JPS5823483Y2 - ろう付用加熱バ−ナ装置 - Google Patents

ろう付用加熱バ−ナ装置

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JPS5823483Y2
JPS5823483Y2 JP15751379U JP15751379U JPS5823483Y2 JP S5823483 Y2 JPS5823483 Y2 JP S5823483Y2 JP 15751379 U JP15751379 U JP 15751379U JP 15751379 U JP15751379 U JP 15751379U JP S5823483 Y2 JPS5823483 Y2 JP S5823483Y2
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JP
Japan
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brazing
burners
brazing material
burner
heating
Prior art date
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Expired
Application number
JP15751379U
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English (en)
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JPS5680871U (ja
Inventor
佐藤索
佐藤昭三
坂井昭次郎
村瀬一紀
白田春雄
浜中明
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はろう肘用加熱バーナの改良に関し、特にプレー
トフィン形熱交換器の製作において、プレートフィン群
を貫通する多数のヘアピン管の開口端側にUベンド管を
ろう付けする場合に用いて好適なものである。
プレートフィン形熱交換器は、二つの側板間に多数のプ
レートフィンを積層してプレートフィン群を形成し、こ
れら側板及びプレートフィン群を貫通して、一端がU字
状となり他端がフレア部を形成した開口端となっている
ヘアピン管を多数配列し、そして隣合うヘアピン管の開
口端同士にUベンド管をろう付けして構成される。
ヘアピン管のフレア部とUペンド管とノ従来ノろう付け
を第1〜5図を参照して説明する。
多数のプレートフィンを積層してなるプレートフィン群
1とその両側の側板2とを貫通する多数のヘアピン管3
のU字状の端部を下側にし、上側となる各ヘアピン管3
の開口側フレア部4にUペンド管5を差し込み、第5図
に示すように、フレア部4の先端において前記Uベンド
管5に、収縮力を持たせたつながっていないリング状の
ろう材6を嵌め込み、それをフレア部4先端のレベルL
−Lに合わせ、この状態で熱交換器7をコンベア8上に
載せ、熱交換器7側面の上下三箇所を対となっている支
持ガイドレール9によって案内しながら搬送する。
搬送途中における熱交換器70通り道の左右両側に、第
4図に示すようにフレア部4先端のレベルL−Lに対し
、搬入側を高く搬出側を低くし一定の角度θ傾斜させて
個数のバーナa−jを−直線に−に上に配列して構成し
た加熱バーナ装置10の各バーナa−jにより、Uベン
ド導管5を予熱しながらろう材6を溶落させ、更にフレ
ア部4を加熱してフレア部4とUベンド管5とをろう付
けするのである。
第2.3.4図中の矢印は熱交換器7の搬送方向であり
、第1.2図中、11はバーナマニホールド部、12は
導管である。
又、第4図において、Aは搬入して来る熱交換器7のU
ベンド管5の予熱段階、Bはろう材6の溶融W、Cはフ
レア部4を加熱しての溶融ろ5の浸透段階をそれぞれ示
す。
熱交換器7の移動に伴ってろう何部とバーナとの相対位
置関係がバーナa −jまで一様に下降する形態を取る
ので、Uベンド導管5の予熱→ろう材6の溶融→フレア
部4の加熱の過程において、例えば第5図に示するう付
範囲H中のP点は第7図に示すような熱サイクル形を取
るが、ろう材6の溶は出し時点tmでは、P点は未だろ
う何滴正温度域T1−T2間に到達していないため、溶
融ろうの流動性と浸透性が低下し、ヘアピン管3のフレ
ア部4とUベンド管5との間隙への流入が阻止される。
その結果、第6図に示す如く、フレア部4とUベンド管
50間隙に浸透すべき量のろう材13がフレア部4の外
部へ流出し、又前記間隙への流入欠如によりろう回り不
良部14を生じ、著しい場合には製品に冷媒ガス洩れを
生じさせるほどの欠陥となることもあり、更にはろう材
が溢れ出し分だけ無駄となるという経済上の欠点も生じ
る。
以上の如〈従来のろう付用加熱バーナ装置によるろう付
けには種々の欠陥が生じるため、その改善が要望されて
いた。
そして従来のろう付用加熱バーナ装置の改善を図るため
の研究としてその熱サイクルを測定した結果、リング状
のろう材の溶融時点でのろう何部(フレア部とUベンド
管先端との間)の温度がろう材流動上必要な温度T1に
達していないことが判明した。
本考案はこのことに着目し、ろう材が溶は始める直前に
フレア部とここに挿入されたUベンド導管の先端との重
なる領域の部材温度がろう何滴正温度以上に加熱される
ようにバーナ装置の各バーナを配置して、従来のろう付
用加熱バーナ装置による欠点をすべて解消することを目
的とするものであり、この目的を達成するため本考案の
構成は、管状部材の端部に形成されたフレア部に接続部
材を挿入してなるろう何部を前記フレア部先端において
前記接続部材の回りにろう材を配設した状態で移動させ
ながら多数のバーナにより加熱してろう付けする装置に
おいて、前記ろう何部の移動方向に沿って前記ろう材の
位置の上側から下側にかげて多数のバーナを移動される
