JPS5822755Y2 - カテ−テル - Google Patents
カテ−テルInfo
- Publication number
- JPS5822755Y2 JPS5822755Y2 JP1980005259U JP525980U JPS5822755Y2 JP S5822755 Y2 JPS5822755 Y2 JP S5822755Y2 JP 1980005259 U JP1980005259 U JP 1980005259U JP 525980 U JP525980 U JP 525980U JP S5822755 Y2 JPS5822755 Y2 JP S5822755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- sputum collection
- cylinder
- tip
- sputum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、肺の気管支内に溜る痰を吸引除去する場合
に使用する気管吸引カテーテルに関するものである。
に使用する気管吸引カテーテルに関するものである。
臨床医学、特に麻酔中および呼吸不全患者の呼吸管理に
おいて、気管支内に溜った痰を除去することは生命を維
持するうえにおいて最も重要なことである。
おいて、気管支内に溜った痰を除去することは生命を維
持するうえにおいて最も重要なことである。
このような痰の除去には、気管内に気管チューブもしく
は気管カニユーレを挿入してその内側にゴムまたはプラ
スチックより成る可撓性のカテーテルを挿入し、目的の
位置にその先端を位置させて吸引除去する方法が採用さ
れている。
は気管カニユーレを挿入してその内側にゴムまたはプラ
スチックより成る可撓性のカテーテルを挿入し、目的の
位置にその先端を位置させて吸引除去する方法が採用さ
れている。
ところで、成人の肺は、第1図に示すように、気管1の
端部から分岐する左右の気管支2,3の傾きが異なって
おり、右側気管支3の気管軸1/となす角度α(平均2
5度)が左側気管支2の気管軸1′となす角度β(平均
45度)より小さくなっている。
端部から分岐する左右の気管支2,3の傾きが異なって
おり、右側気管支3の気管軸1/となす角度α(平均2
5度)が左側気管支2の気管軸1′となす角度β(平均
45度)より小さくなっている。
このため、気管チューブや気管カニユーレに直のカテー
テルを単に挿入した場合、上記カテーテルの先端部が左
側気管支2の方に侵入することはまづなく、右側気管支
3に侵入する確率が非常に高い。
テルを単に挿入した場合、上記カテーテルの先端部が左
側気管支2の方に侵入することはまづなく、右側気管支
3に侵入する確率が非常に高い。
したがって、右側気管支にたまる痰の吸引作業は容易で
あり、一方左側気管支内の痰の吸弓除去は非常に困難で
ある。
あり、一方左側気管支内の痰の吸弓除去は非常に困難で
ある。
故に左側の肺に合併症が起し易い。
そこで、先端部を曲げたカテーテルを使用して、採痰し
ようとする気管支の方にカテーテルの先端の曲げ方向を
向けて挿入する試みがなされているが、カテーテルを回
転しないように送り込むことが困難であり、目的の気管
支にカテーテルの先端を位置させることができない。
ようとする気管支の方にカテーテルの先端の曲げ方向を
向けて挿入する試みがなされているが、カテーテルを回
転しないように送り込むことが困難であり、目的の気管
支にカテーテルの先端を位置させることができない。
この考案は、上記の点にかんがみ、気管チューブや気管
カニユーレ等へカテーテルを挿入する簡単な操作によっ
て、その先端を目的の気管支の方にほぼ確実に位置させ
ることができるようにしたカテーテルを提供するもので
ある。
カニユーレ等へカテーテルを挿入する簡単な操作によっ
て、その先端を目的の気管支の方にほぼ確実に位置させ
ることができるようにしたカテーテルを提供するもので
ある。
以下、この考案の実捲例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第2図乃至第4図に示すように、この考案に係る気管吸
引カテーテル11は、筒体12を備え、上記筒体12の
先端部は曲げられて採痰筒部13となり、上記採痰筒部
13の先端から筒体12の全長に亘って挿入案内用の表
示部14が直線状に設けられている。
引カテーテル11は、筒体12を備え、上記筒体12の
先端部は曲げられて採痰筒部13となり、上記採痰筒部
13の先端から筒体12の全長に亘って挿入案内用の表
示部14が直線状に設けられている。
また、カテーテル11は、ゴムやプラスチックより成形
されて可撓性が付与されている。
されて可撓性が付与されている。
前記表示部14は、第4図に示すように、採痰筒部13
の屈曲する側に位置し、あるいはその反対側に位置して
採痰筒部13の屈曲方向を示している。
の屈曲する側に位置し、あるいはその反対側に位置して
採痰筒部13の屈曲方向を示している。
このような表示部14は、線として表示してもよく、あ
るいは線上に点線を入れて表示してもよい。
るいは線上に点線を入れて表示してもよい。
また、カテーテルの成形時において、色違いの原料を線
状に引き出すようにしてもよい。
状に引き出すようにしてもよい。
なお、15は採痰筒部13に形成した吸引孔である。
いま、第1図に示すように、気管1に気管チューブや気
管カニユーレ4を挿入し、その内側にカテーテル11の
採痰筒部13を先にして挿入すると、上記採痰筒部13
が左または右の気管支2゜3に侵入する。
管カニユーレ4を挿入し、その内側にカテーテル11の
採痰筒部13を先にして挿入すると、上記採痰筒部13
が左または右の気管支2゜3に侵入する。
このようなカテーテル11の挿入操作において、表示部
14を一方向に向けて挿入すると、カテーテル11が回
転するのを防止することができ、先端の採痰筒部13を
挿入時の向きに維持して挿入することができる。
14を一方向に向けて挿入すると、カテーテル11が回
転するのを防止することができ、先端の採痰筒部13を
挿入時の向きに維持して挿入することができる。
したがって、採痰筒部13を左側の肺5に向けてカテー
テルガイド4に挿入し、表示部14の向きを一定にして
挿し込むことにより、左側気管支2に採痰筒部13を位
置させることができる。
テルガイド4に挿入し、表示部14の向きを一定にして
挿し込むことにより、左側気管支2に採痰筒部13を位
置させることができる。
なお、表示部14に泊って採痰筒部13の端より寸法目
盛をつけておくことにより、採痰筒部13の先端位置の
調整が容易に行なえ、便利である。
盛をつけておくことにより、採痰筒部13の先端位置の
調整が容易に行なえ、便利である。
また、筒体11の上部を第1図に示すように二叉にして
、その一方の端部より酸素を供給し、他方の端部より可
聴音信号を送信して採痰筒部13の先端より発信する可
聴音信号を聴診器等により聴取して採痰筒部13の先端
位置が確認し得るようにしてもよい。
、その一方の端部より酸素を供給し、他方の端部より可
聴音信号を送信して採痰筒部13の先端より発信する可
