生の
位相を常に一定に保つ必要がある。
この場合に問題となるのはインクジェットプリンタに使
用するインク液体は液体の一般的性質としてその物理定
数、即ち粘度及び表面張力が液体の温度に依存して大き
く変化するということである。
これはインク液の粘度及び表面張力が変化すると、イン
ク小滴発生の位相を変化させたり或はインク小滴形成に
悪影響を与え、正確な印字の障害や安定な印字を行なう
ことができないためである。
従って、インクジェットプリンタに使用するインク液は
いかなる外的温度条件にも拘らずインク液体を一定温度
に保つことが必要となる。
従来のこの種の加熱装置としてはヒーターとバイメタル
等の感熱器とを設け、ヒータ一温度を検出しヒーターを
コントロールするものであったが、ヒーターと感熱器間
の熱伝導の温度差により温度が安定しない。
又ヒーターと感熱器が別となっているため配線が多くな
る欠点があった。
本考案は上記の点に鑑み、特に定温度発熱体ポジスタの
様な温度上昇に応答して抵抗値が犬となり捷た温度が下
がれば抵抗値が小となる感熱素子(発熱手段)を使用し
、この温度の高低に応じて断続的に発熱手段をスイッチ
ングすることにより比較的周辺の温度に影響されず、一
定温度に維持させることのできる制御回路を提供するも
のである。
特に発熱手段の制御に関し、前記発熱体の抵抗値の変化
にもとづく電位の変化と基準電位を比較させ、その比較
出力に基づいて該発熱体に交流電源を供給する発熱モー
ドと今一つの一定電源電圧を供給する計測モードとに切
換え、前記発熱モード時には更に整流手段からの両波整
流出力の各立下りを利用してその立下り毎に交流電源と
発熱体の回路を所定時間だけ遮断して一定時間毎に計測
サイクルへ切換えるように成して高精度の温度制御がで
きるようにしたものである。
以下本考案について図面の一実施例と共に説明するに、
第1図は本考案の構成を示す回路図であり、また第2図
は第1図のA、B、D点における電流波形のタイムチャ
ートである。
第1図において、端子1a 、1bにはAC電源が入力
され、両波整流されてB点に出力される。
B点には抵抗R4とサイリスタ(5CR)6とが直列に
接続され、5CR6のゲート7は電位比較器2の出力に
接続されている。
抵抗R4と5CR6のアノードの接続点に抵抗R3を介
してサイリスタ(SCR)4のゲートが接続されている
BCR4のアノードはB点に接続され、カソードは発熱
体8に接続されている。
この発熱体8は前に説明したように、定温度発熱体ポジ
スタの様な温度が上れば抵抗値が大きくなり、温度が下
れば抵抗値が下るものである。
そして、この発熱体8はインクジェットプリンタにむい
て、インク液を加熱するものとなる。
前記5CR4のカソードはダイオード5のカソードにも
接続されている。
ダイオード5のアノードはプラス電源(+30V)から
抵抗R1を介したA点に接続され、A点は抵抗R2を介
して電位比較器2に入力されている。
電位比較器2の基準電位となる他入力端には抵抗R5を
介してC点に接続されている。
C点は基準電位設定用のボリューム3の摺動部となって
いる。
電位比較器2は基準電位となっているマイナス端子の電
位よりプラス端子の電位が低くなければ出力が゛L′ル
ベルと戒り、又プラス端子の電位が高ければ出力は”H
uレベルと成る。
次に第2図のタイムチャートに従って動作を説明する。
AC電源の入力端子1 a 、1bKAC100Vが入
力され、両波整流されてB点に第2図に示す波形が入力
される。
今、発熱体8が計測モードにあるとすると5CR4がO
FF状態(SCR6はON状態)にあり、そのため+3
0V電源より抵抗R1、A点、ダイオード5、D点を介
して発熱体8に電流が流れる。
これによりA点の電位が決定され、電位比較器2のプラ
ス端子に入力される。
前記電位比較器2のマイナス端子の電位CよりA点の電
位が低くければ、電位比較器2の出力は”L”レベルと
なり、5CR6がOFFと成る。
5CR6がOFFに成ると5CR4のゲート電位が高く
なるので5CR4がONと戒る。
つ1す、前記5CR6のOFFによって交流電源、整流
手段、5CR4、発熱体8の回路が形成されて上記した
計測モードから発熱モードに切換わる。
上記5CR4がONに成る発熱モード時にはB点より5
CR4を介して発熱体8に電流が流れ、発熱体8が発熱
し、該発熱体8が発熱すると抵抗値が高く成る。
また、前記5CR4は両波整流出力(B点の電圧)の各
立下りでターンオフされ、この5CR4のターンオフで
+30V電源、抵抗R1、ダイオード5、発熱体8の回
路が形成されて計測サイクルとなる。
つ1す、発熱モード時にあっても両波整流出力を利用し
て5CR4を一定サイクルでターンオフさせその一定サ
イクル毎に計測サイクルに切換えられる。
上記5CR4がターンオフした計測サイクル時に、A点
の電位が、C点より高くなると電位比較器2の出力がH
”レベルとなる。
電位比較器2の出力が”H”レベルと成ると、5CR6
がONとなり、5CR4がOFFとなって発熱モードか
ら計測モードへと切換える。
この状態は第2図のA、D点波形の後半に示されている
上記5CR4がOFFに成る計測モード時に、発熱体8
は+30V、抵抗R1、ダイオード5を介して電流が流
れる。
