JPS582278Y2 - 拭き取り具 - Google Patents
拭き取り具Info
- Publication number
- JPS582278Y2 JPS582278Y2 JP1980109457U JP10945780U JPS582278Y2 JP S582278 Y2 JPS582278 Y2 JP S582278Y2 JP 1980109457 U JP1980109457 U JP 1980109457U JP 10945780 U JP10945780 U JP 10945780U JP S582278 Y2 JPS582278 Y2 JP S582278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiping
- cloth
- sponge body
- wiping tool
- dirt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は食器、なべ、食料貯蔵の冷蔵庫その他調理台
等の台所用品に付着した汚れ、或は家具等に付着したほ
こり等の微細固形物、その他机の上にこぼれたインキ等
の液状物等、主としてホーロー製品、ガラス製品、陶器
、硬化合成樹脂製品、木製品等の硬質製品の表面に付着
した雑物を除去する拭き取り具に関するものである。
等の台所用品に付着した汚れ、或は家具等に付着したほ
こり等の微細固形物、その他机の上にこぼれたインキ等
の液状物等、主としてホーロー製品、ガラス製品、陶器
、硬化合成樹脂製品、木製品等の硬質製品の表面に付着
した雑物を除去する拭き取り具に関するものである。
そしてこの考案はこの種付着雑物の除去に、従来より多
く使用されているふきん等の布帛類或はスポンジ等より
遥かに便利に長期に使用することができ、而も良好な洗
浄が確実、容易に得られるようにしたものであって以下
その構成を図面に示す実施例について説明すると次の通
りである。
く使用されているふきん等の布帛類或はスポンジ等より
遥かに便利に長期に使用することができ、而も良好な洗
浄が確実、容易に得られるようにしたものであって以下
その構成を図面に示す実施例について説明すると次の通
りである。
第１図及び第２図に示すように拭き取り具１はスポンジ
体２を芯体としてこれを多重層布３で包被して１体に作
成する。
体２を芯体としてこれを多重層布３で包被して１体に作
成する。
スポンジ体２は従来そのままで拭き取り具として使用し
ていた発泡ポリウレタンのような多孔軟質物よりつくる
。
ていた発泡ポリウレタンのような多孔軟質物よりつくる
。
この場合このスポンジ体２は図示の如くそのまま或は２
つ折り等して掴持し易い厚みと大きさの方形体或は楕円
形体等にす、る。
つ折り等して掴持し易い厚みと大きさの方形体或は楕円
形体等にす、る。
また、このスポンジ体２を包被する多重層布３は第３図
に示す如く粗密度に平織に織成した単層織物３′を８枚
程度重合すると同時に適当な間隔で絡み織り３″して各
単層織物３を１体に重合し、周辺を縫着４してつくる。
に示す如く粗密度に平織に織成した単層織物３′を８枚
程度重合すると同時に適当な間隔で絡み織り３″して各
単層織物３を１体に重合し、周辺を縫着４してつくる。
この多重層布３に使用する糸は合成繊維よりなるモノフ
ィラメント糸、或はスパン糸、等の耐摩耗性にすぐれた
糸、或は上記合成繊維糸より耐摩耗は若干劣るが吸水性
のよい綿糸等でもよいが、多重織構成により耐摩耗性が
保持されるのでレーヨン糸或はスフ糸等の強力、耐摩耗
性に劣るが安価に得られる糸で十分である。
ィラメント糸、或はスパン糸、等の耐摩耗性にすぐれた
糸、或は上記合成繊維糸より耐摩耗は若干劣るが吸水性
のよい綿糸等でもよいが、多重織構成により耐摩耗性が
保持されるのでレーヨン糸或はスフ糸等の強力、耐摩耗
性に劣るが安価に得られる糸で十分である。
以上の構成により、いま食器等に付着した汚れの取除き
は、その汚れの付着状態により空拭きするか又は洗浄液
を使って拭き取る。
は、その汚れの付着状態により空拭きするか又は洗浄液
を使って拭き取る。
拭き取り作用部分が表面の多重層布３であるから、汚れ
は成る程度空拭きするだけで容易に拭き取ることができ
、空拭きで除去できない程固着した汚れはスポンジ体２
に洗浄液を容易に浸み込ませることができるから拭き取
り時この浸潤洗浄液が多重層布３の表面に浸出するので
洗浄液を含んだ布面の擦り作用で容易に取り除かれる。
は成る程度空拭きするだけで容易に拭き取ることができ
、空拭きで除去できない程固着した汚れはスポンジ体２
に洗浄液を容易に浸み込ませることができるから拭き取
り時この浸潤洗浄液が多重層布３の表面に浸出するので
洗浄液を含んだ布面の擦り作用で容易に取り除かれる。
そして空拭き、或は洗浄液を使っての拭き取りにしても
、拭き取り具は掴持し易い形態にしであるから拭き取り
作用力は有効に働き、汚れ拭き取りは完全に容易になさ
れ、洗浄液量も僅かでよい。
、拭き取り具は掴持し易い形態にしであるから拭き取り
作用力は有効に働き、汚れ拭き取りは完全に容易になさ
れ、洗浄液量も僅かでよい。
このように硬質物に付着した汚れ等の微細固形物の除去
はこの拭き取り具で極めて容易に行われるが、インキ等
の液状物の取り除きは拭き取り作用部分が多重層布であ
ることにより液体物は多量職層乃至スポンジ体に浸透し
て簡単に拭き取られ、この場合は洗浄液を全く必要とし
ない。
はこの拭き取り具で極めて容易に行われるが、インキ等
の液状物の取り除きは拭き取り作用部分が多重層布であ
ることにより液体物は多量職層乃至スポンジ体に浸透し
て簡単に拭き取られ、この場合は洗浄液を全く必要とし
ない。
以上説明したようにこの考案は粗密度の平織の単層織物
を複数層に重合し厚味を持たせ織成すると同時に適当間
隔に絡み織して作った多重層布を以ってスポンジ体を芯
