JPS582307A - エチレン重合体の溶液重合法による製造法 - Google Patents

エチレン重合体の溶液重合法による製造法

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JPS582307A
JPS582307A JP10054781A JP10054781A JPS582307A JP S582307 A JPS582307 A JP S582307A JP 10054781 A JP10054781 A JP 10054781A JP 10054781 A JP10054781 A JP 10054781A JP S582307 A JPS582307 A JP S582307A
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JP10054781A
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Isaburo Fukawa
府川 伊三郎
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エチレンを溶液重合し、得られる重合体溶液
を相分離により濃縮する方法に関するものである。
エチレンを配位重合触媒を用い溶液重合する方法は知ら
れている。通常、炭化水素溶媒の存在下で、生成重合体
が溶解する温度以上、たとえば120〜250℃で重□
合される。得られた重合体を加熱した後、減圧して溶媒
と未反応単量体をフラッシュ蒸発させ、重合体溶液を濃
縮することもまた公知である。また、脂肪族炭化水素を
用いて高温で重合すると、重合体溶液が2相を形成し、
濃厚相と希薄相に分離し、得られる重合体が不均質にな
りやすいことは、特開昭55−157606によシ公知
でおる。相分離現象は公知であるものの、各相の濃度に
関する知見は報告されていない。
本発明者らは、との相分離現象を重合体の濃縮、分離に
利用し、しかも均質な重合体が得られる方法について鋭
意検討を続けた結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、配位重合触媒を用い、エチレン単
独またはエチレンおよびエチレンと共重合しうる炭化水
素単量体を、脂肪□族炭化水素を少なくとも50重量%
含む炭化水素溶媒中、生成重合体が該溶媒に均一に溶解
する重合条件で重合し、得られる重合体溶液を加熱し、
重合体濃度の高い濃厚相と重合体濃度の低い希薄相の2
相に相分離し、さらに濃厚相より溶媒および未反応単量
体を除去して重合体を得ることを特徴とする結晶性エチ
レン重合体の製造法である。
本発明に使用される単量体は、エチレンおよびエチレン
と共重合可能な炭化水素、たとえばα−オレフィンおよ
びジエンであり、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1、オクテン
−1、デセン−1,1,4−ヘキ?ジエン、1,7−オ
クタジエン、エチリデンノルボルネン、ビシクロ−(2
,2,1) −2,5−へブタン、1,4−ブタジェン
等が含まれる。エチレンと2種以上の共重合単量体を重
合させてもよい。
生成重合体のエチレン含有量は80重量%で、結晶性の
ものでその平均分子量はi、o o o〜i o o 
o、o o oである。
本発明に使用される配位重合触媒としては、公知の全て
の触媒が使用される。すなわち、第■〜■族の遷移金属
化合物と第■〜量族の有機金属化合物の組合せからなる
、いわゆるチーグラー触媒や、シリカ、アルミナまたは
シリカ・アルミナを担体として酸化クロムをはじめとし
て、好ましくは近年開発されつつある触媒除去不要の高
活性触媒、たとえば特開昭53−40696に記載の触
媒や、特開昭56−28206に記載の120〜350
°Cの高温でも高活性を示す有機マグネシウム、無機ハ
ロゲン化合物、チタン化合物およびバナジウム化合物か
ら合成される触媒も好適に使用できる。
本発明に使用される溶媒として杜、脂肪族炭化水素を少
なくとも50重量%含む溶媒であり、好ましくは残シが
脂環式炭化水素である0溶媒のうち、脂肪族炭化水素溶
