JPS5823983Y2 - スタ−タ回路の保護装置 - Google Patents
スタ−タ回路の保護装置Info
- Publication number
- JPS5823983Y2 JPS5823983Y2 JP1978100111U JP10011178U JPS5823983Y2 JP S5823983 Y2 JPS5823983 Y2 JP S5823983Y2 JP 1978100111 U JP1978100111 U JP 1978100111U JP 10011178 U JP10011178 U JP 10011178U JP S5823983 Y2 JPS5823983 Y2 JP S5823983Y2
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- Japan
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- electromagnetic switch
- contact
- timer
- switch
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のエンジンを始動させるためのスター
タ回路の保護装置に関するものである。
タ回路の保護装置に関するものである。
従来、エンジンを始動させるためのスタータ回路として
第１図に示すものがあった。
第１図に示すものがあった。
図にトいて、自動車などの運転席に設けられた始動スイ
ッチ２を閉路すると、バッテリー１により補助電磁スイ
ッチ３の励磁コイル４が励磁され接点５が閉路する。
ッチ２を閉路すると、バッテリー１により補助電磁スイ
ッチ３の励磁コイル４が励磁され接点５が閉路する。
この接点５の閉路により、主電磁スイッチ９の吸引コイ
ル１０、保持コイル１１がコイル接続端子１２を介して
励磁され、可動鉄心１３は電磁スイッチ９の固定接点１
５，１６側に吸引されるので可動鉄心１３の一端に設け
られた可動接点１４は突出する。
ル１０、保持コイル１１がコイル接続端子１２を介して
励磁され、可動鉄心１３は電磁スイッチ９の固定接点１
５，１６側に吸引されるので可動鉄心１３の一端に設け
られた可動接点１４は突出する。
また、それに連動するレバー機構によりピニオン１８は
エンジン（図示せス）ノリフグギアー１９側に移行し噛
合う。
エンジン（図示せス）ノリフグギアー１９側に移行し噛
合う。
一方、上記主電磁スイッチ９の吸引コイル１０の励磁電
流は電動機側の固定接点１６を介して電動機部６の電機
子γと界磁コイル８に流れ電機子１は比較的緩く回転し
て上記ピニオン１８とリングギアー１９の噛み合いを補
助する。
流は電動機側の固定接点１６を介して電動機部６の電機
子γと界磁コイル８に流れ電機子１は比較的緩く回転し
て上記ピニオン１８とリングギアー１９の噛み合いを補
助する。
上記ピニオン１８とリングギアー１９が完全に噛み合う
と、主電磁スイッチ９の可動鉄心３の一端に設けた可動
接点１４がバッテリ一端子及び電動機の端子である固定
接点１５．１６に接合されるので、電動機６にはバッテ
リー１から大電流が流れ電機子７は全力回転してエンジ
ンば１駆動される。
と、主電磁スイッチ９の可動鉄心３の一端に設けた可動
接点１４がバッテリ一端子及び電動機の端子である固定
接点１５．１６に接合されるので、電動機６にはバッテ
リー１から大電流が流れ電機子７は全力回転してエンジ
ンば１駆動される。
そしてエンジンが自刃回転を始めたとき始動スイッチ２
を開路すると補助電磁スイッチ３、主電磁スイッチ９は
開路してピニオン１８はリングギアー１９から離脱する
。
を開路すると補助電磁スイッチ３、主電磁スイッチ９は
開路してピニオン１８はリングギアー１９から離脱する
。
しかし、ピニオン１８軸上にスラッジ等が固着してピニ
オン１８の摺動が非常に悪い場合、或いは主電磁スイッ
チ９の吸引コイル１０、保持コイル１１の温度上昇によ
り可動鉄心１３の吸引力が低下した場合にむいては、補
助電磁スイッチ３は作動すれども主電磁スイッチ９は閉
路されないためエンジンは自己回転できずオペレータが
始動スイッチ２を閉路し続ける限り主電磁スイッチ９の
吸引コイル１０、保持コイル１１及び補助電磁スイッチ
３の励磁コイル４には大電流が流れてそれらコイルを焼
損させる不具合が非常に多かった。
オン１８の摺動が非常に悪い場合、或いは主電磁スイッ
チ９の吸引コイル１０、保持コイル１１の温度上昇によ
り可動鉄心１３の吸引力が低下した場合にむいては、補
助電磁スイッチ３は作動すれども主電磁スイッチ９は閉
路されないためエンジンは自己回転できずオペレータが
始動スイッチ２を閉路し続ける限り主電磁スイッチ９の
吸引コイル１０、保持コイル１１及び補助電磁スイッチ
３の励磁コイル４には大電流が流れてそれらコイルを焼
損させる不具合が非常に多かった。
本考案は上記のような従来のものの欠点を除去するため
になされたもので、始動スイッチを入れた１１でも主電
磁スイッチと補助電磁スイッチのコイルの焼損を防ぐこ
とができる安価なスタータ回路の保護装置を提供するこ
とを目的としている。
になされたもので、始動スイッチを入れた１１でも主電
磁スイッチと補助電磁スイッチのコイルの焼損を防ぐこ
