JPS5824637B2 - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

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Publication number
JPS5824637B2
JPS5824637B2 JP51118275A JP11827576A JPS5824637B2 JP S5824637 B2 JPS5824637 B2 JP S5824637B2 JP 51118275 A JP51118275 A JP 51118275A JP 11827576 A JP11827576 A JP 11827576A JP S5824637 B2 JPS5824637 B2 JP S5824637B2
Authority
JP
Japan
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self
priming
runner
casing
chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP51118275A
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English (en)
Other versions
JPS5343205A (en
Inventor
洋二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAARUDO KEMIKARU KK
Original Assignee
WAARUDO KEMIKARU KK
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Publication date
Application filed by WAARUDO KEMIKARU KK filed Critical WAARUDO KEMIKARU KK
Priority to JP51118275A priority Critical patent/JPS5824637B2/ja
Publication of JPS5343205A publication Critical patent/JPS5343205A/ja
Publication of JPS5824637B2 publication Critical patent/JPS5824637B2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自吸式ポンプに関し、特にシール部材を使用し
ないでしかも自吸を確実にした自吸式ポンプに関する。
従来のポンプにおいては、ポンプのケーシング内圧と大
気圧の差圧分だけシールして止めたければポンプが成り
立たなかったので、メカニカルシールおよびパツキンな
どのシール部材を使用することが不可欠であった。
しかしながら、このようなシール部材に&実故障が多く
、ポンプの故障の殆んどはシール部材の故障であった。
すなわち、液体を止めるため密着部が必要であり、摺動
している部分を接触しながら液洩れを防止しているので
接触部は必ず摩耗し、この場合に、揚水液の種類によっ
てシール部材を選定しなければならなかった。
このような従来のポンプの不都合を解決するために、シ
ール部材を全く使用しないポンプが開発されているが、
このようなシール部材を使用しない方法で自吸式ポンプ
を製作することは不可能であった。
すなわち、自吸中は、揚水羽根の方に常に空気と水を吸
い上げながら排出しサクション室が真空になり、渦室が
シャフト部の大気圧と連通しているので、揚水圧力が高
くなると裏羽根を通して液洩れのバランスが取れる。
しかし、自吸中は、揚水羽根の中心部が極度に高真空し
て自吸するので、逆に裏羽根より空気が渦室に入って真
空度をこわし、自吸不能となる。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決するるため揚
水羽根が高真空度になっても大気を吸い込まずに自吸す
るようにするとともに、自吸量を確保することにより自
吸を確実に行う自吸式ポンプを捺供することにある。
本発明は、吸入口および吐出「」が形成されているとと
もに中心部にパイプが連設されている適宜形状のケーシ
ングと、前記吸入口に連設されているサクション室と、
前記吐出口に連設されている自吸室と、前記ケーシング
に固定されている駆動機構と、この駆動機構のシャフト
に固定されているランナーとを有する自吸式ポンプにお
いて、前記ケーシングに形成されている第1の突出部と
、この第1の突出部とは外側に内径的に対向して前記ラ
ンナーに形成されている第2の突出部と、前記自吸室に
穿設されている水圧バランサー用孔と、前記ランナーに
固定されている裏羽根とを備えて構成され、シール部材
を使用せずしても自吸を確実にできるようにした自吸式
ポンプである。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
本発明は、吸入口、吐出口および下部に突出部が形成さ
れているとともに中心部にパイプが連設されかつ自吸孔
が穿設されている適宜形状のケーシングと、前記吸入口
に連設されているサクション室と、前記吐出口に連設さ
れかつ水圧バランサー用孔および分離孔が穿設されてい
る自吸室と、前記ケーシングに固定されている駆動機構
に連設されているシャフトに固定されかつ前記ケーシン
グの突出部とは接合しない状態で形成されている突出部
を有するランナーと、このランナーに固定されている揚
水羽根および裏羽根とから構成されている。
第1図Aは第2図におけるA−C線断面の概略構成説明
図、第1図Bは第2図におけるA−B線断面の概略構成
説明図であり、パイプ1aが連設されている適宜形状の
ケーシング1には、吸入口2および吐出口3が形成し、
この吸入口2にザクジョン部が連設し、また吐出口3に
は自吸孔5aが穿設されている自吸室5が連設している
前記ケーシング1には、駆動モータ6がボルト6aによ
り固定され、この駆動モータ6に連結されているシャフ
ト7の下端にはランナー8が固定されている。
このランナー8には、揚水羽根9および裏羽根10が固
定され、この揚水羽根9にはマウスリング11が固定さ
れている。
この場合、ランナー8にはリング状の突出部8aが形成
され、。
この突出部8aはケーシング1に形成されているリング
状の突出部1bとは外側に内径的に対向して形成され接
合しない状態で配置し、またケーシング1には仕切壁1
2が固定し、13は渦室を示す。
前記自吸室5には、水圧バランサー用孔14および戻り
孔15が穿設されている。
第2図は、第1図BOX−X線断面図で、サクション部
4と自吸室5とが仕切板16により形成され、自吸室5
の上部には分離孔5bが穿設され・ている。
上記構成の自吸式ポンプにおいては、ランナー8の突出
部8aは、ケーシング1の突出部1bと接合しない状態
で回転するので、これらのランナー8の突出部8aとケ
ーシング1の突出部1bとで揚水羽根9と裏羽根10と
が隔離されている。
すなわち、揚水羽根9と裏羽根10との間にあるケーシ
ング1の突出部1bとランナー8の突出部8aの隙間に
は液体が流入する。
この状態でランナー8が回転すると、揚水作用が働き渦