媒は脂環式炭化水素に比べ、次のような種々の長所を有
し、工業的価値が高いことが判明した。まず第一に、脂
肪族炭化水素を使用すると、重合体の溶液粘度が脂環式
炭化水素に比べはるかに低く、一般に前者は後者の40
〜70%である。溶液重合においては、 5− 粘度が低いことは極めて大きな長所である。粘度が高い
と、重合器所要動力が大きくなり、また単量体、触媒、
溶媒の混合が不十分となり、また重合器ジャケットから
の除熱が困難となる等積々の困難を伴う。溶液粘度をあ
る一定値以下に抑えるためには、脂環式炭化水素溶媒を
使用した場合は、重合体濃度を脂肪族炭化水素溶媒より
も低くしなければならない。これは多量の溶媒を使用す
ることになり、溶媒のロスや溶媒精製コストの点で不利
である。
脂肪族炭化水素溶媒の特長の第二は、脂環式炭化水素に
比べ比熱が大きく、蒸発潜熱が小さく、また沸点が低い
ことである。比熱が大きいことは、重合熱による温度上
昇が小さいことを意味している。一般に配位重合触媒は
高温になるほど失活しやすいことから、重合温度が高い
ほど高活性化が難しくなる。したがって、重合温度の上
がりが少なく、比較的低い温度で重合できることは、触
媒量が少なくて済み、触媒除去工程不要の高活性触媒化
が容易となることを意味する。蒸発潜熱が小 6− さく、また沸点が低いことは、重合体溶液から溶媒を分
離、回収したり、また回収溶媒を精製する上で、スチー
ム等の消費量が少なくて済み、また重合体中の残存溶媒
を除去しやすいという長所となる。
脂肪族炭化水素溶媒の特長の第三は、脂肪族炭化水素お
よびその混合物が石油の一留分として、より安価に得ら
れることである。
使用する溶媒中の脂肪族炭化水素の含有量が50%を下
相ると、上記の特長が発揮されないばかりでなく、相分
離温度が高く、臨界温度に近接し分離が難しい。
本発明に使用できる炭化水素溶媒としては、たとえば、
ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、イソオクタン、ドデカン、ウンデカン等脂肪
族炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、
シクロヘキサン等の脂環式炭化水素が単独または2種以
上の混合物として使用され、また石油留分の軽質ナフサ
や混合ヘキサンが使用される。このうち、石油の一留分
として工業的に大址に使用されている混合ヘキサンが好
適に使用される。混合ヘキサンの組成は、精留の条件に
よシ変動するが、通常、n−ヘキサン25〜70%、メ
チルシクロペンタン5〜30%、2−メチルペンタンお
よび3−メチルペンタン15〜60%、その他のC1〜
C7の炭化水素が1〜5%である。
重合温度は重合体溶液が均一に溶媒に溶解する温度でな
ければならなく、温度は100 ”C以上、250“C
以下でなければならない。100°Cより低いと、しば
しば重合体が固化沈降しやすい。また特開昭55−15
7606等より公知のように、脂肪族炭化水素溶媒を使
用した場合、いったん均一に溶解した重合体溶液をさら
に加熱すると、溶液が2相の溶液に分離し、上相は希薄
相、下相は濃厚相となることが知られている。この2相
に分離する温度(以後、沈殿温度と呼ぶ)は、重合体の
単量体組成、分子蓋、分子量分布および溶媒や未反応単
量体のm@、混合溶媒の場合は組成、重合体濃度、系の
圧力によって変わり、−概に温度を決めることはできな
いが、250”Cより高いと相分離が激しく使用できな
い。
特定の重合体の特定溶媒中、特定圧力下における上記沈
殿温度は、ガラスオートクレーブやガラス・サイト・グ
ラス付の鉄製オートクレーブによる光透過率試験あるい
は目視試験により、また鉄製オートクレーブに放射線を
照射し密度の不連続線を検知することにより測定できる
。沈殿温度を知ることにより、本発明の均一重合体を得
るだめの重合温度範囲が決定される。
脂環式炭化水素の沈殿点は、脂肪族炭化水素より高いの
で、溶媒の沈殿点を上けるためには、脂環式炭化水素の
比率を上げるとよい。また一般に炭素数が高いほど、沈
殿温度は高いので、炭素数の多い炭化水素を使用するこ
