JPS582336Y2 - 閃光刺激装置 - Google Patents

閃光刺激装置

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JPS582336Y2
JPS582336Y2 JP1978021545U JP2154578U JPS582336Y2 JP S582336 Y2 JPS582336 Y2 JP S582336Y2 JP 1978021545 U JP1978021545 U JP 1978021545U JP 2154578 U JP2154578 U JP 2154578U JP S582336 Y2 JPS582336 Y2 JP S582336Y2
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JP
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JP1978021545U
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JPS54126483U (ja
Inventor
聡 金田
郁雄 竹内
Original Assignee
日本光電工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は賦活脳波の測定やレチノグラム測定に際して、
被検者の眼に光刺激をするための閃光刺激装置に関する
閃光刺激装置はキセノンランプ等を用いて立上り時間1
μs、尖頭値1000ルツクス、閃光パルス巾(半値巾
)20μs程度の閃光を0.5Hzから50Hz程度の
範囲にわたっである一定時間発生させるもので、かかる
装置からの光刺激を被検者の眼に与えることにより誘発
された脳波や網膜細胞内の誘発電位を頭皮に装着された
電極又はコンタクトレンズ電極を介して脳波計やエレク
トロレチノグラフにて検出するいわゆる賦活の手段とし
て用いられるものである。
第1図は従来の閃光刺激装置を用いた脳波賦活の一例を
示したものである。
図中1は閃光発光部、2は閃光制御部、3は閃光検出部
、4は脳波計等の外部装置である。
閃光発光部1にはキセノンランプ5と閃光の発光をトリ
ガーさせる制御電極6が設、けられている。
キャノンランプ5の面入力端子間には閃光制御部2内に
設けられた電源7の二次側端子8を介して電力が供給さ
れている。
9は電源7の入力用スイッチである。
該二次側端子8とキセノンランプ5の入力端子間には充
電回路10が設けられ抵抗11とダイオード12及びコ
ンデンサ13からなり該コンデンサ13に蓄積された直
流エネルギーをキセノンランプ5に供給している。
他方制御電極6には電源7の二次側端子14から別途電
力が供給されており、該制御電極6と電源7の二次側端
子14間に設けられた制御回路15によって制御されて
いる。
該制御回路15には安定化電源16と、該安定化電源に
よって駆動される発振器17と、該発振器によって駆動
される駆動回路18が設けられ発振器17の周波数に同
期してキセノンランプ5が閃光するようになっている。
又、閃光検出部3には増幅器19が設けられ閃光賦活と
脳波との相関を調べるために発振器17の出力を直接増
幅して該閃光検出部3の出力端子M1を介して脳波計等
の外部装置4の端子M2に供給され、電力増幅器20に
て増幅され、しかる後ペンガルバノメータ21にて閃光
の有無や閃光周波数をパルス列として描記するものであ
る。
しかるにこのような発振器17の出力によって閃光の有
無や閃光周波数を検出する閃光刺激装置を脳波賦活やレ
チノグラム測定の手段として用いた場合、発振器は正常
であってもキャノンランプ5が劣化していると発振器1
7の出力が1回にもかかわらずキャノンランプ5が2回
発光したり、あるいは発振器17の出力に関係なく発光
することがあり、キセノンランプ5による実際の閃光刺
激と発振器17の出力の相関が得られず、脳波計等から
なる外部装置4には誤った信号が供給され賦活効果の判
定に疑問を持たざるを得ない場合があった。
又、トランス7及びダイオード12のインピーダンスや
抵抗11及びコンテ゛ンサ13によって定まる充電時定
数のため、閃光周波が高くなればなる程コンテ゛ンサ1
3に充分エネルギーが蓄えられないうちに点滅をするこ
とになるため、発振器17の出力を検出し増幅器19に
て増幅したのではかかる発光量の低下と賦活効果との相
関関係を記録し得ないという欠点にもつながっていた。
本考案はかかる欠点を解決せんとした閃光刺激装置の提
供にかかわるものである。
第2図は本考案の一実施例を示すブロック図であり第3
図は本考案が応用された閃光発光部の一実施例を示す切
欠断面図である。
本考案の構成及び作用を説明すると、図中同一符号は第
1図と同一部分を示しており、第2図の閃光検出部3A
において、22は視感度補正手段で、フィルター等の機
械的手段からなり、閃光発光部1のキセノンランプの閃
光を透光するように配置してあり該キャノンランプの閃
光を標準比視感度に補正するためのものである。
23は受光素子で該視感度補正手段22を介して補正さ
れた閃光を受光する素子である。
本考案において視感度補正手段22を設けたのは、尖頭
値1000ルツクスにも及ぶ閃光により後置された受光
素子23に設けられた太陽電池の出力が飽和することを
防止するために減光の必要があるためと、さらにランプ
の発光スペクトルと太陽電池の受光感度特性が相異する
関係から太陽電池の出力をそのまま用いたのでは人間の
眼が受ける明るさく刺激)以上に大きな出力がでてしま
うために視感度に近似した出力を得るようにするために
補正をするためのものである。
又、受光素子23には応答速度100〜200 nS程
度の太陽電池を用い1μsという閃光の立ち上り時間に
充分応答できるようにしであるものである。
該受光素子23の出力は、積分器24にて人間の残像時
間を考慮した実際の刺激持続時間に対応した時間幅の電
気信号に変換され、スイッチ26の端子A、増幅器19
、端子M1を介して脳波計等からなる外部装置4の端子
M2に供給され増幅器20にて増幅後ペンガルバノメー
タ21にて発光量に比例した振巾として記録されるよう
にしである。
