JPS5822965B2 - 歯先噛み合い長さの計測方法 - Google Patents

歯先噛み合い長さの計測方法

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JPS5822965B2
JPS5822965B2 JP51113142A JP11314276A JPS5822965B2 JP S5822965 B2 JPS5822965 B2 JP S5822965B2 JP 51113142 A JP51113142 A JP 51113142A JP 11314276 A JP11314276 A JP 11314276A JP S5822965 B2 JPS5822965 B2 JP S5822965B2
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JP
Japan
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JP51113142A
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JPS5339159A (en
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小泉光義
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Hitachi Ltd
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歯車やクラッチ、ラチェツ’rlLどの歯先
噛み合い長さの計測方法に関するものである。
従来、歯車などの歯先噛み合い長さの計測は検査員がそ
の都度ノギスなどを使用することにより行っていること
が多かったが、客観的な計測方法による検査結束の信頼
性向上が望まれていた。
すなわち、従来より採用されてきた計測方法では完全な
噛み合い長さを有していないラチェット部品等が検査時
の見逃しにより時々発生し、事故の原因となっていた。
本発明の目的は、自動的に歯先の噛み合い長さを計測し
てクラッチなどのラチェットや歯車を有する機械装置等
の組み立ての信頼性を向上させることができる歯先噛み
合い長さの計測方法を提供すること(こある。
本発明の特徴とするところは、相噛み合う歯1と歯2の
噛み合い長さや、ラチェット機構などの歯とつめの噛み
合い長さをテレビジョン走査方式(ラスタ・スキャン方
式))こよって計測できるようにした点にあり、さらに
詳しくは、歯1の歯元部の位置検出は、ラスタを歯の中
心より逐時走査したとき歯元より歯中心に近いラスタは
歯元部より広い像中を走査中に示し、歯元より歯先部で
は歯元部より狭い像中を走査中に示すことを利用して行
ない、歯2の先端あるいはラチェットのつめ先端の位置
検出は、ラスタを歯1の歯元部より逐時走査したとき歯
1の中心より離れることにより像中が減少し、歯2の歯
先またはつめとの接触部ではこの像中が増加することを
利用して噛み合い長さの計測を行う点にある。
これをさらに図面に基いて説明すると、第1図に示す歯
車の歯1と歯車またはつめの歯2との噛み合い長さは第
2図に示す如くtである。
この噛み合い部分をテレビジョンで撮像すると、第3図
に示すごとく背景とのコントラストを利用して映像信号
に適当ないき値をかけることにより白黒の二値化映像を
得ることができる。
この場合、第3図に示すように歯先長さをHP。
噛み合い長さをKPと呼ぶこと(こする。
この二値化映像から歯元点Hのy方向位置とつめ先祖に
のy方向位置とを検出することにより、噛み合い長さに
子を光学的な倍率と電気的な倍率とにより換算して計測
することができる。
これらのうち、歯元点■1のy方向位置のラスタを検出
する方法は以下の如くである。
すなわち、ラスタを上から見ていくと、i番目のラスク
i以前のラスタ(こついて各々のラスタの白の最大像中
Wm a xは2B以上の巾を有する(ここでBは歯1
の各歯元の巾を示す)。
しかしラスタ1+1の最大像中W1+1・maxはB以
下となる。
即ち、各ラスタの白の最大像中Wmaxをラスタ毎に記