体としてこれを包被したものであるから厚みを持たせた
スポンジ体によりそのまま、或は２つ折り等して掴持し
易く、拭き取りに際し、取扱いが極めて容易で従来の薄
地布であるため拭き取りし難かったふきんに比べ著しく
便利である。
を複数層に重合し厚味を持たせ織成すると同時に適当間
隔に絡み織して作った多重層布を以ってスポンジ体を芯
体としてこれを包被したものであるから厚みを持たせた
スポンジ体によりそのまま、或は２つ折り等して掴持し
易く、拭き取りに際し、取扱いが極めて容易で従来の薄
地布であるため拭き取りし難かったふきんに比べ著しく
便利である。
而もこの考案はスポンジ体を多重層布で包被したもので
あるから一般に脆弱でそれ自体の拭き取り使用では短期
に破損し易いスポンジ体はこの多重層布により保護され
、また多重層布はその多重織により比較的強力等の弱い
レーヨン糸等で組成しても十分に耐摩耗性を有しており
、耐久性のすぐれた拭き取り具となる。
あるから一般に脆弱でそれ自体の拭き取り使用では短期
に破損し易いスポンジ体はこの多重層布により保護され
、また多重層布はその多重織により比較的強力等の弱い
レーヨン糸等で組成しても十分に耐摩耗性を有しており
、耐久性のすぐれた拭き取り具となる。
しかも外被の多重層布は織成と同時に絡み織りを適当間
隔で入れてあり重ねた単層織物が互に動くことなく拭き
取り中に外側の布が磨滅しても絡み織りのため各層の布
の結合はならず丈夫に永く使用し得る。
隔で入れてあり重ねた単層織物が互に動くことなく拭き
取り中に外側の布が磨滅しても絡み織りのため各層の布
の結合はならず丈夫に永く使用し得る。
更にこの考案によれば拭き取りに際し、表面の多重層布
と内部のスポンジ体とが１体となって同時に作用するか
ら従来のふきん或はスポンジを夫々単体で拭き取り使用
するのに比べその洗浄効果は相：乗的に発揮されるので
少しの洗浄液の使用で大吉の汚れは殆どこれを綺麗に且
つ容易に取り除くことができ、こぼれインキ等の液状物
の汚れ等の場合は多重層布乃至スポンジ体の吸収により
空拭きだけで簡単に綺麗に取除くことができ、その洗浄
能力は大である。
と内部のスポンジ体とが１体となって同時に作用するか
ら従来のふきん或はスポンジを夫々単体で拭き取り使用
するのに比べその洗浄効果は相：乗的に発揮されるので
少しの洗浄液の使用で大吉の汚れは殆どこれを綺麗に且
つ容易に取り除くことができ、こぼれインキ等の液状物
の汚れ等の場合は多重層布乃至スポンジ体の吸収により
空拭きだけで簡単に綺麗に取除くことができ、その洗浄
能力は大である。
この考案に係る拭き取り具は取り扱いが容易で硬質物に
付着した汚れは微細固形物及び液状物ともに極めて容易
に拭き取ることができるもので極めて実用的にすぐれた
ものである。
付着した汚れは微細固形物及び液状物ともに極めて容易
に拭き取ることができるもので極めて実用的にすぐれた
ものである。
図面はこの考案の実施例であって、第１図はその一部を
切開して内部を示す斜視図、第２図はその縦断面図、第
３図はその多重層布の断片の略示断面図である。 ２・・・・・・スポンジ体、３・・・・・・多重層布、
３′・・・・・・単層織物。
切開して内部を示す斜視図、第２図はその縦断面図、第
３図はその多重層布の断片の略示断面図である。 ２・・・・・・スポンジ体、３・・・・・・多重層布、
３′・・・・・・単層織物。
Claims (1)
- 粗密度の平織の単層織物を複数層に重合し厚味を持たせ
織成すると同時に適当間隔に絡み織して作った多重層布
を以ってスポンジ体を芯体としてこれを包被してなる拭
き取り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980109457U JPS582278Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 拭き取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980109457U JPS582278Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 拭き取り具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5732654U JPS5732654U (ja) | 1982-02-20 |
| JPS582278Y2 true JPS582278Y2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=29470653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980109457U Expired JPS582278Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | 拭き取り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582278Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53114863U (ja) * | 1977-02-21 | 1978-09-12 | ||
| JPS54121667U (ja) * | 1978-02-15 | 1979-08-25 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP1980109457U patent/JPS582278Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5732654U (ja) | 1982-02-20 |
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