25は較正電圧発生回路で、該較正電圧発生回路の出力
をスイッチ26の選択により端子Bを介して標準光源と
あらかじめ較正しておけば、それと等しい振れを与える
電圧は外部装置4にて描記できるので振巾の変化を発光
量に換算することが容易に行なうことができるものであ
る。
第3図は閃光発光部1内のフィルター等の視感度補正手
段22及び受光素子23を一体に内蔵させた場合の本考
案を含む他の一実施例を示している。
図中キセノンランプ5が収納されたランプハウス27内
には反射板28が設けられ、該反射板28には閃光の一
部が通過する小孔29が設けられ、該小孔の背後に前記
フィルター等の機械的手段からなる視感度補正手段22
が設けられ、さらに該視感度補正手段22に後置されて
受光素子23が配置され、これがスタンド30にて被験
者の眼前から20(1)程度能して設置され、ケーブル
31を介して閃光制御部2及び閃光検出部3Aに接続さ
れている。
該小孔29は反射板の中央附近に2mm程度の開口を有
してなる閃光の一部を抽出しうる位置であるなら特にこ
このみに限定されない。
上記実施例に示される視感度補正手段には、フィルター
等の機械的な手段で標準比視感度に補正を行なっている
がこれに限定されるものではなく、受光素子23の出力
の後段の信号経路に比視感度、受光素子の化分光感度、
標準輝度面および被測定輝度面の分光分布等から補正係
数を求めたイコライザー回路を設けて電気的に補正を行
なってもよい。
又、本考案の視感度補正手段及び受光素子は第2図の如
く閃光検出部内に設けてもよい。
又、閃光制御部及び閃光検出部は脳波計やレチノグラフ
等の外部装置内に内蔵させてもよくケーブルを介して外
部装置の近くに並設させてもよい。
さらに、本考案は閃光周波数が高くなりコンテ゛ンサ1
3に充分なエネルギーが蓄えられないうちに発光するよ
うな場合にも均一な発光量を得られるように、前記閃光
検出部3Aの出力により充電回路10の電圧を制御する
ような制御回路を備えた装置に適用することも可能であ
る。
このように本考案は閃光発光部の発光を受光する受光素
子を有し、該受光素子の前段又は後段にフィルター又は
イコライザー回路等からなる機械的又は電気的な視感度
補正手段を設けて標準比視感度に補正し、該補正された
信号出力を積分器で視覚の残像時間に相当する刺激持続
時間に変換し、その出力をもとに脳波計やレチノグラフ
あるいはオシロスコープ等の外部装置への信号出力とし
たので、閃光の発光に常に同期して閃光刺激の有無及び
被検者が実際に受ける閃光刺激を直接水めることができ
る。
キセノンランプが劣化しても閃光時点と信号発育時点の
不一致が防止できる。
又、測定された脳波やレチノグラフの波形と前記被検者
が実際に受ける刺激に応じた電気信号出力を2チヤンネ
ルで対比し記録波形の時間的相関をみるならば閃光刺激
に対する被検者のレスポンスを正確にモニターできるの
で“診断の精度が一段と向上する。
したがって脳波賦活用やレチノグラフ測定には極めて有
効で信頼のおける閃光刺激装置として利用できる等すぐ
れた効果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図従来の閃光刺激装置及び外部装置のブロックダイ
ヤグラム、第2図は本考案を用いた閃光刺激装置及び外
部装置のブロックダイヤグラム、第3図は一実施例を示
す本考案の閃光刺激装置を構成する閃光発光部の切欠断
面図。 1・・・・・・閃光発光部、2・・・・・・閃光制御部
、4・・・・・・外部装置、22・・・・・視感度補正
手段、23・・・・・・受光素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閃光を発光する閃光発光部と、該閃光発光部の発光を制
    御する閃光制御部とからなる閃光刺激装置において、該
    閃光発光部の閃光を受光する受光素子と、該受光゛素子
    の前段又は後段に設けられた標準比視感度補正手段と該
    標準比視感度に補正された信号を視覚の残像時間に相当
    する時間幅の電気信号に変換する積分器とを有し、被検
    者が実際に受ける刺激に応じた電気信号を出力すること
    を特徴とした閃光刺激装置。
JP1978021545U 1978-02-23 1978-02-23 閃光刺激装置 Expired JPS582336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978021545U JPS582336Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 閃光刺激装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978021545U JPS582336Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 閃光刺激装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54126483U JPS54126483U (ja) 1979-09-04
JPS582336Y2 true JPS582336Y2 (ja) 1983-01-17

Family

ID=28854630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978021545U Expired JPS582336Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 閃光刺激装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS582336Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532564Y2 (ja) * 1975-11-17 1980-08-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54126483U (ja) 1979-09-04

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