憶して、Bと2Bの間の適当な数Z(即ちB(Z(2B
)と逐時比較し、Zより大きな最大像中Wm a xを
有する最後の(すなわち臨界位置にある)ラスタiとZ
より小さな最大1象巾Wm a xを有する最初の(す
なわち臨界位置にある)ラスタi + 1とを検出すれ
ば、この2本のラスタの間に山元点Hが存在する事が判
る。
またつめ光点にのy方向位置のラスタを検出する方法は
以下の如くである。
すなわち、第3図で歯先の途中のラスタj、j+1の各
々の白の単一の像中をX方向に時系列的に比較すると、
歯先は先端の巾が狭いので当然0こ上のラスタ(ラスタ
j)の方が各単一像中が長くなる。
しかし、ラスタJ+1とj+2とを比べると、ツメ先部
を含むラスタj+2の単−像中W−X−はラスタj+1
の乍−像中よりも広くなる。
即ち、ラスタi + 1より相隣り合う二本づつの単−
像中を比較して、上位のラスタが下位のラスタよりも全
て単−像中が広ければこの間(こつめは無いが、一つの
単一像1〕の比較で下位のラスタの方が広ければこの間
につめの先端があると認識される。
つまり、歯1の歯先0こ向って単−像中が小さくなる臨
界ラスタと、この像中が歯先部で増加する臨界ラスタと
を検出すれば、このラスタ間でつめ光点にの存在位置を
検出できる。
また第4図に示す如く、位置決めが回転方向に一歯分程
度ずれていてもラスタiの最大像中Wimaxは約3B
となり、次の最大像中Wi士1・maxは約Bとなるの
でZがB(Z(2Bの範囲の値上なっており問題はない
第5図はつめ先の検出の為に単−像中を比較するタイミ
ングを示す説明図である。
比較は両者が黒となって初めて行なわれる。
即ち、黒になる時刻が遅いラスタの白の単−像中の立ち
下がりで行う。
例えは図1・こ示すイ99ロ、ハ二の時刻でその間の1
1+j2+13.tnの白の単−像中が比較される。
第5図aにおいて特(こ時刻ハで比較される13時間内
ではラスタにの単−像中は零、ラスタに十1の単−像中
はWtとなり明瞭につめ先が認識される。
また第5図すにおいて時刻二で比較されるtn時間内の
単−像中ではラスタSとs+1の単−像中は明らかにs
+1の方が広い。
なお、一つのラスタJとj+1とを同時に比較する為に
は、前に発生したラスタを後のラスタの発生まで待たせ
ねばならないことになる。
その方法として前に出るラスタJをアナログ信号のまま
記憶しておくか、あるいはディレィラインなどにより1
ラスタ時間分だけ遅らせて次のラスタj+1の発生とタ
イミングをとるか、さらにはディジタル的に二値化信号
とクロックパルスをANDで通し白黒(++、 ll
、 ff0+−の値をシフト・レジスタに逐時記憶させ
て次のラスタj+1の発生とタイミングをとる方法等の
従来技術が使用出来る。
また単−像中を計る方法としては上記のクロックパルス
を用いる方法の他に、単一像中の時間だけ一定電流でコ
ンデンサーをチャージし、その電圧を測定して時間(こ
換算する方法等がある。
次に本発明の一実施例における計測装置を第6図に基い
て説明する。
歯1,2の噛み合い部分はランプ3(こより照射され、
レンズ4を装着した撮像装置すなわちテレビカメラ5に
より撮像される。
これはモニタ12により写し出される。
映像信号は二値化処理回路6で白黒二値化映像にされる
とともに同期分離回路7により水平同期信号(i(−s
ync)および垂直同期信号(V−sync)が各々抽
出される。
二値化映像は歯元検出回路9およびつめ光検出回路10
に送られる。
又同期分離されたHsyncおよびU−syncは演算
回路8に送られる。
そして、演算回路8で噛み合い長さKPが算出されて表
示回路11(こて表示される。
すなわち、二値化処理回路6で二値化された二値化信号
は歯元検出回路9Iこ演算回路8からの■−3yncに
同期されて送られる。
なお予め、歯元検出回路9にはZ (H(Z(2B )
の値がデジスイッチにより設定されており、各ラスタの
最大の白の像中を抽出してZと比較される。
4以上の最大像中を有するラスタと次々に比較して最初
のZ以下の最大像中を有するラスタのラスタ番号!を演
算回路8に送る。
次に演算回路8はラスタi +1から次々にラスタを歯