とができる安価なスタータ回路の保護装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、本考案の一実施例を図について説明する。
第２図において、第１図と同一符号は同−又は相当部分
を示すものであり、Ｔはタイマー、ｔばこのタイマーＴ
の内蔵接点で保護リレーＲと共に主電磁スイッチ９の固
定接点１５，１６間に直列に接続されている。
を示すものであり、Ｔはタイマー、ｔばこのタイマーＴ
の内蔵接点で保護リレーＲと共に主電磁スイッチ９の固
定接点１５，１６間に直列に接続されている。
一方、リレーＲの接点ｒは補助電磁スイッチ３の励磁コ
イル４のアース側端子に接続され、この励磁コイル４と
リレーＲの接点ｒとの直列接続と並列にタイマーＴが接
続される。
イル４のアース側端子に接続され、この励磁コイル４と
リレーＲの接点ｒとの直列接続と並列にタイマーＴが接
続される。
通常時に上記接点ｔは開路し、接点ｒは閉路している。
また、タイマーＴの設定時間はスタータ回路の正常作動
時にむける主電磁スイッチ９の閉路所要時間即ち、始動
スイッチ２０投入後主電磁スイツチ９の可動接点１４が
固定接点１５，１６に接合する１での時間に安全率を見
込んだ時間を設定する。
時にむける主電磁スイッチ９の閉路所要時間即ち、始動
スイッチ２０投入後主電磁スイツチ９の可動接点１４が
固定接点１５，１６に接合する１での時間に安全率を見
込んだ時間を設定する。
次に動作について説明する。
始動スイッチ２の閉路により従来回路と同様に主電磁ス
イッチ９の可動接点１４は固定接点１５，１６に接合し
て電機子７は回転する。
イッチ９の可動接点１４は固定接点１５，１６に接合し
て電機子７は回転する。
この時始動スイッチ２の閉路と同時にタイマーＴが作動
して設定時間に達すれば接点ｔは閉路するが、固定接点
１５，１６間は可動接点１４により接合されているので
短絡状態に等しくリレーＲを動作する程の電圧はない。
して設定時間に達すれば接点ｔは閉路するが、固定接点
１５，１６間は可動接点１４により接合されているので
短絡状態に等しくリレーＲを動作する程の電圧はない。
このため、リレーＲの接点ｒは閉路状態を続は補助電磁
スイッチ３の励磁コイル４の終端部はアースに接続され
た１１となり正常作動し電機子７は全力回転してエンジ
ンは駆動する。
スイッチ３の励磁コイル４の終端部はアースに接続され
た１１となり正常作動し電機子７は全力回転してエンジ
ンは駆動する。
尚、上記リレーＲの作動電圧は接点１４，１５，１６に
よる接点電圧降下では作動しないよう設定される。
よる接点電圧降下では作動しないよう設定される。
次にピニオン１８が摺動不良になり接点１４゜１５．１
６が閉路しない場合釦よび周囲温度の上昇、ｌたは始動
電動機が頻繁に使われ主電磁スイッチ９のコイルｉｏ、
１ｉの温度が上昇し吸引力が不足して接点１４，１５，
１６が閉じない場合には下記のように作動する。
６が閉路しない場合釦よび周囲温度の上昇、ｌたは始動
電動機が頻繁に使われ主電磁スイッチ９のコイルｉｏ、
１ｉの温度が上昇し吸引力が不足して接点１４，１５，
１６が閉じない場合には下記のように作動する。
始動スイッチ２が閉じるとタイマーＴは作動し設定時間
になると接点ｔが閉じる。
になると接点ｔが閉じる。
このとき接点１５，１６間の電圧はほぼバッテリー１の
電圧に近い値となるのでリレーＲは作動し内蔵接点ｒを
開路する。
電圧に近い値となるのでリレーＲは作動し内蔵接点ｒを
開路する。
すると補助電磁スイッチ４はアースされないので補助電
磁スイッチ４の接点５は開路して主電磁スイッチ９のコ
イル１０，１１および補助電磁スイッチ３のコイル４へ
の通電は短時間で停止する。
磁スイッチ４の接点５は開路して主電磁スイッチ９のコ
イル１０，１１および補助電磁スイッチ３のコイル４へ
の通電は短時間で停止する。
したがって、始動スイッチ２を開放させる時間が長くな
ってもコイルは焼損しない。
ってもコイルは焼損しない。
捷た、上記保護回路は補助電磁スイッチ４、接点５が作
動不良になっていても同様に作動する。
動不良になっていても同様に作動する。
以上のように、本考案によれば始動スイッチにタイマー
を接続し、タイマーの設定時間に達すると閉じるタイマ
ー接点とリレーを主電磁スイッチにより接続されるバッ
テリ端子と電動機端子間に接続し、かつ、リレーの内蔵
接点を補助電磁スイッチの励磁コイルのアース側端子に
接続することにより補助電磁スイッチ接点の接触不良、
主電磁スイッチ接点の接触不良、またはピニオン摺動不
良によりエンジンをクランキングしない１１始動スイツ
チを閉路し続けても電磁スイッチのコイル焼損を防ぐこ
とができる。
を接続し、タイマーの設定時間に達すると閉じるタイマ
ー接点とリレーを主電磁スイッチにより接続されるバッ
テリ端子と電動機端子間に接続し、かつ、リレーの内蔵
接点を補助電磁スイッチの励磁コイルのアース側端子に
接続することにより補助電磁スイッチ接点の接触不良、
主電磁スイッチ接点の接触不良、またはピニオン摺動不
良によりエンジンをクランキングしない１１始動スイツ
チを閉路し続けても電磁スイッチのコイル焼損を防ぐこ
とができる。
捷た、タイマーを設定時間が繰返される繰返し回路にす
ることによりギアー噛合ミスをした場合、補助電磁スイ