とも一つの方法である。また一般に重合圧力が高い方が
沈殿温度が高いので、沈殿温度を上けるため、系の平衡
圧力よりも高い圧力をかけることも有効である。
溶液中の重合体の濃度は、重合体の分子量によってきま
るが、通常5〜30重量%である。
9− かくして得られた重合体溶液は、加熱されて2相に分離
され、下部の濃厚相と下部の希薄相となる。下相はさら
に溶媒や未反応単量体を除去する工程を経て、重合体が
分離される。上相からは溶媒と未反応単量体が回収され
る。
重合体溶液を加熱する方法としては、シェルアンドチュ
ーブ型熱交換器や2重管型熱交換器等各種熱交換器を使
用することが可能であるが、好ましくは重合に使用した
溶媒をあらかじめ重合体溶液温度以上に加熱し、これを
所定量、重合溶液と混合し、溶液の温度を沈降温度以上
にする方法が好ましい。というのは、熱交換器内で相分
離を生じると、伝熱面に濃厚液が沈着し、伝熱効率が低
下し、また熱交換器内濃厚液でつまってしまう等のトラ
ブルが生じるためである。
相分離により重合体を濃縮する直前に、純溶媒で重合体
溶液を希釈することは一見不利に見えるが、濃厚相の濃
度が供給重合体溶液の濃度を下げてもあまり変わらない
という相分離現象の特徴から、それほどの不利とはなら
ず、粘度の高い重合 10− 体溶液の加熱という効率の悪い工程を省くことができる
メリットの方が大きいと思われる。
溶媒で希釈後の重合体溶液の濃度としては2〜20重量
%、好ましくは5〜15重量%であり、その相分離温度
としては150〜300 ”Cである。
希釈用溶媒の温度と供給量は、相分離温度、重合溶液の
温度、排出量より適宜設定される。
沈殿温度以上に加熱された重合体溶液は、比重の差によ
り時間とともに上下に分離する。分離に要する時間は通
常5分〜2時間で、系内の熱対流をできるだけ少なくし
、また、できるだけ沈殿温度より高い温度まで加熱する
ことにより、相分離に要する時間を短縮することが可能
である。
相分離させる好ましい方法としては、長さ/直径(′L
4A))が3〜10、好ましくは4〜8のタテ型の相分
離槽で、2相の境界線を放射線を用いたレベル計等で検
知し、上相と下相の排出口バルブの開度で、該境界線を
一定位置に保つことが可能な相分離槽を用い、該境界線
位置に重合体溶液を供給する方法である。
相分離槽内の重合体溶液の滞留時間は好ましくは5分〜
1時間、さらに好ましくは10〜40分である。境界線
の位置は槽の高さのほぼ中央が好ましい。
相分離条件により様々であるが、濃厚相の重合体濃度と
しては30重量%以上、希薄相は10%以下となる。濃
厚相が30重量%以下であったり、希薄相が10%を超
えると分離の効率が悪い。好ましくは濃厚相濃度40〜
80%、希薄相濃度5%以下となるような相分離条件を
選ぶとよい。
重合体が濃縮された濃厚相は、連続的に抜き出された後
、さらに溶媒、未反応単量体を除去する工程、たとえば
フラッシング工程、ベント型押出器による工程等を経て
重合体が分離される。
希薄相は、たとえばフラッシング工程を経て、一部は気
体として、残りは液体として回収される。
液体は加熱して再び重合溶液と混合し、循環使用しても
よい。また相亦離工程の前後で、p過によシ触媒を除去
したり、フラッシングにより未反応単量体を除いてもよ
い。
本発明により、工業的に種々のメリットを有する脂肪族
炭化水素を50%以上含む溶媒を用い、均一なポリエチ
レン系重合体を製造し、これ全効率的に濃縮することが
可能となり、その工業的意義は極めて大きいと言わなけ
れば々らない。
本発明の実施例を以下に示すが、本発明は、この実施例
によって何ら制限をうけるものではない。
実施例1 601の攪拌器付オートクレーブを用い、170’C,
50気圧の液封条件下で、エチレンを連続重合した。詳
細々条件は次のとおりである。
(1)溶媒i混合ヘキサン(組成n−ヘキサン58重量
%、メチルシクロペンタン20重量%、・3−メチルペ
ンタン14itjL%、2−メチルペンタン6重量%、
その他C7〜C6炭化水素2%)(2)供給量 エチレン    7.0 Kg/hr 溶   媒      30.0 KVhr触媒注1)
■成分 0.2’mmot/hr@l  “13 mm