(つめ)光検出回路10に送るゲート13を開く信号S
を送り、歯先検出回路10は二つの隣接するラスタの単
一(家中を比較し、上位ラスタの単−像中が下位ラスタ
の単−像中より狭くなる最初のラスタの組うスクに、に
+1を抽出する。
また歯先検出回路10の中には、信号Sの発生の後上記
に、に+1を抽出するまでのH5yncのカウント数を
記憶するカウンタが内蔵されており、このカウンタ内の
値は抽出後に演算回路8に送られる。
即ちこのカウンタの値は第3図のHK間のラスタ本数を
示すこととなり、予め演算回路8に歯先長さHPiこ相
当するラスタ本数をセットしておくことにより噛み合い
長さKP(−HP−HK)が算出され、これが表示回路
11に表示される。
以上説明したように、従来の図形の認識においてはパタ
ーンマツチング法などの絵素のメモリヲ必要とする方法
が用いられていたのに対して、本発明では−ラスク分の
メモリを有するのみで他はすべてラスク毎のオンライン
処理とすることができ、装置の構成を極めて簡単にする
ことかり能であるとともに安価にすることができる。
また、ラスタの単−像中を計るパルス数は歯先形状と倍
率にもよるが第3図に示す程度の倍率であれば1ラスタ
を64又は128のパルス数とすることで十分である。
さらに、たて方向の分解能は一画面(こつき225本(
日本標準画面)であり、歯先またはつめ先長さHPの3
倍程度を画面に入れた場合、歯先またはつめ先部のみで
は70本程度となりほとんどの場合に十分である。
なお、図示例において、はラチェットの歯車とつめを用
いているが一般の歯車と歯車の場合でも同様(こ扱える
したがって本発明(こまれば、歯先の噛み合い長さを自
動的に計測することができるため、歯車やラチェット等
を有する機械装置などの組み立ての信頼性を著しく向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はラチェット機構の拡大斜視図、第2図はラチェ
ット機構の噛み合い部分の説明図、第3図は本発明の詳
細な説明図であって、第3図aは噛み合い部の白黒、二
値化映像図、第3図すはラスタの二値化信号の説明図、
第4図は歯元部の検出基本説明図であって、第4図aは
白黒二値化映像図、第4図すはラスタの二値化信号の説
明図、第5図a、bはつめ先部検出の比較のタイミング
を示す白黒二値化映像図およびラスタの二値化映像図図
、第6図は本発明の一実施例における計測装置の系統図
である。 1.2・・・・・・歯、5・・・・−・撮像装置、6・
・・・・・二値化処理回路、I・・・・・・同期分離回
路、8・・・・・・演算回路、9・・・・・・歯元検出
回路、10・・・・・・歯先検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の歯と第2の歯との相互の噛み合い長さをラス
    タスキャン方式により計測する方法であって、最大像中
    が、B(Z(2B (ただしBは第1の歯の歯元部)の
    関係で示されるZの値に対して大小変化する第1の臨界
    ラスタを検出すること(こよって第1の歯の歯元部の位
    置検出を行ない、像中が、第1の歯の歯先と第2の歯の
    歯先部との間で増加または減少する第2の臨界ラスタを
    検出することによって第2の歯の歯先部の位置検出を行
    い、十記第1の臨界ラスタと第2の臨界ラスタとの間の
    ラスタ本数を計数し、予め設定された第1の歯の歯先の
    −長さより上記計数された第1の歯の歯元部と第2の歯
    の歯先部間の距離を差し引いて噛み合い長さを求めるこ
    とを特徴とする歯先噛み合い長さの計測方法。
JP51113142A 1976-09-22 1976-09-22 歯先噛み合い長さの計測方法 Expired JPS5822965B2 (ja)

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JPS5339159A JPS5339159A (en) 1978-04-10
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