発熱体8の温度が低く成ると、前記に示したように発熱
体の抵抗値が低く戒り、電位比較器2の出力が”L”レ
ベルと戒って5CR4がONとなって再び発熱モードに
切換える。
なお、B点にはAC100Vの両波整流した電源が供給
されており、両波整流波形の+30v。
R1,D点で流れる直流電圧より低い点(第2図イ)で
C点のボリューム3による基準電圧との電位比較され、
次の整流波形へ高電圧を発熱体8に供給するか決定され
る。
又ボリューム3で基準電圧を変ることによって発熱温度
を変化できる。
以上の様に本考案にあっては温度上昇に応答して抵抗値
が犬となると共に温度が下がれば抵抗値が小となる発熱
体と、前記発熱体の温度言tmlJモード時に当該発熱
体に一定電源電圧を供給する供給源(+30V)と、前
記発熱体の発熱モード時に整流手段を介して当該発熱体
に前記供給源よりも大きい電源電圧を供給するところの
交流電源(Ialb)と、前記温度計測モード時に上記
発熱体の抵抗値の変化にもとづく電位の変化と基準電位
を比較する電位比較手段2と、前記比較手段の比較出刃
に応答して上記発熱体に対し交流電源を供給する発熱モ
ードと今一つの一定電源電圧を供給する計測モードのい
ずれかに切換え制御する第1のスイッチング手段(SC
R6)と、前記発熱モード時にトいて更に整流手段から
の両波整流出力の各立下がりに応答した一定時間毎に交
流電源と発熱体の回路を所定時間だけ遮断して今一つの
一定電源電圧から発熱体に供給される計測サイクルへ切
換える第2のスイッチング手段(SCR4)とを備えた
ものであり、これによって周辺温度に影響されず正確な
一定温度制御を行わせることができる。
そして、高精度の温度制御が要求される小型精密機器例
えば正確な一定温度制御を必要とするインクジェットプ
リンタにおけるインク液加温装置の使用に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す電気回路図、第2図は第1
図のA、B、D点の電流波形を示すタイムチャートであ
る。 Ia、1b:AC電源、2:電位比較器、3:ボリュー
ム、4及び6:サイリスタ(SCR)。 5:ダイオード、8:発熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度上昇に応答して抵抗値が犬となると共に温度が下が
    れば抵抗値が小となる発熱体と、前記発熱体の温度計測
    モード時に当該発熱体に一定電源電圧を供給する供給源
    と、前記発熱体の発熱モード時に整流手段を介して当該
    発熱体に前記供給源よりも大きい電源電圧を供給すると
    ころの交流電源と、前記温度計測モード時に上記発熱体
    の抵抗値の変化にもとづく電位の変化と基準電位を比較
    する電位比較手段と、前記比較手段の比較出力に応答し
    て上記発熱体に対し交流電源を供給する発熱モードと今
    一つの一定電源電圧を供給する計測モードのいずれかに
    切換える第1のスイッチング手段と、前記発熱モード時
    において更に整流手段からの両波整流出力の各立下がり
    に応答した一定時間毎に交流電源と発熱体の回路を所定
    時間だけ遮断して今一つの一定電源電圧から発熱体に供
    給される計測サイクルへ切換える第2のスイッチング手
    段とを備えた発熱体制御回路。
JP1977030564U 1977-03-10 1977-03-10 発熱体制御回路 Expired JPS5825445Y2 (ja)

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JP1977030564U JPS5825445Y2 (ja) 1977-03-10 1977-03-10 発熱体制御回路

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JP1977030564U JPS5825445Y2 (ja) 1977-03-10 1977-03-10 発熱体制御回路

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JPS53123396U JPS53123396U (ja) 1978-09-30
JPS5825445Y2 true JPS5825445Y2 (ja) 1983-06-01

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JP1977030564U Expired JPS5825445Y2 (ja) 1977-03-10 1977-03-10 発熱体制御回路

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JPS58101308A (ja) * 1981-12-11 1983-06-16 Hideo Sugimori ヒ−タ駆動制御装置

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JPS53123396U (ja) 1978-09-30

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