oLlhr  13− 水   素      0.002 mmoL/hr平
均滞留時間 約1時間 (3)重合器出口組成 エチレン1. OKV′hr 溶   媒      3 ’ 0. OKmhr重合
体  6.0 Kg/hr (計)     ’    3’7.0 Kg/hr(
4)重合体の性質 メルトインデックス注2)4.0 密  度注3)” 0.965 フィッシュアイ     な し 注1)触媒は特開昭56−28206にしたがって、次
のように合成した。
■炭化水素溶媒可溶性有機マグネシウム化合物(1)の
合成 窒素置換済みの200tオートクレーブにマグネシウム
粉末5に9を加えた。n−ブチルクロリド20.81と
ヘプタン60tの混合液のうち、2゜tをオートクレー
ブに導入した。オートクレーブを加熱し、還流下攪拌を
行ない、反応嬢スタート 14− した後、還流下2時間で残りのn−ブチルクロリドを滴
下し、終了後さらに1時間攪拌した。これに、klCl
t (On−CtHo) 12 motを含むヘプタ7
201を加え、70°C,2時間反応を行なうことによ
り、有機マグネシウム化合物溶液を得た。分析の結果、
との錯体の組成は、AtMg7.s (n−C,HQ)
la9’ (On−C4Hg)g、。
であり、有機金属濃度は0.86 mollLであった
なお、AlCl2 (On −C4H9)は、アルミニ
ウム粉末、AtC4、n−C,%OHをヘプタン中、モ
ル比1:2:3で反応を行ない合成した。
■触媒成分囚の合成 滴下シリンダーと水冷還流冷却器とを取付けた容量25
. OLのオートクレーブの内部の酸素と水分を窒素置
換によって除去し、窒素雰囲気下、トリクロルシラン0
.1 mollLのへブタン溶液2.Otおよびヘプタ
ン3.O4を仕込み70℃に昇温した。
次に、上記成分(i)0.233tとへブタン2.Ot
を滴下シリンダーに仕込んだ。70′Cで攪拌下に1時
間かけて滴下し、さらにこの温度で1時間反応させた。
反応液は白色の懸濁液となった。この白色懸濁液に、四
塩化チタン3.49と三塩化バナジル3.1gを含有す
るヘプタン2.77tを導入し、70°Cで1時間反応
を行なった。得られた溶液を触媒成分囚とする。
圓触媒成分卸として、トリイソブチルアルミニウムを使
用した。
前記(2)の触媒成分囚の供給量は、触媒成分回申のチ
タン化合物とバナジウム化合物の合計のモル数で、また
触媒成分凹の供給量は、アルミニウム化合物のモル数で
示した。
注2) メルトインデックスはASTMD−1238に
より、温度190°C1荷重2.16 Kgノ条件下’
t’測定したものである。
注3)密度はASTM D−1,505の方法により測
定したものである。
第1図に示されるように、重合器1より排出された重合
液8は、220 ”Cの高温触媒9とスタティック・ミ
キサー5で混合された後、長さ/直径(L/D) −6
の201の相分離槽2に連続的に供給し、相分離させた
。上相より希薄相をライン7より取り出し、下相より濃
厚相をライン6に取り出した。相分離槽2は断熱拐を用
い、系内の温度が一定になるように保持した。また相分
離境界線は、γ線レベル計で検知シ、コントロールパル
プ12および13で境界線が一定位置に保たれるようコ
ントロールした。
希薄相の溶媒はフラッシュタンク3でフラッシュさせ、
蒸気10は精製系に導くか、または冷却、凝縮後、重合
器に戻される。冷却器14よりスチームを発生すること
も可能であった。いずれの場合も、溶媒蒸気のもつ高い
エンタルピーは利用できた。フラッシュタンクの温度は
165 ”C一定にコントロールした。
フラッシュタンク中の液体溶媒11は、ポンプ15で一
定量熱交換器4に送られ、220 ”Cまで加熱された
後、重合体溶液8と混合される。
濃厚相6はフラッシュタンクで溶媒を除去した後、取り
出し真空乾燥して重合体を得た。
各ラインにおける温度、重合体濃度、流量は次のとおり
である。
17− 図面の番号 温度 濃度 流量 (C)@量X)(Kv/hr) 重合器用  (8)   17016.3 37高温溶
媒  (9)  220 0.3 37スタテイツク・
ミキサー(5)     195   8.3  74