室12の液体はランナー8の外周を通って裏羽根10の
方に流動するが、この裏羽根10の遠心力で液体は外径
方向に押し返えされてバランスがとれ液体シー□ル状に
なる。
また自吸時においては、シャフト7より吸い込まれた空
気は、裏羽根10の遠心力で出来た水のリングでしゃ断
され、空気は水圧バランス孔14より自吸室5へ抜ける
さらに突出部1 b y 8 aは、空気が渦室13へ
混入するのを防止している。
このようにして、揚水羽根9と裏羽根とが隔離されると
シャフト7より空気が渦室13へ流動せず水圧バランサ
ー用孔14へ吐出されるので、揚水羽根10の近傍は高
真空になり自吸が確実になる。
また、自吸する前において吸入[]3に連結している吸
込管(図示省略)、サクション部4の空気は、揚水羽根
10の下にある自吸口5aのジェット水によって高真空
になっているランナー8の中心部へ吸込まれて渦室13
を通って自吸室5に流入され、この自吸室5で分離され
て吐出口3より外部に排出される。
さらに自吸室5にある空気と循環水と混合した液体は、
自吸室5の分離板5bの上部で自吸循環中の比重差で空
気と水に分離される。
このようにして分離された空気は、吐出口3より外部に
排出され、水は重いので分離板5bより落下して自吸口
5aへ流動し、ランナ−8ヘジエノト作用で循環して完
全に自吸する。
したがって、あらゆる薬液も、面倒なメカニカルシール
の部品の選定が必要でなく、また揚水量が全く無い状態
において、全回転しても故障は発生しない。
なお、スラリーの混入などは、メカニカルシールなしで
無関係であり、特にケミカルポンプを使用するときには
、自吸式がもつとも良(使用されるが、危険な薬液を輸
送するために、煩わしい呼び水や空気の混入時のストッ
プがなくなる。
また、丁度揚水し停止すると逆止弁がないので、サタン
ヨン部4より落下して逆流する。
このため、サクション部4及び自吸室5の液体は、吸い
戻されるので、吐出口3の液面が自吸室を空にし、渦室
13を通り抜けてサクション部4の頂点部及び吸入口2
へ引込まれると、空気の作用によって吸入口2より吸入
管(図示省略)の水は下部に引き落され、サクション部
4の液体は、空気と分れて残り、サクション部4の水量
はサイホンカットの原理で完全に残る。
このようなサクション部4には自吸室と同じ大きさの水
を残しているので、次回の自吸に十分である。
このような状態で次回の運転を始動すれば、この始動と
同時にザクジョン部4の残液の全部が自吸室5に移動し
、完全に自吸作用を起す。
このため、このように不発面に係る自吸式ポンプによれ
ば、自吸量は確実に残るとともに、摺動部がないので空
転しても焼付の心配はな(、同一材料で全部出来る。
したがって、停止時に逆止めバルブを使わず次回の自吸
量だけは確実に確保できる。
本発明は以上説明したように、揚水羽根と裏羽根とが隔
離されていて揚水羽根の近傍がいくら真空度が高くなっ
ても大気を吸い込まずに自吸するので、構造が簡単にし
て自吸を確実にする効果がある。
また、必要な自吸量を確保することにより自吸を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自吸式ポンプの一実施例を示し、第
1図Aは第2図におけるA−C線断面の概略構成説明図
、第1図Bは第2図におけるA −B線断面の概略構成
説明図、第2図は第1図BOX−X線断面図である。 1・・・・・・ケーシング、1b・・・・・・突出部、
4・・・・・・サクション部、5・・・・・・自吸室、
5a・・・・・・自吸孔、5b・・・・・・分離孔、8
・・・・・・ランナー、8a・・・・・・突出部、9・
・・・・・揚水羽根、10・・・・・・裏羽根、14・
・・・・・水圧バランサー用孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸入口および吐出口が形成されているとともに中心
    部にパイプが連設されている適宜形状のケーシングと、
    前記吸入口に連設されているサクション室と、前記吐出
    口に連設されている自吸室と前記ケーシングに固定され
    ている駆動機構と、この駆動機構のシャフトに固定され
    ているランナーとを有する自吸式ポンプにおいて、前記
    ケーシングに形成されている第1の突出部と、この第1
    の突出部とは外側に内径的に対向して前記ランナーに形
    成されている第2の突出部と、前記自吸室に穿設されて
    いる水圧バランサー用孔と、前記ランナーに固定されて
    いる裏羽根とを備えていることを特徴とする自吸式ポン
    プ。
JP51118275A 1976-09-30 1976-09-30 自吸式ポンプ Expired JPS5824637B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51118275A JPS5824637B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 自吸式ポンプ

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JP51118275A JPS5824637B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 自吸式ポンプ

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JPS5343205A JPS5343205A (en) 1978-04-19
JPS5824637B2 true JPS5824637B2 (ja) 1983-05-23

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ID=14732606

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JP51118275A Expired JPS5824637B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 自吸式ポンプ

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938988B2 (ja) * 1979-07-12 1984-09-20 大日精化工業株式会社 親水性樹脂組成物
JPS58210397A (ja) * 1982-05-29 1983-12-07 World Chem:Kk 自吸式ポンプ
FR2616853B1 (fr) * 1987-06-22 1989-11-17 Sgn Soc Gen Tech Nouvelle Pompe centrifuge auto-amorcante pour liquides dangereux notamment radioactifs
JP2561445Y2 (ja) * 1991-07-09 1998-01-28 新明和工業株式会社 ポンプ装置

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JPS5343205A (en) 1978-04-19

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