前記ろう何部の両側方に位置するように対にして配置す
ると共に前記ろう材を溶かし始めるバーナより移動方向
前側においては前記ろう材の位置の上下両側に交互にバ
ーナを配置したことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第8図には本考案に係るろう付用加熱バーナ装置の一実
施例におけるバーナの配列を示す。
各バーナは熱交換器の搬送方向(図面中矢印で示す方向
)の途中において搬送される熱交換器の両側方に設けら
れるが、この図面では一方側のみ示す。
第3図に示す熱交換器7のヘアピン管3のフレア部4先
端のレベルL−Lに対し搬入側を高(搬出側を低くし一
定の角度θ傾斜させて多数のバーナa、c、e−jが一
直線に−に上に配列されている。
バーナeが第5図に示するう材6を溶かし始めるバーナ
である。
バーナ6−jの各バーナ間は等間隔となっており、バー
ナa、c、eの各バーナ間はその2倍の間隔となってい
る。
そしてバーナa、C間及びバーナe、e間の中間には前
記レベルL−Lより下側にバーナb1及びd’が配置さ
れている。
つまり、ろう材6を溶かし始めるバーナeより搬送方向
前側においては、ろう材6に直接炎が当たらないように
、バーナa * b’ * e s d’をろう材6の
位置の上下両側に交互に振り分は千鳥状に配列しである
のである。
このろう付用加熱バーナ装置により熱交換器7のヘアピ
ン管3の)17部4とUベンド管5とをろう付けする場
合、搬送されて来る熱交換器7のフレア部4とUベンド
導管5とはバーナa * b’ * e −dlにより
同時に予熱され、次にバーナeの加熱によりフレア部4
先端とUペンド管5間のろう材6が溶は始め、バーナf
9gによりろう材6は溶融され、この時までにろう何滴
正温度T□以上になっているフレア部4とUベンド導管
5との間に入り込み、更にバーナh、i、jによりフレ
ア部4が浸透加熱を受けるのである。
第8図においてA’で示す範囲がフレア部4とUベンド
管5の予熱段階 Blで示す範囲がろう材6の溶融段1
、C+で示す範囲が溶融ろうの浸透段階となるのである
第9図には従来のろう付用加熱バーナ装置による第5図
中のP点の熱サイクル曲線りと本実施例装置による同位
置の熱サイクル曲線Eとを示す。
T□−T2間はろう何遍正温度範囲を示す。
本実施例装置による場合にはろう材6の溶は始め時点t
mでろう付部はろう何滴正下限温度T□以上となること
が判る。
以上一実施例を挙げて説明したように、本考案によるろ
う付用加熱バーナ装置によれば、ろう材の溶融時にろう
付部をろう何滴正温度以上に引上げておくことができる
ので、ろう回り不良及びそれに伴うろう材の浴出がなく
なり、製品としてのガス洩れなどもなくなる。
又、ろう材の無駄がなくなりろう材の浴出分を見込む必
要がなくろう材の径を小さくできるので、経済的にも有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のろう付用加熱バーナ装置の側面図、第2
図はその平面図、第3図は熱交換器を示す第2図中のI
−I方向矢視図、第4図はろう付用加熱バーナ装置のバ
ーナの配列を示す第2図中の■−■方向矢視図、第5図
はろう付部の部材の配置を示す部分断面図、第6図は従
来装置によるろう何時に発生するろう付欠陥を示す部分
断面図、第7図は従来装置による第5図中のP点におけ
る熱サイクル曲線を示す線図、第8図は本考案によるろ
う付用加熱バーナ装置の一実施例のバーナの配置を示す
正面端面図、第9図は実施例装置による第5図中のP点
の熱サイクル曲線と従来装置による同位置の熱サイクル
曲線を示す線図である。 図面中、3はヘアピン管、4はフレア部、5はUベンド
管、6はろう材、a @ b’ @ e * d’ @
e ””jはバーナである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゛管状部材の端部に形成されたフレア部に接続部材を挿
    入してなるろう何部を前記フレア部先端において前記接
    続部材の回りにろう材を配設した状態で移動させながら
    多数のバーナにより加熱してろう付げする装置において
    、前記ろう何部の移動方向に沿って前記ろう材の位置の
    上側から下側にかげて多数のバーナを、移動される前記
    ろう何部の両側方に位置するように対にして配置すると
    共に前記ろう材を溶かし始めるバーナより移動方向前側
    においては前記ろう材の位置の上下両側に交互にバーナ
    を配置したことを特徴とするろう性用加熱バーナ装置。
JP15751379U 1979-11-15 1979-11-15 ろう付用加熱バ−ナ装置 Expired JPS5823483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15751379U JPS5823483Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 ろう付用加熱バ−ナ装置

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JP15751379U JPS5823483Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15 ろう付用加熱バ−ナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5680871U JPS5680871U (ja) 1981-06-30
JPS5823483Y2 true JPS5823483Y2 (ja) 1983-05-19

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ID=29668796

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