聴音信号を聴診器等により聴取して採痰筒部13の先端
位置が確認し得るようにしてもよい。
以上のように、この考案によれば、採痰筒部の先端から
筒体の全長に亘って線状の表示部を形成したので、上記
表示部を一方向に向けたままカテーテルを挿入すること
により、上記カテーテルが挿入途中において回転するの
を防止することができ、しかも上記の表示部が採痰筒部
の屈曲した側、またはその反対側に位置して上記採痰筒
部の屈曲方向を示しているため、カテーテルの挿入途中
においてカテーテルが仮に回転したとしても、カテーテ
ルを回転して表示部を元の方向に向けることにより、採
痰筒部の向きを方向修正することができる。
筒体の全長に亘って線状の表示部を形成したので、上記
表示部を一方向に向けたままカテーテルを挿入すること
により、上記カテーテルが挿入途中において回転するの
を防止することができ、しかも上記の表示部が採痰筒部
の屈曲した側、またはその反対側に位置して上記採痰筒
部の屈曲方向を示しているため、カテーテルの挿入途中
においてカテーテルが仮に回転したとしても、カテーテ
ルを回転して表示部を元の方向に向けることにより、採
痰筒部の向きを方向修正することができる。
また、カテーテルは可換性があるため、表示部を定位置
に合わせて送り込む限り、途中でねじれても必らずカテ
ーテルの先端は表示部を基準とした位置に戻り、したが
って、採痰筒部を左または右の肺に向けてカテーテルを
挿し込み、表示部の向きを一定にして挿入する簡単な操
作によって、先端の採痰筒部を目的の気管支にほぼ確実
に位置させることができる。
に合わせて送り込む限り、途中でねじれても必らずカテ
ーテルの先端は表示部を基準とした位置に戻り、したが
って、採痰筒部を左または右の肺に向けてカテーテルを
挿し込み、表示部の向きを一定にして挿入する簡単な操
作によって、先端の採痰筒部を目的の気管支にほぼ確実
に位置させることができる。
第1図は、この考案に係るカテーテルの使用状態を示す
正面図、第2図は同上のカテーテルの一部を示す正面図
、第3図は同上の横断平面図、第4図は同上の斜視図で
ある。 11・・・・・・カテーテル、12・・・・・・筒体、
13・・・・・・採痰筒部、14・・・・・・表示部。
正面図、第2図は同上のカテーテルの一部を示す正面図
、第3図は同上の横断平面図、第4図は同上の斜視図で
ある。 11・・・・・・カテーテル、12・・・・・・筒体、
13・・・・・・採痰筒部、14・・・・・・表示部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 l 可撓性を有する筒体の先端部を曲げて採痰筒部4を
形成し、この採痰筒部の端より筒体の全長に亘って挿入
案内用の表示部を直線状に設け、上記表示部が前記の採
痰筒部の屈曲した側、及び/もしくはその反対側に位置
していることを特徴とする気管吸引カテーテル。 2 前記表示部が、筒体に対して異色の線であることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の気管吸
引カテーテル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980005259U JPS5822755Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | カテ−テル |
GB8033534A GB2068735B (en) | 1980-01-16 | 1980-10-17 | Device for determining location of the tip of catheter and pathological condition in the thorax |
US06/200,017 US4344436A (en) | 1980-01-16 | 1980-10-23 | Device for determining location of the tip of catheter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980005259U JPS5822755Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | カテ−テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56106745U JPS56106745U (ja) | 1981-08-19 |
JPS5822755Y2 true JPS5822755Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=29601934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980005259U Expired JPS5822755Y2 (ja) | 1980-01-16 | 1980-01-16 | カテ−テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822755Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993010716A1 (en) * | 1991-12-04 | 1993-06-10 | Namio Kono | Insulation catheter with window for medical care |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187388A (ja) * | 1974-12-20 | 1976-07-30 | Sherwood Medical Ind Inc |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228989U (ja) * | 1975-08-22 | 1977-02-28 |
-
1980
- 1980-01-16 JP JP1980005259U patent/JPS5822755Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5187388A (ja) * | 1974-12-20 | 1976-07-30 | Sherwood Medical Ind Inc |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993010716A1 (en) * | 1991-12-04 | 1993-06-10 | Namio Kono | Insulation catheter with window for medical care |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56106745U (ja) | 1981-08-19 |
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