希薄相  (7)  195 0.264濃厚相  (
6)  19560.010以上のように、重合体溶液
を加熱することなく相分離を利用することにより、60
重量%の高濃度重合体溶液を得ることができた。また熱
交換器4で溶媒を加熱するために消費されるエネルギー
は、フラッシュタンク3の溶媒蒸気のエンタルピーとし
て、大部分が転換されるので、熱交換器14によってス
チームを発生させるような方法で、そのエネルギーの大
部分は回収される。このことから、本発明の方法はエネ
ルギー消費の少ない重合体の分離方法と言える。
また最終的に得られる重合体は、フィッシュアイを含ま
ず、透明性のすぐれたものであった。重合体中の遷移金
属は5 ppm以下と少なく、触媒除 18− 去を必要としなかった。
実施例2 エチレン7、0 Kf/′11rと溶媒30.0 Kg
/lIrを重合器に供給するかわりに、エチレン7、0
 Kg/′hr 、ブテン−15Kvhr 、溶媒25
 K9Arを供給する以外は、実施例1と同様な条件で
重合と濃厚相の分離を行った。濃厚相の重合体濃度は5
5重量%、得られた重合体のMIは4.5、密度0.9
20、フィッシュアイは認められなかった。
なお、実施例1.2とも重合時には相分離は発生しなか
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のエチレン重合体の製造法における重合お
よび相分離工程の1例を示す説明図である0 19−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配位重合触媒を用い、エチレン単独またはエチレン
    およびエチレンと共重合しうる炭化水素単量体を、脂肪
    族炭化水素を少なくとも50重量%含む炭化水素溶媒中
    、生成重合体が該溶媒に均一に溶解する重合条件で重合
    し、得られる重合体溶液を加熱し、重合体濃度の高い濃
    厚相と重合体濃度の低い希薄相の2相に相分離し、さら
    に濃厚相より溶媒および未反応単量体を除去して重合体
    を得ることを特徴とする結晶性エチレン重合体の製造法
    。 2、溶媒が脂肪族炭化水素を少なくとも50重量%含み
    、残りが脂環式炭化水素である特許請求の範囲第1項記
    載の結晶性エチレン重合体の製造法0 3、重合温度が100〜250℃である特許請求の範囲
    第1項まだは第2項記載の結晶性エチレン重合体の製造
    法。 4 重合体溶液に該重合体溶液よりも高温の該溶媒を混
    合することにより、重合体溶液の加熱を行なう特許請求
    の範囲第1項ないし第3項記載の結晶性エチレン重合体
    の製造法。 5、加熱された重合体溶液を、レベル計と排出パルプに
    より濃厚相と希薄相の境界線が一定に保たれるようにし
    た相分離槽の該境界線位置に供給し、相分離槽の下部よ
    り濃厚相を、同時に上部より希薄相を連続的に取り出す
    特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の結晶性エチレ
    ン重合体の製造法。 6、濃厚相の重合体濃度が30重量%以上であり、希薄
    相の濃度が10%以下である特許請求の範囲第1項ない
    し第5項記載の結晶性エチレン重合体の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0261219A (ja) * 1989-01-12 1990-03-01 Buruman Kk 切梁交差部接合金具
WO2012088235A2 (en) 2010-12-21 2012-06-28 Dow Global Technologies Llc Olefin-based polymers and dispersion polymerizations
JP2021075595A (ja) * 2019-11-06 2021-05-20 三井化学株式会社 オレフィン系樹脂の製造方法

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