ッチはオン−オフを繰返しオペレータが始動スイッチを
閉路している限りピニオンとリングギアーが噛合を完了
する１でオン、オフを繰返すこともできる効果を奏する
。
ることによりギアー噛合ミスをした場合、補助電磁スイ
ッチはオン−オフを繰返しオペレータが始動スイッチを
閉路している限りピニオンとリングギアーが噛合を完了
する１でオン、オフを繰返すこともできる効果を奏する
。
第１図は従来のスタータ回路図、第２図は本考案の一実
施例によるスタータ回路の保護装置を示す図である。 １：バッテリ、２：始動スイッチ、３：補助電磁スイッ
チ、４：励磁コイル、５：補助電磁スイッチ接点、９：
主電磁スイッチ、１０：吸引コイル、１１：保持コイル
、１４：可動接点、１５：固定接点（バッテリ一端子）
、１６：固定接点（電動機端子）、Ｔ：タイマー ｔ：
タイマー接点、Ｒ：保護リレー ｒ：保護リレー内蔵接
点。
施例によるスタータ回路の保護装置を示す図である。 １：バッテリ、２：始動スイッチ、３：補助電磁スイッ
チ、４：励磁コイル、５：補助電磁スイッチ接点、９：
主電磁スイッチ、１０：吸引コイル、１１：保持コイル
、１４：可動接点、１５：固定接点（バッテリ一端子）
、１６：固定接点（電動機端子）、Ｔ：タイマー ｔ：
タイマー接点、Ｒ：保護リレー ｒ：保護リレー内蔵接
点。
Claims (2)
- （１） 始動スイッチの投入によりバッテリーからの
給電を受けて励磁し接点を閉じる補助電磁スイッチと、
この補助電磁スイッチの接点を介して励磁され、エンジ
ンを駆動させる電動機の端子とバッテリ一端子を接続す
る主電磁スイッチとヲ備えるスタータ回路に釦いて、上
記始動スイッチにタイマーを接続し、タイマーの設定時
間に達すると閉じるタイマー接点、及び、上記主電磁ス
イッチが上記電動機端子と上記バッテリ一端子とに非接
続の場合に動作する保護リレーを上記バッテリ一端子と
電動機端子間に直列に接続し、かつ、上記保護リレーの
内蔵接点を上記補助電磁スイッチの励磁コイルのアース
側端子に接続したことを特徴とするスタータ回路の保護
装置。 - （２）タイマーが設定時間の繰返しを行なうことのでき
る繰返（７回路を有することを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第１項記載のスタータ回路の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978100111U JPS5823983Y2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | スタ−タ回路の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978100111U JPS5823983Y2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | スタ−タ回路の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5517923U JPS5517923U (ja) | 1980-02-05 |
| JPS5823983Y2 true JPS5823983Y2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=29037489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978100111U Expired JPS5823983Y2 (ja) | 1978-07-20 | 1978-07-20 | スタ−タ回路の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823983Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5839005B2 (ja) * | 2013-08-23 | 2016-01-06 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン始動装置及びエンジン始動方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538435B2 (ja) * | 1974-07-03 | 1978-03-28 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538435U (ja) * | 1976-07-07 | 1978-01-24 |
-
1978
- 1978-07-20 JP JP1978100111U patent/JPS5823983Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538435B2 (ja) * | 1974-07-03 | 1978-03-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5517923U (ja) | 1980-02-05 |
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